デイリーアーカイブ Apr 19, 2025
イオンバイク、低価格・簡単操作の新型電動アシスト自転車を発売 クロスタイプとタウンタイプの2モデル展開
イオン株式会社は、同社グループの自転車専門店「イオンバイク」において、シンプルな操作と求めやすい価格を実現した新たな電動アシスト自転車ブランド「WILLGO」を立ち上げ、その第1弾となる「WILLGOクロス電動アシスト自転車」と「WILLGOタウン電動アシスト自転車」を12月17日(火)より順次発売する。本州・四国のイオンバイク約259店舗およびオンラインショップ「イオンバイクモール」にて取り扱う。
近年、電動アシスト自転車は通勤・通学や買い物など、日常の移動手段として幅広く普及し、利便性が評価されている。一方、高額なモデルが多く、操作に複数のモードやボタンが必要なケースも多かった。
新ブランド「WILLGO」は、本体価格8万円(税込8万8,000円)と手が届きやすい水準を実現。さらに、バッテリーの電源スイッチのみで簡単に走り出せるシンプルな仕組みを特徴とする。モード切り替えなど複雑な操作は不要で、購入したその日から気軽に電動アシスト自転車生活を始めることができる。
「WILLGOクロス」は、スポーティーなフレームデザインに使い勝手の良いフロントバスケットを標準装備し、街乗りから軽いサイクリングまで対応可能。27型タイヤと6段変速付きで、軽快な走りを実現する。
一方、「WILLGOタウン」は、乗り降りしやすいフレーム形状と大型バスケットを備え、日常的な買い物やお出かけに最適な1台。リアキャリアは最大積載重量27kgとなっており、幼児同乗器を取り付けることも可能(ドレスガードなど別売りパーツが必要)。荷物の積み下ろしや子どもの乗せ降ろし時にはハンドルストッパーが働くため、転倒リスクを抑え安全性を高めている。
両モデル共通で採用するリアモーター駆動は、後輪へ直接トルクを伝え、力強いアシストを実感できる設計。6段変速により、勾配や路面状況に応じてペダリングを調整しやすい。さらにバッテリー電源オンと同時にライトが点灯し、日中でも他車や歩行者から視認されやすくなることで、安全性の向上にも貢献する。
「WILLGOクロス」はマットブラック、マットホワイト、マットブルーの3色展開。「WILLGOタウン」はマットグレー、マットブラック、マットベージュの3色を揃える。いずれもバッテリーは36V・6Ah(25.2V換算で約8.5Ah相当で216Wh)を搭載し、「クロス」は1充電あたり約29km、「タウン」は約28kmの走行が目安だ。
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ヤマハ発動機 欧州市場でEバイク用共同開発プラットフォーム「PW-LINK」を発表 2輪駆動や電動パワステにも対応
ヤマハ発動機は、欧州主要eバイクメーカー向けに新たな共同開発プラットフォーム「PW-LINK」を発表したCAN-Open通信規格を用いた統合的な環境を構築し、データ交換を通じた各種機能の融合やOEM(相手先ブランド)メーカーとの緊密な連携を目指す。
https://youtu.be/lH_3byY1zMA
同社はこれまで、マウンテンバイク(MTB)やグラベル、アーバンといったカテゴリーを中心に、欧州の主要eバイクメーカーへパワーユニット(eキット)を供給してきた。高トルクでスムーズな加速性能や信頼性が高く評価され、ヨーロッパ市場で確固たる地位を築く。同社はこのノウハウを活かし、さらなる市場拡大と製品差別化を狙う。
PW-LINKは、複数のOEMパートナー企業とヤマハ発動機が共同で、新世代のeバイク性能を「共創」する場となる。CAN-Open規格に準拠した電子データシート(EDS)交換をはじめとする標準化された開発環境を整備。これにより、OEMメーカーはヤマハが保有する高度な技術資産を必要に応じて取り込み、自社のコンセプトに沿ったeバイクモデルを効率的に生み出すことができる。
具体的には、ヤマハ側がパワーユニットの基本性能や信頼性に関わるコア領域を統制しつつ、OEMはその上に先端的なソリューションを自由に付加できる仕組みとなる。デュアルドライブや電子パワーステアリング、セキュリティ機能などヤマハの先行技術を基盤として活用することで、開発期間の短縮やコスト削減が期待される。
EDSファイルの交換により、OEMパートナーはIoT接続、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)、GPSトラッキング、電子・自動変速、スマートロック、スマートライトなど、外部の革新的ソリューションを容易に統合可能となる。これら拡張機能を柔軟に組み合わせることで、各メーカーは単なるeバイクを超えた「ライフスタイル提案型」や「高度なセキュリティ・安全性を重視した」モデルなど、ユーザーの多様なニーズに即応できる独自性の高い製品を開発できる。
ヤマハはこうした協調戦略によって、次世代eバイク市場における存在感をさらに高める考えだ。従来、eバイク市場はモーターやバッテリーなどの基本性能競争が中心だったが、今後はコネクテッド機能や安全性、多用途性など、さらなる付加価値による差別化が成長のカギを握るとみられる。
同社はPW-LINKを「共に未来を創り上げる」ための礎と位置づけ、パートナー各社と相互補完的な関係を深める方針。これにより、ユーザーにとっては、より先進的な機能と洗練された乗り心地が期待でき、またOEMメーカー側は、ビジネス拡大の新たなチャンスを手にすることができる。
ヤマハのPW-LINKによる取り組みは、欧州eバイク市場のみならず、グローバルな技術共有と発展に影響を及ぼす可能性がある。新たな共創型のエコシステムが、電動モビリティの未来を一段と豊かで多様なものへ変えていく契機となりそうだ。
YAMAHA PW-LIMK New Generation System - Yamaha Motor
AYAさんとコラボした純白の限定eバイク誕生 渋谷発「ROCKA FLAME」
東京・渋谷発のeバイクブランド「ROCKA FLAME(ロカフレーム)」を展開するイエローソウルクリエイション株式会社は、フィットネスプロデューサーのAYAさんとのコラボレーションモデル「NEW MAKAMI / AYA WHITE」を10台限定で発売した。価格は38万6936円(税込)。
ベースとなる「NEW MAKAMI」は、2019年に同ブランドが発表したファットタイヤ仕様の電動アシスト自転車「MAKAMI」の最新モデル。もともとアメリカでブームとなったミニバイクを想起させるファッショナブルなデザインが特徴で、日本国内で型式認定を取得した公道走行可能なeバイクとして注目を集めてきた。
今回は、兵庫県出身の人気フィットネスプロデューサーであるAYAさんの新婚生活に彩りを添えるべく、車体全体を純白でコーディネート。白のリボンタイヤやホワイトのシンセティックレザーダブルシート、銀色のミラーやホワイト塗装のリアキャリアなど細部までこだわった「AYA WHITE」仕様となっている。コンセプト動画は公式YoutubeやInstagramで公開中だ。
最大アシスト距離約45キロメートル(条件により異なる)の走行を支えるバッテリーやシマノ製7段変速、ディスクブレーキなど基本性能も充実。さらに、オプションパーツを豊富に取りそろえており、一人ひとりのライフスタイルに合わせてカスタマイズできる点が、同ブランドの大きな魅力だ。
「ROCKA FLAME」は、独特のカウンターカルチャー「ROCK&SKA」を背景に、“街を走るため”のスタイリッシュなeバイクを発信。合法的な公道走行を裏打ちする型式認定取得済みで、街乗りが楽しくなる1台として人気を博している。
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