デイリーアーカイブ Dec 26, 2024

折り畳み自転車「TECH ONE CARACLE-S」はクラシック・ミニにも積むことができる

20インチで世界最小の折り畳み自転車として有名なTECH ONE CARACLE-S。税抜き価格12万円以下で購入でき、20インチ世界最小折り畳み自転車ながら、他の20インチ折り畳み自転車と同じくらいに走ることができる折り畳み自転車だ。サイクルモード2014で試乗した時、価格を聞いて安いと言ってしまったほど、良い自転車だと思った。 そんなTECH ONE CARACLE-Sは、こんな自動車にも積むことができてしまうようだ。 bromptonが入らなかったミニのトランクに、CARACLE-S入っちゃったの図 pic.twitter.com/n7ZYGuKEaJ — きつねづか8/30ミク誕前日祭 (@cskitsunezuka) 2015, 8月 7 上の写真では、CARACLE-Sがクラシック・ミニに搭載されている写真だ。クラシック・ミニというのは、かつてブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が1959年に登場させた「ミニ」という小型車で、自動車史に名前を残していたり、2000年まで販売されていたので有名な自動車。多く見るセダンタイプのクラシック・ミニは全長 3,051mm、全幅 1,410mm、全高 1,346mmと、現代の軽自動車よりも小さいため荷室容量も少ない。またクラシック・ミニは、現代の2ボックス車では荷室と室内が一体になっている定番のハッチバックではなく、荷室と室内が独立したタイプのため荷室スペースは非常に少なく自転車を入れるには完全に不向きと言えるが、なんと CARACLE-Sが入っている。因みにBromptonは入らないと書いてあるので、いかにCARACLE-Sがコンパクトなのかはわかると思う。

発想だけは良いスライド式折り畳み自転車 カインズホーム SLIKE

折り畳み自転車と言えばフレームが折り畳むタイプが一般的だが、一部ではフレームがスライドして小さくなる折り畳み自転車がある。スライドして小さくなるのに折り畳み自転車と書くのはおかしい気がするが、小径車だと一般的に折り畳み機構等自転車を小型化する機能が無い自転車という意味になるので、ここではスライド式フレームも折り畳み自転車と定義したい。 スライド式折り畳み自転車はホダカ・リトレッチなどいくつかあったが、フレーム自体がスライドする構造のためか、シートポストの干渉を防ぐためにサドルの位置が車体の中心部からずれている物が多く、素人から見ても疑問に思っていた。また、これらのスライド式折り畳み自転車もスライド機構にこだわったためかスタイリングが変で気になった。 普及していないスライド式折り畳み自転車の中で、個人的にまとまっているスタイリングだと思ったのがカインズホームのSLIKE。今までのスライド式折り畳み自転車によくある、フレーム自体をスライドさせるのではなく、リア3角部分が動くことによってスライドさせる方式となっている。この機構によってサドルの位置が車体の中心部にあり、スタイリングも通常の自転車と同じようになっている。 https://www.youtube.com/watch?v=Mmjd4lpL1-E スライド機構は良くできているSLIKEだが、車体重量は15キロと作りが良くない激安折り畳み自転車と同じように重く、ブレーキも発展性が低い(前は安物キャリパーブレーキ、後ろはバンドブレーキ)特にリアブレーキは音鳴りがしやすい構造のバンドブレーキとなっている。カインズホーム SLIKEは発想は良いが、性能はホームセンターの安物レベルとなっているし発展性が低くマニアのセカンドバイクにもキツイ。本格的な折り畳み自転車の雰囲気が得たいのなら、DAHONインターナショナルモデルのSUV D6のほうが発展性は高く、個人的にはお金が無くても折り畳み自転車がほしいのならSUV D6を薦めたい。  

日本未発売のMomentumの本格ファットバイク Momentum iRide Rocker 1

Momentum初のファットバイクで知られているのが、iJump Rocker3-H。フレームにタンブラーラックを搭載しており、街乗り系のファットバイクに見せているが、実は8万円以下では最軽量のファットバイクだったりする。 【momentum モーメンタム】 iJump Rocker3-H ファットバイク グリーン 26x4.0 外装7段変速【マウンテンバイク】【イオン】【自転車】 posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す Yahooショッピングで探す ヤフオク!で探す 参考:8万円以下クラスで最軽量のファットバイク Momentum iJump Rocker3-H そんなMomentumのファットバイクだが、台湾ではMomentumブランドで別のモデルが販売されている。日本ではイオンバイクでしか購入できないMomentumだが、台湾には本格的なMomentumのファットバイクが売られている。 写真はhttp://www.giantcyclingworld.com/web/bikes_view.php?id=1890c0f7-fe20-41f6-8726-4ca3a34ff5aaから引用。 本来MomentumはGIANTの街乗り系ブランドの位置づけとなっている。そのため台湾のGIANTでは、MomentumのファットバイクがGIANT内にあったり、Momentumのファットバイクのフレームに「Powerd by GIANT」と書いてある。因みに日本向けのiJump Rocker3-Hには「Powerd by GIANT」という表記は消されている。 台湾のMomentumのファットバイクは iRide Rockerという名前で販売されており、最上級モデルが iRide Rocker 1となっている。 iRide Rocker 1にはフレームにはタンブラーラックは無く、前多段変速モデルの本格的なモデルとなっている。ブレーキはTEKTRO HD-M290油圧式ディスクブレーキがあり、シートポストのワイヤーは、まるでシートポストが上下伸縮式できそうな予感がする。一番の特徴はフロントフォークがサスペンション仕様となっていること。高価なファットバイクでもサスペンションフォークは珍しいのに、安価な ファットバイクで装着されているのはiRide Rocker 1ぐらいだろう。 現時点ではiRide Rocker 1は日本では売られていないが、もし日本で安価で販売するとしたら、激安ファットバイクの勢力図は一気に変わるだろう。