デイリーアーカイブ Oct 26, 2024

5万円以下の格安ロードバイクよりも5万円クラスのエントリーモデルのクロスバイクのほうが良い理由

ロードバイクブームのお陰で少ないながら、5万円以下で安価に買うことができるロードバイクがある。MomentumのI want R-1、Art Cycle Studio SシリーズやAシリーズが有名だ。この手の使える激安ロードバイクが買える価格で、大手スポーツ自転車ブランドは、エントリーモデルのクロスバイクを販売している。 7/16(10:00)〜7/23(9:59)PCエントリーで10倍【お店受取対象商品】【momentum モーメンタム】 iWant R-1-H 430mmサイズ ブラック 700x25C(仏式バルブ) 外装14段変速【ロードバイク】【ロードレーサー】【自転車】 posted with カエレバ 楽天市場で探す そこで気になるのが性能差。エントリーモデルのクロスバイクと激安ロードバイクには、どのくらいの差があるのか?激安ロードバイクのPROGRESSIVE RRX-110からEscape R3にチェンジした某Y氏は、最初はEscape R3はサブマシンとして使う予定だったのが、Escape R3のほうがRRX-110よりも性能が高く、最終的にはRRX-110は分解されている状況となっている。 ブレーキ性能の違い Escape R3に代表されるクロスバイクは、マウンテンバイクに採用されていたVブレーキを採用している。Vブレーキは制動力が高いのが特徴で、自分たちみたいに大型観光バスが走らないような急な下り坂を下るのには、Vブレーキのような制動力が高いブレーキのほうが、余裕を持って下ることができる。 RRX-110に代表されるロードバイクにはキャリパーブレーキが採用されている。キャリパーブレーキは一般的にはVブレーキよりも制動力が低い。また、安価なロードバイクに採用されているキャリパーブレーキは制動力が低く、ブレーキ本体の価格もVブレーキと比べて高価だ。 フレーム性能の違い GIANT Escape R3はエントリーモデルのクロスバイクの中でも、フレームは比較的凝っている。旧型のEscape Rのフレーム重量は1.5kg台、現行のEscape R3の場合、1260gと軽量となっている。また、フレーム造形も単純なパイプをつなげたものではなく、立体的なパイプとなっている。外からは見えないが、応力がかからない部分はパイプの厚みを薄くしていると思われる。 参考:Escape Airのフレームよりも軽い、GIANT ESCAPE R3のフレーム重量 – シクロライダー 実際に乗り比べた某Y氏は、「よくわからないが、走りはEscape R3のほうが良い。」と言っている。某Y氏は自転車には必要以上はこだわらないタイプだが、このような人でも走りの違いがわかるということだ。そんな激安ロードバイクは、フレームにコストはかかっていないと思われ、エントリーモデルのクロスバイクよりも重いモデルも存在する。 激安ロードバイクがエントリーモデルのクロスバイクも劣る理由 激安ロードバイクの中でも買うのに値するモデルはART CYCLE A/Sシリーズ、Momentum I Want R-1、サイクルベースあさひ・レユニオンコーレルぐらいしかないが、この手の激安ロードバイクはEscape R3などのクロスバイクと比べると、1ランク落ちるように見える。特にフレームは、Escape R3のように凝っているようには見えない。また部品も後ろのギア、つまりスプロケットが7段の物が多い。 理由は色々あると思うが、大きな理由はロードバイク用の部品が高いということ。クロスバイクに採用されている部品は、マウンテンバイクや小径車、折りたたみ自転車など多くの自転車に採用されている部品規格が多い。しかし、ロードバイクの部品は、ロードバイクとシクロクロスが中心となっている。 ロードバイク用の部品は、採用されている自転車が少ない。競争や低価格化も難しいということになるため、クロスバイクと比べると必然的に部品は高価になる。同じ5万円の自転車でも、5万円のクロスバイクと5万円のロードバイクでは、部品にかかる金額に違いがある。普通に作るのであれば、クロスバイクのほうがフレームにコストをかけることができることが可能という意味でもあるだろう。 激安ロードバイクと大手自転車ブランドのクロスバイクを買うならどちらが良いか 大手自転車ブランドのクロスバイクは、ワイヤーやヘッドパーツ、塗装等の細かい部分や、購入のしやすさ、サイズが豊富、軽いギアが付いているなど、激安ロードバイクよりも利点が多い。また、クロスバイクは初心者にも扱いやすい車体のため、普通に乗るのなら大手有名ブランドのクロスバイクがいいだろう。 性能面を見るのなら、使える激安ロードバイクは自分好みに弄ったり、一種の勉強やマニアのセカンドバイクとして乗る、安くてもロードバイクに乗りたいなど、明確な理由が必要だろう。普通の人が走りが軽い自転車が欲しいのなら大手ブランドのクロスバイクがベストだろう。

自転車店の店員が言う自転車部品のグレードの違い シマノ・Tourney編

シマノの変速機にはロードバイク用、マウンテンバイク用、トレッキングバイク用、小径車用、シティサイクル用などの多種多様な部品があり、ロードバイク用とマウンテンバイク用、トレッキングバイク用ではグレードの違いが存在する。 ロードバイク用、マウンテンバイク用、トレッキングバイク用の部品の中で一番安いグレードがTourneyというグレード。主にエントリーモデルのスポーツ自転車やルック車、格安自転車の変速機に装着しているグレードだ。 そんなTourneyにはTourney内部のグレードの差がある。TourneyにはTX・TY・TZと分かれている。その中でもTXだけはシマノのホームページで見ることが可能となっている。 参考:TOURNEY TX Webで見れるTOURNEY TXの部品は、カートリッジ式ボトムブラケットや、ワイヤー式ディスクブレーキなど、ルック車に使われるような安物部品というよりは、ルック車よりも高価な自転車に使われる部品だろう。 そんなTourney TXは、もっと安いTourneyとどのくらい違うのか。ikupon.comの2016/7/13の記事で、自転車技士&自転車安全整備士の実技試験で使用する自転車のリアディレイラーにTourney TYが使用されていて、フロントトリプルだと、フロントインナー、アウターどちらかで正確にシフトできずリアが上がりきれない、下がりきれない状態だったため、TX(TX35)に交換したら、正確に変速できるようになったとのこと。TXとTYではブラケット部や本体リンク部の剛性が全然違うと書いてある。 変速機のグレードというのは、普通にサイクリングをするのでは、大した問題では無いと思っていたが、ルック車についている安すぎる部品の場合は、あまりの低クオリティーで変速の動作まで支障が出るようだ。ただ、基本的にTourney TYのような変速機は、有名ブランドのエントリーモデルのスポーツ自転車には装着されていないため、スポーツ自転車を買う時はそこまで気を使う必要は無いと思う。

オートバイに自転車を積む方法 NAHBS BREADWINNER CAFE RACER編

オートバイに自転車を積む方法は一般的ではない。日本では、BMW R1200GSに自転車を積む人がいるが、決して一般的ではない。 6輪生活番外編 4輪生活 BMW R1200GS-Aに自転車を積載する – シクロライダー ただ、僅かながらオートバイに自転車を積みたい人はいるようだ。NAHBS BREADWINNER CAFE RACERでは、オートバイに自転車が装着されている。 出典:2016 NAHBS: Breadwinner Cafe Racer and Bad Otis Hardtail | The Radavist エンジンはヤマハで、古いオートバイだが多くの部分を改造しているので原型が非常にわかりにくい。TX500みたいにマフラーは跳ね上がっているが、エンジンの形を見る限り、恐らく車種はヤマハのXS650かTX650だろう。 某氏いわくXS650は、同じ2気筒650CCのカワサキ・W1スペシャルよりも車体が細く、小柄な人にも乗りこなせるがタンク容量が少なすぎる欠点も併せ持っていた。因みに自由なアメリカの自由な国際レース パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2015 Web 55mph - バイク・スクーター | ヤマハ発動機製品サイトでは、車重200㎏という350ccクラス並みの軽量コンパクトな車体が織り成すライディングフィールと書いてあるが、この時代の350CCクラスは、CB350エクスポート、SS350マッハ2、RX350等乾燥重量140kgクラスが大半で、乾燥重量180kg(装備重量200kg)クラスの350CC車はGT380やCB350Fourといった走りを重視していないモデルしかなかった。RX350とXS650Eに乗っていた某氏は「XS650が350CC(RX350)と同じわけがない。車体は重く迫力もあるし作りも違う、倒してみたらわかる」と言っている。ヤマハのサイトでこのようなオートバイの紹介を書くのは、オートバイを知らないと思われるので非常に問題だろう。 BREADWINNER CAFE RACERは、恐らくワンオフ物だと思われるが、オートバイに自転車を積むキャリアは市販品で存在する。2x2 Cycles | Bicycle Racks, Golf Bag Carriers and Accessories for Motorcycles.では、オートバイに自転車を積むキャリアが市販されている。ただ、市販品は自転車の積載位置が高い。BREADWINNER CAFE RACERはできるだけ自転車を低く積むようになっている。