デイリーアーカイブ Jan 11, 2025
Bluetoothインターコム・カメラを搭載した自転車用ヘルメット SENA スマートサイクリングヘルメット
サイクルモード2016に展示してあった、SENAスマートサイクリングヘルメットは、従来の自転車用ヘルメットには無い機能が多く装備されている。通常の自転車用ヘルメットで付加価値を付けるのなら、デザインや軽量を重視したものが殆どだったがSENA スマートサイクリングヘルメットは電子機器をヘルメットに装着し付加価値を高めている。
https://www.youtube.com/watch?v=Gqe8z13shZ0
SENAスマートサイクリングヘルメットには、Bluetooth4.1技術を採用したインターコムシステムが搭載されている。スマートフォンと接続することが可能で最大4人の人とと同時に話すことが可能とのこと。また音楽や、電話の着信、アプリのデータをスピーカーから聞くことができるようだ。
ヘルメットの前方中央にはカメラがあり動画を撮ることができる。QHD(1440p)、FHD(1080p)の画質で約2時間の録画ができるようだ。
スマートフォンとの連携機能を装備しており、アプリを入れればヘルメットの設定を行うことができる。オプションとして、Bluetooth Handlebar Remoteという、ハンドル装着用のユニットがあり、グローブをはめても、ヘルメットの操作が手元で可能になる。
http://senabluetooth.jp/message/sch.html
予想よりも軽いヘルメット。ただ、破損時の対応は欲しいところ
サイクルモードではヘルメットを被ることができたため、被ってみたが、普通の自転車用のヘルメットの感覚で被れた。重量はOGK FM-8と同じぐらいのようで、個人的には重く無いと思った。
気になるのは破損時の対応。Bluetooth機器と一体になっているため、転倒などで破損した時、ヘルメット部分のみ壊れたら、安価に交換できるようにする交換プログラムはあったほうがいいかもしれない。また、ヘルメットのデザインや形状に合わない人のためにBluetooth部分のみ販売するのも良いのでは無いかと思う。
安楽なクロスバイク「LOUIS GARNEAU TR1」と「GIANT Escape RX」を比較する
ルイガノのクロスバイクの中では長く売られているTR1。Escape RXなど現在主流となっているスピードクロスとは対象的なトレッキングバイクタイプのクロスバイクとなっている。
このようなトレッキングバイクタイプのクロスバイクはサスペンションが装備されている物が多い。TR1のサスペンションはクロスバイク用の50ミリフォークを採用している。このサスペンションフォークはマウンテンバイクよりも稼動域が短く柔らかい。悪路の高速走行よりも、歩道の段差に対応するためのサスペンションだ。
ギア比はクロスバイク用のギア比でスピードが出るギア比から、軽いギアまである。ブレーキは前後ともVブレーキで十分な制動力はある。ハンドルステムは上下伸縮可能でやや前傾姿勢からママチャリに近いアップライトポジションまで対応している。気になるのはサドルで、スポーツ用の比較的硬いサドルを採用している。TR1のキャラクターに合わないサドルだ。
Louis Garneau TR1とスピードクロス「GIANT Escape RX」を比較する
ルイガノTR1とGIANT Escape RXではコンセプトがまったく違うクロスバイクだ。Escaoe RXはロードバイクみたいに舗装路を高速で走る趣味性が高いクロスバイクなのに対して、TR1はスピードよりも快適性を求めるクロスバイクだろう。
歩道の段差の衝撃を和らげるサスペンションフォークや700X35Cとシティサイクル並の幅を持つタイヤは舗装路での高速走行よりも、総合的に快適に走るのに向いている。Escape RXと比べるとスピードは出ないが、シティサイクルと比べたらスピードは出るスポーツ自転車で、車輪を外しての輪行や、多段ギアを活用した長距離走行もできる。
アップライトな乗車姿勢と舗装路の快適性を重視したLouis Garneau TR1は、流行のスピードクロスなどタイヤが細いクロスバイクや前傾姿勢になるクロスバイクに乗りたくない人が乗るクロスバイクだろう。もしTR1を買った後に舗装路でスピードが出るモデルが欲しいのなら、TR1を改造するのではなく、最初からロードバイクやスピードクロスなどの舗装路で高速走行ができる自転車を買ったほうが良い。TR1をカスタムやチューニングするのなら、持ちやすいハンドルや両立センタースタンドなど、街乗りや快適性を重視したほうがいいだろう。
「お店で受取り専用」「ルイガノ」2017 LGS-TR1 外装24段変速 クロスバイク
posted with カエレバ
楽天市場で調べる
Amazonで調べる
Yahooショッピングで調べる
PECOシリーズの中では一番街乗り向けのモデル OX BIKE PECO BUCCHO
OX BIKEと言えば、縦折れ式折りたたみ自転車のPECOが有名だ。PECOには様々なモデルがあるが、一番タイヤが太いのはBucchoというモデル。
12✕3インチと太いタイヤを履いたBuccho。限定モデルの時はスリックタイヤを装備していたが、カタログモデルではブロックタイヤを装備している。変速機は内装三段変速のみで外装変速機搭載モデルはない。
走らせた感想は通常のPecoよりもタイヤが太いためスピードは出ないし、ブロックタイヤ特有の舗装路特有のブーンとした音がなる。その代わり安定性は高い。タイヤが太いため軽快にハンドルが切れるわけではないけど、安定感は高いと思った。Pecoシリーズの中では一番街乗りに使いやすいだろう。
OX BIKE PECO BUCCHOの価格は17万円以上する。通常モデルでは10万円付近で買える物もあるのに、PECおBUCCHOが高いのはリムの製造方法がある。PECO BUCCHOのリムはアルミの塊から削り出したという贅沢な作り方をしている。そのため車体価格はやたらと高くなっているようだ。
オフロード等悪路での走行は禁止のPECO Buccho。オフロードが走れなくても太いタイヤは街中で安定して走ることはできる。また、タイヤが太い副次的な効果として雪道もなんとか走ることができるようだ。
https://www.cyclorider.com/archives/11377