デイリーアーカイブ Apr 21, 2025
SURLY DISC TRACKER 26インチフレームモデルに27.5インチホイールを搭載したインチアップカスタムを紹介
クロスバイクの不満な所は、Vブレーキのためブレーキレバーの選択肢が少ないため、フラットハンドルしか選べない、マウンテンバイク用ハブを装着した700Cホイールのラインナップが少ない、スポーツモデルはタイヤを太くできないので汎用性があまりない。
そして今はグラベルロード等のディスクブレーキのスポーツ自転車が普及しており、クロスバイクよりも汎用性が高いオンロードスポーツ自転車が登場している。
ドロップハンドル用ディスクブレーキのおかげで、ブレーキレバーやシフトレバーの選択肢は広くなり、ディスクブレーキの普及はホイールサイズの選択肢が自由になった。
今回注目するのはSurlyのLong Haul Trackerの26インチモデルの27.5インチ化。泥除けや荷台が容易に装着できるDISC TRACKERは、フレームのクリアランスが大きいためホイールの大径化ができるようだ。
http://circles-jp.com/bikes/20395/
荷台や泥除けを装着するのを前提としたフレーム設計となっているため、27.5インチにサイズアップしてもホイールは付くようだ。装着しているタイヤはPanaracer Pacenti Neo-Moto 27.5×2.1というマウンテンバイク用ブロックタイヤとのこと。
http://saddleupbike.blogspot.jp/2012/11/650b-lht.html
こちらのロングボールトラッカーは、カンチブレーキのままで650B化をおこなっている。
http://www.grumpy.jp/?p=19532
Disc TrackerにWTB Horizon Road Plus 650B(650×47)を装着している。ブログを見ると26インチ、650B、700cの3種類ホイールを用意して、走る場面に合わせてホイールを変えているようだ。
ドロップハンドル用ブレーキレバーを使うコンフォートハンドル Sycip J.J.Bar
日本ではドロップハンドルの自転車に対する一種の神話がある。
それはドロップハンドル。日本のツーリング用自転車の世界ではドロップハンドルが広まっているが、ドロップハンドルには欠点がある。
上ハンドルでブレーキをかけると、フラットハンドルと比べた場合コントロール性能は低くブレーキの効きは悪い。下ハンドルでは前傾姿勢となり公道の走行は危ない。
そのためかなのかはわからないがヨーロッパのツーリング自転車はドロップハンドルは少数派となっている。
ドイツを中心としたヨーロッパ系ツーリング自転車を見ると、高価なハブダイナモや内装11弾変速、スポーツ自転車用ベルトドライブやギアボックスなど、日本では売れないような高価な非競技用自転車部品が搭載されている自転車がそれなりにある。
https://www.cyclorider.com/archives/15933
ロードバイクなどのドロップハンドルをやめる場合、一般的にはフラットハンドル用のブレーキレバーやシフトレバーに交換する必要がある。
しかし、この方法だと比較的お金がかかるため躊躇するひともいるだろう。
もう1つの方法は、ドロップハンドルのブレーキレバーが装着できるハンドルに交換すること。自分が知る限りでは、この方法はSycipのJJBarしかない。
http://sim-works.com/sycip/j-j-bar
JJBarは、STIレバーとエアロレバーを装着するのを前提にしたコンフォートハンドルだ。
通常のスポーツ自転車用のアップハンドルよりも、トップチューブが短いドロップハンドル用のフレームに合わせてハンドルの絞りは比較的緩くなっている。
ハンドル幅は620ミリとマウンテンバイク用ハンドルみたいに広いのが気になるが、ある程度はハンドルの両端をカットして短くすることはできそうだ。
https://www.cyclorider.com/archives/17546
自転車の定期点検は1年では遅いと思う理由
一般社団法人自転車協会のサイトを見ると、信頼のおける販売店で定期的(6ヶ月・1年毎)にメンテナンスを受けることで、安全かつ快適な自転車を継続的に利用できると書いてある。
http://www.bicycle-select.jp/safety/
個人的に気になるのが6ヶ月・1年毎にメンテナンスを受けるということ。個人的な感覚としては自転車を知らない普通の人が6ヶ月や1年毎のメンテナンスは遅いのでは無いかと思う。
https://www.cyclorider.com/archives/8824
因みにGIANTの取扱説明書ではオフロードを3~5時間走行後、舗装路・未舗装路は10~15時間後走行したら、点検が必要と明確に書いてある(57ページ)
個人的な意見としては、自転車の定期点検の目安は、6ヶ月や1年は、定期的に点検を行っている人向けで、乗りっぱなしだと色んな意味で辛いだろう。
自転車は自動車とは違いメンテナンスフリー設計を採用しているわけではないため、点検は日にちを決めず、気になったら行うのが良いと思っている。
自転車に詳しくない普通の人が、点検を行うときの目安になるのが取扱説明書。
基本的に取扱説明書を見れば点検やメンテナンスの目安について書いてあるので、取扱説明書を参考にすれば良いだろう。