デイリーアーカイブ Jan 11, 2025
Bromptonの折りたたみヒンジクランプは純正でないといけない理由
イギリスの折りたたみ自転車「Brompton」の折りたたみヒンジは、DahonやTernと比較するとシンプルな形状となっている。DAHONやTernの折りたたみヒンジは交換が難しいのに対し、Bromptonの折りたたみヒンジはシンプルで交換がしやすいため、人によっては折りたたみヒンジを社外品の物に交換する人もいるようだ。
しかし、社外品の折りたたみヒンジに交換すると悪影響を与える事例があるようだ。
http://bicitermini.com/b/2014/05/03/9121/
http://bicitermini.com/b/2014/02/07/8706/
http://bicitermini.com/b/2016/03/07/12656/
Bromptonのヒンジクランプはアルミ製だが、アルミ製である理由があるとのこと。鉄製のヒンジやフレームに対して柔らかいアルミ素材のヒンジクランプが破損することで、ヒンジの破損を防ぐようなっているらしい。
そのため、このヒンジクランプはフレームの破損を未然に防止するため定期的な交換を推奨されているとのこと。上記のサイトによれば、定期的なチェックに約8,000kmごとの交換がアナウンスされているようだ。
純正品のヒンジクランプの交換の目安は、クランププレートの平面部分とフレームの隙間が0.90mmから3.00mm以内でない場合、ヒンジクランプの交換をする必要があるとのこと。
http://bicitermini.com/b/2017/01/12/14197/
ヒンジクランプを意図的に柔らかい素材を使用して長く使えるようにすることができるBrompton。社外品のヒンジクランプはあまり使わないほうが良いようだ。
Patto Bikeが2017年春に進化する部分をまとめてみた
ハンドメイドサイクル展2017年でPATTO BIKEの折りたたみ自転車が展示されていた。展示車種はドロップハンドルバージョンとフラットハンドルバージョンの2種類だが、フラットハンドルバージョンを見ると、細かい所が変更されている。
1つ目は折りたたみ式フロントフォーク。写真で見るとわかると思うがフロントフォークに新たにクランプが追加されている。
2つ目はハンドルポスト固定システムの変更。従来型ではハンドルステムのを緩める必要性があるためステム上部にクイックレバーがあったが、新型ではヘッドパーツ近くにクイックレバーが装着されている。
また細かい所ではブレーキシューが変更されている。従来型のPATTO BIKEはブレーキシューが安価な一体型でブレーキの効きが悪かったが、新しいPATTO BIKEはブレーキシューが簡単に交換できるタイプとなっている。ブレーキの効きが悪かったらブレーキシューのみDURA-ACEなどの他製品のシューに安価に変更できるだろう。
今回の展示車種ではフラットハンドルモデルのSC451のみ新型車となっている。ドロップハンドルのRC451・RO451についてはわからないので気になる人は問い合わせたほうがいいだろう。
https://www.cyclorider.com/archives/13933
縦折れ式折りたたみ自転車「シルク パーフェクトクイック」と量産版の「CBA オフィスプレス MOVABLE」の違い
ハンドメイドサイクル展2017年の絹自転車製作所に展示されていた「シルク・パーフェクトクイック」
一番の特徴は折りたたみが可能ということ。前輪を外して縦折れすれば折りたたむことができる折りたたみ自転車だ。
「シルク・パーフェクトクイック」の折りたたみ機構を見ると、サイクルベースあさひのオフィスプレス・MOVABLEに似ているので、そのことについて訪ねたら「オフィスプレス・MOVABLE」を設計したとのこと。因みに24インチ折りたたみ自転車「GIANT MR-4」も同じ設計者でもある。
http://www.cb-asahi.co.jp/officepress/movable/
http://www.silkcycle.com/company/profile.html
シルク・パーフェクトクイックとオフィスプレスMOVABLEの違いは、シルク・パーフェクトクイックはクロモリを採用しているのに対して、オフィスプレスMOVABLEはアルミ素材を採用していて材質が違う。フレーム形状が違いパーフェクトクイックのほうが複雑となっている。オフィスプレスMOVABLEはVブレーキなのに対してシルク・パーフェクトクイックはキャリパーブレーキを採用している。オフィスプレスMOVABLEはリアサスペンションはエラストマーなのに対して、パーフェクトクイックは油圧サスペンションを装備しているなど様々な違いがあるが一番の違いは車体価格。シルク・パーフェクトクイックはフレーム価格30万円なのに対し、オフィスプレス・MOVABLEは完成車が税込み69,980円と安価で買えることだろう。
「あさひ」オフィスプレスモバブル-H 700c 外装7段変速 折りたたみ自転車「CBA-1」
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