デイリーアーカイブ Dec 25, 2024

Vvolt、Envision社と提携し日本発の3輪電動カーゴEバイク「STREEK」を米国市場に投入へ

米国拠点の電動自転車メーカーVvoltは、Envision Incorporatedと提携し、日本で開発された電動カーゴトライク「STREEK(ストリーク)」を米国市場に展開することを発表した。STREEKは、独自の傾斜(ティルティング)機構を搭載したコンパクトかつモジュール式のカーゴトライクであり、重い荷物を積んでいても安定した走行が可能な点が特徴。Vvoltはこの日本発のトライクをアメリカ仕様に改良し、都市部の生活に適応させることで、新しい形の電動輸送手段を提供しようとしている。 https://youtu.be/wJxRudEGx0Q?list=TLGG_xmRb8OZ3vEwNTExMjAyNA STREEKのティルティング式サスペンションは、カーボンファイバー製で軽量かつ強度が高く、安定した操作感を提供する。130ポンド(約60キロ)までの荷物を搭載しても、スムーズで快適な走行が可能。電動ペダルアシストにより操作性が高く、荷物スペースは1段から2段までカスタマイズ可能で、ユーザーの用途に応じて柔軟に対応する設計となっている。家族での利用から小規模なビジネスの輸送手段まで、さまざまなニーズに応えるための汎用性を備えていると謳っている。 VvoltのCEOカイル氏も「STREEKのデザインは革新的です。ティルティングサスペンションと柔軟な荷物スペースは、都市部での利用に最適です。この楽しさと使いやすさをぜひ多くの人に体験してほしい」と述べており、米国市場での展開に大きな期待を寄せている。 また、VvoltはSTREEKのモジュール式カーゴシステムを自社の電動カーゴバイクにも取り入れる方針を示している。これにより、安定性と実用性を兼ね備えた新しい電動バイクの開発を目指している。コンパクトでありながらパワフルなカーゴバイクは、日常的な移動や業務の効率を向上させるツールとして注目されることだろう。 「STREEK x Vvolt」モデルは、耐久性と操作性を備えた軽量アルミフレームに、カーボン製の前部サスペンションリンクを搭載。Gates社のベルトドライブ、100Nm以上のトルクを持つミッドドライブモーター、内装ハブギア、そして3輪それぞれに油圧ディスクブレーキが装備されており、ライダーと荷物を合わせて最大350ポンドまで運搬が可能。参考として日本仕様のSTREEKはシマノ・STEPS E6180(定格出力250W、最大トルク65Nm)で、シマノ製内装変速機にチェーンドライブ、油圧ディスクブレーキの組み合わせとなる。 2025年のクラウドファンディング開始に向けて、Vvoltは詳細なスペックや価格情報を最終調整中だが、Kickstarterでのサポーターには特別価格が提供される予定だ。 STREEK CargoTrike | 電動アシスト3輪自転車・カーゴバイク_cargobike Vvolt | Electric Bikes For All

国内外100ブランドが集結!「ワイズロード スポーツバイクデモ2024」東京で開催

株式会社ワイ・インターナショナルは、2024年11月16日(土)に東京都調布市の味の素スタジアム「あじペン広場」にて、スポーツ自転車の無料展示・試乗イベント「ワイズロード スポーツバイクデモ2024 in 東京」を開催する。今回のイベントは過去最大規模で、国内外から100ブランドが一堂に会する。入場は無料だが、事前登録が必要で、ワイズクラブ会員には優先入場の特典が用意されている。 「ワイズロード スポーツバイクデモ」はこれまでに東京、埼玉、大阪、松山で計22回開催されており、最新のスポーツバイクやアクセサリーの展示・試乗が体験できる場として高い評価を得ている。今回は、都心からのアクセスが良い会場において、国内外の55社が出展し、最新モデルを直接体験できる機会を提供する。 試乗エリアには全長約1kmのコースが用意され、参加者は実際にバイクを乗り回すことができる。また、初心者向けの試乗前レッスンや、キッズバイク専用の試乗コーナーも設置され、家族連れでも楽しめる内容となっている。特にキッズコーナーには105cmから140cmに対応したサイズの試乗車が用意され、親子でスポーツ自転車に親しむ良い機会となるだろう。 さらに、8ブランドによるホイール試乗も注目される。ホイールを交換した際の性能の違いを体感でき、MAVICやDT Swissなどの人気ブランドが参加する。ホイール試乗は事前予約制で、当日参加は不可となっている。試乗だけでなく、各社ブースではウェアやアイウェア、アクセサリー類が特別価格で販売され、会場限定のアウトレット商品も多数取り揃える。たとえば、KPLUSの旧カラーのヘルメットがほぼ半額で提供されるなど、多彩なラインナップが予定されている。 イベントでは実用的な講習会も複数開催される。SurLusterのブースでは人気の女性サイクリスト「もえぞー」氏による洗車術の講習が行われ、iRC TIREによるタイヤ交換の講習も用意される。いずれも参加費は無料で、SNSキャンペーンなどの参加特典も用意されている。また、中古バイクやパーツの買取サービスとして、自転車リユース業界をリードするbuychariが特設ブースを設け、当日の買取額を15%アップする特典も用意されている。 また、会場内ではキッチンカーが営業し、ワイズクラブのゴールド会員以上の参加者にはワンドリンクが無料提供される。さらに、kandk cyclistとして知られる「おちょね」氏と「いたりあーの」氏がイベントMCを務め、各ブースの紹介や進行案内を担当する。 スポーツバイクデモ|ワイズロードオンライン|自転車・パーツ通販

豊田トライク、新成長戦略で事業構造を転換 電動アシスト自転車からEVトラック・水素トラックに転換 

豊田トライクは2024年8月31日、新たな成長戦略の一環として事業構造を大幅に見直し、未来志向の取り組みを本格化させると発表した。この戦略転換は、同社が成長を続けるための重要なステップであり、企業の革新と市場拡大に向けた取り組みを加速する狙いがあるとされている。 豊田トライクは、これまで培ってきた技術力と長年の経験を最大限に活かし、新たな事業分野へ進出することで、より持続可能な成長を目指していく。特に、環境に配慮した車両開発としてEVトラックや水素トラックの導入を計画しており、これらの次世代車両の市場投入に向けた準備が進められている。 豊田トライクは、これまで使用してきた特許技術「シンクロシステム」の使用を2022年をもって終了している。シンクロシステムは電動アシスト自転車に搭載され、顧客からも高い評価を得ていた技術だが、契約終了により利用が停止され、シンクロシステムを搭載した電動アシスト自転車の販売も在庫が無くなり次第終了する方針だ。 豊田トライクは、シンクロシステムの終了を受けて、顧客ニーズに応じた新たなモビリティ開発をより柔軟かつ機動的に推進する考えを示しており、今後も次世代モビリティの分野での成長を見据えた事業展開を続けていく予定とのこと。 豊田トライク | こげば、未来が動き出す。