デイリーアーカイブ Apr 11, 2025

STREEK CARGO TRIKEにコピー車両が登場!?

エンビジョンが開発、ライアンキャリー製造する3輪電動カーゴバイク「STREEK ACTIVE CARGO TRIKE」に、中国でコピーが登場したとSNSで話題となっている。 これは某国で製造されたと見られるSTREEKのコピー。 フレーム形状やサスペンションを見る限り6号機を「完コピ」したと思われる。ドライブユニット付きとユニット無しの2種が存在する様子。(画像はユニット無しの外装変速) 勘弁して欲しい pic.twitter.com/TRgNN95RFv — STREEK / Active cargotrike(カーゴバイク) (@STROKE_cargo) January 10, 2025 STREEK ACTIVE CARGO TRIKEは、ヨーロッパで主流となっているカーゴバイクよりもコンパクトな車体は、”長さ190cm幅60cmを超えず、側車及び鋭利な突起物が付いていない二輪及び三輪の自転車”という日本の普通自転車規格に収まるサイズとなっているのが特徴。価格は79万7500円から。 コピー車両はかつてのプロトタイプをコピーしているとの疑惑がある。ステアリング機構は市販車両のカーボンではないが、車体の殆どの部分が酷似している。 ただ、電動アシスト自転車は、車体の精度が悪いとそこから水が入って壊れるので、見た目だけが同じでもクオリティが同じとは考えないほうが良いだろう。 また、パワーユニットに関しても、大手のパワーユニットメーカーは”基本的に小規模メーカーは相手にしない”、”大手に優先的にパワーユニットを回す”、”小規模なのに大手パワーユニットが付いていたら大体コネがある”という世界で、明らかなコピーにパワーユニットを回すのかという問題もある。バッテリーやモーター、コントローラーといったパワーユニットの選択を間違えると、信頼性や耐久性に大きく傷つくため、安直にカタログスペックだけを重視したパワーユニットを選ぶと痛い目に遭うようだ。 最後に一番の問題が関税。中国から欧州に電動アシスト自転車を輸出すると関税70パーセントがかあkる。また、世界的に電動アシスト自転車の製造国を中国から他国に移すのがブームとなっている。エンジェルラウンドで険峰長青(K2VC)から日本円で約12億円を調達したEバイクブランド「Kuiperbelt」も、輸入代理店によると「製造を中国から日本に移す」とはっきりと語っている。STREEK ACTIVE CARGO TRIKEのコピーモデルは、中国市場はともかく、国際市場で主流になるのは難しいだろう。 STREEK CargoTrike | 電動アシスト3輪自転車・カーゴバイク_cargobike

Bosch eBike Systems、バッテリーまで保護を拡充するデジタル盗難防止システムを発表 ――「バッテリーロック」で盗難されたバッテリーの価値をゼロに

ラスベガスで開催中の「CES 2025」において、Bosch eBike SystemsはeBikeのバッテリーをデジタルで保護する新機能「バッテリーロック」を発表した。これにより、従来は機械的なロック機能だけで保持されていたバッテリーが、デジタルレベルでも盗難被害から守られることになる。 Bosch eBike Systemsのデジタル事業責任者Gregor Dasbach氏は「バッテリーはeBikeの中でも最も高額な部品のひとつ。バッテリーロックにより、ライダーはさらに安心して駐輪することができるようになる。今回のデジタル盗難防止機能の拡充により、Boschシステム搭載のeBikeの盗難件数を将来的にゼロに近づけることを目指している」と語った。 PowerTubeやPowerPackなどの取り外し可能なバッテリーは、従来から機械的にしっかり固定されていたが、新機能「バッテリーロック」では、これをデジタルレベルで補完する。スマートフォン向けの「eBike Flowアプリ」で設定を有効にすると、eBikeのスイッチを切った時点で自動的にバッテリーがロックされる。ロックされたバッテリーを別のスマートシステム搭載eBikeに取り付けてもモーターサポートが解除され、使用できなくなるため、転売価値も事実上なくなる。 バッテリーロックは、eBike Flowアプリをインストールしたスマートフォンに加え、Kiox 300やKiox 500といったディスプレイも“デジタルキー”として利用可能。さらに、家族や友人とバッテリーを共有したい場合などには、アプリから簡単にバッテリーロックをオフにすることもできる。Smart Systemのすべてのバッテリーや組み合わせに対応しており、デュアルバッテリーやPowerMore 250レンジエクステンダーにも利用できる。 Bosch eBike Systemsはこれまでにも、eBikeのモーターサポートをデジタルキーで管理する「eBikeロック」や、アラーム音や位置通知で盗難を警戒する「eBikeアラーム」といったデジタルセキュリティソリューションを提供してきた。万が一盗難に遭った場合、スマートフォンにプッシュ通知が届き、位置追跡が始まる仕組みだ。さらに「eBike パス」では、ライダーがeBikeに関するすべての重要情報を一目で確認できる。今回のバッテリーロックが加わることで、総合的な盗難防止対策をより一層強化することになる。 バッテリーロックは、Boschのスマートシステムを搭載したeBikeと同様に、eBike FlowアプリからOTA(Over The Air)でインストールできる。2025年夏以降、「Flow+サブスクリプション」の一部として提供される予定だ。 Bosch eBike Systems | eBike およびペダル用プレミアムドライブ - Bosch eBike Systems

折りたたみ式“ハイセンス”電動アシスト自転車「Wowcat C1」が登場 デザインも性能も一切妥協なし

株式会社弘進は、折りたたんで持ち運べるハイセンスデザインの電動アシスト自転車「Wowcat C1」を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売すると発表した。今回のプロジェクトは2024年12月19日(木)18時から2025年2月16日(日)22時まで実施され、2025年3月中旬以降にリターン(商品)発送が予定されている。 「Wowcat C1」の最大の特徴は、カーボンファイバー製フレームとレザーを組み合わせた斬新なデザインだ。折りたたみが可能な構造であるため、車への積載や室内保管も容易に行える。また日本の道路交通法に準じた電動アシスト比率の設計を施しているため、公道走行も問題なく行える見込みだ(2025年1月に型式認定取得予定)。 同社によると、若い世代を中心に「自転車をファッションの一部として楽しむ」文化が広がっているなか、機能面だけでなくデザイン面にも一切妥協しないコンセプトのもと開発に取り組んだという。原色を活かしたマットなカラーリングや、シンプルでいてスタイリッシュなフォルムが多様なファッションスタイルにマッチするのも特長だ。 さらに「インテリジェンスアシスト」というAI技術が搭載されており、走行中にペダルを漕ぐ力を検知して瞬時にアシスト力を調整。スムーズな加速と快適な乗り心地を両立している。折りたたみのしやすさや盗難防止対策を視野に入れた設計も注目されそうだ。 主なスペックは、最大アシスト速度24km/h、最大走行距離約120km、実重量17.4kgで、バッテリー容量は9310mAh(36V10Ah)。フレームには軽量かつ強度に優れたカーボンファイバーを使用し、ブレーキシステムには油圧ディスクブレーキを採用している。タイヤは20インチで、シマノ7段変速を搭載する。 プロジェクトの詳細や購入方法は、下記のMakuake公式ページを参照のこと。 Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/wowcat/