デイリーアーカイブ Jan 20, 2025
ブロンプトン風E-bike等で有名な自転車ブランド「Harry Quinn」まとめ
ルノーライトシリーズ等、自動車ブランドの折りたたみ自転車を製造していることで有名なGic。そんなGicの中で、貴重な自転車ブランドの1つがHarry Quinnだ。イギリスで誕生したHarry Quinnは、2016年にGicがHarry Quinn社から全てのブランド権利を取得。現在は超軽量折りたたみ自転車やブロンプトン風自転車を日本国内で販売している。今回はハリークインの自転車を紹介する。
Roller(ブロンプトン風折りたたみ自転車)
日本では珍しい「ブロンプトン」のデザインを模した折りたたみ自転車。世界的にブロンプトンのデザインを模した折りたたみ自転車ブランドは何社か存在している。Rollerに関しては全体的なデザインはブロンプトンに似ているが、フレーム素材をアルミにする、ハンドルポストをDAHON系のポストに変更する等、折りたたみデザインを変えているため、細かい所まではコピーしていないタイプだ。変速機はスターメーアーチャー製の内装3段変速機を採用。全国的に発売されていなく、製造元のGicの直営店か、インターネットでの通販のみの販売となる。
フレーム:アルミ
フロントフォーク:アルミ
重量:12kg(本体のみ)
ブレーキ:デュアルピボットキャリパーブレーキ(シティサイクルタイプ)
ギア:スターメーアーチャー 内装3段変速
タイヤ/ホイールサイズ:16×1-3/8
特記事項:折りたたみサイズ72×69(cm)
PORTABLE E-BIKE:¥135,000
ブロンプトン風折りたたみ自転車「Roller」の電動アシストバージョンと言えるのが「PORTABLE E-BIKE」バッテリーはフレーム内蔵となっており、車体重量はバッテリー込で14㎏台と比較的軽い。変速機は無く1段のみのシングルギアとなる。
フレーム:アルミ
フロントフォーク:-
重量:約14.6kg
ドライブユニット/搭載方式:不明 250W/フロントインホイールモーター
バッテリー: 36V/7Ah
航続距離:
「LOW」モードの場合は70km
充電時間:3.5時間
メインコンポーネント:-
ブレーキ:デュアルピボットキャリパーブレーキ
ホイール/タイヤ:16×1-3/8
https://www.cyclorider.com/archives/25158
MOBILLY FIELD:¥40,000
12インチのXフレームタイプの縦折れ式折りたたみ自転車。ハンドルは折りたたみ式を採用しており狭い場所でも置ける事が可能だ。
MAGIC (Magnesium Minivelo2014):¥50,000(終了)
マグネシウム素材を採用したフレームを採用し、実売価格5万円以下で車体重量約9.1kg(ペダル、スタンドを除く)を実現したスポーツミニベロ。ホイールサイズは20インチの中でも細いタイヤが多い451規格を採用。舗装路の高速走行を重視したい人に向いている。現在はルノーで類似モデルが売られている。
フレーム:マグネシウム
フロントフォーク:-
重量:12kg(本体のみ)
ブレーキ:デュアルピボットキャリパーブレーキ(ロードバイクタイプ)
ギア:52-42T/11-28T 7速
タイヤ/ホイールサイズ:20×1-1/8
特記事項:-
GTのロードバイク/グラベルロードを解説 「GRADE」や「GTR」を紹介
アメリカの自転車ブランド「GT」は、マウンテンバイクが中心の自転車ブランドとして知られている。その一方でグラベルロードブーム初期に、手頃な価格で購入できるグラベルロード「GRADE」を登場させたメーカーとしても有名だ。2020年モデルでは、グラベルロード「GRADE」シリーズがフルモデルチェンジ。また、ロードバイクの「GTR」シリーズが登場した。
GRADEシリーズ
https://youtu.be/WpgTff6VAqs
2015年モデルとして登場したGRADEシリーズは、当時、手軽に購入できるグラベルロードとして注目されていた。2020年モデルではモデルチェンジを行い、GTの売りであるトリプルトライアングルフレームだが、シートステーを直接トップチューブにつなげたフローティングシートステイを採用し、リアの柔軟性を上げたとのこと。
フレームは、旧モデルのGRADEと比較してよりグラベル向けに振り、流行のグラベルロードの構成となった。フレームのクリアランスを広げることにより37ミリ相当のタイヤを標準装備。バッグやボトルを積載するためのマウントも増え、フレームにはトップチューブバッグ用のダボ穴に、フロントフォークにはエニシングケージ用のダボ穴、アルミモデルにはシートステイにボトル用のダボ穴も装備した。オールマイティな楽しみ方をしたい人にお薦めだ。
Grade Al. Elite:¥108,000
手頃な価格で購入可能なエントリーモデル。しかし、グラベルやツーリング向けに一般的なロードバイクよりも1:1以下の低いギア比や、グラベル走行が可能なWTBブランドのタイヤ、チューブを無くして軽量化と転がり抵抗の軽減が可能なチューブレスレディホイールを採用しており、グラベルロードらしい遊び方が気軽にできるようになった。
フレーム: All New Grade アルミ、EnduRoad Triple Triangle デザイン、フローティングシートステイ、12×142 スルーアクスル、フラットディスクマウント、ドロッパーポスト外装対応、BSA 73mm
フロントフォーク:All-New Grade カーボンフォーク、テーパードカーボンコラム、 フェンダー・パニアバッグマウント(4穴)
重量:-
ブレーキ:Tektro機械式ディスク、160mm フラットマウント
ギア(前-後):FSA Tempo Adventure、48/32-Sunrace、11-34、8スピード
タイヤ/ホイールサイズ:WTB Riddler Comp、700 x 37c、tan sidewall
特記事項:前後12ミリスルーアクスル。リムはWTB ST i23 TCS、28h、チューブレスレディ。
Grade Al. Expert:¥148,000
Grade Al. Eliteの部品構成をアップグレードしたモデル。基本的なキャラクターは同じだ。
フレーム: All New Grade アルミ、EnduRoad Triple Triangle デザイン、フローティングシートステイ、12×142 スルーアクスル、フラットディスクマウント、ドロッパーポスト外装対応、BSA 73mm
フロントフォーク:All-New Grade カーボンフォーク、テーパードカーボンコラム、...
高級感と軽さを両立した折りたたみ自転車「ルノー・ミラクルライトシリーズ」を紹介
軽量折りたたみ自転車として有名な「ルノー・ライトシリーズ」。ルノーライトシリーズには、ウルトラライトシリーズやプラチナライトシリーズといった軽さを重視したモデルがあるが、その中でも軽さと高級感を重視したのが「ミラクルライトシリーズ」だ。
ミラクルライトシリーズは、フレームに真空メッキ製法を使うことで独特の輝きと、アルミバテッドフレームを採用し、高級感ろ軽さにこだわった折りたたみ自転車。14インチ折りたたみ自転車「RENAULT MIRACLE LIGHT6」が最初に登場し、16インチと20インチと新たな2種類のラインナップが加わり、あらたに「MIRACLE LIGHT SERIES(ミラクルライトシリーズ)」として新登場した。
RENAULT MIRACLE LIGHT6(ミラクルライト6 AL140)
ルノー・ミラクルライトシリーズでいち早く登場したのが、ミラクルライト6。真空メッキ製法を採用したオーロラブルーに、アクセントとしてゴールドパーツが入ることにより、ルノー・ウルトラライト7Fやプラチナライト6よりも高級感があるデザインを実現。このデザインは、16インチモデルのプラチナライト7や、20インチのプラチナマッハ8にも採用されている。
ルノー・プラチナライト6との違いは、スポーク数が少ないホイールや高級感ある部品を装備している所。車体重量はプラチナライト6と殆ど変わらないが、高級感を重視したい人に合っている。
:フレーム/Aluminum
:本体重量/約6.7kg(ペダル、スタンドを除く)
:タイヤ/14×1.35
:折りたたみサイズ/670mm×340mm×560mm
:Single Speed
店頭小売価格:83,000円(+税)
RENAULT MIRACLE LIGHT7(ミラクルライト7 AL163)
16インチモデルのミラクルライト7は、プラチナライトシリーズ特有の高級感に加え、車体重量7.9㎏と16インチ折りたたみ自転車では驚異的な軽さを実現した。
プラチナライト8との大きな違いは、車体重量と変速段数。プラチナライト8は車体重量8.8㎏で7段変速を採用。一方、ミラクルライト7は車体重量7.9㎏で外装3段変速となっている。この外装3段変速は、14インチ折りたたみ自転車に採用されている物を使っており、ホイールも専用品を使用している。
ルノー・ミラクルライト7は、ルノー・ウルトラライト7などの14インチ折りたたみ自転車と同じ軽さは欲しいが、安定した操縦性も求めている人にお薦めだ。
主な仕様
:フレーム/Aluminum
:本体重量/約7.9kg(ペダル、スタンドを除く)
:折りたたみサイズ/700mm×370mm×570mm
:タイヤ/16×1.5
:3 Speed
店頭小売価格:93,000円(+税)
RENAULT MIRACLE MACH8(ミラクルマッハ8 AL209)
ルノー・プラチナライトシリーズでは異色とも言えるモデルがミラクルマッハ8。20×1-1/8(451)と、28ミリ幅クラスの幅が細いタイヤを装着したスポーツ折りたたみ自転車だ。
ルノー・プラチナマッハ8との大きな違いはブレーキ。プラチナマッハ8ではクロスバイク等に使われているVブレーキが装備されているが、ミラクルマッハ8ではロードバイクで使われているキャリパーブレーキを採用した。ミラクルマッハ8では、ロードバイク用のブレーキレバーが装着できるが、ハンドルポストが車体の中に入る中折れ式のため注意。また、フレームとのクリアランスが少ないため、装着可能なタイヤも少ない。ミラクルマッハ8は、プラチナマッハ8よりも舗装路走行をスポーティに楽しみたい人やカスタマイズを楽しみたい人に向いているだろう。
仕様
:フレーム/Aluminum
:本体重量/約8.9kg(ペダル、スタンドを除く)
:折りたたみサイズ/850mm×380mm×620mm
:タイヤ/20×1-1/8(451)仏式バルブ
:9 Speed
カラー :Aurora Blue
店頭小売価格:98,000円(+税)