デイリーアーカイブ Jan 20, 2025

官民連携事業研究所とオーシャンブルースマートが業務提携 シェアサイクルサービスで自治体と連動

日本全国で様々な自治体に政策と融合する事業を紹介する、株式会社官民連携事業研究所は、シェアサイクルサービス「PiPPA(ピッパ)」を展開する株式会社オーシャンブルースマートと2019年7月19日付けで業務提携を行った。 シェアサイクルサービス「PiPPA」を手掛けるオーシャンブルースマートは、東京、京都、宮崎を中心に自治体や公共交通事業者などをはじめとした様々な分野と協業し、駐輪可能台数2500台、駐輪ポート数約250か所(2019年5月末時点)にてサービスを展開。今回の提携では、観光振興のテーマから都市圏のみならず非大都市圏においても効果的な観光振興を図るべく、公共交通機関と観光地の空白地帯・ラストワンマイルの解消による交通実現を目指すとのこと。 更に副次効果として回遊性の向上による新たな観光資源創造、「生活の足」が増えることによる市民サービス向上、利用者の健康増進など数多くの可能性にも期待している。官民連携事業研究所とオーシャンブルースマートは、シェアサイクルサービス「PiPPA」の有用性を各自治体と共有し、取り組みによって獲得されたデータを利活用するなど、公民一体となった事業展開を目指すとのことだ。 「PiPPA」は、IoT技術を用い、専用駐輪ポート間で自由に乗り降りすることが可能なシェアサイクルサービス。専用スマートフォンアプリで、開錠から支払いまでがスマートフォン1つで完結し「ピッ!とすればパッとシェアサイクル」ができる手軽さ・分かりやすさが特徴だ。使われている自転車は、軽量アルミフレームに3段変速ギア、ノーパンクタイヤを装備。また、「一時駐輪機能」も搭載されており、専用駐輪ポートではない場所に立ち寄ることも可能だ。 株式会社官民連携事業研究所:https://p4rl.com/ 株式会社オーシャンブルースマート:https://pippa.co.jp/

乗りやすさと倒れにくさを両立した高齢者向け自転車「豊田トライク・LWL」

高齢者向けモビリティが注目されている現代。このような話題ですぐに思い浮かべるのが自転車だろう。現代の自転車は高齢者向けに乗り降りしやすい設計を採用した物や、少ない力でも走行できる電動アシスト自転車が売られている。 しかし、このような自転車の欠点は2輪車のため、どうしても倒れやすい所だ。昔から3輪自転車という物は存在していたが、一般的な自転車と特性が違うため、従来の自転車よりも運転しにくい場合もある。国民生活センターでも3輪自転車の走行特性に注意という発表もあったほどだ。 シンクロシステムで有名な豊田トライクは、レンタサイクルから業務用自転車まで幅広いジャンルの自転車に使われているが、高齢者向け自転車の開発も行っている。フレームにLWLと書かれた、この電動アシスト自転車の特徴は、スムーズな2輪車のコーナリングと、3輪車の安定性を兼ね備えた高齢者向け自転車なのが一番の特徴だ。今回、経済産業省で行われた、多様なモビリティの普及促進のための展示・試乗会で試乗できた。 この電動アシスト自転車では、豊田トライクの売りであるシンクロシステムを採用している。シンクロシステムは、左右2輪をチェーンで連結し、2輪を連動させることで片輪が上昇すると一方の片輪が下降するシステムだ。この自転車では、車体後部に装着し、駆動せず車体を安定させる補助輪としてのみの機能を採用している。 この高齢者向け電動アシスト自転車のシンクロシステムは、車体が自立できる事だ。今回の試乗会で実際に運転した所、普通の自転車では足をつかないといけない速度でカーブを曲がろうとしても、足をペダルに置いた状態で曲がることができる。 それだけでなく、凄い所は一般的な2輪自転車の感覚で走行できる事だ。後ろ2輪の殆どの3輪自転車サスペンションが無いため、2輪自転車に慣れている人には非常に運転しにくい。しかし、豊田トライクの高齢者向け自転車ではそのような事は無かった。見えない手でできるだけ自転車を倒れないようにしてくれる安定感があるのだ。 豊田トライクの高齢者向け電動アシスト自転車は現在も開発中とのこと。従来の2輪自転車に乗れない人や高齢者向けの3輪自転車では不安定で乗りたくないと思う人は、この電動アシスト自転車に一旦乗ってみることをお薦めする。

ハンドルをすっきりさせるロードバイク用電子ブザー「GENTZ」

https://youtu.be/sHeoF6S3qoc ロードバイクやクロスバイク等のスポーツ自転車で長距離ライドを行うようになると、ハンドルにGPSやスマートフォン、フロントバッグアダプター等、様々な物を装着するのが一般的だ。そこで問題になるのがベルだろう。 法律により警報機の装着は定められているが、一般的なベルを装着すると貴重なハンドルのスペースが無くなってしまう問題がある。そんな人に注目なのがロードバイク用電子ホーン「GENTZ」だろう。 GENTZはドロップハンドルのエンドキャップ部分にブザーを挿入するタイプの警報機。クラウドファンディングにて目標支援総額の800%となる1,249,000円の資金調達に成功したプロダクトとしても知られている。ロードバイクのフォルムを崩さず、ハンドル周りをスッキリさせるのを売りにしており、重さは14gと軽量、フル充電により一日30秒利用した場合300日使用可能とのことだ。 充電を行う場合、ハンドルに装着したGENTZを外す必要がある。GENTZを装着した状態ではLEDランプ等が無いが、バッテリー低下時はブザー音が断続音するため、すぐに分かる構造を採用しているようだ。予定価格は税込み5,000円と安くは無いが、ハンドルまわりをスッキリしたい人や、ハンドルスペースを限界まで広げたい人に向いているだろう。 スペック 重さ:14 g 連続使用可能時間:300 日(1日30秒ボタン押下) バッテリー:リチウムイオン電池 適合ハンドル内径:18.5 mm ~ 21.0 mm 周波数:4.0 khz 音圧:74 db ※音源より1m 地点において 対象自転車:ロードバイク 内容物:ブザー本体及びエンドキャップ※USBケーブルは別売り USBタイプ:Micro B http://www.gentz-tokyo.com/