デイリーアーカイブ Oct 31, 2024

ロードバイクでキャンプは無理?ロードバイクの積載重量を覚えておきたい理由

https://www.youtube.com/watch?v=nftlHO2YDxc 舗装路を高速で走行できるロードバイクは、レースだけでなくサイクリングでも使う人がいる。ロードバイクでサイクリングを行う時に問題になるのが、荷台が装着できないため、沢山の荷物が積めないことだ。しかし、近年は、ロードバイクに大型のバッグを車体に直接装着する自転車ツーリングスタイル「バイクパッキング」で長距離サイクリングを行う人もいる。 荷台を装着しなくても荷物を積むことができるバイクパッキングをロードバイクで行う人たちもいる。ここで注意したいのが積載重量。自動車やオートバイには積載重量が書いてあることが多いが、ロードバイクにも積載重量がある。 例えば、スペシャライズドの英語版の取扱説明書には、それぞれの自転車ごとに使用条件や積載重量が書いてある。 参考:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF) 取扱説明書によるとAllezなどのハイパフォーマンスロードバイクは、フレームに荷台が装着できる場合の積載重量は25kg。荷台が装着できず非カーボンフレームの場合の積載重量は14kgとなる。 出典:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF) 一番気になるカーボンフレームの場合の積載重量だが、なんと2.3kg。これはコンディション2相当のカーボンフレームの自転車(クロスバイクなど)でも同じだ。因みにハイパフォーマンスロードバイクはフロントの積載については項目すらない。またコンディション2相当の自転車でもフロントフォークに荷台装着用の台座が無い場合の積載量は0kgとなる。 出典:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF)   ロードバイクにはどのくらいの荷物が積めるのか? Specializedはフレームによって、耐荷重が違う。ラックマウント付いている場合は25kg、非カーボンフレーム車は14kg、カーボンフレーム車:2.3kgとなる。 Cannondale、Jamis、Feltはハイパフォーマンスロードバイクには4.5kgの荷物を積むことができるとのこと。荷物を積む場合、ハンドルにバッグを装着するかシートポストバッグの装着のみとなっていて、荷台を装着することはできないようだ。Canyonに関しては、ロードバイクは荷台の装着不可。荷物を運ぶ場合は専用のサイクリング用リュックサックを使うのが唯一の方法となる。 GIANTの場合、ハイパフォーマンスロードバイクはフレーム素材に関わらず1.5kgの荷物しか積めない。 日本ブランドに目を向けると、ブリヂストンサイクルの場合、CYLVA D等のロードスポーツ車の取扱説明書では10kgまで。前は3kgまで。パナソニック・オーダーシステムは、車種にもよるが、ロードバイクやシクロクロス車は荷台の装着は想定していないのか、荷台の装着はできないと書いてある。 非競技ユーザーのロードバイクだと、ある程度の荷物は積めるようだ。Surlyの場合、ASTM規格では砂利道や多少の段差を走行しても大丈夫なカテゴリー2を採用している「Pacer」は、説明書では14kgの荷物を積むことができる。Midnight Specialに関しては、詳しい記述がなく乗員体重と荷物を合わせて136kgと定めている。 Cannondale:http://www.cannondale.com/en/USA/Support/OwnerManuals/Road FELT:http://www.feltbicycles.com/USA/Single-Nav/Inside-Felt/Manuals/Road.aspx JAMIS:http://www.jamisbikes.com/usa/support.html Specialized:スペシャライズドの英語版取扱説明書(PDF) Canyon:https://www.canyon.com/ja/service/downloads/ GIANT:https://www.giant-bicycles.com/us/owners-manuals ブリヂストンサイクル:http://www.bscycle.co.jp/support/pdf/ Panasonic:http://cycle.panasonic.jp/manual/ http://ja.surlybikes.com/bikes/pacer https://ja.surlybikes.com/bikes/midnight_special https://www.cyclorider.com/archives/20408 競技用ロードバイクでバイクパッキングや長距離ツーリングは不可能か? F1カーが荷物を積んで走るのを想定していないのと同じように、競技用ロードバイクで重い荷物を積むことはできないと思ったほうが良いだろう。バイクパッキングなどで重い荷物を積む場合、自転車が壊れても仕方ないのを承知で行うしかないようだ。最近は競技用ロードバイクでキャンプツーリングを薦めるメディアもあるが、自転車にキャンプ道具を載せる一般的なキャンプツーリングは難しい。モンベルの1人用テント「ムーンライトテント1型」の重量が2.1kgなのを考えると、競技用ロードバイクでのキャンプツーリングは絶望的だと思ったほうが良い。 仮にロードバイクでキャンプツーリングしたいのなら、レンタル用品が豊富なキャンプ場でキャンプを楽しむ、グラベルロードやクロスバイク等重い荷物が積める自転車を新たに購入する、車体が壊れるのを覚悟で重い荷物を積んで走るしかない。

「2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」J:COMが冠スポンサーとして協賛決定

J:COMは、2019年10月27日(日)に開催される「2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」(以下、さいたまクリテリウム)に、プレゼンティング(冠)スポンサーとして協賛する。2019年大会から2021年大会までの3年契約となる。 今年で7回目を迎える「さいたまクリテリウム」は、世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠して、さいたま新都心駅周辺で開催される自転車競技イベント。ツール・ド・フランス本大会で各賞を獲得するなど大活躍したスーパースターが世界各地から集結し、間近で繰り広げられる熱戦を体感しようと、国内外から大勢のサイクルロードレースファンが観戦に訪れ、回を追うごとに大会の人気・知名度が高まっている。 J:COM は、ケーブルテレビ、インターネット、固定電話、モバイル、電力等のサービスを通じ、地域に密着した事業を展開しており、地域社会の発展に寄与することを目指し、地域と連携した様々な取り組みを行っている。その一環として、2015 年よりプレゼンティングスポンサーとして協賛し、「さいたまクリテリウム」を盛り上げるとのことだ。 <2019年大会概要> ◆大会名称 J:COM presents 2019ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム ◆主催 一般社団法人さいたまスポーツコミッション ◆共催 埼玉県、さいたま市 公益社団法人さいたま観光国際協会 A.S.O.(Amaury Sport Organisation) ◆特別協力 2019さいたまクリテリウム推進委員会 ◆競技主管 公益財団法人日本自転車競技連盟 ◆開催日 2019年10月27日(日) ◆会場 さいたま新都心駅 周辺 ◆同日開催のイベント 2019サイクルフェスタ 2019さいたまるしぇ in さいたまクリテリウム ◆WEBサイト:http://saitama-criterium.jp/

自転車が積めてベッドがある移動基地「N-VAN ミニチュアシマウザー」

p助手席側のセンターピラーをなくし、助手席とリアシートがフラットになる軽商用車として注目されている「ホンダ・N-VAN」。商用ユーザーだけでなく、車中泊やアウトドアを楽しむ人にも注目されている。 そんな、N-VANのキャラクター性に注目して作られたのが「ミニチュアシマウザー」だ。 ミニチュアシマウザーは、大きな荷物が仕舞うことができ、車内で寝ることも可能な簡易キャンピングカー。一般的なキャンピングカーは、家のような室内が多いが、ミニチュアシマウザーはシンプルな内装となっている。 しかし、ミニチュアシマウザーは、高い位置にベッドを装着した。また、左右別々にベッドポジションを変更可能。これにより高い荷物や自転車などを収納しながら就寝もできる。これは、従来の軽ワンボックスよりも低い床を実現したN-VANだからこそ可能な技だ。それ以外にも、電装品をコントロールするインフォメーションコントロールパネルや、AC100Vコンセント2口&USBソケット。1500Wインバーターを標準装備。 移動基地とも言えるミニチュアシマウザーの定員は乗車4名/就寝2名。また、下段ベッドマットを置くと4名就寝可能。販売予定価格は1,980,000円から。 ミニチュアシマウザー公式サイト:http://www.okamotors.co.jp/originalmodel/shimauzer/