デイリーアーカイブ Apr 29, 2025
2020年度版 10万円以下のロードバイク/グラベルロードまとめ
グラベルロードバイクのブームにより、低価格のエントリーモデルでもロードバイクやグラベルロード等の、多種多様なモデルが登場した。今回、10万円以下で購入できるロードバイクやグラベルロードをまとめてみた。価格は追記が無い限り税抜き表示。
https://www.cyclorider.com/archives/38261
手軽にロードバイク感覚を楽しめるドロップバークロスバイク
ドロップバークロスバイクで唯一のモデルがGIANT Escape R Drop。舗装路の爽快感を気軽に楽しめるスピードクロスバイクに、ドロップハンドルを装着することで、ロードバイク風味を楽しめる自転車が登場した。ロードバイクのように重いギアを踏み、高速走行するのは向いていないが、ロードバイク風のデザインを楽しみつつ、ツーリングなどの汎用性を持ったツーリング自転車が欲しい人に向いている。
GIANT Escape R Drop:66,000円
フレーム:ALUXX-Grade Aluminum
フロントフォーク:Cr-mo
ギア:前46/30T/後SHIMANO HG41 8S 11-34T(Shimano Claris仕様)
ブレーキ:TEKTRO RX1 ミニVブレーキ
タイヤ:GIANT ESCAPE R TIRE 700x30C
初心者向けロードバイクの決定版か GIANT Escape R DROP https://t.co/MjIfUiFH3M #自転車 @CycloriderJapanさんから
— CycloRider (@CycloriderJapan) December 13, 2019
トラッドな規格を採用したロードバイク
舗装路を高速走行を行うために特化したロードバイク。低価格のエントリーモデルでも、その特徴は変わらない。近年のロードバイクはエントリーモデルでも、汎用性よりも走行性能を追求している物がほとんどだ。通勤や通学などの日常利用より、オフの時にサイクリングを楽しむための自転車だ。
高価なハイエンドロードバイクでは、ディスクブレーキの装着が一般的だ。しかし、低価格帯のロードバイクは、従来のキャリパーブレーキを採用しているのが少なくない。キャリパーブレーキ関連の部品は、様々な部品や情報が揃っており軽量だ。一方で、ディスクブレーキよりもブレーキの効きは悪い、フレームとタイヤのクリアランスを広くすることができないため、タイヤを太くすることが難しい欠点もある。
軽くてシンプルなロードバイクが欲しいのならリムブレーキモデルのロードバイクを選ぶのが良いだろう。
Cannondale CAAD OPTIMO SORA:100,000円
キャノンデールの中でも、トラッドなアルミロードバイクのデザインを残しているのがCAAD OPTIMO。カラーリングはシンプルなデザインを採用している。
フレーム:SmartForm C2 Alloy, SAVE, tapered headtube, fender mounts
フロントフォーク:Full Carbon, 1-1/8"...
Boschの新型ドライブユニットを搭載 TREKのE-クロスバイク「Allant+ 8」
TREKの2020年モデルのE-Bikeは、新たにE-クロスバイクとE-MTBを投入した。その中でもクロスバイクタイプのE-Bike「Allant +8」シリーズは、TREKのE-クロスバイクの中でもフラグシップモデルだ。
フレームは、バッテリー内蔵型を採用することで、E-Bikeの中ですっきりとしたデザインを採用。また、泥除けやサイドバッグが装着できるリアキャリアを標準装備したため、コミューターとしても使う事ができる。変速はShimano Deore10段変速、タイヤはBontrager E6 Hard-Case Lite, reflective, wire bead, 60tpi, 27.5x2.4と、マウンテンバイク並の太いスリックタイヤを採用。一般的なスポーツサイクルよりも太いタイヤを装着しているのは、一般的な自転車よりも重く、バッテリーを搭載しているE-Bikeでは一般的だ。
ドライブユニットは「Bosch Performance CX」。ハイエンドE-BikeやE-MTBにも使われているドライブユニット。最高出力は250W、最大トルクは75Nm。バッテリーは「Bosch PowerTube 500」という500Whの大容量バッテリーを搭載した。価格は¥430,000(税抜)。
trekbikes.com
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ディスクブレーキが付いた650Bクロス「GIANT GRAVIER Disc」
グラベルロードブームの流れで、クロスバイクにも太いタイヤを装着したグラベルクロスバイクが増えつつある。そんなグラベルクロスバイクの先駆車と言えるのが「GIANT GRAVIER」だろう。
https://www.cyclorider.com/archives/15612
GIANT GRAVIERは軽量なフレームに、650B用のホイールとタイヤを搭載したクロスバイク。軽量フレームの軽快な走りに、太いタイヤの安定性も持っており、多目的な使い方を行う人にピッタリのクロスバイクだ。そんなGRAVIERで気になっていたのがディスクブレーキモデルが無かったことだが、2020年モデルでついにディスクブレーキモデル「GRAVIER DISC」が登場した。
GRAVIER DISCは名前の通りディスクブレーキを搭載している。ブレーキはSHIMANO MT200油圧ディスクブレーキ。6万円台で軽い力で握れる油圧ディスクブレーキが装着されているのは貴重だ。
ギアはフロント3段、リア8段の24段変速。近年流行のフロントダブルやフロントシングルではない古典的な組み合わせだが、峠越えやグラベルライド、ロングツーリング等、幅広い使い方に対応している。グリーンやネイビーのフレームカラーや、ブラウンサイドのタイヤは、アドベンチャーバイクをイメージさせるだろう。
GRAVIER DISCはクロスバイクのスタンダードになるか?
クロスバイクと言えば、GIANT Escape R3のように、舗装路を軽快に走行できるスピードクロスが一般的だ。しかし、クロスバイクは舗装路のサイクリングだけでなく、荒れた道がある街中や、砂利道など幅広い道を走る必要がある。そんな人にはグラベルクロスバイクが合っている。その中でもGRAVIER DISCは、GIANTの販売網や¥62,000と手頃な価格等で売れるだろう。
GRAVIER DISCのようなグラベルクロスバイクをスタンダードにする場合、重要なのがタイヤだ。低価格の太いタイヤは、重量が重く走りが鈍重なモノが多い。軽快な走りを楽しむ場合、軽量なタイヤを付ける必要があるが高価だ。このようなグラベルクロスバイクは、軽いタイヤを装着して、走りの良さをアピールしたほうが良いだろう。
https://www.giant.co.jp