デイリーアーカイブ Jan 20, 2025
【E-ROAD】日本の電動アシストロードバイク/グラベルロードまとめ【E-Bike】
オフロードでも軽快に走行できるE-MTBや一般の人でも快適なサイクリングが楽しめるE-クロスバイクがメインのE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)。そんなE-Bike界の中でもマイナーなのがE-ロードバイクだ。法律の関係で低速でアシストが効く特性は、高速走行を楽しむロードバイクには合わない等の問題があり、世界的に見てE-ロードバイクはマイナーな存在だ。そんな中でも日本や海外で販売されているE-ロードバイク/グラベルロードを紹介する。
https://www.cyclorider.com/archives/41610
日本で購入できる電動アシストロードバイク/グラベルロード
2019年7月現在、日本で発売されている、若しくは発売予定のE-ロードバイク一覧。E-Bikeはドライブユニットによって、走行感が違うため購入前は試乗をお薦めする。
XROSS B1h:¥189,000
E-Bikeブーム前に登場したE-ロードバイクがXROSS B1h。軽量な車体と小型バッテリーを装備することで、車体重量13㎏を達成したE-ロードバイク。日本国内で販売されているE-Bikeの中では驚異的とも言える軽さだ。ドライブユニットはSUNSTER S03。2019年現在、日本国内での情報が少ないのが欠点だろう。
フレーム:Aluminum Alloy #6061
フロントフォーク:カーボンフォーク(700×28C対応)
重量:約13.0kg
ドライブユニット/搭載方式:SUNSTER S03 235w/ミッドドライブ
バッテリー: DC25.2V, 63.9Wh, 890g
航続距離:-
充電時間:-
メインコンポーネント:シマノ・CLARIS 1×8速
ブレーキ:Shimano CLARIS
ホイール/タイヤ:700X23C Kenda Kaliente Pro,
Yamaha YPJ-R:¥230,000
https://www.youtube.com/watch?v=MSnJza4YaR0
日本のE-Bikeブームの先駆けで登場したのがYPJ-R。ヤマハのE-Bikeブランド「YPJ」シリーズ初めての市販モデルとして知られている。YPJ-RとE-フラットバーロードバイクのYPJ-Cは、軽量な車体とコンパクトなバッテリーを搭載したライトウェイトE-Bikeだ。
YPJ-Rの利点は車体とバッテリーが軽量なため、一般的なスポーツ自転車と同じ感覚でコーナリングができる事。欠点は、アシストは人間の脚力の補助という扱いのため、アシストの味付けを薄口にしている所だ。大容量バッテリーを搭載したヘビーウェイトE-Bikeは、モーターのアシスト力で上り坂をパワフルに登ってくれるが、YPJ-Rはあくまでもアシストに徹して登る特性を採用している。また、E-Bikeは上り坂を長時間走行するとバッテリーの消耗が激しくなる。YPJ-Rは他のE-Bikeでは見られない超小型バッテリーを搭載しているため、長時間上り坂を走行した場合、すぐに電池切れになるだろう。
スタートダッシュと上り坂よりも、平地とコーナリングの軽快さを求める人に向いている。登場時は、大手自転車ブランド唯一のE-bikeだったため、試乗車やレンタサイクルが全国各地にあり、E-ロードバイクの中では気軽に乗れる。
フレーム:アルミ
フロントフォーク:アルミ
重量:約15.4kg(Mサイズ)
ドライブユニット/搭載方式:ヤマハ・PW 240w/ミッドドライブ
バッテリー: 25.2V/2.4Ah
航続距離:
「HIGH」モード:14km
「STD」モード:22km
「ECO」モード:48km
充電時間:1時間
メインコンポーネント:シマノ105 2×11速
ブレーキ:Shimano 105 キャリパーブレーキ
ホイール/タイヤ:700X23C
https://www.cyclorider.com/archives/23188
Yamaha YPJ-ER:¥320,000
欧州的E-Bikeの方程式を積み込んだE-グラベルロードがYPJ-ER。大容量バッテリーを搭載し、パワフルなアシストにすることで楽に走行できることができ、YPJ-Rとはコンセプトから違う。
ドライブユニットはヤマハ・PW-SE。YPJ-Rに装備されているPWよりも上位ユニットのモデルで、脚を高回転で回しても追従する仕様となっている。バッテリーも大容量タイプを採用することで、航続距離は最短で93km(ハイモード)、最長で242km(プラスエコモード)と、長い上り坂や長距離サイクリングにも対応。ブレーキは、油圧ディスクブレーキを採用し、短い距離で止まる事が可能だ。タイヤはロードバイクよりも太いタイヤが装備されており、グラベルライドや街中の段差も安心して走行できる。海外ではYPJ-ERをベースにしたE-グラベルロード「 WABASH」がある。
https://vimeo.com/321629802
YPJ-ERは、癖がなく扱いやすいE-グラベルロードが欲しい人に向いている。車体価格は高価だが、E-ロードバイク/E-グラベルロードを購入するときは候補の1つに入れる1台だろう。
フレーム:アルミ
フロントフォーク:アルミ
重量:約19.6kg(Mサイズ)
ドライブユニット/搭載方式:ヤマハ・PW-SE 240w/ミッドドライブ
バッテリー: 36.0V/13.3Ah
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トーキョーバイクの2店舗の周年を記念したイベント 「Thank You! ~Tokyobike Shop Anniversary ~」を 7月6日(土)から開催
株式会社トーキョーバイクは、国内2店舗、谷中店と中目黒店の周年を記念したイベント「Thank You! ~Tokyobike Shop Anniversary ~」を、7月6日(土)~7月28日(日)にわたり開催する。
今年で10周年となる谷中店と5周年の中目黒店で、約3週間にわたり様々なイベントを開催する。10周年を迎える谷中店では、立川志の彦さんの落語会や在日ファンクのギタリストである仰木亮彦さんのソロライブのほか、谷中周辺の東東京エリアを巡るライドツアーを行う。また、東京・谷根千エリアを独自の目線で紹介するユニット「rojiroji(ロジロジ)」監修により、別冊マガジン『tokyobike x rojiroji magazine トーキョーバイクがある谷中』を発行、数量限定で無料配布する。
5周年を迎える中目黒店では、縁のあるお店を招いてのマルシェや、“食”をテーマとしたライブパフォーマンスイベント、EATBEAT!(イートビート!)を開催する。その他に、CHALKBOY率いる手描き集団 WHW!プレゼンツの「トーキョーバイクで巡るレコードDIGライド」などを行う。
また、トーキョーバイクの自転車をお持ちのお客様限定の企画も実施。期間中、基本メンテナンスをご利用の方にCHALKBOYが手がけた周年記念ロゴ入りのリフィルノート(非売品)をプレゼント。また谷中店では、レンタルバイクを、ユーザーの方と同伴で利用してくれた方への特別料金プランを設け、通常1日利用2,500円をワンコイン500円で提供する。
そして、中目黒で旅をテーマにしたオリジナルのステーショナリーや雑貨を扱うTRAVELER’S FACTORYを展開するTRAVELER'S COMPANYと、2013年以来2回目となるコラボレーションをし、限定モデルやグッズを発売する。TOKYOBIKE 26をベースにした限定モデル「TRAVELER’S BIKE」を発売する。“日常を旅するトーキョーバイク”としたテーマで、オリジナルのフレームカラーやヘッドバッヂのデザインのほか、TRAVELER'S COMPANYの代表的な製品、「トラベラーズノート」のレザーを使用したグリップとフレームパッド、細かなパーツのセレクトした。販売は10台限定で受注生産。また、TRAVELER’S COMPANYが作るtokyobikeロゴが入ったオリジナルデザインのリフィルノートや、トーキョーバイクが刻印されたブラスタグも発売する。
TRAVELER’S COMPANY:https://www.travelers-company.com
TRAVELER’S FACTORY:https://www.travelers-factory.com
◎限定モデル「TRAVELER’S BIKE」商品情報
価格 :¥120,000(税別)
カラー :トラベラーズオリーブ(マット仕上げ)
フレームサイズ:S(47cm) M(53cm) L(57cm)(C-T)
目安の適応身長:S(150~165cm) M(165~175cm) L(175~185cm)
TRAVELER’S COMPANY オリジナルレザーのグリップ・フレームパッド、BROOKS本革サドル、WALDリアキャリア、ボトルケージ、ベル、センタースタンド付き
販売は、Tokyobike Shop & Rentals 谷中、Tokyobike Shop 中目黒、tokyobike オンラインストアのみ
受注生産のため、ご注文から2~3ヶ月で納品となります。
◎イベント日程(予定)
7月13日(土)
(谷中店)トーキョーバイク落語 立川志の彦
落語立川流 立川志の輔一門の二ツ目、立川志の彦さんの落語会。入場料:2,000円(大人)、500円(小人) +ワンドリンク500円(要予約)
(中目黒店)トーキョーバイクで巡るレコードDIGライド
CHALKBOY率いる手描き集団WHW!プレゼンツ、初心者大歓迎のレコードの世界へ優しく誘うライドツアー。JAZZY SPORT下北沢店でのレクチャーを皮切りに、レコード店を巡りながらジャンルレスのレコードの世界を味わえます。ツアー後には選んだレコードの試聴会も。
7月14日(日)
(中目黒店)マルシェ at Tokyobike Shop 中目黒
中目黒店が一日限定のマルシェに!
参加予定店舗:青果ミコト屋(かき氷)、MILK TEA SERVICE(ミルクティー)、東京台湾(豆花)、WHW!(ビール)、カルデサック(オリジナルグッズ)、ex. flower shop &...
しまなみ海道でE-BIKEによるサイクリングライフを提案する「E-BIKEアクションしまなみ」プロジェクトが始動
愛媛県では、サイクリストの聖地「しまなみ海道」において、主要自転車メーカーや、広島県、地元自治体、レンタサイクル事業者と連携し、 E-BIKEの普及による新たなサイクリング人口の拡大を図り、利用者の「健康づくり」や「豊かな暮らし」へと繋げるプロジェクト「E-BIKEアクションしまなみ」を始動する。
「E-BIKE」とは電動アシスト機能が付いたスポーツタイプの自転車。海外では人気が高まっており、日本では2018年から「E-BIKE元年」と、ニュースやテレビ番組で取り上げられ、トレンドのひとつになっている。また、E-BIKEマーケット拡大に向けた業界の動きも活発化しており、今後、国内においても、シニア層や女性層など、年齢、性別、体力に関係なく、幅広い層が楽しめるE-BIKEの需要が高まってくると予想されている。
E-BIKEアクションは、自治体と民間企業が一体となって、サイクリングの人気スポットであるしまなみ海道からE-BIKEの魅力を発信し、E-BIKEでの新しいサイクリングライフを提案を行う。E-BIKEアクションしまなみ参画者に関しては、自治体は愛媛県、広島県、今治市、尾道市。メーカーはグローブライド㈱、㈱ジャイアント、パナソニックサイクルテック㈱、㈱プロト、㈱BESV JAPAN、ボッシュ㈱、㈱ミヤタサイクル、ヤマハ発動機㈱。レンタサイクル事業者は今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山、一般社団法人 しまなみジャパンとのこと。
2019年度のE-BIKEレンタサイクル社会実験事業では、7月14日(日)から、自転車メーカー8社の協賛により、しまなみ海道でのレンタサイクル(38台)や充電スポットの配備(2か所)、利用者実態の把握のためのアンケートを実施(協力者へは記念品を進呈)する。また、幅広い層の方へE-BIKEの良さを知っていただくための試乗体験会や、安全な利用方法やマナー啓発、E-BIKEだからこそ楽しめるスポットを掲載したガイドブックを作成・配布を行い、E-BIKEの普及促進に向けた施策を行う。