デイリーアーカイブ Nov 2, 2024
サイクルベースあさひが自転車保険を無料プレゼントする「新生活応援キャンペーン」を実施
あさひは2月21日、自転車を購入した人を対象に2か月間の自転車保険を無料でプレゼントする「新生活応援キャンペーン」を開催すると発表した。
2020年4月から東京都・奈良県・愛媛県で自転車保険の加入義務化を定める条例が施行されるなど、全国の自治体で自転車保険の加入義務化の動きが進んでいる。自転車を利用する個人にも安全で適正な利用が求められる中、あさひでは安心して新生活のスタートを送る事ができ、自転車の安全・適正な利用を促すため、自転車保険を無料でプレゼントする「新生活応援キャンペーン」を開催する。このキャンペーンは全国のあさひ店舗または公式オンラインショップの「ネットで注文・お店で受取り」サービス利用して自転車を購入し、ウェブ上で簡単な登録手続きを行うことで、個人賠償責任補償1億円と入院一時金が付いた自転車保険に2か月間無料で加入できるキャンペーンとなる。期間は2020年2月21日~4月12日まで。
新生活応援キャンペーン概要
全国のサイクルベースあさひ店舗または公式オンラインショップの「ネットで注文・お店で受取りサービス」を利用して自転車をご購入いただいたお客様に、2か月間の自転車保険をプレゼントします。
対象者: 期間中、全国のサイクルベースあさひ店舗または公式オンラインショップの「ネットで注文・お店で受取サービス」を利用して自転車を購入したお客様
期間: 2020年2月21日~4月12日
補償内容:個人賠償責任補償 1億円
入院一時金※ 3万円(入院3日以上の場合)
※ 自転車搭乗中等の自転車に係る事故によって傷害(ケガ)を被った場合にお支払いします。自転車以外の交通事故は対象外となります。
加入方法:専用WEBサイトへアクセスし、購入時にもらえる登録番号と必要事項を入力して登録
あさひ自転車保険プレゼント詳細:https://entry.au-sonpo.co.jp/lps/asahi
新生活応援キャンペーンサイト:https://www.cb-asahi.co.jp/lp/contents/campaign/tsuugaku/
宅配レンタサイクル「Cycletrip BASE」でロードバイク、E-Bike等の月額プランを開始
ZuttoRide Sharingは、2月26日、浅草に拠点を構えるスポーツサイクル(E-Bike・ロードバイク・MTB)の宅配レンタルサービスで、新たに月額プランを開始したと発表した。
CycleTrip BASEは、サイト上から希望の車種を選択し、希望の時間、配達場所を選択するだけの簡単申込でスポーツサイクルのレンタルが出来るサービス。今までは月額レンタルは無かったが、多くのユーザーから長期レンタルを希望する声があり、月額プランを新しく設定した。上野、浅草、東京駅周辺では、配達料無料で宅配が可能。また、23区内であればご希望の場所まで宅配が可能とのこと。
車種は、BESVのE-Bike(PSA1、LX1、TRS2 XC、TRS2 AM)やBenelliのE-MTB(TAGETE27.5)、NEILPRYDE(BURA ULTEGRA)、GIANT(CONTEND SL1、DEFY ADVANCED)等のロードバイク、COMMENCALブランドのマウンテンバイクやキッズMTB(EL CAMINO 650B/29、RAMONES 24+)等を用意している。
公式サイト: CycleTrip BASE
ロードレースチーム「グリーンエッジ」の軌跡を映画化「栄光のマイヨジョーヌ」をレビュー
世界には自転車に関連した映画はあるが、サイクリストだけでなく一般の人にも注目される映画は少ない。しかし、サイクルロードレースチーム「グリーンエッジ」の軌跡を描いた「栄光のマイヨジョーヌ」は、サイクリストだけでなく一般の人でも楽しめる貴重な映画だ。「栄光のマイヨジョーヌ」は、2020年2月28日に公開されるが、一足先にシクロライダーで紹介しよう。
「栄光のマイヨジョーヌ」はオーストラリア初のプロ・サイクリング・ロードレースチーム、グリーンエッジの発足から5年に渡り、チーム内部から彼らのレースツアーに密着したスポーツ・ノンフィクション映画。原題の「ALL FOR ONE」は、日本語に訳すと「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」という意味。これは、過酷な競技の実態、エースを優勝へ導くためアシストに徹する自転車ロードレース特有のチームプレイ、強い信頼関係等を表している。内容もツール・ド・フランスだけでなく、パリ~ルーベ等のツール・ド・フランス以外の他のロードレース等が登場するため、「ALL FOR ONE」の意味を噛み締めながら、映画を見るのをお勧めする。
2010年、オーストラリア人のビジネスマンで起業家のジェリー・ライアンは、オーストラリア初のワールドツアー出場レベルのサイクルロードレースチームを作ろうと思い立つ事から映画は始まる。「グリーンエッジ」チームは、他のサイクルロードレースチームとは違う事でも知られている。例えば、選手は結果だけで選出せず、それぞれの個性や、どのようにチームに溶け込めるかに重点を置いて選定を行う。また、チームの運営も、軍隊的な組織で行うのではなく、競技から離れて楽しむことも重要だと考えていたとのこと。
従来のサイクルロードレースチームには無いエンターテインメントを持っているのも「グリーンエッジ」の特徴だ。ツアー中に、Youtubeでミュージックビデオの口パクや料理動画、ライダーの故郷や競技から離れた普段の生活を紹介する動画「バックステージ・パス」を配信し、人気になった話も取り上げている。
この映画で一番の見どころは、グリーンエッジチームでサイクルロードレースに挑む人達だ。トロフェオ・ライグエーリアの事故により重傷を負い、一度はサイクルロードレースを諦めていたが、グリーンエッジがスカウトし、再びサイクルロードレースに挑む「エステバン・チャベス」、パリ~ルーベの6週間前に腕を骨折するが、それでもトレーニングを続けてパリ~ルーベに挑む「マシュー・ヘイマン」、ツール・ド・フランスでトップの証となる黄色いジャージ「マイヨジョーヌ」を、あえてチームメイトに譲る「サイモン・ゲランス」などの選手や、グリーンエッジチームを支える監督等のドラマは魂を揺さぶるだろう。
「栄光のマイヨジョーヌ」は、サイクルロードレースチームのドキュメンタリーを描いているだけでなく、1つのノンフィクションドラマを描いた映画だ。グリーンエッジの5年間の軌跡を見ている内に、最後はグリーンエッジの一つになった気持ちになるだろう。普段はサイクルロードレースを紹介しないシクロライダーでもお勧めの映画だ。
https://youtu.be/h-HCgCv6TiI
『栄光のマイヨジョーヌ』
2月28日(金)より 新宿ピカデリー/なんばパークスシネマ(大阪)ほか全国順次公開(URL参照)
(c) 2017 Madman Production Company Pty Ltd
公式サイト:http://www.greenedge-movie.com/
Facebook:@green.edge.movie/Twitter:@greenedge_movie/Instagram:@greenedge_movie
2017年/オーストラリア/英語、スペイン語/103分/原題:ALL FOR ONE
監督・撮影:ダン・ジョーンズ
文:松本健多朗