デイリーアーカイブ Apr 26, 2025
ガーミンの自転車用後方レーダー「Varia」シリーズに2種類の新モデルが登場
ガーミンジャパン(以下 Garmin)は6月4日、サイクリング用ミリ波レーダー内蔵テールライトの最新モデル「Varia RTL515リアビューレーダー(ヴァリア アールティーエル515リアビューレーダー)」と、「Varia RVR315リアビューレーダー(ヴァリア アールブイアール315リアビューレーダー)」を2020年6月18日に発売すると発表した。予約は6月11日から開始する。
「Varia RTL515リアビューレーダー」は、後方レーダーを搭載した自転車用テールライト。世界初のミリ波レーダー技術を採用したリアビューレーダーは、第三世代に進化し、サイクルコンピューターEdgeシリーズだけでなく、無料スマホアプリ「Varia アプリ」でも、高精度なレーダー機能を手軽に使えるようになった。そして、テールライトを省いたことにより低価格化を実現した「Varia RVR315リアビューレーダー」が登場。レーダーの検知スペックはRTL515と同様で、よりコンパクトなボディを採用した。
「Varia アプリ」は、スマートフォンにインストールして「Varia リアビューレーダー」シリーズとペアリングすると、スマートフォンの画面上で後方状況の確認をすることができる無料のアプリ。車両の接近を検知すると、カラーオーバーレイで接近度のレベル(赤=急速接近、黄色=接近中、緑=クリア)に応じてアラートで注意を促す。スマートフォンが身近にない場合は、音とバイブレーションによるアラートで知らせる。「Varia リアビューレーダー」シリーズ、Edgeまたは対応するGarminデバイスとペアリングしていても、アプリを使用することでスマートフォンでも通知を発することが可能だ。
https://youtu.be/NcLLkcA-TEQ
「Varia RTL515リアビューレーダー」は、最大140メートル後方から接近する車両を、Edgeまたはスマホアプリ上でのアラートとライト点滅パターンの変化で、ライダーとドライバー双方に知らせるレーダー機能を有している。また、最大1.6km離れた地点から視認できる明るいライトで、ドライバーは早くからライダーの存在を認識できる。
そして、スマホアプリ連携に加え、今回のモデルではグループライド時に後方ライダーを考慮した減光パターンの点滅モード「プロトンモード」を新たに搭載。マウントキットは、D形状のシートポスト用のシムを新たに追加し、既存のシムとあわせて様々な形状のシートポストに対応可能。稼働時間はデイフラッシュの点滅モードで16時間となり、1日のライド時間をおおむねカバーできるスタミナを確保し、あらゆるシーンで昼夜を問わずライダーの安全確保に貢献する。
「Varia アプリ」はサードパーティアプリとの連携も可能で、KomootやRide with GPSなどと連携すれば、地図にリアビューレーダーアラートをオーバーレイすることができます。スマートフォンのバイブ機能を活用し、振動で車両接近を通知することも可能だ。価格は2万3800円(税抜、以下同)。
「Varia RTL515リアビューレーダー」の特徴は以下の通り
<新機能>
Varia アプリ:専用スマートフォンアプリとペアリングすれば、EdgeやGarminデバイスが無くてもレーダー機能が使用可能。(Bluetooth対応)
プロトンモード:グループライド時、ライトの明るさを落とし後方ライダーに配慮できるモード。
マウントキット:D形状のシートポスト用のシムを新たに追加し、既存のシムとあわせて様々な形状のシートポストに対応。
サードパーティアプリと連動:Varia アプリ使用時、KomootやRide with GPSなどのサードパーティアプリと連携して地図にリアビューレーダーアラートをオーバーレイすることが可能。
<継続/改良>
後方レーダー:約140m後方からの車両の接近を検知。画面上のカラーオーバーレイとライト(LED)点滅パターンの変化で、ライダーとドライバー双方に注意を促します。
可視性能:点灯モード時で65ルーメン、約1.6km後方からでも視認できる明るさ。点滅モード時は29ルーメン。
稼働時間:点滅モードは最長約16時間(前モデルは最長15時間)。1日のライド時間をおおむねカバーできるスタミナに。点灯モードは最長約6時間。
デザイン:シートポストに垂直にマウントできる縦型デザイン。ペダリングを妨げにくく、取付イメージもスマート。
製品仕様
製品名 :Varia RTL515リアビューレーダー
価格 :23,800円(税別)
サイズ :39.6×98.6×19.7mm
重量 :71g
テールライトモード:点灯/点滅
明るさ :デイフラッシュで65ルーメン、点灯モード29ルーメン
稼働時間 :点灯/最大6時間 点滅/最大16時間
防水 :IPX7
接続 :Bluetooth,ANT+
標準付属品 :シートポストマウント、microUSBケーブル、クイックスタートマニュアル
https://youtu.be/unYndxH_9AA
「Varia RVR315リアビューレーダー」は、Varia RTL515のテールライト機能を省くことで価格を抑え、導入しやすくなったモデル。レーダーの検知スペックは、RTLシリーズ同様で、よりコンパクトなボディでライダーの安全確保に貢献する。稼働時間は最長約7時間。日中ライドを十分にカバーできるスタミナを確保している。価格は1万6800円。
「Varia RVR315リアビューレーダー」の特徴は以下の通り。
後方レーダー:約140m後方からの車両の接近を検知。画面上のカラーオーバーレイで、ライダーとドライバー双方に注意を促します。
Varia アプリ:専用スマートフォンアプリとペアリングすれば、EdgeやGarminデバイスが無くてもレーダー機能が使用可能。(Bluetooth対応)
マウントキット:D形状のシートポスト用のシムを含め、既存のシムとあわせて様々な形状のシートポストに対応。
サードパーティアプリと連動:Varia アプリ使用時、KomootやRide...
遊び心があるファットスタイルの街乗りE-Bike「FANTIC ISSIMO」に試乗【E-Bikeインプレッション】
FANTICブランドのE-Bikeを輸入するサインハウスは、街乗りタイプのE-Bike「ISSIMO」を発表した。
ISSIMOは、かつてFANTICのラインナップにあったエンジン付き自転車「モペッド」の名前を受け継いだE-Bike。トラスフレームに前後ライト、ファットタイヤを採用することで、他にはない個性的なスタイルが特徴的なモデルだ。2018年のミラノモーターサイクルショー(EICMA)でコンセプトモデルが登場、2019年にユーロバイクアワード2019を受賞した事でも知られている。
https://www.youtube.com/watch?v=tlQxZLJus6U&
ISSIMOには「URBAN」と「FUN」の2つのモデルが用意されている。URBANはコミューター向けのモデルで、VEE-TIRE Speedster 20×4インチスリックタイヤにリアキャリアを装備した。
スポーティモデルの「FUN」は、オフロード走行を意識したVEE-TIRE Mission Command 20×4インチタイヤを採用。リアフェンダーもオフロードオートバイを連想させるミニマムなデザインで、遊びに振った仕様だ。アシストのセッティングに関してはURBAN、FUN共に同じ仕様となる。
カラーリングは、ジェットブラック、シルバー、キャンディレッド、ホワイトの4色。また、フレームカバーも用意されており、スケルトンカラーの場合、ビビッドライム、アイランドブルー、ヴァイオレット、ネオンオレンジ、チリペッパーレッドの5色。ソリッドカラーの場合、ジェットブラック、シルバー、アウトドアグリーン、ローズゴールド、ホワイトの5色を用意する。
車体重量は32.4kg(FUN)で、ZOOM製80ミリトラベルのフロントサスペンションフォークを採用。ドライブユニットは、BAFANG M500ミッドドライブ(定格出力250W、最大トルク80Nm)を採用し、630whバッテリーの組み合わせで航続距離は70キロから120キロを実現した。変速機はシマノ NEXUS内装5段変速にフロントギア40T、リアコグ24Tで、シマノ製油圧ディスクブレーキを搭載。価格は「FUN」「URBAN」共に39万6,000円(税込)。日本国内仕様で公道走行可能だ。
FANTIC ISSIMOをインプレッション
今回のメディア発表会では、サインハウス近辺でISSIMOの試乗を行う事ができた。グレードはリアキャリア、スリックタイヤ装着の「URBAN」。
ISSIMOに搭載されているドライブユニット「BAFANG M500」は定格出力250W、最大トルク80Nmと、E-MTB等のハイエンドE-Bikeと同等の力強いトルクを発揮。アシスト音はヒューン系で比較的静かな音を出す。車体重量は30キロを超えるため、E-MTBのように発進からわずか2~3秒で時速24キロに達するような走りはできないが、トルクを活かしてグイグイと走る事ができる。
アシストは5段階あり、重い車体をE-Bikeらしくキビキビと走らせたいのなら3、4、5を使うのがベストだろう。
リアキャリアは、テールライトが装備されており、デザイン重視に見えるが荷掛け用のフックも装備されており実用性も備わっている。また、バッテリーを搭載することも可能でオプションのバッテリーを搭載し、デュアルバッテリー化を行えば、さらに航続距離を伸ばす事も可能だ。
今回、サインハウスショールーム付近を試乗した限りでは、ISSIMOはスポーツサイクルのように軽快にペダルを回して走るのではなく、力強いアシストを生かして、ややゆったりと漕いで走るのが合っていると感じた。これは重い車体重量や、外装変速機よりも伝達効率がわずかに落ちる内装変速機を採用しているのもあるだろう。
しかし、スポーツサイクルとして見るのではなく「レジャーEバイク」として見ると、モペットを意識した他には無いデザインに、跨ぎやすいフレームとシティサイクル風の乗車姿勢のおかげで乗りやすく、4インチファットタイヤ独特の浮遊感や柔らかめの街乗りタイプのフロントサスペンションのおかげで、道が荒れていても気にせず走ることができる独特のキャラクターを持っている。
ISSIMOは車体重量が重く、人力で漕いだ時の性能はオマケに近いため、アシストを常に使う運転が行う。航続距離に関しては、カタログ値で70キロ以上。また、ISSIMOに搭載されているバッテリーは一般的なE-Bikeで使われる400Wh~500Whクラスよりも更に大きい630Whクラスを採用し、ロングライドをしなければ問題無いだろう。仮にISSIMOでロングライドを行いたいのなら、リアキャリアにバッテリーを搭載したダブルバッテリー化を行うのをお薦めする。
ビーチバギーやATV(4輪バギー)のような遊び心があるレジャーEバイクのISSIMO。購入時の注意点としては、ISSIMOは従来の自転車の延長線にあるE-Bikeでは物足りない人向けのモデルで、はっきりしたキャラクターを持っている。気になる人は実車を見たり試乗を行った上で購入するのがベストだ。
関連リンク
FANTIC
関連記事
https://www.cyclorider.com/archives/47334
https://www.cyclorider.com/archives/48740
文:松本健多朗
【自転車漫画】みんなでヒルクライムにチャレンジ(中編)「サイクル。」Part44
レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」。今回は、ヒルクライムチャレンジの中編をお届けします。
この投稿をInstagramで見る
【サイクル。】みんなで登ってみた7 1/2 がんばれともちゃん! #イラスト #漫画 #マンガ #自転車漫画 #自転車 #自転車女子 #サイクリング #サイクリング女子 #ロードバイク #ロードバイク女子 #ロードバイク漫画 #ロードバイク乗り #illustrations #コミック #ヒルクライム #葡萄坂
五十嵐英貴(@rengokulab)がシェアした投稿 - 2020年 4月月14日午前1時53分PDT
この投稿をInstagramで見る
【サイクル。】みんなで登ってみた7 2/2 がんばれともちゃん! #イラスト #漫画 #マンガ #自転車漫画 #自転車 #自転車女子 #サイクリング #サイクリング女子 #ロードバイク #ロードバイク女子 #ロードバイク漫画 #ロードバイク乗り #illustrations #コミック #ヒルクライム #葡萄坂
五十嵐英貴(@rengokulab)がシェアした投稿 - 2020年 4月月14日午前1時54分PDT
この投稿をInstagramで見る
【サイクル。】みんなで登ってみた8 1/2 おまたせ!真打登場(^ ^) #イラスト...