デイリーアーカイブ Apr 26, 2025
キャノンデールからグラベルロードタイプのEバイク「Topstone Neo」シリーズが登場
キャノンデールジャパンは5月27日、グラベルロードタイプのE-Bike「Topstone Neo」シリーズを発表した。
「Topstone Neo」シリーズは日本国内で初めて、Bosch Performance Line CXを搭載したグラベルロードタイプのE-Bike(E-グラベルロード)。Topstone Carbonシリーズと同じく、カーボン素材を採用したフレームはKingPinサスペンションシステムを採用。フレーム内には大容量の500Whバッテリーを搭載することで、最大航続距離170キロを実現した。
ドライブユニットはBosch Performance Line CX。定格出力250W、最大トルク75Nmと高出力でレスポンスが良いのが特徴のユニット。一般的にはE-MTB(マウンテンバイクタイプのE-Bike)で使われているドライブユニットで、E-グラベルロードに搭載した時のパフォーマンスが気になるところだ。
ラインナップは700Cホイールを装着した「Topstone Neo Carbon 4」と、650Bホイールを装着した「Topstone Neo Carbon 3 Lefty」の2種類を用意。700Cホイールの場合最大40mmタイヤが、650Bホイールの場合は最大48mmタイヤの使用が可能だ。
また、Topstone Neo Carbon 3 Leftyは、同時発売したペダルバイク(人力自転車)タイプのグラベルロード「Topstone Carbon Lefty」と同じく、フロントフォークにグラベル用に開発されたフロントサスペンションフォーク「Lefty Oliver(レフティオリバー)」を搭載した。
Topstone Neo Carbon 3 LeftyはBallisTec carbon frame with Kingpin suspension フレームと、 Lefty Oliver gravel fork, 30mm travelフロントフォークの組み合わせ。ドライブユニットは、Bosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク75Nm)に、500Whバッテリーを組み合わせで、最大航続距離は176キロ。コンポーネントはShimano GRX812/600 11段変速で、クランクはFSA Bosch E-Bike, FSA Megatooth,...
タンポポ由来の天然ゴムで作られた自転車用タイヤ「コンチネンタル Urban Taraxagum」がTAIPEI CYCLE d&i awardsで ゴールデンアワードを受賞
コンチネンタルタイヤは5月27日、パラゴムノキに代わる新たなタンポポ由来の天然ゴムでつくられた初の量産自転車タイヤ「Urban Taraxagum」が2020年の台北国際サイクルショーに関連して行われるTAIPEI CYCLE d&i awardsで、ゴールデンアワードを受賞した事を発表した。
「Taraxagum」プロジェクトは、タンポポから十分な天然ゴムを生産し、二輪車、乗用車、商用車のタイヤ、およびその他のゴム製車両部品に使用するプロジェクト。名前は英語でタンポポを表すTaraxacumとゴムを表すGumから名づけられた。
2011年以降、ミュンスターのフラウンホーファー研究機構、クウェドリンブルクのユリウスクーン研究所、パークシュテッテンの植物育種業者であるESKUSA等、様々な研究プロジェクトで協力してきたパートナーと連携し、ドイツ連邦教育研究省やドイツ連邦食料・農業省の支援の下、天然ゴムの原材料を熱帯地域の植物にとって代わる、穏やかな気候の中で栽培できる植物に置き換えるための研究に取り組み、2014年には、100%タンポポ由来のトレッドを採用した冬用プレミアムタイヤの最初の試作タイヤが完成し、路面テストを実施。2016年のIAAでは、タンポポ由来のトレッドを使ったトラック用試作タイヤを発表した。
「Urban Taraxagum」は、ドイツで栽培、生産されたタンポポ由来のゴムを使用した最初の自転車用量産タイヤ。トレッドパターンにはタンポポの細胞をモチーフにしたデザインを採用し、サイドウォールには植物の始まりであるタンポポの種子が数多く刻印しているのが特徴。サイクリング業界で最も信頼されるデザイン賞「TAIPEI CYCLE d&i awards」では、「Urban Taraxagum」のタイヤトレッドとサイドウォールのデザインに加えて、タイヤ工場近くで栽培されたタンポポ由来の天然ゴムから生産されたタイヤである点が高く評価され、表彰に至った。台北国際サイクルショー自体は、新型コロナウイルスの影響を受けキャンセルになったが、賞の発表は行われた。日本国内での販売は未定。
関連リンク
コンチネンタルタイヤ
レフティフォークを搭載したフルサスグラベルロード「キャノンデール Topstone Carbon Lefty」が登場
キャノンデール・ジャパンは5月27日、グラベルロード「トップストーンカーボン」の新モデル「Topstone Carbon Lefty(トップストーンカーボンレフティ)」を発売した。
Topstone Carbonは、キャノンデールのグラベルロード「Topstone」シリーズの上位モデル。「Topstone Carbon Lefty」は、初代グラベルバイク「Slate(スレート)」を継承しつつ、グラベル用に開発されたフロントサスペンションフォーク「Lefty Oliver(レフティオリバー)」を搭載したフルサスペンショングラベルバイク。
Lefty Oliverは、グラベルライディング専用に開発された超軽量シングルクラウンサスペンションフォーク。MTBクロスカントリーレース用に開発された「Lefty Ocho(レフティオーチョ)」と同種のニードルベアリングを採用しグラベルライドに最適な30mmのトラベル量を確保。また効率を最大限に高めるため、レバーひとつで簡単にロックアウトをオン/オフできる機能を追加し、使いやすさを考慮した工具不要の新しいブレーキマウントStopLock(ストップロック)も装備した。
グレードは「Topstone Carbon Lefty 1」と「Topstone Carbon Lefty 3」の2モデル。フレームはBallisTec Carbon Frame, Kingpin suspension system, 12x142 Speed Release Thru-axle、フロントフォークはAll-New Lefty Oliver, 30mm travel, Chamber Damper w/ All-Over tune, ISO High-Ride air spring, tapered steerer, 650b, 55mm offsetで、両車とも共通。
Topstone Carbon Lefty 1のコンポーネントはSRAM Force/X01 Eagle eTap AXS...