デイリーアーカイブ Nov 6, 2024

au損保が東京都在住の会社員を対象に自転車通勤の実態を調査 自転車通勤をしてみたい理由や困る事などを紹介

au損害保険(以下、au損保)は6月5日、東京都在住で週1回以上自転車を利用している会社員を対象に、自転車通勤の実施率やその実態を調査、発表した。 環境に優しい、交通渋滞緩和だけでなく、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大により、新たなメリットが見いだされている自転車通勤。政府から発表された「新しい生活様式」では、いわゆる「三密(密閉、密集、密接)」を避けるため、公共交通機関と徒歩や自転車の併用が示されている。また、国土交通省は2020年4月3日、自転車通勤を推進する企業・団体を認証する制度「『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクト」を発表し、自転車通勤の活用を勧めている。 そ自転車保険を取り扱うau損保が、「どれくらいの人が、会社から自転車通勤を認められているの?」、「自転車通勤をする理由は?」、「自転車通勤の距離は?」といった質問を、緊急事態宣言下ではなく平常時の行動を基に回収・分析を行った。 ※本調査における「自転車通勤」は、週に一日以上、自宅から勤務先まで自転車で通勤していることを指す。自宅から最寄り駅まで、また勤務先の最寄り駅から勤務先まで自転車を使っている場合等は含まない。 【調査概要】※au損保調べ 調査方法:インターネットによるアンケート調査 対象者:自転車に週一度以上乗っている会社員 対象地域:東京都 回答者数:1,500人 実施時期:2020年5月1日~2020年5月3日(本調査の回答者には、緊急事態宣言下ではなく平常時の行動を基にご回答いただきました) ※n=母集団のデータの数 ※本調査では小数点第2位以下を四捨五入しています。 以下、プレスリリースから。 会社で自転車通勤を認められている人 50.1% うち自転車通勤している人は45.1% 東京都内で自転車を利用している会社員の男女1,500人に、勤務先では自転車通勤を認められているか尋ねたところ、「認められている」と答えた人が50.1%(752人)と過半数を超えました。「認められていない」が36.2%(543人)、「分からない」が13.7%(205人)でした。 会社で認められていると答えた752人に、実際に自転車通勤をしているか尋ねたところ、45.1%(339人)が通勤に自転車を使っていることが分かりました。また会社で「認められていない」、「分からない」と答えた748人に、もし認められていたら自転車通勤をしたいか尋ねたところ、「したくない」55.3%(414人)、「したい」28.9%(216人)、「分からない」15.8%(118人)でした。 自転車通勤をしている人の理由 トップは「職場が近いから」36.3% 自転車通勤をしている人(339人)にその理由を尋ねたところ、「職場が近いから」36.3%(123人)で1位となりました。次いで「満員電車が嫌だから」19.5%(66人)、「健康のため(ダイエット含む)」13.0%(44人)、「ストレス解消」10.3%(35人)、「交通費を浮かすため(会社から支給されない)」6.5%(22人)、「自転車に乗ることが好きだから」5.6%(19人)、「通勤途中に立ち寄れる場所が増えるから」3.8%(13人)となりました。 「会社が推奨しているから」は1.5%(5人)となり、用意した選択肢の中では最も低い結果となりました。国土交通省は自転車通勤を推進する企業・団体を認証する制度を始め、企業に従業員への自転車通勤を促していますが、会社の推奨によって自転車通勤をする人は少なく、個人的な理由によって選択する人が大半なようです。 また中には「震災を経験し、電車が止まっても帰れるメリットを考えて」、「緊急事態の時に素早く移動できる」等の理由もありました。 自転車通勤未実施だけどしてみたい理由 1位は「満員電車が嫌だから」41.7% 会社で認められていない、もしくは認められているか分からないものの、もし認められたら自転車通勤をしたいという人(216人)にその理由を尋ねたところ、「満員電車が嫌だから」41.7%(90人)が1位となりました。日頃混雑した電車に乗っている人は、自転車通勤に憧れるようです 。次いで「健康のため(ダイエット含む)」20.8%(45人)、「職場が近いから」10.2%(22人)、「ストレス解消」8.8%(19人)、「自転車に乗ることが好きだから」7.9%(17人)、「交通費を浮かすため(会社から支給されない)」6.9%(15人)、「通勤途中に立ち寄れる場所が増えるから」2.8%(6人)となりました。 自転車通勤の距離 「3キロ未満」が35.1%で1位 短距離での利用が多い 自転車通勤をしている人(339人)に、その距離を尋ねたところ、「3キロ未満」35.1%(119人)がトップとなりました。次いで「3~7キロ未満」30.7%(104人)、「7~10キロ未満」21.2%(72人)、「10~12キロ未満」5.9%(20人)、「15キロ以上」4.1%(14人)、「12~15キロ未満」3.0%(10人)となり、短い通勤距離で自転車を利用している人が多いことが分かりました。しかし中には15キロ以上という長距離でも、自転車通勤をしている人もいるようです。 自転車通勤で困るのは「雨や雪が降ること」56.0%  点検行う人多数 自転車通勤をしている人(339人)に困ったことを聞いたところ、「雨や雪が降ること」が56.0%(190人)で過半数を占めました。次いで「事故の危険がある」16.2%(55人)、「故障して帰れなくなった」5.0%(17人)、「会社に着いたら疲れてしまっている」3.5%(12人)、「朝早く起きるのがつらい」3.2%(11人)、「自転車を停める場所がない」2.4%(8人)、「身だしなみが崩れてしまう」2.4%(8人)、「多くの荷物を運ぶことができない」2.1%(7人)となりました。 また自転車通勤を快適にするために気をつけていることを尋ねると(自由回答)、「事故を起こさないよう、交通ルールを守る」、「パンク・空気圧などの自転車の整備・点検を小まめに行う」などの声が多数集まりました。 関連リンク au損保

2021年モデル E-Bike(E-MTB、E-ロードバイク等)最新情報まとめ【随時更新】

(2021年3月30日更新)ヨーロッパを中心に流行しつつあるE-Bike(電動アシストスポーツ自転車)。日本でも様々な自転車会社から登場しており、注目されつつある状況だ。日本市場でも低価格モデルからカーボンフレームのE-グラベルロード等、多彩なE-Bikeが登場するようになっている。この記事では、2020年春に発表したモデルや2021年モデルのE-Bike(E-ロードバイク、E-グラベルロード、E-クロスバイク、E-MTB等)を紹介する。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/47318 Benelli TAGETE 27.5 CROSS 20万円台前半で購入できるE-MTB「TAGETE 27.5」を街乗りやサイクリング向けにアレンジしたのが「TAGETE 27.5 CROSS」。CST製のオンロード用スリックタイヤを装着して、オンロード性能を重視した仕様となっている。オプションでリアキャリアや泥除けを装着することが可能だ。価格は21万8000円(税抜)。 https://www.cyclorider.com/archives/34743 mini Fold16 Classic miniFold16 ClassicはBenelliのE-フォールディングバイク「miniFold 16」の別グレード。リアスイングアームを折りたたむ方法を採用し、折りたたんだ状態で転がし移動が可能だ。クラシックなロゴや革サドル、メッキパーツを組み合わせる事で、レトロ調デザインを実現。価格は15万8000円(税抜)。 https://www.cyclorider.com/archives/34752 mini Fold16 Popular miniFold16 ClassicはBenelliのE-フォールディングバイク「miniFold 16」の低価格バージョン。車体設計はmini Fold 16を元にしつつ、シングルギアやドライブユニットを変更することで、10万8900円(税抜)と、お買い得な価格を実現した。 https://www.cyclorider.com/archives/37604 BESV CF1 LENA CF1 LENAは、ヨーロッパで人気のシティモデル「CF1」を、日本仕様にダウンサイジングした街乗りE-Bike。女性も乗りやすいL字フレームと内臓バッテリーやフロントライトを採用している。新色「ターコイズブルー」は、アジア地域カラーとして海外でリリースされたカラーで、日本でも発売された。価格は15万5000円(税抜)。 https://www.cyclorider.com/archives/36173 CF1 LINO CF1 LINOはCF1 LENAよりも大きい車26インチホイールを採用したシティモデル。車体に搭載されたバッテリーは外さないことで、スリムなデザインと強度を両立した。また、一般的なE-Bikeにあるディスプレイを擁さず、ボタン一つで電源ONし、バッテリー残量はLEDのカラー表示で識別する。アシストモードもLEDランプのみで表示し、シンプルでスタイリッシュなのを売りにしている。価格は21万8000円。 https://www.cyclorider.com/archives/45808 JF1/JR1 BESV Jシリーズは、 舗装路のサイクリングを重視したE-Bike。E-クロスバイクの JF1とE-ロードバイクのJR1の2モデルを用意している。フレーム内蔵型バッテリーを採用したアルミフレームにリアインホイールモーターを採用している。両モデルに新カラー「マットブルー」が登場した。価格はJF1が23万円。JR1が27万6000円(いずれも税抜)。 https://www.cyclorider.com/archives/36157 JG1 JG1はオンロードスポーツモデル「BESV・Jシリーズ」のE-グラベルロードモデル。バッテリーはダウンチューブに内蔵するJシリーズの機構を継承し、グラベルロードバイクのジオメトリを再設計。軽量化、振動吸収性を高めるためにフロントフォークやシートポストに軽量カーボン素材を採用した。価格は33万円。 https://www.cyclorider.com/archives/45808 PSA1 PSA1はBESVのベストセラーE-Bike。国内外で多くのデザイン賞を受賞するPSシリーズの中で、10万円台で購入できコストパフォーマンスに優れたE-Bikeとして知られている。スペックや性能、価格はそのままに、カラーパターンをリニューアルした。レギュラーカラーはホワイト・レッド・イエロー・ブラックの4色で、さらに限定カラーのストライプピンクが用意された5色展開となる。価格は18万5000円(税抜)。 https://www.cyclorider.com/archives/38788 サイクルベースあさひ オフィスプレス e(電動アシスト自転車) サイクルベースあさひの通勤・通学用自転車「オフィスプレス」初の電動アシスト自転車がオフィスプレスe。比較的走行距離が長くスピーディーに走ることが多い通勤利用をサポートするために独自に考案したアシストプログラム「通勤快速設計」を採用。スピーディーに走っている間もしっかりアシストがかかる、スポーツサイクルらしい伸びのある走行感を売りにしている。価格は12万9980円(税込)。 https://www.cyclorider.com/archives/40716 Cannondale Quick Neo Quick Neoは日本市場初のキャノンデール製E-Bike。アップライトなジオメトリーとフラットハンドルの組み合わせたクロスバイクタイプのE-Bike「E-クロスバイク」だ。キックスタンド、取り外し可能なフェンダーブリッジ、ラックマウント、ライト用ケーブルを標準装備。必要なときに簡単に取り付けられ、不要なときには取り外してスッキリとした見た目にもなるのが特徴。価格は29万円(税抜)。 https://www.cyclorider.com/archives/34155 Synapse Neo   キャノンデールの「Synapse Neo」は、。グランフォンド向けの車体設計とSAVEマイクロサスペンションを組み合わせたアルミフレームに、Bosch Active Lineドライブユニットを組み合わせたE-ロードバイク。日本国内で初めてBosch製ユニットでフロントダブルギアを採用した。バッテリーは大容量のパワーチューブ500(500Wh)を搭載することで、エコモードの場合、最長166kmとロングライドも可能だ。価格は39万円(税抜)。 https://www.cyclorider.com/archives/36470 Topstone Neo Topstone Neo Carbonは、キャノンデールのE-グラベルロードバイク。ラインナップは700Cホイールを装着した「Topstone Neo Carbon 4」と、650Bホイールを装着した「Topstone Neo Carbon 3 Lefty」の2種類を用意。Topstone Neo Carbon 3 Leftyは、フロントフォークにグラベル用に開発されたフロントサスペンションフォーク「Lefty Oliver(レフティオリバー)」を搭載した。ドライブユニットはBosch Performance Line...

バイシクルエコロジージャパンが自転車で目的地まで移動を提唱する「Bike to」キャンペーンを始動

バイシクル エコロジージャパンは6月5日、新型コロナウイルス感染症予防のための非常事態宣言の解除を受け、新しい社会のニューノーマルとして自転車を積極的に活用する社会の実現に向けて、最寄り駅までではなく目的地までを自転車で移動しようという 「Bike to」ムーブメントを提案、自転車で移動する人たちはもちろんのこと、そういった人たちをサポートしようという企業や自治体、各種団体、店舗なども含めて応援する「Bike to」キャンペーンを始動する。 特定非営利活動法人バイシクル エコロジー ジャパンは、世界規模で抱えている環境問題を小さな事から変えていく為に、「自転車」を軸とした環境保護活動を進めている。1970年代にアメリカで提唱された、バイシクル(自転車) と、エコロジー(環境保護)を組み合わせた造語である「バイコロジー」を概念と理想に掲げ、自転車活用による健康への効果や災害時の役割についての研究、自転車通勤促進、交通安全講習、持続可能な自転車ライフスタイルの提案、サイクリング道路の整備推進、自転車による持続可能な循環型経済社会を創ること等の活動を薦める事を使命としている。 「Bike to」 キャンペーン、SNSを活用して、自転車で目的地へ向かうこと「Bike to ◯◯」を応援し、仲間やコミュニティで共有、シェアすることで、ムーブメントを醸成することを試みる。自転車で目的地に向かう姿や目的地での写真などを、#biketo と #bicycleecologyjapan のハッシュタグをつけて投稿。また、投稿の一部はバイシクル エコロジー ジャパンのSNSやブログなどでもリポストやシェアを実施する。 また、「Bike to」キャンペーンは自転車で移動する人たちをサポート、あるいは共感する企業や自治体、各種団体、そして店舗も応援する。Bike to ロゴデータを活用したキャンペーンやバイシクルフレンドリーな活動(バイクラックや空気入れの設置、自転車での利用者へのインセンティブや割引サービス等)を実施するなど、さまざまな形でこのBike toムーブメントを共に醸成していくパートナーも募集している。 <Bike to キャンペーン SNS投稿について> ① バイシクル エコロジー ジャパンのSNSアカウントをフォロー Instagram:@bicycleecologyjapan Twitter:@BEJapan Facebook:@bejapan ② 自転車でどこかに行く、あるいは行った、という写真を、#biketo #bicycleecologyjapan のハッシュタグをつけてSNSに投稿(Instagramを推奨します) ※ 今後Bike toのInstagramのスタンプを登録予定 お問い合わせ:バイシクル エコロジー ジャパン(info@bejapan.org) 「Bike to」キャンペーンに関するコメント 「Bike to」キャンペーンは、バイシクル エコロジー ジャパンが推進してきたBike to Work活動の延長線です。Bike to Workは2007年11月に開始した、自転車通勤をしている人や始めたい人へのきっかけづくりの取り組みで、当時、環境問題や地球温暖化などへの注目が高まり、生活スタイルの改善への一つとして、国内保有台数が7千万台以上あるといわれた自転車を活用したBike to Work(自転車通勤)を推進しようと、東京のみならず、北は北海道から南は九州の福岡まで合計7都市において実施してきました。その後、東日本大震災を経て都心部では自転車通勤が注目を集めたこともありましたが、諸外国の大都市における自転車通勤やシェアサイクルの活用など自転車利用が過去10年ほどで著しく活性化する中、東京における自転車通勤は増加傾向にありつつも、新しい生活スタイルとして定着するまでにはまだ至っていないとバイシクル エコロジー ジャパンでは捉えています。 諸外国の都市と東京の違いには、東京の中心部が非常に大きいことや、電車を始めとする公共交通機関によるときには長時間の通勤が一般的なこと、通勤における自転車利用は最寄りの駅まででそこからは電車という方も多いということなどが考えられます。これらの点に注目したバイシクル エコロジー ジャパンは、通勤に限らず、目的地まで自転車で行ってみようという「Bike to」というムーブメントの醸成を企画しました。図書館に行く、病院に行く、お気に入りのカフェに行く、買い物に行く、学校に行く、そしてもちろん仕事に行く。駅までではなくあと数キロ自転車で移動すれば、実は目的地まで到着できることもあることを知ってもらいたい、という思いから、この企画は生まれました。例えば都内で地下鉄を乗り継いで20分かかる移動は、実は自転車で移動しても所要時間にはあまり違いがなかった、自転車で移動してみたら思いがけず近かった、という発見もあるかもしれません。点から点への移動では知ることのできない世界が、自転車移動によって開けてくるかもしれません。Withコロナの生活を少しでも楽しく、そして快適に過ごすために、今こそ自転車を活用した新しい社会を作りましょうという提案です。ロックダウンを経て都市生活を再開し始めているヨーロッパや北米の都市において、移動手段としての自転車への注目が非常に高くなっています。東京を始めとする日本の都市部における移動手段としての自転車の役割は今まで以上に重要なものになる、とバイシクル エコロジー ジャパンは捉えています。 関連リンク ...