デイリーアーカイブ Nov 7, 2024

シールド付き自転車ヘルメット4選 目を守り安心してサイクリングが楽しめるヘルメットを紹介

サイクリングを行う時に、できるだけ被るべきと言われているのがヘルメット。ロードレース用からマウンテンバイク用、街乗り用まで様々なヘルメットがあるが、近年注目されているのがシールド付きヘルメットだ。 シールド付きヘルメットは、オートバイ用ヘルメットのように、視覚付近にシールドを装着したタイプのヘルメット。最初はロードバイクのタイムトライアルレース専用モデルで装着されたのがメインだったが、近年では一般的なスポーツ自転車用ヘルメットや、街乗り向けヘルメットでも装備されているのが増えている。 自転車用ヘルメットのシールドの効果は、虫やゴミ除け、防風、雨の3つがある。自転車で走行していると虫が顔にめがけて飛び込んできたり、ゴミが入る場合がある。このような場合、アイウェアを装着していないと目に入ってしまい運転できない危険がある。また、風の強い日や下り坂を走行する際は、メガネを掛けていても、風が目に染みる。 そんな場合、アイウェアを装着するのが一般的だが、価格が高い、かけた時のデザインが気になる、メガネを装着している場合、度付きのアイウェアを探す必要があるなど、欠点が少なくない。 しかし、シールド付きヘルメットなら、アイウェアが無かったり、メガネを装着したままシールドの恩恵を受けられる。 また、シールド付きヘルメットは雨の中を走るときにも有効。メガネを掛けた状態で雨の中を走行すると、眼鏡に水滴が付いてしまい視界不良になり走行できないが、シールドだと、水滴が流れて視界を確保してくれるからだ。 シールド付きヘルメットを購入する際、注意したいのがサイズ選び。小さめのヘルメットを手に入れて被れたとしても、顔とシールドの隙間が少なすぎて違和感があったり、メガネが入らない問題が発生する。特にフリーサイズの場合は注意が必要だ。 ここでは、シールド付きヘルメットの中でも、注目のモデルを4つほどピックアップ。街乗り用からJCF(日本自転車競技連盟)公認の競技用ヘルメットまで4種類を紹介しよう。 BBB インドラ フェイスシールド オランダのサイクルパーツ総合ブランド「BBB(ビービービー)」の大型シールド付きヘルメットが「インドラ フェイスシールド」。ヘルメットのデザインは街乗り向けで、こめかみや後頭部もしっかりと覆うタイプで、通常のヘルメットと比較して40%耐久性が増している。 サイズは Mサイズは54-58cm、Lサイズは58-61.5cmと2種類用意。日本での輸入代理店はライトウェイプロダクツジャパン株式会社。価格は2万8000円(税抜、以下同)。 リンク:BBB GIRO VANQUISH MIPS VANQUISH MIPS AFはエアロタイプのロードサイクリング用ヘルメット。エアロ効果や軽さを重視したハイエンド用ヘルメットで、シールドには、ツアイス製シールドVividレンズを採用。また、正規販売店で購入すると60日間の交換保証も行う「60 DAYS TO DECIDE」にも対応している。 サイズは Sサイズは51-55cm (Matte Blackのみ)、Mサイズは55-59cm、Lサイズは59-63cmと3種類用意。左右の幅をワイドに設計したアジアンフィットモデル。重量は、シールド無しで約305gで、シールド付きだと355g。JCF(日本自転車競技連盟)公認を受けている。日本での輸入代理店はダイヤテック株式会社。価格は3万9800円。 リンク:GIRO GVR G-307V 台湾のヘルメットメーカー「GVR」は、お手頃なシールド付きヘルメットを販売している。標準装備のシールドのカラーはクリアで、ブルー、ピンク、レインボー、イエロー、シルバーミラー、と多種多様なシールドを用意している。 サイズはユニバーサルフリーサイズで54-60cm、日本人の頭に合わせた幅広設計。重量は約230g ±30gで、シールドを含めると280g ±30g。JCF(日本自転車競技連盟)公認を受けている。日本での輸入代理店は株式会社EST。 リンク GVR Helmet GVR G-307Vのオプション(Amazon) OGK KABUTO VITT 日本のヘルメットブランド「OGK KABUTO」のVITTは、これからのスタンダードスタイルをコンセプトにしたシールド付きヘルメット。眼鏡との干渉を考慮したシールドを装備し、エアインテークからの虫の侵入防止するA.I.(Anti-Insect)ネットを装備。サイズは3種類あり、有名ブランドながらお手頃価格で購入できる。 サイズは S/Mサイズは55-58cm 、Lサイズは59-60cm、XL/XXLサイズは61-64cmと3種類用意。重量は、S/Mサイズのシールド無しで約245gで、AR-3シールド参考重量は42g。JCF(日本自転車競技連盟)公認を受けている。価格は1万3000円。 リンク:OGK KABUTO

埼玉県志木市でシェアサイクルの実証実験を開始 埼玉県南西部の地域交通の補完を目指す

シナネンモビリティPLUSは志木市、OpenStreetと地域の活性化や観光振興、公共交通機能の補完・代替等に資する新たな都市交通システムとしてのシェアサイクルの有効性及び課題の検証を目的に「志木市シェアサイクル実証実験に関する基本協定書」を締結した。 シナネンモビリティPLUSは、シナネンホールディングス100%子会社として2016年11月よりソフトバンクグループのOpenStreet社と提携している。シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を活用し、サービスブランド「ダイチャリ」として多様な業種と提携。2020年7月末時点で、首都圏を中心に約1,300ヵ所、6,200台のシェアサイクル事業を運営している。 今回の実証実験では、地域の活性化や観光振興、公共交通の機能の補完や代替等に資する新たな都市の交通システムとしてシェアサイクルの有効性及び課題を検証する。公共施設、駅前、公園等の市内38か所にシェアサイクル用自転車の駐輪場「ステーション」を設置し、シェアサイクルの実証実験を開始。利用には、スマートフォンやタブレットなどを利用して、「ステーション」の検索や、自転車の利用予約から決済まで、一連の手続きが簡単に行うことができる。また、志木市内に限らず「ステーション」があればどこにでも自転車を貸出・返却することができ、近隣の朝霞市、和光市では約150か所にすでにステーションが設置されている。 「ステーション」設置場所は、公共施設6か所、公園等30か所、志木市内のコンビニエンスストア等7箇所、志木駅及び柳瀬川駅前など。利用料金は15分/70円、12時間まで/1,000円となる。 実証実験期間は2020年8月17日から2022年3月31日まで。利用方法についてはアプリ又はダイチャリHPから閲覧可能だ。 関連リンク ダイチャリ シナネンモビリティPLUS  

サイクリングで熱中症にならないための対策まとめ 5つの対策をピックアップ

真夏の暑い中、サイクリングを行うのは楽しいが、夏対策を行わないと救急車で運ばれるなど大変な事が起きてしまう。特に真夏で問題になるのが熱中症だ。 熱中症とは、熱によって起こる体の不調のこと。 暑さにより体温調節機能が乱れたり、体内の水分量・塩分量のバランスが崩れる事が原因で発生する。 激しい運動等で体内でたくさん熱が生まれただけでなく、暑さにからだが慣れていない、疲れや寝不足、病気等により体調が良くない事でも発生するため、自転車以外の場面でも起こりうる症状だ。「立ちくらみ」や「こむら返り」、大量の発汗の軽度な症状から意識障害・けいれん・手足の運動障害といった重度症状まであり、最悪の場合は死に至る事もある。 今回は、基本的な熱中症対策から、 基本的な熱中症対策 基本的な熱中症対策として知られているのが、十分な睡眠、適度に汗をかく運動、バランスの良い食事を取ることが必要だ。また、体力回復のために栄養補給も大切。ビタミンB1やB2、B6などの栄養素からエネルギーを産み出す代謝の助けになるビタミンB群や、塩分(ナトリウム)がある飲み物や食事を取る事をオススメする。 サイクリング向け熱中症対策 涼しい時間や場所で自転車に乗る サイクリングと言えば一般的には昼間に行うことが多いが、昼間の気温は30度を超える事のが珍しくない。さらに、夏場のアスファルトは60度以上の熱を持っているため、気温以上に暑いと感じることも少なくないだろう。 そんな時にサイクリングを行う場合、一番暑い昼間ではなく、比較的涼しい朝や夕方を選んで走行するのがオススメだ。人が比較的少ない朝方と、人は比較的多く夕立が発生しやすい夕方では、どちらも利点と欠点があるので、時と場合を選んで楽しもう。 また、昼間に思いっきり走りたいと思うのなら、涼しい場所に行きサイクリングを行うという方法もある。避暑地に自転車を持っていったり、レンタサイクルを活用してサイクリングを楽しむのも1つだ。 ボトルケージを複数装着し、ドリンクを複数持っていく サイクリングを行うと、予想以上に発汗しているのでこまめに水分補給を行う必要がある。そのため、飲み物を複数持っていく必要があるが、飲み物はできるだけ背負わないほうがいい。 飲み物は最低でも500mlペットボトルの場合、2本は持っていく。特に、見知らぬエリアでサイクリングを行う時は余分に持っていこう。 飲み物が消えた時、良いところにコンビニやスーパー、自動販売機があれば良いが、場所によっては飲み物が手に入らない場合も多くある。そんな場合、一口も飲めず消耗し続けながら走る状況になってしまうので、余分に持っていこう。 そして、飲み物はできるだけ自転車に載せたほうがいい。水の重さは1ccで1グラムで、500ccだと500gになる。飲み物は意外と重く、何本も持っていくと、すぐに1キロを超えてしまうのだ。そのため、車体にボトルケージ台座がある場合、積極的にボトルケージを装着して飲み物を自転車に装着しよう。 ボトルケージ台座が少ない自転車や、ボトルケージ台座が無い自転車も存在する。そんな時はボトルケージホルダーやアダプターなどを活用すれば、ボトルケージを多く装着することが可能だ。 https://www.cyclorider.com/archives/9345 飲み物の保冷対策を行う 熱中症対策では、飲み物の温度は、5度から15度が良いと言われている。これは吸収が良く、冷却効果が大きくなるからだ。 しかし、一般的なプラスチック製ボトルやペットボトルの場合、屋外に置いておくと、気温の影響ですぐに飲み物の温度が上昇してしまう。そこでオススメなのが保冷対策を行った自転車専用ボトルを使うこと。物によっては保冷だけでなく保温にも対応している物があるため、年間を通して使う事もできる。サイクリングだけでなく、幅広い使い方ができるため、持っておいて損はないだろう。 https://www.cyclorider.com/archives/39104 水分補給をこまめに行う 熱中症対策では水分補給はこまめに行うのが良いと言われている。これは、人間は軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じないため、のどの渇きを感じたときは、既に水分が足りない状況になっているため。そのため、のどが渇く前から水分を補給するのが大切だと言われている。 特に自転車に乗っている時は、想像以上に水分が失われている。一気に水分を摂取しても、体が一度に受け入れられる水分は限界があるので、10分から15分の間に摂取するなど、こまめに水分を摂ろう。 E-Bikeに乗る 熱中症対策でE-Bikeに乗るのは意外だと思うかもしれないが、実際に暑い真夏にE-Bikeでヒルクライムを行うとよくわかる。モーターアシストにより、寝不足など体調管理がうまく行かない場合でも体に強烈な負荷がかからないため、体にゆとりを持って走る事ができる。 因みに、負荷を上げたい時は、アシストを意図的に弱くすれば負荷が強くなる。また、アシストを弱くすると電池の消耗が抑えられるため、エコ運転も可能だ。 自転車漫画「ナイトロバンビで学ぶ熱中症」で学ぼう 因みに、熱中症に関してはシクロライダーで紹介している自転車漫画「サイクル。」でも取り上げられているので、そちらを見るのもオススメだ。 https://www.cyclorider.com/archives/31583 また熱中症に関して詳しい情報が知りたい人は、環境省の熱中症予防情報サイトで詳しい内容が書かれているので、気になる人はチェックしよう。 環境省 熱中症予防情報サイト