デイリーアーカイブ Nov 7, 2024
2021年モデル最新版 10万円以下のマウンテンバイクまとめ
マウンテンバイクは、山の中にあるトレイルなど、オフロードを走行するための自転車。太いタイヤと頑丈な車体が特徴だ。ロードバイクやクロスバイクは、舗装路のライディングがメインなのに対し、マウンテンバイクはオフロード走行ができる強度を持っているので、車体は重いが、太いタイヤで荒れた道でも自由気ままに走れるのも一つだ。
そんなマウンテンバイクには、下り坂の専用コースを走るダウンヒルや、上り下りがある道を走行するクロスカントリーなど様々なモデルがあり、価格も5万円以下のモデルから100万円を超えるモデルまで、様々なマウンテンバイクがある。
今回は、マウンテンバイクの中でも10万円以下のエントリークラスのモデルを紹介しよう。
(随時更新)
高価なマウンテンバイクと安価なマウンテンバイクの大きな違い
マウンテンバイクの価格帯は安いモデルでは5万円台から用意されているのがあるが、オフロード走行を行う場合、一般的に10万円以上のモデルを薦められる事が多い。
実際、10万円以下のマウンテンバイクでも、5~6万円台のマウンテンバイクと、8~9万円台のマウンテンバイクと比較した場合、高価な8~9万円台のマウンテンバイクのほうが、オフロード走行に適している。
例えば、車体設計はオフロード走行でも、走行中に車体がブレないように各部の剛性を上げ、サスペンションは内部にダンパーを搭載し、荒れた場所でも車体が跳ねにくくしている。ブレーキもワイヤー引きの機械式ディスクブレーキではなく、軽い力で高い制動力を持つ油圧式ディスクブレーキを搭載するなど、オフロード走行に適した装備を搭載している。
10万円以下のマウンテンバイクを購入する場合、本格的な林道を走る、予算にゆとりがあるのなら、油圧式ディスクブレーキを搭載したマウンテンバイクがオススメだ。
10万円以下のマウンテンバイクの特徴
マウンテンバイクには、ダウンヒルやオールマウンテン、クロスカントリーなど、様々な種類があるが、ここで紹介している10万円以下のマウンテンバイクの大半が、ハードテールのクロスカントリー向けモデルに近いマウンテンバイクだ。
クロスカントリー(XC)とは、上り下りを含む山道の走行に特化したMTB。高価格帯のレース用モデルになると前傾姿勢が強くなり、安定性より俊敏性を重視したMTBが多いが、10万円以下のエントリーMTBでは、レースモデルよりも安定性を重視しているのが一般的だ。また、街乗りやサイクリングでも楽しめるように、荷台が装着可能なモデルが殆ど。
フレームの素材はアルミニウムがメイン。フレームにサスペンションを装着しないハードテールがほとんどだ。
街乗り向けマウンテンバイク
一時期、マウンテンバイクで街乗りを行うブームがあり、一時期は標準装備でスリックタイヤを装着した街乗りマウンテンバイクが売られていた時代もあった。ここで紹介するモデルは、街乗りや舗装路でのサイクリングがメインでちょっとした砂利道を走りたい人にオススメだ。
GIANT SNAP
GIANT SNAPはアルミフレームの街乗り向けマウンテンバイク。シティライドなどの普段使いに便利なアルミ製キックスタンドや極太のスリックタイヤを装着し、マウンテンバイクスタイルで街乗りを気軽に楽しみたい人に向いている。
車体はALUXX-Gradeアルミフレームと SR SUNTOUR XCT、80mmトラベルフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、クランクはProwheel 42/32/22T、スプロケットはシマノ CS-HG200-7 11-32T 7速。ブレーキはVブレーキ。タイヤはKenda、26x2.1インチ。価格は4万9000円。
GIANT
GT PALOMAR
GTのエントリー向けマウンテンバイク「PALOMAR」は街乗り重視のマウンテンバイク。現代のマウンテンバイクでは使われなくなったVブレーキは、街乗りでは必要十分の性能を持っている。車体は6061-T6アルミフレームとAll Terra CH-565、80mmトラベルフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、クランクはProwheel 42/34/24T、スプロケットはシマノ CS-HG200-7 11-32T 7速。ブレーキはVブレーキ。タイヤはKenda、27.5 x 2.25インチ。価格は4万2800円。
GT アグレッサーリジッド
「アグレッサーリジッド」はトリプルトライアングルフレームそのままに、フロントサスペンションが無い日本オリジナルのリジッドフォーク仕様のモデル。フロントフォークとフレームにはダボ穴が用意されており、キャリアやフェンダーなどのオプションパーツが取付可能。街乗りや舗装路でのサイクリングがメインでちょっとした砂利道を走行したい人向け。
車体は6061-T6アルミフレームとアルミリジッドフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、クランクはProwheel 42/34/24T、スプロケットはシマノ CS-HG200-7 11-32T 7速。ブレーキは機械式ディスクブレーキ。タイヤはGT All Terra、27.5 x 2.25インチ。価格は5万1800円。
27.5インチMTB
ARAYA MFD Muddy Fox Dirt
MFD Muddy Fox Dirtは5万円台で購入できるマウンテンバイクで、油圧ディスクブレーキやサイドスタンドを装着し、街乗り、舗装路サイクリング、ちょっとしたダートを走る人に向いているマウンテンバイク。
6061-T6アルミを採用したフレームに、フロントフォークはGTMRK 360M-S-RL-27.5サスペンションフォークを採用。フロントフォークはハンドルに装着されたレバーでロックアウト(固定機能)可能だ。コンポーネントはシマノ・ターニーで、クランクは PROWHEEL MPE-301P 42/32/22T、スプロケットはShimano CS-HG200-8, 11-32 8速。リアディレイラーはShimano Tourney TX。ブレーキはTEKTRO HD-M285 油圧ディスクブレーキ。タイヤはCST C1820...
「ろんぐらいだぁすとーりーず!」がしまなみ海道自転車通行料金無料化財源への協力を実施
ブシロードメディアは8月18日、しまなみ海道自転車通行料金無料化財源への協力として、「ろんぐらいだぁすとーりーず!」の、セーフティマット設置協賛と、しまなみ海道デザインのツーリングTシャツ販売を行う事を発表した。
しまなみ海道は、世界で最も美しいサイクリングルートの一つとして注目を集めているサイクリコース。瀬戸内海に浮かぶ島々を7つの橋を自転車で走る事ができる。橋の通行には通行料が必要だったが、2014年から本四高速と地元自治体の間で協定を締結して無料化が開始。2020年8月現在も無料化が継続されており、2022年3月31日までの無料化が確定している。
今回、しまなみ海道デザイン ツーリングTシャツの販売と、セーフティマット設置協賛を実施。売上は、しまなみ海道自転車通行料金無料化の財源に使用される。
しまなみ海道デザイン ツーリングTシャツ
・販売開始:2020年8月21日(金)より
・販売場所
1) ファミリーマート(尾道向東町店、因島因北店、因島土生店、因島重井店、因島田熊店、瀬戸田店)
2) 広川日石株式会社(セルフ新浜SS店、Dr.Drive向島SS店)
3) 瀬戸田サンセットビーチ(尾道市瀬戸田町垂水1506-15)
4) 因島・大山神社(尾道市因島土生町1424-2)
・制作枚数
200枚(S、M、L、XLの4サイズ合計) /1着 5500円(税込)
※売上げは作成・販売管理経費を除き,すべて自転車通行料金の無料化を継続していくための原資として活用させていただきます。
セーフティマット設置協賛を実施
しまなみ海道の多々羅大橋にある「ろんぐらいだぁすとーりーず!」のセーフティマット設置協賛を実施。セーフティマット設置協賛金は、しまなみ海道自転車通行料金無料化の財源に使用される。場所は、多々羅大橋への広島県側のアプローチである自転車専用道に設置。掲載期間は2020年8月下旬から2023年7月31日までの3年間となる。
ろんぐらいだぁすとーりーず!とは?
自転車のロングライドや輪行旅などを題材にしたコミックで、現在、月刊ブシロード(ブシロードメディアより刊行)にて連載中。
◇物語のあらすじ
駅前で見かけた折りたたみ自転車にひと目惚れ。
その勢いのまま貯金を全額下ろして、地元のショップで折りたたみ自転車を購入してしまった倉田亜美(大学1年生)は、幼馴染みの葵、大学の先輩である、雛子、弥生と一緒に週末にサイクリングを楽しんでいる。
「ロードバイクを手に入れたら世界ががらりと変わっちゃうかもよ?」
そんな言葉をきっかけに、ロードバイクを購入した亜美は、その走行性の高さに驚く。
ペダルに足を乗せ、踏み出したその瞬間、ペダルの軽さ、スピード、加速感、ロードバイクに乗って感じるすべてが、今までに体験したことのない、まったく違うものだったのだ。
ロードバイクという、新たな相棒を手に入れ、自転車のさらなる世界へと足を踏み入れた亜美。
彼女の自転車ライフが、さらに深く動き出す!!
関連リンク
月刊ブシロード
リドレーの公式サイトで2021年モデルが公開 自分好みの仕様が可能な「Bike Craft」も用意
ミズタニ自転車は8月上旬に、リドレー2021年モデルを公式サイトに発表した。
「リドレー」はロードバイクなどで有名なベルギーの自転車ブランド。2020年3月に代理店が変わり、ミズタニ自転車が取り扱いを行っている。ラインナップはエアロロードバイク「Noah Fast Disc」、ライトウェイトディスクロード「Helium SLX Disc」、エンデュランスロード「Fenixシリーズ」、グラベルロード「Kanzoシリーズ」、シクロクロス「X-Night」のラインナップとなる。
また、新たな購入方法としてBike Craftが登場した。Bike Craftとは、シマノの国内代理店のミズタニ自転車株式会社が提案するサービス。ユーザーの体格や使用用途に合わせて、シマノの主要パーツの仕様やサイズが選択でき、完成車販売とフレーム販売の中間の位置づけとなる。
Bike Craftはフレーム販売しているモデルが対象で、シマノのコンポーネントのグレードを選択することが可能。
ロードとシクロクロスモデルはシマノ DURA-ACE DI2、DURA-ACE メカニカル、ULTEGRA DI2、ULTEGRA メカニカルの4種類から選択可能。グラベルモデルはシマノ GRX800 DI2、GRX800 メカニカル、GRX600 メカニカルの3種類から選ぶ事ができる。
付属されるパーツはシマノの主要パーツのみで、メカニカル仕様の場合、STIレバー、フロントディレイラー(Kanzo Fastはフロントシングル設計のため付属しません)、リアディレイラー、クランクセット、カセットスプロケット、ブレーキキャリパー、チェーン、ブレーキローター、フラットマウン取付ボルトとなる。また、DI2仕様はメカニカル仕様の9点セットに加え、ジャンクションA(EW-RS910)、ジャンクションB(SM-JC41)、バッテリー(BT-DN110A)、充電器(SM-BCR2)が加わる。
クランクの長さと歯数、カセットスプロケットの歯数、リアディレイラーの種類、ローターサイズは自身の体格や使用用途に合わせて好きなサイズが選択可能だ。
Bike Craftは完成車販売ではなく、Bike Craftで購入した場合、ホイール、タイヤ、チューブ、BB、ハンドル、ステム、シートポスト、サドル、バーテープ、コラムスペーサーが必要。また、DI2仕様の場合は、エレクトリックワイヤーの購入も行う必要がある。
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