デイリーアーカイブ Nov 8, 2024

サイクリングリゾート「PLAYatre TSUCHIURA」(プレイアトレ土浦)がグッドデザイン賞2020を受賞

アトレは10月1日、同社が運営する、日本最大級の体験型サイクリングリゾート「PLAYatre TSUCHIURA」(プレイアトレ土浦、JR土浦駅ビル)が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞2020」を受賞した事を発表した。 PLAYatre TSUCHIURAは、全長180kmのサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」のスタート地点に、サイクリングを楽しむためのベースキャンプとして、2018年3月29日にオープン。2020年春には、サイクリングホテル「星野リゾート BEB5土浦」を新たに加え、2020年3月19日に全館グランドオープンを迎えた。 今回の受賞は、商業のための建築・空間・インテリア部門で、単なるスポーツ施設ではなく、カルチャーとの融合を上手く実現させたコト(体験)のための建築であること、地域のブランディングに寄与している点が評価された。 受賞の概要 受賞対象   :プレイアトレ土浦 プロデューサー:株式会社アトレ ディレクター :株式会社JR東日本建築設計、THINK GREEN PRODUCE、 株式会社バルニバービ、星野リゾート デザイナー  :SUPPOSE DESIGN OFFICE 谷尻 誠、吉田 愛 BDO 柳澤 恵子 brownbag lab. Inc 阿部 信吾 株式会社佐々木達郎建築設計事務所 佐々木 達郎 ■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント それまでの駅ビルの概念を変えてきたのは、約20年前頃からのルミネ、アトレだ。圧倒的な集客を誇ってきたが、それはJRの駅の上であるという好条件が成しているというやっかみと、自社もそれだけではないというプライドとの葛藤があっただろうが、そのような誇りと自らへのチャレンジ、そして地域の発展という鉄道事業の本質、それらが合わさって、だからこのような特殊とも思える施設が誕生し得たのだろう。 自転車が乗り入れる内と外が連続的に同一化する建築設計などをする機会というものはなかなかないだろうが、単にスポーツ施設ではないカルチャーとの融合もうまく実現させた、コトのための建築。土浦という地域のブランディングにも寄与しているだろう。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/35034 https://www.cyclorider.com/archives/30095 関連リンク プレイアトレ土浦  

サイクルベースあさひの通勤仕様の電動アシストスポーツサイクル「オフィスプレスe」が2020年度グッドデザイン賞を受賞

あさひは10月1日、スポーツタイプの通勤快速電動アシスト自転車「オフィスプレスe」が、2020年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。 オフィスプレスeは、通勤用自転車「オフィスプレス」シリーズ初の電動アシスト自転車。独自に考案したアシストプログラム「通勤快速設計」を採用。スポーツサイクル風デザインを採用した車体には、泥除けやカゴを装着し実用性も重視している。モーターは、スピーディーに走っている間もしっかりアシストがかかる、スポーツサイクルらしい伸びのある走行感を売りにしている。価格は12万9980円(税込)。 「オフィスプレスe」の特徴とグッドデザイン賞評価 通勤利用を追求した機能性 通勤シーンに合わせたアシストプログラムをセッティングし、スピーディーに走っている間もしっかりアシストがかかる、伸びのよい走りを実現しました。直接体が触れるサドルやグリップには、人間工学に基づいた製品を採用し、心身ともに自転車通勤での疲労を軽減します。 また、車からの視認性が高いLEDライトや、雨による制動力の低下を抑える油圧ディスクブレーキなど、安全性の高いパーツを選定しています。 所有する喜びを感じさせる意匠 ハイドロフォーミングチューブを使用してエッジ感を強調したフレームワークと光に映える車体カラーにより、スーツのフォーマル感を損なわない、高級感のあるスタイリッシュな外観を作り出しました。 泥よけやバスケットなどの各部品形状にもこだわり、完成車としての一体感を追求しています。 <審査委員の評価> 日常使いとしての性能や機能性、凛とした佇まいを持つ自転車である。運転のしやすさ、安定感はさすがと言える。美しくデザインされた泥除けなど通勤自転車としての細かい配慮がなされ、質実剛健な仕上がりとなっている。とくに三次曲面の美しいフレームが際立っており、全体構成のバランスが良く、安心して毎日使いたくなる自転車だろう。ありそうでなかった、スタイリッシュな通勤に特化したバランスの良い構成を評価した。 名称:オフィスプレスe 販売開始予定:2020年9月17日より先行予約開始、10月下旬より販売開始 販売価格:129,980円(税込) カラー:ホワイト/メタルグレー/ボルドー フレーム:アルミ製 タイヤ:700×38C 変速:外装8段変速 ブレーキ:油圧式ディスクブレーキ フレームサイズ(適応身長):460mm(160~180cm) 重量:23.3kg 充電時間:5~6時間 バッテリー:リチウムイオンバッテリー 36v×10.3Ah (25.2V換算 14.7Ah相当) 走行距離:エコモード約100km/標準モード約65km/パワーモード約54km 関連リンク オフィスプレスe https://www.cyclorider.com/archives/40716

京都府亀岡市で観光型シェアサイクル「スマート!かめまる観光レンタサイクル」がスタート

亀岡市観光協会と、シェアサイクルの導入支援をするコギコギは共同で、京都府亀岡市で「スマート!かめまる観光レンタサイクル」を2020年10月1日から開始した。 亀岡市は、京都市の西に隣接し、人口87,985人(2020年9月)、面積224.80K㎡、京都駅から電車で20分の近さながら自然豊かな地域。京都・嵐山まで流れる保津川の渓谷では保津川下りやラフティング、トロッコ列車や、関西最大級のコスモス園「夢コスモス園」、丹波七福神めぐり、明智光秀の史跡探訪などがあるところで知られている。。 亀岡市では2016年4月から亀岡市観光協会が「かめまる観光レンタサイクル」を運営していた。今回は、有人でのレンタル手続きによる手間の解消や、早朝や夜のレンタサイクル利用ニーズへの対応、コロナ禍において非対面でのレンタル手続きが推奨されているため、無人で貸出・返却ができるシェアサイクルシステムにアップデートを実施。 シェアサイクルの導入に関しては、亀岡市観光協会が保有していた電動アシスト自転車を活用し、コギコギのスマートロックを取り付けることで、導入費用の大幅な圧縮に成功。20台のシェアサイクルをJR亀岡駅北口など4ヶ所のポートに設置。料金プランは、1時間200円、4時間1,000円、24時間2,400円の3つ(全て税別)となる。 関連リンク COGICOGI