デイリーアーカイブ Apr 26, 2025

KhodaaBloomから梱包用プラスチックごみを40%削減した子ども用自転車を発売

  総合自転車メーカーホダカ のスポーツバイクブランド「KhodaaBloom(コーダーブルーム)」は10月29日、未来の子どもたちが自転車に乗れる環境を残すための取組みとして梱包材の見直しを実施した。子ども自転車「asson (アッソン)」のジュニアシリーズにおいて梱包用プラスチックごみを2020年モデル比で40%削減したと発表した。以下、リリースから。 KhodaaBloomの子ども自転車assonは2008年に誕生したキッズ・ジュニアバイクです。シンプルなデザインと確かな品質でたくさんの子どもに選ばれています。この度SDGsへの貢献として使い捨てプラスチック削減に取組み、梱包形態の見直しを実施。ジュニアシリーズでは輸送中の車体をこれまで同様に保護しながらプラスチックごみを40%削減しました。 加えて塗料を従来の油性塗料から水性塗料に切り替えることで、大気を汚染する原因の一つである揮発性有機化合物(VOC)を75%削減。生産工場の火災リスクも低減しました。assonに乗ることでサステナブルな社会に貢献することができ、環境保全について学ぶことにつながります。 assonは子どもの価値観を育てる「知育自転車」です。幼児期は人間の発育の中で神経系の成長が著しい時期ですが、子どもの脳は6歳までに約80%発達し、さらに12歳でほぼ100%になると言われています。この時期に自転車に乗ることは社会性(交通ルールや友達との協調性、判断力)を育みます。どう学び、どう運動したか。将来の成長や発達に影響する大切な要素です。 assonは初めてのひとこぎから、子どもの心と体の成長に寄り添います。将来を担う子どもたちの自転車体験が楽しく安全なもので、地球の限りある資源をより良い状態で未来へつなげられることを願っています。   知育自転車「asson」ラインナップ ◆asson K12 (2020 年モデルから継続) 希望小売価格 27,700 円(税抜) タイヤサイズ 12 インチ 適応身長 75-100cm (2 歳から 4 歳くらい) サドル最低地上高 37cm カラー マットホワイト 重量 9.2kg 付属品 ペダル、補助輪、サドル調整用六角レンチ、ベル、リフレクター、フェンダー、手押し棒 製品情報 URL https://khodaa-bloom.com/bikes/asson/assonk12/ ◆asson K16 希望小売価格 27,900 円(税抜) タイヤサイズ 16 インチ 適応身長 90-115cm (3 歳から 6 歳くらい) サドル最低地上高 45cm カラー マットアイボリー、マットパステルピンク、マットパステルブルー 重量 9.6kg 付属品 ペダル、補助輪、サドル調整用六角レンチ、ベル、リフレクター、フェンダー 製品情報 URL https://khodaa-bloom.com/bikes/asson/assonk16/ ◆asson K18 希望小売価格 29,500 円(税抜) タイヤサイズ 18 インチ 適応身長 105-125cm (4...

もっと自由なサイクリングを求めてE-Bike「Specialized VADO SL 4.0」導入

ヨーロッパ を中心で普及しつつあるE-Bike。日本では、あまり売れていないためマイナーな存在だが、ヨーロッパでは売れに売れており、様々なサプライヤーが参入して激戦区となっている。 シクロライダーでも2020年からE-Bikeに力を入れており、様々なE-Bikeに乗ってインプレッションを書いている。 そして、様々なE-Bikeに乗っているうちに、E-Bikeは、公道ではカーボンフレームロードバイクよりもお金を出す価値があると至った。 シクロライダーは元々、高価なレース用自転車は、公道走行に不適当として高価なスポーツ自転車を取り上げる事は無かったが、今後の自転車の多くはE-Bikeになる。これ以上、E-Bikeに関して理解を深めるのなら、実際に所有する必要があると判断し、メインの自転車としてE-Bikeを導入した。 今回選んだのはSpecialized製のE-Bike「Turbo VADO SL4.0」。 Turbo VADO SL 4.0はSpecializedのクロスバイクタイプのE-Bike。Specialized製の軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」を搭載。従来のクロスバイクよりも軽量なドライブユニットやバッテリーを搭載し、車体を軽く作ることで、平均的なE-Bikeと比較して40パーセント軽量なのを売りにしている。車体重量は公式では公開されていないが、15キロほどだと思われる。価格は36万3000円(税込)。 シクロライダーでは、Turbo VADO SLはカスタムも行う予定。コンセプトは“舗装路から砂利道まで楽々と走れ、パンクも気にせず、輪行で帰る事ができるE-Bike”。 人力自転車では不可能だった、走りの軽さと耐パンク性能の両立、舗装路の走りの良さと砂利道通過性能の両立し、人力自転車よりもサイクルツーリングの自由を広げるE-Bikeにする予定だ。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/41221

オルベアから超軽量でパワフルなE-Bike(E-MTB)「RISE」登場 オルベア独自チューンを行ったシマノ EP8 RSを搭載【海外E-Bikeニュース】

電動アシストマウンテンバイク「E-MTB]と言えば、車体重量が20キロを超える重量級のE-MTBが殆どだ。これらE-MTBは、パワフルなモーターで、あらゆる道をグイグイと走れる一方で、車体が重いため、人力MTBと比較してハンドリングが重いと言われている。 そんな状況の中で登場したのがSpecialized Turbo LEVO SLだろう。最大出力240W、最大トルク35Nmとパワー、トルクを落としたSpecialized SL1.1モーターに、スタンプジャンパー譲りの軽量な車体を組み合わせる事で、フルサスペンションE-MTBながら、最軽量モデルのS-Works LEVO SLで17.3キロと、驚異の17キロ台を実現した。 Turbo LEVO SLの登場により、重くて力強いモーターを搭載したE-MTBか、軽くて弱いモーターを搭載した軽量系E-MTBのどちらを選ぶ時代になった現在、多くのユーザーが望む物は軽くてパワフルなE-MTBだろう。 Turbo LEVO SLが登場し1年も立たずに、パワフルで軽量なフルサスペンションE-MTB「Forestal Siryon」が発売を予告し、すでに軽量E-MTBでもパワーとトルクを重視する時代が来る中、スペインのオルベアから、ゲームチェンジャーと言える軽量E-MTB「RISE」が発表された。   https://youtu.be/BIf5tHdcF94 オルベア RISEは、最軽量モデルの車体重量が16.5キロと非常に軽いフルサスペンションタイプの軽量E-MTB。ドライブユニットは従来型E-MTBで使われている「シマノ EP8」に、オルベア用にチューニングを行った「EP8 RS」を搭載。 最大トルクは60NmとLEVO SLよりもトルクフルなユニットを搭載しつつ、最軽量モデルは16.5キロとLEVO SLよりも軽量で、軽量E-MTBはモーターのトルクが弱いという固定概念を払拭した。ここではオルベア RISEについて公式WEBサイトで公開されている情報を紹介しよう。(オルベア RISEの日本導入に関しては不明) RISEのライダーシナジー(RS)コンセプトは、自分の体と同じように自然で生き生きとした感覚を持つスムーズなサポートで、伝統的なトレイルライディングの楽しさを高める新しいライディング体験を提供する。 RSは新しい哲学であり、パワー、レンジ、インターフェース、ウエイトが一体となった完全に統合されたシステムと謳っている。 ドライブユニットはシマノ EP8 RS。2020年夏に発表されたシマノ、オルベアは独自のエレクトロニクスとバッテリーを開発し、シマノはEP8モーターをオルベアのRSファームウェアを動作させるように設定した。 シマノEP8 RSのスペックは最大トルク60Nmで、定格出力、最大出力の記載なし。参考としてシマノ EP8は定格出力250Wで最大出力500W。最大トルク85Nmを発揮する。 ビッグライドを想定しているRISEはエコモードで8時間、4,000m以上の登りを実現したと謳っている。ダウンチューブに内蔵された非常に軽量でコンパクトな36V 360whのメインバッテリーと、特許出願中の252Whのレンジエクステンダーを組み合わせることで、最大612whのバッテリーを供給するモジュール式バッテリーソリューションを採用した。 RSのコンセプトは、自転車の軽量化、低消費電力、ペダルに優しい重量とアシストにより、バッテリーの寿命を1.5倍以上に延ばすことができる。そのため、トレイルでの一日を快適に過ごすことができるとのこと。 Riseの360Wh RSバッテリーは、一般的なE-Bikeの540Whバッテリーと同等の走行時間と航続距離を実現していると謳っている。メインバッテリーの重量は2.2キロと軽量で最新の21700セルに基づいており、より高い充放電率と、最終的にははるかに優れたバッテリー寿命と熱管理を提供する。 RSレンジエクステンダーを装着すると、さらに252Wh(70%)電池容量をアップ。RSレンジエクステンダーを追加することで、通常のバイクの900Whバッテリーに匹敵する走行時間を実現する。また、レンジエクステンダーケージは標準的なボトルにも対応している。 RSインターフェースは、EW-EN100を使用することで、ハンドルバーやトップチューブに大型ディスプレイを装着していない。そして、GarminIQエコシステムをRSebikeプラットフォームに適合させる独自のツールを開発し、お気に入りのサイクルコンピューターやスマートウォッチに必要なすべてのデータを保存できる。 フレームは、オルベア・モノコックレース(OMR)。標準的なレイアップに高弾性と高強度のファイバーを追加することで、剛性と重量比を向上し、フレーム重量はサスペンションなしで2.3キロを実現した。 RISEのジオメトリはトレイルバランスサスペンションを採用したフレームとなる。ホイール径は29インチで、リアトラベルは140ミリ、フロントフォークトラベルは140ミリか150ミリ。 RISEには、M20、M10、M-TEAM、M-LTDの4種類を用意。価格はエントリーモデルのM20が5849ユーロ(約71万4000円)からで、最上級モデルのRISE M-LTDが9649ユーロ(約117万8000円)から。 関連リンク ORBEA RISE