デイリーアーカイブ Nov 9, 2024

Bromptonの2021年レギュラーモデルの詳細が発表 新たに新色が追加

ミズタニ自転車は10月13日、Bromptonの2021年モデルを発表した。 ブロンプトンはイギリスの折りたたみ自転車。独特の形状の折りたたみフレームは、慣れてしまえば10秒足らずでコンパクトに折りたたむ事ができ、街乗りやポタリングでは十分の走行性能を持っていることから、人気の折りたたみ自転車ブランドとして知られている。 2021年モデルでは、クラウドブルーと、2020年までブラックエディションに採用されていたブラックラッカーが追加された。また、2021年モデルでは、パピルスホワイト、ホットピンク、ローラッカー、フレイムラッカー、パープルメタリック、メタリックグラファイトが終了となった。 価格はM3Lが19万円(税抜、以下同)、M6Lが20万円、M6Rが21万5000円、S2Lが19万5000円、S6Lが20万5000円。プレミアムカラー(ブラックラッカー)は車両価格にプラス3万円となる。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/8844 https://www.cyclorider.com/archives/39286 関連リンク Brompton

Amazonプライムデーでセールを行っている自転車用品や注目の品をピックアップ

2020年10月13日から、Amazonが送る、年に1度のセール「Amazonプライムデー」がはじまった。10月13日から10月14日までのの2日間で行われるこのセール。今回は注目の自転車用品等、注目の品を紹介しよう。 (当サイトで公開されている価格は、通常価格の場合があります。実際の価格はAmazon公式サイトで確認してください) 自転車用品 TIOGA製輪行袋「ロードポッドシルバー」 TIOGAの縦置き型輪行袋「ロードポッド」が大幅割引で販売中。 GORIX キャリングバッグ 航空機輸送向けのキャリングバッグが15パーセントOFFで販売中 Ibera 室内保管用バイクハンガー Iberaの壁掛けフック型の室内保管用バイクハンガーが31パーセントOFF。 GORIX バラ柄バーテープ GORIXのドロップハンドル用バラ柄バーテープは15パーセントOFFで販売中。 GORIX ロックオングリップ バーエンドバー一体のGORIX ロックオングリップが15パーセントOFFで販売。 ヘルメット、サイクルウェア関連 LAZER Century AF アジアンフィットモデル カラー、サイズ限定でプライムデーセールを実施。定価から53パーセントOFF。 シマノ U-6バックパック シマノのサイクリング用バックパック「U-6」が15パーセントOFF。 シマノ レーシングキャップ シマノのレーシングキャップのレッドが23パーセントOFF。 シマノ バンダナ シマノの春夏向けのバンダナが19パーセントOFF。 シマノ サイクリング用グローブ シマノのサイクリング用グローブがサイズ、カラー限定で最大75パーセントOFF。 パールイズミ サイクルウェア パールイズミの秋冬用サイクルウェアが最大で35パーセントOFF。 デジタル ガジェット関連 Anker PowerCore III Fusion 5000 モバイルバッテリーとUSB急速充電器が一体となったAnker PowerCore III Fusion 5000が20パーセントOFF。 Anker PowerPort Atom III Slim 世界最薄デザインの急速充電器が31パーセントOFF。 Amazon Fireシリーズ 7インチディスプレイで、外出先でも電子書籍や動画が楽しめるFire 7が3280円。 Fire 7よりも高性能で少し画面が大きいFire HD 8シリーズや、自宅で楽しめるFire HD10もプライム限定セールを実施。  

ロードバイクタイプ、ミニベロタイプ、E-MTBの3台のE-Bikeで行く房総半島E-Bikeレビュー

E-Bikeサイクリングは、人力自転車よりも自由で、他の人と一緒にサイクリングが楽しめると言われています。人力自転車だと、脚力が違う人や自転車のジャンルが違う場合、どうしても差が発生するのが一般的です。 人力自転車の場合、ロードバイクとマウンテンバイクとミニベロの3台で一緒に走ったら、差が広がって一緒に走れないので、楽しくないでしょう。それなら、ロードバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、ミニベロタイプのE-Bikeならどうでしょうか。 そこで、今回はロードバイク、マウンテンバイク、ミニベロの3台のE-Bikeで房総半島サイクリングを行い、検証してみました。 東京から房総半島に行くには、自走や自動車に自転車を積むカーサイクリングなど、様々な方法がありますが、今回選んだのはB.B.BASEです。 「B.B.BASE」は、両国から房総半島各を走るJR東日本のサイクルトレイン。車内には99台分の自転車積載ラックが用意されており、今までは、ロードバイクやクロスバイクなど、サイクルラックに積載できる自転車しか載せられませんでした。 しかし、2020年初旬から、小径車やMTB、E-Bike等、サイクルラックに載せられない自転車もB.B.BASE車内に持ち込みが可能になり、E-Bikeでの旅行が楽しめるようになりました。 今回は、両国から本千葉、上総一ノ宮、勝浦、安房鴨川を往復する「B.B.BASE 外房」に乗車。3台のE-Bikeで外房エリアのサイクリングを実施しました。 E-Bikeで房総半島サイクリング 今回使用するE-Bikeの紹介 最初に、今回レビューする3台のE-Bikeを紹介します。 1台目は「BESV PS1」。2014年度グッドデザイン賞 BEST100を受賞したことで知られているミニベロタイプのE-Bikeです。 車体は舗装路サイクリングを楽しむ自転車ながら、フロントフォークとフレームにサスペンションを装備したフルサスペンション仕様で、フレーム素材にカーボンを採用しています。また、フルサスペンションMTBを意識しつつ、曲線的な流れるカーボンフレームは、車体中央部にバッテリーを装着し、一体感があるデザインを実現しました。2020年モデルでは小型フルカラー液晶ディスプレイ等を採用しています。 ドライブユニットは後輪に搭載されたBESVオリジナルのインホイールモーターで、定格出力250Wを発揮。バッテリーは36V 10.5Ahで、容量は378Wh。アシスト可能航続距離は最大100キロ。車体重量は17.6キロで、価格は27万6000円(税抜)です。 2台目はマウンテンバイクタイプのE-Bike「Corratec E-POWER X VERT CX」。ドイツブランド「Corratec」のアルミフレームハードテールE-MTBで、日本市場向けにトレイルライドを楽しめる構成に進化しているのが特徴です。7月にシクロライダーでもトレイルライドや林道走行でもインプレッションを行っていますが、今回のB.B.BASEサイクリングでは、未舗装路一切無しの完全舗装路でサイクリングを行います。 ドライブユニットはBosch Performance Line CXで、定格出力250W、最大トルク75Nmを発揮。バッテリーは、Bosch Powerpack500 36V 13.4Ahで、容量は500Wh。アシスト可能航続距離は最大140キロ。車体重量は22キロで、価格は39万8000円(税抜)です。 そして、3台目がロードバイクタイプのSpecialized S-Works Turbo Creo SL。各所で話題となったSpecialized製のロードバイクタイプの超軽量E-Bike。今回借りたのは、最上級モデルであるS-Worksで、カーボン製ホイール「Roval CLX 50 Disc」や、カーボン製ハンドル、シートポストを搭載。コンポーネントもレース用電動コンポーネントを搭載しており、スーパーE-Bikeと言える存在に仕上がっています。 ドライブユニットはSpecialized SL1.1で、最大出力240W、最大トルク35Nmを発揮。バッテリーは、完全内蔵式48Vで、容量は320Wh。アシスト可能航続距離は最大130キロ。車体重量は12.2キロで、価格は135万円(税込)です。 B.B.BASEのサイクルラックは車体重量15キロまでに制限されており、車体重量が重いE-Bikeはサイクルラックを使わず、車内の空いたスペースに置くのが一般的です。しかし、S-Works Turbo Creo SLは車体重量が12.2キロと軽く、B.B.BASEのサイクルラックに積載できる貴重なE-Bikeでもあります。 勝浦駅から勝浦タンタンメンを食べに江ざわへ 9時50分、勝浦駅下車。勝浦駅などの外房エリアは様々なサイクリングルートがありますが、今回は、海岸沿いを走り安房鴨川まで行くルートを走る事にしました。 走る前に、今回の昼食場所を駅員さんに聞いてみた所、薦められたのが勝浦タンタンメン。勝浦は担々麺が有名で、市内には担々麺を出す店が沢山あるとのこと。数ある勝浦タンタンメンの中でも有名なのが勝浦タンタンメンの元祖の「江ざわ」。ただ、話を聞いた限りでは、勝浦駅から離れた内陸側にあるとのこと。しかも、有名店なので11時に開店で、非常に混むようです。 人力自転車なら、いきなりコースを変えるだけでも大変ですが、今回乗っている自転車はE-Bike。ルートが多少変わっても特に問題はないため、ルート変更。江ざわに行くことにしました。 勝浦駅から江ざわに行くには、国道297号線を通る必要があります。スタート地点の勝浦駅から、江ざわまではずっと上り坂で、人力自転車だと、初心者には向かないコースでしょう。 しかし、E-Bikeだと特に問題にはなりません。ただ、この国道297号線は自動車の往来が多いのが欠点。サイクリングでわざわざ交通量が多い道を走ってもつまらないため、脇道を走る事にしました。 入った脇道は、クルマやオートバイが少ない一方、国道よりも急な上り坂が待っていました。全車E-Bikeなので、3台ともスイスイと進んで行きますが、走行感覚は3台とも違います。 BESV PS1は、後輪にモーターが付いているインホイールモーターで、現代のE-Bikeの主流であるクランク軸からアシストを行う方式ではありません。そのため、漕いだ場面に合わせてシンクロしつつ、モーター後ろから押される独特の感覚があります。 因みに、PS1は長年に渡って発売されていますが、細かい改良を行っており、初期型(36V 6.6Ahバッテリー搭載車)と、今回試乗した2020年モデル(小型フルカラー液晶ディスプレイ搭載車)では大きな違いがあります。現行型はモーターユニットの変更を実施しており、漕いだ時の脚の追従感が圧倒的に向上しています。 Specialized Turbo Creo SLは、最大出力240W、最大トルク35Nmと、今回のE-Bikeの中ではドライブユニット単体だけでみるとパワフルではありません。しかし、車体重量12.2キロと非常に軽く、本格ロードバイク並みの車体や部品構成で、平地ではモーターの力が無くても、普通のロードバイクに近い感覚で乗車ができるほどの車体性能を実現。 さらに、アシストの立ち上がりを脚力に追従する設計にし、楽しく漕がせるようにし、アシストに頼らせないセッティングにすることで、アシストの減退が切れても楽しく漕げるE-Bikeという独特の世界観を持っています。そのため、舗装路の上り坂は他社を大きく引き離す性能を備えているのが特徴です。 E-MTBのCorratec E-POWER X VERT CXは、この中では車体が一番重く、2.8インチのマウンテンバイク用タイヤを装着しているため、不利に思えます。しかし、E-POWER X VERT CXに搭載されているドライブユニット「Bosch Performance Line CX」により、楽々と付いていくことができます。 Bosch Performance Line CXの定格出力は250W、最大トルクは75Nm。最大出力は公開されていませんが、体感ではSpecialized S-Works Turbo Creo SLに搭載されているドライブユニットよりも2倍以上の出力を発揮しているのでは無いかと思うぐらいのパワフルさ。最大トルクも2倍ほどあり、力強いです。 これだけパワフルなユニットを搭載しているのは、重い車体で急坂や人力MTBでは躊躇うような荒れた道を楽に走るため。人によっては過剰だと思うかもしれませんが、過剰なパワーとトルクのおかげで、舗装路でも人力MTBではできないパワフルな走りが楽しめ、舗装路では楽々と時速24キロ出せます。 今回、3台のE-Bikeで裏道を走りましたが、どのE-Bikeでも言えるのが、裏道を走るのが楽しい事。裏道は自動車が少ないだけでなく、細く入り曲がりアップダウンがあります。発進・減速が多いため人力自転車では、あまり楽しくない場所ですが、E-Bikeなら積極的に走りたくなります。 また、このような道は、クルマが多い国道には無い景色も見ることができ、途中で止まって気軽に写真を撮ることも可能です。このような場面で欲しいのはスタンドで、車体が重いE-Bikeは立てかけて置くのが難しいため、スタンドは必要です。BESV PS1はスタンドは標準装備。Corratec...