デイリーアーカイブ Nov 18, 2024

​​NESTOからBOOST規格を採用した27.5+MTB「TRAIZE PLUS」登場

​​総合自転車メーカーホダカのスポーツサイクルブランド「NESTO (ネスト)」は2021年5月24日、BOOST規格を採用した27.5+マウンテンバイク「TRAIZE PLUS(トレイズ プラス)」の新モデルを発売した。 自然に触れられる環境やが身近にあり、自転車活用推進法に則った一般社団法人自転車協会の施策により、気軽にマウンテンバイクを楽しむ土壌があること広く認識されるようになっている。NESTOは遊び道具としての自転車の楽しさを体感できる、日本のトレイル(未舗装路)を走ることに適したマウンテンバイク「TRAIZE PLUS」を発表した。 車体は​​コンパクトな日本のトレイルに合わせてフレームを設計。下り向けマウンテンバイクよりもフレームのヘッドアングルとシートアングルを立たせ、登りやすさと狭いシングルトラックでの機敏な操作性を実現したと謳っている。 また、マウンテンバイクを始めたい人が安心して走れるように、BOOST規格の前後スルーアクスル、120mmトラベルのサスペンション、27.5+セミファットタイヤにより安定した走りを実現した。 そして、さまざまな楽しみ方に対応できるように、車体設計は29インチとコンバーチブル設計でフロントディレイラー用台座も装備。これによりクロスカントリー要素を高めて乗ることが可能。他にも、ドロッパーシートポストを標準装備するkじょとで本格的に下りを楽しむこともできる。 サイズ(適応身長) は、14inch(150-165cm)、16inch(160-175cm)、18inch(170-185cm)の3サイズ。カラーはストーンベージュ。変速は1x12 Speed。希望小売価格は14万9600円(税込) / 13万6000円(税抜)。NESTOプレミアムディーラー専売。 関連リンク NESTO:https://nestobikes.com/

一般社団法人自転車協会のプロモーション動画「自転車に乗り換えよう」がYouTube動画320万回再生突破

一般社団法人自転車協会は5月24日、自転車による新しい生活様式の提案や安全安心の目印であるBAAマークがついた自転車を推奨するための特設サイトとプロモーション動画「自転車に乗り換えよう」を2021年4月5日(月)から公開し、プロモーション動画「自転車に乗り換えよう」が、約1か月半でYouTube動画再生回数320万回を突破したと発表した。 一般社団法人自転車協会は、自転車の製造・輸入に関わる企業、自転車に関わる団体・個人により構成され、自転車の安全性と耐久性の向上を図り、利用者に”安全で長持ちする自転車”を提供すること、そして循環型社会に対応できる製品を提供することを目指した活動や事業を行っている。 近年、新型コロナウイルス感染拡大をうけて3密を回避する目的や、環境への配慮から自転車利用のニーズが高まっている。また、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に自転車通勤が推進され、国土交通省では自転車通勤を積極的に推進する「『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクト」を始動するなど自転車利用を推進する気運が高まっている。その一方、自転車利用の増加に伴って交通事故全体に占める自転車関与事故の割合を示す「自転車関与率」が増加している。 自転車協会は、こうした背景から、自転車の有用性と安全な自転車利用を促すことを目的に“新しい自転車生活様式”として9つのポイントをまとめた特設サイトを開設した。 また、幅広い方々に安全な自転車利用の重要性を気づかせ、楽しく理解してほしいという想いから、本取り組みのために書き下ろされた楽曲「Beginning」を使用し、映像制作チーム「Hurray!」のぽぷりかがアニメーションディレクターを務めて制作したプロモーション動画「自転車に乗り換えよう」を公開している。 https://youtu.be/Vcubk9jvot4 プロモーション動画「自転車に乗り換えよう」概要 ■タイトル:自転車に乗り換えよう ■アニメーションディレクター:Hurray! (ぽぷりか) http://hurray.fun/​ ■曲名:Beginning ■歌:やぎぬまかな ■作詞:伊三野ヤスヨ ■作曲:松井亮 ■URL:https://youtu.be/Vcubk9jvot4 ■制作秘話: 本取り組みは自転車の安全な利用を促すことを目的にしているため、登場人物が自転車に乗るシーンを描く際には、自転車のルールに則った正しい乗り方になるように意識して制作しました。自転車協会とアニメーションを担当するぽぷりかさんとの間で細かくすり合わせを行い、ヘルメットの被り方や手袋の着用などディテールにこだわっています。本動画を通して、自転車の適切な乗り方やルールを意識していただきたいと考えています。 ぽぷりかプロフィール 2011年から映像制作を始める。思春期、青春感のあるモチーフを特に好み、 カタルシスによる魅力を重視した手描きアニメーション作品や3DCGを併用したモーショングラフィック作品を制作する。 企画提案からコンポジット、手描きアニメーション、イラスト、3DCG、楽曲制作(簡易なもの)、撮影まで一通りこなす。信条は「心の根っこは一生中学生」 やぎぬまかなプロフィール 2010年から2017年までファンクポップバンド「カラスは真っ白」のギターボーカルとして活動。 2018年よりヒップホップユニット「□□□(クチロロ)」に契約社員として加入。キュートで透明感のある声を持つ。アーケードゲーム、声優、アイドル等への楽曲提供や、サウンドロゴの制作等も積極的に行っている。 関連リンク 新しい自転車生活様式 特設サイト:https://new-cycle-life.jitensha-kyokai.jp/

Specialized Turbo Kenevo SL 下りを重視したエンデューロタイプのフルサスE-MTB

スペシャライズド・ジャパンは5月14日、フルサスE-MTB「Turbo Kenevo SL」を発表した。 Turbo Kenevo SLはSpecializedのフルサスペンションタイプのマウンテンバイク「Enduro」をベースにしたE-MTB。モーターをSpecialized自社設計の「Specialized SL1.1」を搭載し、完全内蔵型バッテリーを装着することで、車体重量は日本未発売のKenevoと比較して5.4キロ軽量になっている。また、人力MTBタイプのEnduroと比較すると重量は4キロプラスされただけと謳っている。 Kenevo SLのフレームは、フルモノコックのFACT 11m カーボンフレーム。ハンドリング性能や軽量化のためにパーフェクトに最適化され、Turbo Super Light モーターと320Whのバッテリーをフレームに内蔵することで、 慣性モーメントを減らし、ハンドリングの応答性を向上。アシストは最大4時間半で、オプションの160Whのレンジエクステンダーを装着すると、最長約7時間のアシストを行う。 フレームは6種類のセッティングからハンドリング特性を変更可能。ヘッドアングルは62.5、63.5、64.5度。BBハイトは上下に6mm変えられる。 ダウンヒル世界選手権で優勝したDemoやEnduroに搭載された「シックスバー・リンケージ」もKenevo SLに採用されている。シックスバーは、ドロップアウトの前側にホルストリンクを持つフォーバーリンケージを用い、本質的にはFSRデザインとなる。これら4本のバーとホルストリンクを調整して、バンプの吸収を最適化するアクスル軌道や、ペダリング性能を向上させるアンチライズとアンチスクワットを実現できると謳う。また、ブレーキから生じる力に影響を受けないため、ブレーキレバーを思い切り握り込んでいるときでさえ、サスペンションはアクティブに動き続けるとのことだ。 アクスル軌道は、トラベルの最初の3分の1で後方に、中間域で垂直に、ボトムアウト付近で前方に向かって動くようデザインされている。初期トラベルでの後方への軌道は、路面から衝撃を受けたホイールを後方へ逃すことで、引っかかりを減らし、それにより速度を維持できるとのこと。通常はペダリングをしない、サスペンションがさらに圧縮された状態では、軌道を前方へ移動させることで、サスペンションをペダルの踏み込みから生じるチェーンの張りと独立させ、路面からの入力に応じた反応の良い動きを可能にすると謳っている。 そしてサスペンションはアシストパワー、スピード、シックスバー・キネマティクスの性能を最大限に発揮させるために、既存サスペンションのバルブやスプリングレートを変更して、Kenevo SLに合わせたカスタムサスペンション「RxTune」を採用している。 サイズ設定は、走り方に合わせたサイズ展開「S-サイジング」。従来の自転車サイズの選び方である股下の長さではなく、好みの走り方に基づいてフレームサイズを選べるのが特徴。ヘッドチューブ長とスタンドオーバーハイトが似たS2~S4までのサイズから、好みの走り方に最適な1つを選べるとのこと。サイズの数字が小さくなるにつれ、リーチとフロントセンターが短くなることからより機敏に走れるようになり、数字が大きくなると、安定性が高まり、姿勢にゆとりが生まれる。 サイズ選びは、今までMサイズに乗っているの場合、S3がそれに相当するサイズとなる。ただし、よりクイックな走りを重視するのなら、S2にサイズダウンが良く、ハイスピードでの安定性が欲しいなら、S4にサイズアップが良いとのこと。 トップチューブ上部に装着されたMasterMind Turbo Control Unit(TCU)は、ハードウェアとソフトウェアの両方で、モーター、バッテリー、バイク、そしてライダーがどのように作用するかをコントロールする。走行中でもチューニングが行う事ができるだけでなく、バイクやライドに関するあらゆるデータを表示可能。また、OTA(Over The Air)技術で無線通信に対応し、新たな機能が登場するたびにアップデートできる。さらにMission Controlアプリと接続させると、より高度なチューニングやトレイルライド中の診断なども行える。購入時に利用できる機能は以下の通り。 https://youtu.be/irZ0tAGcKuE • OTA技術でのアップデートで、Kenevo Super Lightの性能が向上 • MasterMind TCUはバッテリー残量を見やすい%で表示 • ピークパワーとサポートレベルを10%ずつ即時に調整できるMicroTune機能 • 画面に表示するデータを30項目の中から最大4種類まで選択可能 • 時計 • 1ワット時あたりの走行距離をリアルタイムで表示し、効率的なペダリングを 可能にする "Live Consumption"機能。 • 漕いだ力を数値化するRider Power Value機能 • よりきめ細かいトレーニングを可能にする心拍モニターとのペアリング機能。 • 高精度な標高トラッキング Turbo Kenevo SLのラインナップはS-Works Turbo Kenevo SLとTurbo Kenevo SL Expertの2モデル。価格はS-Works Turbo Kenevo SLが181万5000円(税込、以下同)で、Turbo...