デイリーアーカイブ Nov 18, 2024

ホダカが初回満足度100パーセントを達成した「自転車通勤制度導入セミナー」を開催 

総合自転車メーカーのホダカは6月3日、企業の自転車通勤制度導入を後押しし、自転車通勤を通じた自転車の利用を推進する「自転車通勤制度導入セミナー」の第2回・第3回を開催すると発表した。 新型コロナウイルスの流行長期化により密を避ける交通手段として自転車が注目を集めている。高まる自転車通勤のニーズに対して事業者の自転車通勤制度の実情は応えられていないものと同社は見て、自転車通勤制度の設立・運用と従業員の自転車通勤を後押しする取り組みとして当セミナーをスタートした。 自転車メーカーとして自転車に精通した知識と国土交通省「自転車通勤推進企業」に認められる自転車通勤制度のノウハウを用いることで、2021年5月に開催した第一回セミナーでの受講者アンケートにおいて「自転車通勤制度導入に役立つ内容であったか」の問に対してすべての受講者から「非常に役に立つ」、「役に立つ」との回答を得ることができたとのこと。 2021年6月22日、2021年7月20日にWeb会議システム「Zoom」を使用したオンラインセミナーを実施する。内容は以下の通り。 セミナー概要 1. 名称:自転車通勤制度導入セミナー 2. 対象:企業の人事総務担当者、自転車通勤制度導入を目指す会社員 3. 内容:国土交通省発行の「自転車通勤導入に関する手引き」に則ってセミナーを実施。 ⚫ 自転車通勤の企業メリット・従業員メリットの説明 ⚫ 制度導入までの流れ ⚫ 当社・他社事例の紹介 ※新型コロナウイルス感染防止の観点から密回避のための自転車通勤との観点から、都市部の自転車通勤を想定した内容となっています。 4. 日程: ⚫ 2021 年 6 月 22 日(火)14:00~15:00 ⚫ 2021 年 7 月 20 日(火)14:00~15:00 5. セミナー方式:Web 会議システム「Zoom」を使用したオンラインセミナー 6. 申込み:当社指定の申込みフォームから申込み →https://forms.gle/9f8szAV6sJJeEGZP6 7. 参加費:無料 関連リンク 【オンラインセミナー】初回満足度100%達成!自転車通勤制度導入セミナーを開催します(リリース):http://hodaka-bicycles.jp/jitethuseminer/

軽くて洒落たシティ系E-Bike「Specialized Turbo Como SL」を解説 グレードの違いによる走行感覚の違いも紹介

日本では軽さを重視したE-Bikeで一躍有名になったアメリカの自転車ブランド「Specialized」。SpecializedのE-Bikeと言えば、ロードバイクタイプのTurbo Creo SLや、マウンテンバイクタイプのTurbo Levo SL、Turbo Kenevo SL、クロスバイクタイプのTurbo Vado SLなど、様々なE-Bikeを展開している。 https://youtu.be/ICy2SN6nlcE 数あるSpecialized製E-Bikeの中でも異色なのがTurbo Como SLだろう。今回、Turbo Como SLに触れる機会があったので、Turbo Como SLに関して紹介しよう。 Turbo Como SLの車体、走行感覚をチェック Turbo Como SLで特徴的なのが前カゴ。多くのシティコミューター系E-Bikeでは、前カゴがついていない事が多いが、Turbo Como SLには標準装備されている。前カゴは樹脂製でたわむようになっている。前カゴには最大15キロの荷物を積むことが可能だ。 前カゴは、車体に装着されたフロントキャリアに取り付ける方式。そのため、ハンドルを切っても、かごは動かないようになっている。これにより、重い荷物を搭載してもハンドリングに影響が無い。ただし、ハンドルを曲げてもカゴが動かないので、慣れが必要だ。かごを外しても大型のフロントキャリアになるので、飽きたら前カゴを外すのも面白いかもしれない。 独特の形状を採用したハンドルは、やや手前に曲がっており、長時間走行しても手首が痛くなりにくい。ハンドルは高い位置にあるため、アップライトな乗車姿勢となる。構造上ステムと一体になっているため、ハンドル交換によるカスタマイズはできない。 油圧ブレーキのオイルラインや、シフトワイヤーはハンドル内蔵型を採用し、すっきりとしたスタイリングを実現した。スイッチに関してはトップチューブに装着されたTCU(Turbo Control Unit)のみで、ハンドルにはスイッチは装備されていない。そのため、アシストモードの変更を行う場合ハンドルから手を離して行う必要がある。 車体(フレーム)は、一般的なスポーツサイクルでは見られない、跨ぎやすいデザインを実現。乗車姿勢は、VADO SLよりもアップライトなのが特徴だ。 走行時の感覚はクロスバイクタイプのVADO SLとは全く違う。筆者はSpecialized Turbo VADO SLを所有しているが(記事)、VADO SLは直進安定性とハンドリングのバランスをとったスポーツサイクルらしい走りが楽しめるE-Bikeだ。 一方、Turbo Como SLは、直進安定性を重視している。直進安定性が高いと低い速度でも、自然と車体が直進するため、体に力を入れない状態でゆったりと走ることができる。また、Turbo Como SLは、直進安定性を高くしているために、車体中心部から後輪の車軸部分(リアセンター)を長くして、後輪荷重を抑え、車体の前後荷重バランスを取っているのも注目したい。アップライトポジションを取る場合、リアセンターを長くしないと、後輪に極端な荷重がかかり、後輪のタイヤがベタベタとした摩擦がある感覚が残る。 しかし、Turbo Como SLはリアセンターを長くしているため、後輪荷重が良い塩梅で、ベタベタとした感覚が無く、漕ぐのをやめた状態でもスッと綺麗に車輪が転がっていく。タイヤも2.3インチと太めで、スリックタイプのタイヤを装着しているので段差や荒れた道もリラックスして走行できる。アップライトな乗車姿勢と、低速でも安心して、スピードを重視しない独特の気持ちよさを持っていると感じた。 ドライブユニットはSpecialized SL1.1。SpecializedのE-ロードバイク「Turbo Creo SL」や、E-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている。一般的なE-Bike用ドライブユニット(定格出力250Wクラス)よりも、最大出力240Wと低出力で、最大トルク35Nmと低トルクにすることで、ドライブユニットの重量を僅か1.95キロと軽くすることに成功した。 Specialized SL1.1のアシストの味付けは、モーターの力に頼らせないで、人力で漕いでいる感覚を重視していること。人力走行時に発生する不快な領域をカットしてくれる感覚だ。 Turbo Como SL 5.0とTurbo Como SL 4.0の違いとは? Turbo Como SLシリーズには、内装8段変速とベルトドライブを組み合わせたTurbo...

日進ゴムから世界最高峰のグリップ力を発揮する「HyperV」を使用した自転車競技専用フットギア「JIRIKI」登場

日進ゴムは5月27日、スポーツフットギアのブランド「JIRIKI:から、バイクトライアルを中心とした自転車競技専用モデル「JKB-#1」を発売した。 転倒事故防止用に開発された「JKB-#1」は、グリップ力の高さからバイクトライアル選手の間で愛用された同社の「HyperV」シューズを自転車競技でのパフォーマンスをより向上させるため、全く新しい設計を取り入れたモデル。 開発の背景には、「JIRIKI」を運営する日進ゴム株式会社に「ハイパーVワークシューズが競技中、大変グリップが効くが、娘の世界大会のために1足自転車専用モデルをつくってくれないか」とライダーの家族から連絡が入ったことから始まった。ニーズに気づいていなかった同社は、数名の国際大会出場ライダーにアドバイザーとなってもらい、開発に加わってもらうことで開発プロジェクトを加速した。 “HyperVソール”はペダルの上でも高いグリップ性能を発揮。くるぶしをクランクから保護しながらも、足首の動きを妨げない内外非対称のパッティングデザインとなっている。他にも、足をホールドし、靴紐の結び目を固定させるセンターベルトや、ペダリング時のひっかかりが起きず、衝撃から足裏を守りながらも、ペダルの感触が判りやすいよう硬さと厚さを突き詰めて設計したミッドソール、高い耐久性と通気性を両立するために、必要な箇所に配置した合成皮革とメッシュ素材で構成されたアッパーを備えているとのこと。 「JKB-#1」は自転車競技者だけでなく、モーターサイクルを駆るテストユーザーから「ステップに乗せた足がしっかりグリップするので、乗車時のニーグリップやシフトチェンジが行いやすい。」「シート高のある二輪車乗車時に最も緊張を強いられる“ウェット路面での一時停止”をする際に足着き性が抜群に安定する。」との声もある。 カラーはプリズムブラックで、サイズは22.5~28.0cm。価格は8800円(税込)。 関連リンク JIKIRI公式サイト:https://jiriki.store/