デイリーアーカイブ Sep 18, 2025

自転車シェアリングサービス「HELLO CYCLING」と「NAVITIME」が連携開始 ルート検索からシェアサイクル予約まで対応

OpenStreetとナビタイムジャパンは8月26日、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」の「シェアサイクルルート」で、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」との連携を開始した。 OpenStreetは、国内最大級のシェアサイクルプラットフォームである「HELLO CYCLING」の運営から、シェアスクーターサービス「HELLO SCOOTER」、パーキングシェアサービス「BLUU Smart Parking」の展開などを通じ、ラストワンマイルにおける多様な移動手段を提供している。 ナビタイムジャパンは、2018年9月から「NAVITIME」で「シェアサイクルルート」を提供して以来利用が増加。「シェアサイクルルート」は、出発地から目的地までを、徒歩とシェアサイクルを組み合わせて移動するルート。特別な設定は不要で、ルート検索時に通常の検索結果(最大4件)に加えて、対象のルートがある場合に「シェアサイクルルート」を提案する。 今回の連携により、「NAVITIME」では新たに岩手県、茨城県、埼玉県、千葉県、長野県、静岡県、香川県、佐賀県、熊本県での「シェアサイクルルート」に対応する。ルート詳細画面では対象ポートの貸出・返却状況や営業時間を表示し、地図画面ではシェアサイクルを利用した最適なルートを確認できる。また「HELLO CYCLING」に遷移し、そのままシェアサイクルの予約も可能となる。 関連リンク NAVITIME:http://www.navitime.co.jp HELLO CYCLING:https://www.hellocycling.jp/

BESV、ロードバイクタイプのE-Bike「JR1」限定でバッテリー+1キャンペーンを実施

BESV JAPANは8月26日、ロードバイクタイプのE-Bike「JR1」を購入した人を対象に「バッテリー+1キャンペーン」を実施すると発表した。 BESV Jシリーズは、 舗装路を軽快に楽しめるサイクリングを重視したE-Bike。その中でもロードバイクタイプのJR1は、フレーム内蔵型のバッテリーとリアインホイールモーターを採用することでスッキリとしたデザインと軽さを売りにしている。 今回のキャンペーンは2021年春に実施し、好評だった「バッテリーキャンペーン」をJR1限定で復活。世界的な自転車需要の高まりを背景に、自転車の価格上昇傾向の中、BESV JAPANは2021年10月1日より、車両価格の改定を実施。JR1の場合、現状の27万6000円(税抜、以下同)から28万6000円と、1万円の価格上昇となる。 今回のキャンペーンでは、9月1日から9月30日の期間中、BESV取扱店でJR1を購入した人を対象に、改定前価格の27万6000円に、プラス1万円で、JR1用7.0Ah(252Wh)バッテリーを追加購入可能なキャンペーンを実施する。 JR1のバッテリー容量は252Whだが、追加バッテリーが装着する事で、504Whの大容量E-Bikeとして活用可能と謳っている。予備バッテリー不要の場合、これまで通りの27万6000円で購入できる。 (参考)BESV JR1のスペック   フレーム:アルミ フロントフォーク:アルミ 重量:16.1kg ブレーキ:シマノ105油圧ディスクブレーキ ギア(前):50/34T ギア(後):11-32t 11段段変速 フロントホイール:700C リアホイール:700C、インホイールモーター タイヤ:MAXXIS DETONATOR 700×25C ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明) アシスト方式:リアインホイールモーター バッテリー:36V 7Ah(252wh) 充電時間:約3.5時間 アシストモード:2段階 航続距離:138/64km 関連リンク BESV JR1:https://besv.jp/products/jr1/

E-Bikeのバッテリーは9ヶ月でどれくらい劣化する? Specialized Turbo Vado SL編【E-Bike初心者向け記事】

E-Bike(電動アシストスポーツ自転車)を購入して気になるのが、バッテリーがどれだけ劣化するのかという事。E-Bikeだけでなく、スマートフォンなど様々な製品に使われているリチウムイオン電池は使用していくうちに、充電可能な電力量が減り、劣化してしまう欠点がある。スマートフォンの場合、使用条件によっては1年程度で劣化がわかる事もあるが、E-Bikeの場合はどうなのか。今回は、購入して約9ヶ月、走行距離約3750キロのSpecialized Turbo Vado SL 4.0で、劣化具合を確認してみた。   Specialized製E-Bikeのバッテリーは、購入日から2年間、または満充電回数最大300回までの、いずれか早く到来する期間または回数が本保証となる。バッテリーは当該期間中、初期容量の約75パーセントが維持されるように設計されている。内蔵バッテリーの価格は7万1500円(税込、以下同)で、取り付け工賃はスペシャライズド銀座店ではバッテリー脱着で5500円(Levo SLは7700円)となる。 https://youtu.be/dqiFUwKgvRw Specialized製E-Bikeは、スマートフォンに専用アプリ「MISSION CONTROL」を入れて、E-BikeとBluetooth接続を行うと、アシストのパワー調節だけでなくシステム状況などを診断、確認できる。この診断は、バッテリーの残量やバッテリーの状態を知ることができる。 購入後約9ヶ月で、走行距離は3753キロ経過した筆者のSpecialized Turbo Vado SL4.0の結果は、充電サイクルは31回、バッテリーの状態は100パーセント。充電サイクル、バッテリーの状態が共に良好な結果だった。 充電を何十回も行っているのに、充電サイクルがわずか31回と少ないのは、一般的な充電サイクルが単純に充電回数を計算したのではなく、0から100パーセントの充電を1回分とカウントする仕組みだろう。一般的に、充電サイクルは継ぎ足し充電だと、合計100パーセント分の充電で1回分になるとのこと。 スマートフォンのアプリではバッテリーの状態が100パーセントと表示されているが、実際に乗っていても、特に劣化は感じられなかった。ここから、どれだけ内蔵バッテリーが劣化するか気になる所だ。 文:松本健多朗 https://www.cyclorider.com/archives/44176