デイリーアーカイブ Nov 18, 2024

世界選手権クラスにも対応する軽量ダウンヒル用E-MTB「Forestal Hydra」

アンドラのE-Bikeブランド「Forestal」は、軽量でハイパワー、ハイトルクを実現したフルサスE-MTB「Siryon」を発表し、世界で一躍有名となった。 2021年7月現在、Forestalは29インチエンデューロタイプのE-MTB「Siriyon」、29インチトレイルタイプのE-MTB「Cyon」、29インチダウンヒルタイプのE-MTB「Hydra」、20インチミニベロタイプのE-Bike「Aryon SC」、20インチ折りたたみタイプのE-Bike「Aryon」を展開している。 その中でも、今回紹介するのがダウンヒルタイプのE-MTB「Hydra」。最も過酷な地形に挑むために生まれたワールドカップのレーシングスピリットを表現する究極のe-ダウンヒルバイクと謳っており、車体デザインはエンデューロバイクのSiryonに似ているが、ダウンヒル用に設計が見直されており、フロントサスペンションはROCKSHOXかOHLINESのダウンヒルMTB用のダブルクラウンフォークを搭載している。 Hydraに搭載されているドライブユニットは、軽量・コンパクト・自然をコンセプトのBAFANGとForestalが共同で独自に開発したドライブユニット「Eon Drive」。ドライブユニットの重量は1.95キログラムと非常に軽量で、170mmの狭いQファクターを可能にするスリムな形状を実現。軽量なドライブユニットながら定格出力250W、最大出力800W、最大トルク60Nmと、類を見ない高出力、高トルクユニットを実現した。Forestal製E-Bikeの日本での展開は不明。以下、リリースから。 Hydra, your personal uplift! すべての山にそれぞれのアップリフトがある世界へようこそ。フォレスタルハイドラは、e-ダウンヒルのシャシーに収められた技術的なマスタークラスです。 Forestalは、自然と最先端の技術や電子システムとの融合をテーマにしたブランドです。モーター、バッテリー、ディスプレイ、ソフトウェア、そしてもちろんカーボン製シャーシ「Alpha  Box(アルファボックス)」を含めて、アシストバイクを一から開発するという挑戦をしています。 この開発には新たなハードルがありますが、自転車業界では前例のないレベルの統合と開発が可能であり、それはつまり、慣れ親しんだフレームを例外的な状況でも性能を発揮できるようにすることを意味します。 Hydraは、私たちの最も先進的なe-ダウンヒルバイクです。おなじみのAlpha Boxフレームセットを搭載したSiryonから生まれたマシンですが、同じものではありません。 ForestalテクノロジーセンターでSiryonを自社開発していたとき、エンジニアに「ワールドカップのダウンヒルコースのストレスに対応するために、アルファボックスを強化するにはどうしたらいいか」と尋ねました。高度なCADソフトウェアを使って3Dモデルを作成し、気がつくとSiryonのようでありながら、まったく新しいものができあがっていたのです。 これがHydraの誕生です。Siryonをベースとしながらも、独自のカーボン構造とレイアップにより、重量を損なうことなく主要部分の剛性を向上させています。 ビルドキットには、レースで実績のあるロックショックス・ボクサーフォーク、コイルショック、パワフルなブレーキなど、スピードとコントロールを両立させるHydraの本領が発揮されています。 Hydraの心臓部には、フォレスタルのEonDriveアクティブフローアシストソリューションと効率的なオーロラバッテリーが搭載されており、ライダーはどんな丘や山でも自分だけのダウンヒルコースに変えることができます。 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/38870 https://www.cyclorider.com/archives/47782 https://www.cyclorider.com/archives/48244 関連リンク Forestal Hydra:https://forestal.com/en/products/hydra  

ルイガノからミニベロE-Bike「EASEL-E」販売開始 10万円台のお手頃価格のE-Bike

あさひは7月7日、LOUIS GARNEAU(ルイガノ)のミニベロE-Bike「EASEL-E」の販売を開始すると発表した。 LOUIS GARNEAUのEASEL-Eシリーズは、Shimano製ドライブユニットを搭載したミニベロE-Bike。5月内装5段変速仕様のEASEL INTER5E DI2 (イーゼル インター5イー)が発売され、今回、外装8段変速仕様のEASEL-E (イーゼル イー)が発売される。 ドライブユニットは、SHIMANO STEPS E5080で定格出力250W、最大トルク40Nm。大容量バッテリーは最長105km(ECOモード使用時)とサイクリングを楽しめる必要十分な走行距離を持っている。 車体サイズは390mm/450mmと大小2つのフレームサイズを用意し、小柄な人も乗車可能。フレームカラーは定番のホワイト、マットブラックに加え、トレンドカラーのオリーブを加えた3色展開となっている。重量は18キログラムで価格は19万8000円(税抜)。 ルイガノ EASEL-Eのスペック フレーム:6061 ALUMINUM フロントフォーク:ALLOY 重量:18kg ブレーキ:SHIMANO BR-MT200 HYDRAULIC DISC ギア(前): ALLOY 44T ギア(後):SHIMANO CS-HG200 12-32T 8SPD フロントホイール:SHIMANO TX505 QR DISC 32H+WEINMANN U26 32H リアホイール:SHIMANO TX505 QR DISC 32H+WEINMANN U26 32H タイヤ: KENDA 20×1.95 ドライブユニット:Shimano STEPS E5080(定格出力250W、最大トルク40Nm) ...

雨のような静かなアシスト E-Bikeブランド「Forestal」独自設計のドライブユニット「Eon Drive」のアシストノイズが50dbだと発表

アンドラのE-Bikeブランド「Forestal」は7月6日、Forestal製E-Bikeに搭載されている「Eon Drive」のノイズを計測した所、50.8dBと非常に静かなノイズを記録したと発表した。 Forestalは、アンドラのE-Bikeブランド。軽量でハイトルクを実現したフルサスE-MTB「Siryon」で世界で一躍有名となった。 ドライブユニットは、軽量・コンパクト・自然をコンセプトのBAFANGとForestalが共同で独自に開発したドライブユニット「Eon Drive」で、ドライブユニットの重量は1.95キログラム。170mmの狭いQファクターを可能にするスリムな形状で、ペダル操作は他の自転車と同じように自然に感じる設計を売りにしている。スペックは定格出力250W、最大出力800W、最大トルク60Nm。 E-Bikeのアシスト時に発生するノイズ(音)は、E-Bikeユーザーであれば注目している事の1つ。今回のテストはあくまでの治具に装着した状態で実施しており、実際のアシストノイズがどのくらいなのか気になる所だ。 Forestal製E-Bikeの日本での展開は不明。以下、リリースから。 "Shhhhh" 軽量、効率的、パワフル、そして静かなモーター。 Siryonのすべての最終部品が自由に流れ、FTCに届けられる中、私たちのエンジニアは多くの複雑な部品のテストと評価に忙殺されています。これらのテストは、安全性やパワー、トルクを確保するためのものではなく、Siryonに関する多くのデータを抽出し、お客様に提供するためのものです。 ご存知のように、ここ数週間はEonDriveユニットのテストを行ってきましたが、その結果は想像以上に素晴らしく、中でもEonDriveの静かさには驚かされました。 フォレスタル・バイクで自然を満喫しているときに最も聞きたくないのがEonDriveのアシスト音ですが、実際にはほとんど気にならないほど静かです。 実験室でのテスト*では、EonDriveはわずか50.8dBのノイズレベルを記録しており、これと比較すると、雨が降っているかのような静けさと落ち着きがあります。 *実験室でのテストでは、EonDriveはテスト用の治具に取り付けられ、ライダーの入力ではなく電子信号によって作動しました。 関連リンク Forestal:https://forestal.com/en/home