デイリーアーカイブ Nov 19, 2024
FANTIC E-MTBシリーズ 2021-2022年モデルは欧州仕様フルラインナップで展開
モータリストが輸入販売を行っている「FANTIC」製E-Bikeは、Brose Sシリーズドライブユニット(定格出力250W、最大トルク90Nm)を搭載している欧州仕様のE-MTBシリーズと、BAFANG M500ドライブユニットを搭載している公道走行可能な「ISSIMO」シリーズの2シリーズを展開している。
2021年9月12日時点で、FANTIC E-Bikeシリーズ公式サイトで公開されているE-Bikeは、フルサスペンションE-MTBのトレイルモデル「XTF1.5 CARBON」「XTF1.5」、ファットバイクの「FAT SPORT」、シティモデルの「ISSIMO」だけだが、配布されているFANTIC E-MTB 2021-2022年カタログでは、欧州仕様のE-MTBをフルラインナップしている。
カーボンフレームのフルサスE-MTB「XTF1.5 CARBON」、アルミフレームのフルサスE-MTB「XTF1.5」、ハードテールタイプのファットバイクE-MTB「FAT SPORT」は、日本国内で在庫がある標準在庫モデルとして展開。一部XTFシリーズ、オールマウンテンのXMFシリーズ、エンデューロのXEFシリーズ、ダウンヒルのXXFシリーズ、ハードテールモデルのXF2に関しては受注発注モデルとなる。ここでは、FANTIC E-MTBシリーズのフルラインナップを簡単に紹介。価格はすべて税込み。FANTIC E-MTBシリーズは全車欧州仕様のため、日本国内での公道走行は不可。
XTFシリーズ(トレイル)
トレイルモデルのXTFシリーズの一番の特徴は前後29インチホイールを採用している事。前後異径ホイールを売りにしたFANTIC E-MTBシリーズの中でも例外と言えるが、これは日本未発売のフルサスE-MTB「Specialized ”第2世代”Turbo Levo(動画)」に影響を受けて採用。因みに、現行モデルの第3世代Turbo Levo(記事)は、前後異径ホイールを採用した。XTFシリーズのリアスイングアームは27.5インチにも対応しているため、FANTIC E-MTBシリーズの特徴である、前輪29インチ、後輪27.5インチのマレット化も可能だ。
XTF1.5 CARBONシリーズは、新型カーボンフレームを採用したハイエンドモデル。バッテリーは720Whの大容量バッテリーを搭載した。
https://youtu.be/cyIY-SOf7wQ
XTF1.5 CARBON FACTORY/RACEはカーボンフレームシリーズの中でも、カーボンホイールを採用したハイエンドモデル。トップモデルであるXTF 1.5 CARBON FACTORYは720WhバッテリーとパワフルなBrose S MAGドライブユニット(定格出力250W、最大トルク90Nm)を搭載しながら、車体重量は19.9キログラムを達成した。
XTF1.5 CARBON FACTORY:169万2900円
XTF1.5 CARBON RACE:130万200円
https://youtu.be/QKoVYvvbwcQ
XTF Carbonシリーズの中でも100万円を切るモデルがXTF1.5 CARBON SPORT/CARBON。ホイールはアルミリムを採用しているが、フレームやドライブユニット、バッテリーはカーボンホイールを採用した上位モデルと同じ。XTF1.5 CARBONのS、Mサイズは、日本国内に在庫を保有している標準在庫モデルとなる。
XTF1.5 CARBON SPORT:90万2000円
XTF1.5 CARBON:78万5400円
https://youtu.be/TMK7lKgG908
XTFシリーズの中でも購入しやすいのがXTF1.5 Race/XTF1.5。フレームはハイドロフォーミングを行ったアルミニウムフレームで、630Whバッテリーとアルミハウジングを採用したBrose S ALU(定格出力250W、最大トルク90Nm)を搭載。XTF1.5のS、Mサイズは、日本国内に在庫を保有している標準在庫モデルとなる。
XTF1.5 Race:66万9900円
XTF1.5:56万5000円
XMFシリーズ(オールマウンテン)
https://youtu.be/6C350oukXp8
ダウンヒルパフォーマンスとアップヒルペダリングの優れたバランスを提供するようにサスペンションストロークを170ミリに設定したオールマウンテンモデルが「XMFシリーズ」。シリーズ全車、ドライブユニットはBrose S MAG(定格出力250W、最大トルク90Nm)で720Whバッテリーの組み合わせ。
アルミフレームモデルはXMF1.7で、カーボンフレームモデルはXMF1.7 CARBON/CARBON RACEとなる。
XMF1.7 CARBON RACE:140万2500円
XMF1.7 CARBON:113万8500円
XMF1.7:94万7100円
XEFシリーズ(エンデューロ)
https://youtu.be/1jsK8oPX7CI
ダウンヒル重視のジオメトリに、190ミリのトラベルを採用したのがエンデューロモデルの「XMFシリーズ」。シリーズ全車、ドライブユニットはBrose S MAG(定格出力250W、最大トルク90Nm)で720Whバッテリーの組み合わせ。XEF1.9 RACEはアルミフレーム仕様で、XEF1.9 FACTORYはカーボンフレーム仕様となる。
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Specialized、エンデューロE-MTB「Kenevo SL Comp」登場
スペシャライズド・ジャパンは9月8日、エンデューロタイプの軽量E-MTB「Kenevo SL Comp」を発表した。
Turbo Kenevo SLはSpecializedのフルサスペンションタイプのマウンテンバイク「Enduro」をベースにしたE-MTB。モーターをSpecialized自社設計の「Specialized SL1.1」を搭載し、完全内蔵型バッテリーを装着することで、車体重量は日本未発売のKenevoと比較して5.4キロ軽量になった。
Turbo Kenevo SL Compは、SRAMのGX Eagle 12速ドライブトレイン、FOXの前後サスペンション、アロイリムのホイールなど、性能と価格のバランスを考えて選んだパーツを搭載することで、Kenevo SLシリーズでもお買い得なモデル。価格は102万3000円(税込)。スペックは以下の通り。
フレーム:FACT 11m full carbon, 29", full internal cable routing, 148mm spacing, fully sealed cartridge bearings, 170mm rear travel, geo adjust head tube, geo adjust horst pivot
リアショック:FOX FLOAT X Performance, LSR, 2-position lever, 62.5x230mm
フロントフォーク:FOX FLOAT 36...
BESV E-Bike「JF1」「JG1」のマイナーチェンジを発表 現行モデルは在庫限りで値下げ販売を実施
BESV JAPANは9月10日、グラベルロードタイプのE-Bike「JG1」と、クロスバイクタイプのE-Bike「JF1」のマイナーチェンジを発表した。
今回、10月1日の価格改定に合わせて、JG1とJF1のマイナーチェンジを行う。それに伴い、両車の現行モデルに関して、BESV JAPANの在庫限りにて特価で販売を実施する。
変更内容はJF1はブレーキを変更する。現行仕様ではSHIMANO RS-305 機械式ディスクブレーキ
で、変更後の仕様はSHIMANO RS-405 油圧ディスクブレーキへグレードアップ。価格は現行仕様の定価が23万円なのを22万円とし1万円値下げする。マイナーチェンジモデルの価格は23万6000円となる。
JG1の変更箇所はカセットスプロケットで、現行仕様はCS-M7000 11-40Tで、変更後の仕様はCS-M7000 11-42Tとなる。価格は現行仕様の定価が33万円なのを32万6000円とし4000円値下げする。マイナーチェンジモデルの価格は33万6000円となる。
関連リンク
BESV JAPAN:https://besv.jp/