デイリーアーカイブ Apr 20, 2025
Garmin、オフロード専用 ペダル型パワーメーター「Rally XC」シリーズ発表
ガーミンジャパンは、ペダル型パワーメーター「Rally(ラリー)」シリーズから、オフロードバイク専用モデル「Rally XC(ラリー エックスシー)200/100」を2022年1月14日に発売すると発表した。
以下、リリースから。
『Rally』シリーズは、自転車走行時の様々なデータ計測を行えるペダル型パワーメーターで、その最大の特徴は、計測精度です。自動車、船舶、航空機など様々な分野のプロやトップアスリートに向けて高精度GPS機器やウェアラブルデバイスを展開するGarminの技術力を活かし、±1.0%という測定精度を実現し、昨年の発売以来多くのサイクリストより好評を博しています。
この度発売する『Rally XC』は、Garmin初となるオフロードライダー専用に設計された製品です。測定精度、耐久性共に、レース、トレーニング双方を想定した極限環境でのテストをクリアし、優れた精度と安定性を獲得しています。多くのMTBサイクリストが愛用するSHIMANO SPDのクリートに対応。さらに、グラベルバイク、クロスバイク、シクロクロスバイクと多彩なカテゴリーに対応し、精密な計測データを提供します。また、Rally RK/Rally RSペダルボディキット(別売)を使用すればロードバイクへの使用も可能です。
『Rally』シリーズの既存モデルと同様に、デュアルセンシングとシングルセンシングをご用意。デュアルセンシングは、シッティング/ダンシング※1の合計パワー、ケイデンス※2に加え、左右のバランス、PCO(Platform Center Offset)※3やPP(Power Phase)※4など、総合的な“ペダルストローク”を測定可能。これらを分析することで、効率の良いペダリングやフォームの改善につなげ、パワーロスの軽減、パワーを最大限に引き出す走行をサポートします。シングルセンシングは、シッティング/ダンシングの合計パワーやケイデンスが計測可能。また、「アップグレードペダル」(別売)を使用すれば、デュアルセンサーにアップグレードできます。
ペダル型なので、着脱が簡単で別の自転車にもすぐに付け替え可能。カバーなどバッテリー周りの素材や形状、質感など細部にこだわり、高い耐久性と安定通電、メンテナンスフリーなど機能を備えたデザインも評価いただき、『Rally RS200』は2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。
『Rally』シリーズは、Garminのスマートウォッチやサイクリングコンピューター『Edge』と、互換性のあるスマートフォンを通じて計測データをその場で確認できます。また、スマートフォンアプリ「Garmin Connect」と同期することで、トレーニングのプランニングや分析も可能です。計測データは、Strava、TrainingPeaks、TrainerRoadからもより詳細な分析や共有ができます。
年々人気が高まる自転車。パワーメーターは、パフォーマンスアップだけでなく体の故障や怪我予防にも役立つことから、プロのトレーニングだけでなく、一般のライダーも取り入れるようになっています。
特にオフロードでは、不安定なロード条件が、ちょっとした体幹のアンバランスや癖をより際立たせ、時には事故にもつながる恐れもあるといわれます。
世界トップクラスのセンシングテクノロジーと長年の研究に裏打ちされたデータ解析技術を持つGarminのパワーメーター『Rally XC』は、ライディングの「見える化」を実現し、トレーニング効果の最大化だけでなく、サイクリスト自身の安全性もサポートします。
※1 ペダリング手法。シッティングはサドルに座った状態でペダリングすること。ダンシングはサドルから腰を浮かせるペダリング。
※2 自転車において1分間のクランク回転数のこと。自転車に乗る人がペダルを回す速さを示す。
※3 ペダル面に対するトルクの分布。個人の癖などの把握だけでなく、怪我や不調など微妙な身体的変化などを把握するのにも役立ちます。
※4 ペダリングにおけるトルクのかかり始め、終わりを表示する計測値。力のかかり具合を分析することでサドルやクリートポジションや走行姿勢など様々な改善を導き出せる。
【製品概要】
製品名:Rally XC200、Rally XC100(SHIMANO SPDクリート対応)
価格 :XC200 138,000円(税抜)、151,800円(税込)
XC100 82,800円(税抜)、91,080円(税込)
発売日:2022年1月14日(金) ※予約開始1月7日(金)
【主な特徴】
■簡単着脱で複数バイク間での使用が可能
ペダルレンチで規定トルク通り締め付けるだけで、より簡単に取付けが可能です。バイク間での付け替えも手軽に行えます。
■SHIMANO SPDクリート対応
オフロード用に設計されたSHIMANO SPDクリートと相性が良いペダル設計。グラベルバイク、クロスバイク、さらにはシクロクロスバイクと、多彩なカテゴリーにも対応。また普通のペダルのようなデザイン性と、厳選した素材を使用し優れた耐久性も実現しています。
■安定性と耐久性に優れたバッテリーカバー
通電部分の形状を花びら型のバネにすることで、電池の形状変化に対応。通電部のフレッチングを大幅に軽減し、メンテナンス不要で長期間使用できます。
■サイクリングダイナミクス
デュアルセンサーによりシッティング/ダンシングの合計パワー、ケイデンス、左右バランス、トルク効率、パワーフェーズ、プラットフォームセンターオフセットなどのペダリング解析が可能です。
■Garminデバイスと連携してパワーデータの分析が可能
Garminのデバイスを使って計測データをその場で確認できます。さらにスマートフォンアプリ「Garmin Connect」や、Strava、TrainingPeaks、TrainerRoadなどのサードパーティ プラットフォームとデータを同期することで、ポストライド分析や、データ共有、マッピング、ルーティングプランニングなどを行うことが可能。Tacx Trainingアプリと、TrainerRoadなどに接続して、屋内でトレーニングできます※。
「Garmin Connect」でファームウェアのアップデートも容易に行えます。
※互換性のあるスマートフォンとのペアリングが必要です。
■<XC200> 左右独立計測が可能なペダル型パワーメーター
デュアルセンシング(2つのセンサーで計測すること)で、シッティング/ダンシングの合計パワー、ケイデンス、左右のバランス、PCO(Platform Center Offset)やPP(Power Phase)を測定できます。
■<XC100> シングルセンシングのペダル型パワーメーター
合計パワー及びケイデンスを測定できます。
※アクセサリーの「アップグレードペダル(税抜72,000円、税込79,200円)」でデュアルセンサーへのアップグレードができ、サイクリングダイナミクスなど全機能が使用可能になります。
<製品仕様>
・重量 :XC200 440g、XC100 451g
・バッテリータイプ:LR44/SR44(x4) or CR1/3N(x2)
・稼働時間 :約120時間
・耐荷重量 :105kg
・測定精度 :±1.0%
・対応クリート :SHIMANO SPD
・Qファクター :53mm(55mm)
・スタックハイト :13.5mm
・無線通信 :ANT+(R)、Bluetooth(R)
関連リンク
Garmin Rally XC 200 https://www.garmin.co.jp/mobile/products/intosports/rally-xc200/
Garmin Rally XC 100 https://www.garmin.co.jp/mobile/products/intosports/rally-xc100/
自転車パーツブランド「GORIX」から、防水フロントバッグ(GX-FBAR)が新発売
ごっつは 1月8日、同社の自転車パーツブランド「GORIX」から、防水フロントバッグ(GX-FBAR)が新発売したと発表した。
レインカバー付き防水フロントバッグ(GX-FBAR)」、防水・撥水性あるフロントバッグにレインカバーが付いたモデル。コンパクトでシンプルなデザインには、ベルクロベルトで装着するので簡単に脱着可能。
防水機能に関しては、日常レベルの防水に対応した撥水ナイロン生地を採用。防水ファスナーを使用し隙間からの水の侵入をカットする。また、強めの雨に対応するためのレインカバーも用意。
脱着はベルクロベルトを採用し、5箇所ほど通せるので調整も簡単とのこと。サイズは長さ225x径105ミリで、容量は約1.95リットル。重さは約110グラム。価格は2598円(税込)。
関連リンク
ごっつプライス https://www.gottsuprice.jp/?pid=165943963
自転車用タイヤで有名なパナレーサーが創業70周年 「#ミチと出会おう。」キャンペーンを発表
自転車用タイヤで有名なパナレーサーは、2022年1月10日で創業70周年を迎えたと発表した。
パナレーサーは、1952年(昭和27年)1月10日、ナショナルタイヤ株式会社として設立。 2015年にはパナソニックがベーシック・キャピタル・マネジメントに株式を譲渡したことによりパナソニックグループから離脱し、同年4月1日より社名を「パナレーサー株式会社」となった。婦人用、子供用、電動アシスト用タイヤから、折り畳み、ミニベロ小径車、MTB、ロードバイク、トラックレーサーなどのスポーツサイクル用のタイヤ、さらに競技用を含めた車椅子用タイヤを製造していることで知られている。
パナレーサーは、70周年を記念し「#ミチと出会おう。」をテーマとして掲げ、自転車を切り口に、皆さまに楽しめるような、さまざまな活動を行うとのことだ。
パナレーサー代表取締役社長の大和竜一は、リリースで以下のように述べている。
「1952年(昭和27年)1月10日、ナショナルタイヤ株式会社として設立されました。それから70年、『日本で、たった一つの自転車タイヤ専業メーカー』として、日本で操業し、国内のみならず世界各国へ、弊社の『喜びや楽しみ、安心・安全』をお届けさせていただきました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝申し上げます。
新型コロナウィルスの蔓延から2年が経とうとしており、また、脱炭素社会実現へ向けた取り組みなどの影響により、自転車業界をとりまく環境も急変しております。そのような環境のもと、お客様へ良い製品を、早く、多くお届けできるよう努力している次第です。
今般、皆さまへの感謝をこめ、社会環境の変化やお客様のレジャー嗜好の変化に対応するために、本年1年間を通じ創立70周年記念企画『#ミチと出会おう。』キャンペーンを実施させていただきます。
弊社製品のご提供だけにとどまらず、お客様への様々な情報のご提供等を通じ、お客様の『新たな景色・新たな発見・新たな出会い』へのお手伝いをさせていただきたいと思っております。皆さまに、以前のような落ち着きが取り戻せること、お役に立てることを切に願いつつ、この1年を精進してまいります。
引き続き、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます」
関連リンク
パナレーサー https://panaracer.com/