デイリーアーカイブ Nov 17, 2024
アルゼンチントヨタ 電動アシストスポーツ自転車(E-Bike)「T-Bikes」を発表 アルゼンチン製フレームとバッテリーを採用
アルゼンチントヨタは8月2日、電動アシスト自転車の新ラインアップ「T-Bikes」を発表し、同ブランドのマイクロモビリティ分野への参入の第一歩を踏み出した。
T-Bikesは、アルゼンチンメンドーサの新興企業で、電動モビリティの設計・製造に特化したエネルビー社とのパートナーシップで誕生した。
T-Bikeは、シティコミューティングとアウトドアエクササイズの両方に対応したE-マウンテンバイクと謳っている。フレームとバッテリーはアルゼンチンで生産されているのが特徴だ。
車体は高強度スチールフレームを採用し、油圧ディスクブレーキ、シマノ製変速機、消費量と走行距離を表示するフルLCDスクリーン、リモートロック付きのフロントサスペンション、29インチチューブレスホイールを搭載した。電子部品はメンテナンスフリーですが、1000キロ点検を推奨しており、トヨタの正規ディーラーで受けることができる。
バッテリーは36V、10.4Ah、374Whリチウムイオンバッテリーで、電池寿命は1000回(4~5年)で、6時間以内にフル充電が完了。モーターは350Wのりアインホイールモーター、5段階のアシストと最大70キロの航続距離を実現。
エネルビーの共同創業者であるネルソン・ネグレッティは、「トヨタのようなブランドがこの市場に参入することは、アルゼンチンにおける電動モビリティの普及にとって非常に重要なステップです」と語っている。トヨタのカスタマーサービスディレクターであるBernardo Fernández Paz氏は、「T-Bikeは、お客様との距離を縮める新しい方法です。そして、私たちがアルゼンチンのモビリティの未来について考えていることの証明でもあります」と述べている。
カラーはブラックとレッドの2色で、価格は377,952ドルで、同ブランドの正規販売店42社の90の販売拠点を通じて販売される。
T-Bikesの日本での販売は不明だ。
関連リンク
Toyota T-Bikes https://www.toyota.com.ar/modelos/nueva-t-bike/2022/nueva-t-bike
【E-Bike】デイトナポタリングバイクDE01シリーズ「DE01」と「DE01X」を比較 それぞれの特徴を解説【バイヤーズガイド】
オートバイ用品ブランドで有名なDAYTONA(デイトナ)は、オリジナルブランドの電動アシスト自転車(E-Bike)「デイトナポタリングバイク」を展開している。
デイトナポタリングバイクは名前の通り、街乗りやポタリング用途に特化しているE-Bikeシリーズ。シンプルな1モードのみのアシスト機能や洒落たデザイン、電動アシスト自転車の中では求めやすい価格を実現している。
デイトナポタリングバイクシリーズの中でも、人気のモデルが、折り畳み自転車タイプのDE01シリーズ。DE01シリーズには、20万円以下で購入できる「DE01」と、スポーティでディスクブレーキを搭載した「DE01X」の2モデルを用意している。購入する際に気になるのが、DE01とDE01Xの違いだろう。そこで、今回はDE01とDE01Xの違いを解説する。
フレームは「DE01」「DE01X」共に同じフレームを採用
DE01シリーズの車体と言えば、クランク側に折り畳みヒンジを無くし、サドルバッグに見せるバッテリーを採用していることだろう。
車体自体はDE01とDE01Xは、同じ物を使用しているので、特徴は変わらない。ただし、部品構成やアシストのチューニングなどが違うため、実際に乗車して比較すると別物に感じるだろう。
モーターは「DE01」「DE01X」と同じモーターを採用しているが、アシストのチューニングは違う
デイトナポタリングバイク DE01シリーズに搭載されているモーターは36V 250Wのリアインホイールモーターを搭載している。モーター自体はDE01とDE01Xの両方とも同じだが、アシストのチューニングはDE01とDE01Xでは、違うチューニングを採用している。
両モデルとも、人力自転車のような”漕いでいる感覚”を重視したアシストチューニングを採用しており、変速を適当に行いモーターの力に頼った走りを行うのは難しいが、自然で楽しい漕ぎ味を求めている人には良いと感じるだろう。
DE01のアシストチューニングは、低速時のアシストの盛り上がりは、DE01のほうがあると感じる。平地での走行する際、時速20キロから22キロぐらいでゆったりと走行するのが合っており、スピードを出して走りたいというよりは、気ままにゆったりとサイクリングを楽しみたい人向けだ。
一方で、DE01Xは、時速15キロ以上でペダルを踏んだとき、アシストのフィーリングに”伸び”がある感覚があり、DE01よりもスポーティな走行感が楽しめる。平地ではDE01Xのほうがスポーティに走ることができるだろう。
タイヤサイズはDE01は太いタイヤで、DE01Xは細めのタイヤを採用
ホイールサイズ、タイヤサイズに関してはDE01、DE01Xとも違うサイズを採用した。タイヤサイズは20×1.5インチ(約38ミリ幅)のKENDA製タイヤを採用。スポーティに走るというより、街乗りやポタリング向けの構成だ。
一方で、DE01Xのタイヤサイズは20×1 1/8インチでKENDA製のロードタイプのタイヤ(KRITERIUM)を装備。DE01よりもやや大きい車輪サイズに、28ミリ幅相当の細いタイヤを搭載しており、舗装路で軽快に走ることができる。
注意したいのがDE01Xは、通常のスポーツ自転車用タイヤを装備しているが、DE01シリーズは後輪にモーターがあり、さらに後ろにバッテリーが搭載されているため、後輪に荷重がかかりすぎている。そのため、少しでもタイヤの空気圧が少なくなると、リム打ちパンクが発生しやすい。そのため、DE01Xはタイヤの空気圧を頻繁に確認しておくのをオススメする。
バッテリー容量は同じ
2022年8月時点、DE01とDE01Xに搭載されているバッテリーは36V 9.6Ah 容量345Wh。容量はDE01とDE01Xと変わらない。
ブレーキはDE01はVブレーキ、DE01X油圧ディスクブレーキを搭載
ブレーキに関してはDE01はVブレーキ、DE01Xは油圧ディスクブレーキを搭載している。Vブレーキは、低価格で街乗りやポタリングで必要十分の性能を持っており、ポタリングという用途なら特に不満はない性能だ。
DE01Xは、TEKTRO製油圧ディスクブレーキを搭載した。油圧ディスクブレーキはVブレーキよりも構造が複雑だが、ブレーキを握った時の感触がスムーズで高い制動力を発揮する。
オプションはDE01、DE01Xも同等の内容
オプションに関してはDE01、DE01X共に、リアキャリア、泥除け、ペダルスタンド、輪行バッグを用意している。
部品構成は、DE01は街乗り向け、DE01Xはスポーティで豪華
部品構成に関してはDE01は街乗り向けで、DE01Xはスポーティで豪華だという特徴がある。
DE01は変速機にマイクロシフトを採用した外装9段変速を採用。DE01Xよりも少し厚めのサドルや洒落た合皮グリップを採用した街乗り向けやポタリング向けの部品構成となっている。タイヤ幅も太いため、ママチャリから乗り換えた初心者でも扱い構成なのが特徴だ。
一方で、DE01Xは細いタイヤや制動力が高い油圧ディスクブレーキなどを搭載し、高速域でのアシストの伸びを重視したチューニングを採用しており、DE01よりもスポーティな走行感を楽しみたい人向けだ。タイヤが細いため街中にある段差には弱いため、街乗りよりもサイクリングロードなどを走る人に向いている。また、DE01には無い油圧ディスクブレーキや、リムハイトが高くて迫力があるホイール、高級感があるパーツを搭載しており、高級感を重視したい人にもお勧めだ。
価格はDE01が19万5800円(税込、以下同)、DE01Xが27万8300円。
(参考)デイトナポタリングバイク DE01のスペック
フレーム:アルミ
フロントフォーク:アルミ
重量:17.8キロ
ブレーキ:Vブレーキ
ギア(前):コッタレスタイプ/52T
ギア(後):11-28T マイクロシフト 外装9段変速
フロントホイール:20インチ
リアホイール:20インチ
タイヤ:KENDA 20×1.5(40-406)
ドライブユニット:リアインホイールモーター
アシスト方式:リアインホイールモーター
バッテリー:36V 9.6Ah 356Wh
充電時間:5~6時間
アシストモード:
航続距離:70km
(参考)デイトナポタリングバイク DE01Xのスペック
フレーム:アルミ
フロントフォーク:アルミ
重量:17.2キロ
ブレーキ:油圧ディスクブレーキ
ギア(前):ツーピースタイプ(中空)/53T
ギア(後):11-28T マイクロシフト 外装9段変速
フロントホイール:20インチ
リアホイール:20インチ
タイヤ:KENDA KRITERIUM 20×1-1/8(28-451)
ドライブユニット:リアインホイールモーター
アシスト方式:リアインホイールモーター
バッテリー:36V 9.6Ah 356Wh
充電時間:5~6時間
アシストモード:
航続距離:70km
関連記事
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関連リンク
デイトナポタリングバイク https://www.potteringbike.jp/
ミヤタサイクル 一部スポーツ自転車・E-Bikeの一部モデルの発売延期を発表
ミヤタサイクルは8月2日、一部のスポーツ自転車、E-Bikeの発売延期を発表した。
今回発表されたの発売延期車種は、スポーツサイクルがフリーダムプラス、フリーダムタフ、カリフォルニアスカイC。E-Bikeが、CRUISE i 6180、CRUISE i 5080、CRUISE i URBAN 5080、ROADREX i 6180となる。変更前発売予定日は、フリーダムタフとE-Bikeシリーズが2022年9月の予定だったが延期となる。
変更後発売予定日は2022年12月となる。
関連リンク
重要なお知らせ】MIYATA 2022モデル一部車種の発売延期に関するご案内 https://www.miyatabike.com/topics/220802.html