デイリーアーカイブ Nov 16, 2024

電動アシスト自転車「wimo Coozy」 製品ソフトウェア改修のお知らせを発表

wimoは2022年8月5日、電動アシスト自転車「COOZY」の、製品ソフトウェア改修のお知らせを発表した。 今回の、製品ソフトウェア改修は、2022年1月27日から7月8日までに出荷した電動アシスト自転車「COOZY」2022年モデルの一部の車体に、速度計測に異常が生じる可能性があることが判明したため、事故防止を目的に、搭載するコントローラ―のソフトウェアの改修を行う。 対象品を所有しているユーザーは、対象品の利用を中止し、wimo製電動アシスト自転車「COOZY」。生じる現象は、極稀に、走行中に液晶モニターの速度表示が0km/hもしくは40km/hとなることがあり、また、0km/hとなった際にアシスト機能が正常な出力を上回ることがある。発生原因は、COOZY 2022年モデルで採用しているモーターユニットにおける速度計測とサーミスタでの温度検知の仕様上の問題とのこと。 対象の自転車は、2022年1月27日以降、7月8日までに出荷した COOZY 2022年モデル(WM02⁻1)で、電動アシスト自転車のコントローラーのソフトウェアについて、修正内容を反映したバージョンへバージョンアップを行う改修を実施する。 wimoは、Webサイトで、対象品の利用を中止し、wimo製電動アシスト自転車「COOZY」2022年モデルのソフトウェア改修に関するお知らせページに書いてある連絡先に連絡するよう呼びかけている。 関連リンク wimo製電動アシスト自転車「COOZY」2022年モデルのソフトウェア改修に関するお知らせ https://www.wimo.co.jp/coozy2022-sw

FANTIC ファットタイヤE-MTB(E-Bike)「FAT SPORT」がイタリア軍に正式採用 その理由を考える

E-Bike (電動アシストスポーツ自転車)は、オートバイよりも静かで小回りが効くため、従来の軍用車両ではできなかった隠密的な行動ができるため、様々な軍隊が注目している。 https://youtu.be/hl8-YAUix48 イタリア軍は、2021年3月には、Villa Bassa(BZ)にある第6アルプス連隊に、FANTIC製E-Bikeを軍事利用するテストを実施。この時は、FANTICのファットタイヤE-MTBの「FAT SPORTS」と、フルサスペンションE-MTBがテストで使用された。 その後、輸入を行っているモータリストのFANTIC E-Bike担当者によると、「FAT SPORT」がイタリア軍に正式採用されたと語った。 FAT SPORTは、FANTIC唯一のファットタイヤを装着したE-MTB。26×4インチを装着したタイヤに、定格出力250W、最大トルク70Nmを発揮する、Brose Tシリーズモーターを搭載している。 かつてFAT SPORTに乗車し、雪の上を走行したことがあるが、車体重量が22キロと車体が軽く、太いタイヤにより雪に埋まりにくいため、敢えて雪の中に突入するなど、車体重量が重いオートバイではできない遊びを行っていた。 イタリア軍が数あるFANTIC製E-Bikeの中でFAT SPORTを採用したのは、恐らく扱いやすさと機動性の高さだと思われる。FANTICはFAT SPORTだけでなくさまざまなフルサスペンションE-MTBを取り揃えている。雪上試乗会でFANTIC E-Bikeを取り扱っている人によると「山道(トレイル)をスピード重視で走るのなら、フルサスペンションE-MTBのほうが良いが、扱いやすさを重視するのならFAT SPORTが初心者に良い」と語っていた。 FANTICには、街乗り向けの「ISSIMO」があるが、こちらは車体重量が30キロクラスと重く、ギア比が重くオフロード走行を想定していないため、軍用車に載せる場面に、ぬかるみや雪道走行が難しいため採用しなかったと思われる。 関連リンク FANTIC E-Bike https://fantic-ebike.jp

近年注目のバンライフ E-Bikeと組み合わせて楽しむ方法や課題を考える

アメリカなどで注目されているのがE-Bikeを活用したキャンピングカーやバンライフ。E-Bikeは、オートバイと比較して車体がコンパクトで軽く、積み下ろしが簡単なので、街中やアウトドアを楽しむでの移動手段で活用されているようだ。 https://youtu.be/--bsKqnSLfE また、電気の力により長距離走行が可能なため、環境に優しいと謳っている。ソーラー充電やポータブル電源を活用すれば、オフグリッドでのライドを楽しめるので、数日間のフィッシングトリップや、食料品を買いに街へ行くだけでも、E-Bikeを活用することができるとのこと。 日本でE-Bikeとキャンピングカーライフ・バンライフを楽しむにはどうすれば良いか? E-Bikeとキャンピングカーなどを活用したバンライフを提唱しているが、日本の道路条件で楽しむことはできるのだろうか。今回、8月6日、7日に開催された、遊び心あるクルマやアソビギアを提案するイベント「アソモビ 2022 in makuhari」で、キャンピングカーなどをチェックしてみた。 キャンピングカーには軽自動車ベースから大型トラックをベースにした物まで、多種多様なモデルが用意されている。E-Bikeや自転車を趣味とする視点で、キャンピングカーやバンライフ向けの自動車を見ると各自工夫を行う必要があるようだ。 自転車やE-Bikeを車に載せる場合、車体にサイクルキャリアを装着して外に載せるか、室内に載せるかの 2通りがあるが、高価な自転車やE-Bikeを載せるのなら、雨に濡れたり、盗難の恐れが少ない室内置きが良いため、此処では室内置きを前提として考える。 豪華なキャンピングカーを例に挙げると、SANKOUが取り扱っている、スウェーデンのキャンピングカーメーカーKABEのトラベルマスターインペリアル i910 QBを例に挙げよう。 このキャンピングカーは、メルセデスベンツのスプリンターをベースにしており。全長9.3メートル、全幅2.3メートル、全高3メートルと非常に大きい豪華なキャンピングカーだ。価格は3000万円。 内装に関しては、リビング、独立タイプのシャワー、トイレ、シンク、キャビネットがあり、奥には常設のダブルベッドが備え付けられており、まさに走る別荘といった所だ。 ただ、E-Bikeを車内に入れるのは非常に難しい。車内に入るドアの大きさが、人間一人分の幅しかないことに加え、室内にはトイレやシャワーなどがあるため、自転車を置くスペースが無い。 因みに、トラベルマスターインペリアル i910 QBには、後方部に自転車などを置く事ができる荷物室があるので、自転車を入れるスペースはあるようだ。 トラベルマスターインペリアル i910 QBは、あまりにも大きく、日本の公道を走行するには不向きだろう。一般的にはトヨタハイエースなどのワンボックスバンをベースにしたキャンピングカーやバンライフ向けのモデルを選ぶ人が多いだろう。 このサイズのキャンピングカーは、比較的室内空間が広く、乗用車に近いサイズと取り回しで、様々な会社が製作している。室内空間に関しては、就寝を中心に使用するのであれば問題ない広さだが、自転車やE-Bikeを室内置きで使うには、車内に装着されているベッドキットが左右に分割して展開できるなど、工夫が必要だろう。 車体がコンパクトで取り回しが良い軽キャンピングカーなどで、自転車やE-Bikeを活用したバンライフを送るのなら、自転車などは外置きで運用するのが前提となる。外置きを行うのならきちんとした防犯対策を考えた方がいいだろう。 日本で自転車やE-Bikeを活用したバンライフやキャンピングカーライフを送るには、自転車やE-Bikeは室内で保管するためのスペースを作る、E-Bikeなら充電を行う必要があるためポータブル充電器を用意する、自転車やE-Bikeを外置きするのなら、盗難対策などを考えたほうがいいだろう。 E-Bike初心者向け記事を見る E-Bikeの楽しみ方に関する記事を見る