デイリーアーカイブ Nov 16, 2024

スペシャライズド 一部E-Bikeの価格を改定 最大11パーセントの価格引き下げを実施

スペシャライズドは8月23日、同社のE-Bike「Turbo SL」シリーズの価格改定を発表した。 今回の価格改定の対象車種はアクティブカテゴリーの「Vado  SL」と「Como SL」の2モデル。Vado SLはクロスバイクタイプのE-Bikeで車体重量15キロクラスと軽量なのが特徴だ。シティタイプのComo SLは、またぎやすいフレームや前かごを装備したシティタイプのE-Bikeだ。 スペシャライズドは「相次ぐ為替変動、原料価格および輸送費の高騰は、自転車業界にも例外なく影響を及ぼしています。厳しい状況ではありますが、今こそがパラダイムシフトのチャンスとらえ、革新的な価格の見直しを決断いたしました。スポーツバイクは環境負荷が小さい移動手段でありながら、移動そのものを楽しみ、心身を健康にする力があります。スペシャライズドは、モビリティ革命を通じてスポーツバイクの可能性を提唱し、次世代の持続可能で豊かな生き方を提案します」と語っている。 価格はTurbo Vado SL 5.0EQが現行価格58万3000円から新価格55万円。Turbo Vado SL 5.0が現行価格56万1000円から新価格52万8000円。 Turbo Vado SL 4.0EQが現行価格46万7000円から新価格41万8000円。Turbo Vado SL 4.0が現行価格44万5000円から新価格39万6000円。 Turbo Como SL 5.0が現行価格58万3000円から新価格53万9000円。Turbo Como SL 4.0が現行価格48万4000円から新価格44万円。 関連リンク スペシャライズド https://www.specialized.com/jp/ja/

電動アシスト自転車「wimo Coozy」 製品ソフトウェア改修のお知らせを発表

wimoは2022年8月5日、電動アシスト自転車「COOZY」の、製品ソフトウェア改修のお知らせを発表した。 今回の、製品ソフトウェア改修は、2022年1月27日から7月8日までに出荷した電動アシスト自転車「COOZY」2022年モデルの一部の車体に、速度計測に異常が生じる可能性があることが判明したため、事故防止を目的に、搭載するコントローラ―のソフトウェアの改修を行う。 対象品を所有しているユーザーは、対象品の利用を中止し、wimo製電動アシスト自転車「COOZY」。生じる現象は、極稀に、走行中に液晶モニターの速度表示が0km/hもしくは40km/hとなることがあり、また、0km/hとなった際にアシスト機能が正常な出力を上回ることがある。発生原因は、COOZY 2022年モデルで採用しているモーターユニットにおける速度計測とサーミスタでの温度検知の仕様上の問題とのこと。 対象の自転車は、2022年1月27日以降、7月8日までに出荷した COOZY 2022年モデル(WM02⁻1)で、電動アシスト自転車のコントローラーのソフトウェアについて、修正内容を反映したバージョンへバージョンアップを行う改修を実施する。 wimoは、Webサイトで、対象品の利用を中止し、wimo製電動アシスト自転車「COOZY」2022年モデルのソフトウェア改修に関するお知らせページに書いてある連絡先に連絡するよう呼びかけている。 関連リンク wimo製電動アシスト自転車「COOZY」2022年モデルのソフトウェア改修に関するお知らせ https://www.wimo.co.jp/coozy2022-sw

FANTIC ファットタイヤE-MTB(E-Bike)「FAT SPORT」がイタリア軍に正式採用 その理由を考える

E-Bike (電動アシストスポーツ自転車)は、オートバイよりも静かで小回りが効くため、従来の軍用車両ではできなかった隠密的な行動ができるため、様々な軍隊が注目している。 https://youtu.be/hl8-YAUix48 イタリア軍は、2021年3月には、Villa Bassa(BZ)にある第6アルプス連隊に、FANTIC製E-Bikeを軍事利用するテストを実施。この時は、FANTICのファットタイヤE-MTBの「FAT SPORTS」と、フルサスペンションE-MTBがテストで使用された。 その後、輸入を行っているモータリストのFANTIC E-Bike担当者によると、「FAT SPORT」がイタリア軍に正式採用されたと語った。 FAT SPORTは、FANTIC唯一のファットタイヤを装着したE-MTB。26×4インチを装着したタイヤに、定格出力250W、最大トルク70Nmを発揮する、Brose Tシリーズモーターを搭載している。 かつてFAT SPORTに乗車し、雪の上を走行したことがあるが、車体重量が22キロと車体が軽く、太いタイヤにより雪に埋まりにくいため、敢えて雪の中に突入するなど、車体重量が重いオートバイではできない遊びを行っていた。 イタリア軍が数あるFANTIC製E-Bikeの中でFAT SPORTを採用したのは、恐らく扱いやすさと機動性の高さだと思われる。FANTICはFAT SPORTだけでなくさまざまなフルサスペンションE-MTBを取り揃えている。雪上試乗会でFANTIC E-Bikeを取り扱っている人によると「山道(トレイル)をスピード重視で走るのなら、フルサスペンションE-MTBのほうが良いが、扱いやすさを重視するのならFAT SPORTが初心者に良い」と語っていた。 FANTICには、街乗り向けの「ISSIMO」があるが、こちらは車体重量が30キロクラスと重く、ギア比が重くオフロード走行を想定していないため、軍用車に載せる場面に、ぬかるみや雪道走行が難しいため採用しなかったと思われる。 関連リンク FANTIC E-Bike https://fantic-ebike.jp