デイリーアーカイブ Nov 16, 2024

日本電産(Nidec) E-Bike用モーター「51R」「41R」を海外サイトで公開 ライバル企業との違いは?

精密小型モータの開発・製造において世界一のシェアを持っていることで知られている日本電産。E-Bikeに関しては、ボッシュやブローゼといった会社が先に参入し、遅れを取っている状況となっている。 日本電産のE-Bike用モーターに関しては、海外メディアで情報が公開されていたことがあったが、現在は、日本電産の自転車用モーターおよびその他の自転車用コンポーネントの世界的な販売代理店のHHHが取り扱いを行うようだ。 日本電産製のE-Bike用モーターは、インホイールモーターの「55R」、車体中心に装着したミッドドライブタイプの「51R」「41R」の3種類が用意されている。その中でもミッドドライブの51Rと41Rは、センサー関連は、トルク、ケイデンス、 角度、スピードの4つのセンサーを装備。また、ブレーキカットオフや、ウォークアシスト機能も用意している。 カーゴバイク用E-Bikeドライブユニットと謳う41Rは、サイズは225×92×148ミリ、重量は5キロと大型だが、定格出力250W(36V)、350W(48V)、最大出力750W、最大トルクは95Nmを発揮する力強いモーター。 一方で、51Rはコンパクトなサイズながら従来型モーターと同等のパワー・トルクを実現。サイズは185×96×135ミリ、重量は3.1キロ、定格出力250W(36V)、350W(48V)、最大出力700W、最大トルクは90Nmを発揮する。 日本電産はE-Bike用モーターに関しては後発だ。E-Bike用モーターは様々な企業が手を出している中、41Rは世界的に珍しいカーゴバイク向けドライブユニットという特徴がある。一般的にカーゴバイク用ドライブユニットと言えば、既存の電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)向けモーターをカーゴバイク用にチューニングするのが一般的で、カーゴバイク向けモーターを売り出すのは珍しい。 51Rは、近年のトレンドであるコンパクトなモーターのデザインと従来型E-Bike用モーターと同等の高出力、高トルク化を実現。小型E-Bike用モーターの多くは、最大出力と最大トルクを抑えた物が多い中、51Rは貴重なモーターと言えるだろう。執筆時点でのライバルはBAFANG M820、YAMAHA PW-X3、PW-S2で、51Rはこれらライバルと比較すると重量3.1キロと重いが、最大トルク90Nmとライバルよりも高トルクを謳っている。 日本電産製E-Bike用ドライブユニットは、エンビジョンが開発を行っている3輪スポーツカーゴE-Bike「STREEK ACTIVE CARGO TRIKE」(記事)に、Nidec 41Rを搭載すると言われている。 関連リンク HHH – make it real (fabled.eu)

Sport & Do Resort リソルの森 グランピングエリアで、秋の行楽シーズンを満喫する「Grandvaux Autumn Weeks」開催

体験型リゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森」は8月31日、同施設にある「グランヴォー スパ ヴィレッジ」が秋の行楽シーズンに向け、体験プログラムやイベント盛りだくさんの「Grandvaux Autumn Weeks(グランヴォーオータムウィーク)」を実施すると発表した。 「グランヴォー スパ ヴィレッジ」では、大自然を活かした開放的な空間で非日常を楽しめる体験型リゾート施設の特性を活かし、季節ごとに宿泊者限定の様々な体験プログラムを提供している。 「Grandvaux Autumn Weeks」は、千葉県産落花生を使用したピーナッツバターづくりや「グランヴォー スパ ヴィレッジ」内で育った天然ハーブを使用した石鹸やハーブオイルづくりなどの体験プログラム、芝生の上で楽しめる「フルムーンヨガ」、ハロウィン限定の「野菜のジャック・オー・ランタンづくり」、さつまいも収穫体験といった季節限定イベントなどを用意。 施設内の紅葉が見頃を迎える11月は、紅葉グランピングも楽しめる「グランヴォー スパ ヴィレッジ」が、様々なプログラムを通じて、秋のアウトドアレジャーの楽しみ方を提案する。 また、秋季限定の宿泊プランで、リモートワークが増え、外出する回数が減り、運動不足が気になる人に向けて、体を動かしてリフレッシュしてもらう「スポーツ尽くしプラン」を販売する。 このプランは、滞在中、リソルの森の「メディカルトレーニングセンター(MTC)」が無料で利用でき、テニスやバドミントン、卓球、フットサル、バスケットボールなど、様々なスポーツを楽しめるエリアを楽しむことができる。また、7月に新登場したボルダリングも利用することが可能。 さらに、イタリアの人気自転車ブランド「Bianchi」全面協力のもと、千葉県長柄町の自然の中を走行することができる、全長645メートルのバイク専用オフロードコース「resol no mori Gravel Link」も無料で利用可能だ。 スポーツ尽くしプランの期間は2022年9月19日(月・祝)から11月30日(水)まで。部屋タイプは、ログコテージ(素泊まりプラン)で、オプションにて夕食・朝食の追加も可能。内容は、メディカルトレーニングセンター利用、ボルダリング利用、「resol no mori Gravel Link」利用付。料金は1人1万2315円(税込)から。 関連リンク スポーツの秋!懐かしい部活気分で♪スポーツ尽くしプラン | 季節のおすすめ | 【公式】Sport & Do Resort リソルの森 (resol-no-mori.com)

シェアサイクルCOGICOGI、ユーグレナ、面白法人カヤックと業務連携し、沖縄県石垣島でシェアサイクルを開始

コギコギは9月5日、ユーグレナ、面白法人カヤックと連携し、ダイセン産業との共同事業として、沖縄県の石垣島でシェアサイクルの提供を開始したと発表した。 石垣島は沖縄本島から南西に400キロに位置し、サンゴ礁の海に囲まれ、山々がつらなる自然豊かな島として知られている。ユーグレナ石垣港離島ターミナルからは、竹富島や西表島などへフェリーが出ており、八重山諸島への玄関口となっている。また、新石垣空港の開港やLCCの開通に伴い観光客数は、年々増加している。 コギコギは、ローカルモビリティの構築、再生を目指して事業展開をしているシェアサイクル事業者。全国20ヶ所以上の地域で、事業展開、実証実験の支援を行ってきた。ローカルモビリティ事業の一環として、コギコギはダイセン産業と共同で、京都府京都市および和歌山県白浜町にて、シェアサイクルサービスを展開している。 今回、石垣島との結びつきが強いユーグレナと、石垣島で地域通貨「まーる」を展開しているカヤックと連携し、石垣島でシェアサイクルの提供を開始する。2022年5月末よりプレオープン期間として試験導入を実施し、2022年9月より正式に開始する。 ユーグレナは、2005年に石垣島にて、世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。現在は微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っている。 カヤックは2002年から鎌倉に本社を置き、鎌倉で働く人が誰でも利用できる「まちの社員食堂」や起業支援拠点「HATSU鎌倉」など、コミュニティ活性の拠点となる施設を運営。2020年には「ちいき資本主義事業部」を設立し、移住スカウトサービスの「SMOUT」や、コミュニティ通貨(地域電子通貨)サービスの「まちのコイン」として提供し、地方創生に力を入れている。2021年に石垣市に子会社「カヤックゼロ」を設立し、石垣島で「まーる(石垣島での通貨名)」の導入及び運営やコワーキング施設「チャンレンジ石垣島」の運営をおこなっている。 ユーグレナは、石垣島の中心地にある商店街「ユーグレナモール」の隣接地にアンテナショップ「ユーグレナガーデン」の店舗横スペースを、シェアサイクルのポートの用地として提供し、また島内外へのシェアサイクルのPRの協力を実施する。 カヤックは、「チャレンジ石垣島」のスペースをシェアサイクルのポート用地として提供し、「まーる」とシェアサイクルの連携により、コギコギと共に、交流人口、関係人口の増大を目指す。 ポート数は2ポート(ユーグレナガーデン、チャレンジ石垣島)、導入台数は10台、利用料金は3時間1500円、12時間3000円、24時間3500円。 関連リンク 石垣島の電動アシスト自転車のレンタサイクル|シェアサイクルCOGICOGI(コギコギ)