デイリーアーカイブ Mar 10, 2025

トレーラーハウス向けコンテナも載せられるオリジナルシャーシ YADOKARIから

株式会社YADOKARIは、2023年1月23日(月)より、12ftサイズと20ftサイズの2種類のオリジナルシャーシを販売開始することを発表しました。 シャーシとは、既製品のコンテナを設置したり、セルフビルドのトレーラーハウスを作ったりするための車両ベースのことです。YADOKARIのシャーシは車検付きなので、確認申請の必要がなく、希望の場所に車両として設置することができます。 シャーシの大きな特徴として、ISO規格のコンテナ(12ft、20ft)を積載するためのコンテナロックあります。凸部を手動で回転させてコンテナを固定する「ツイストロック方式」のため、シャーシと上部を分離することができます。すでにコンテナを製造している業者は、このシャーシを接合することで、モバイルトレーラーハウスに改造することができます。 さらに、シャシーには格納式リジットジャッキが付属。移動時にはリジッドジャッキを折りたたむだけでよいので、運搬が楽になるのが特徴です。また、ジャッキの側面にあるハンドルで簡単に水平を調整することができます。 また、最大車高を低く設計し、上物設置時の乗り降りを容易にしました。天井の高いスペースが必要な場合に最適です。 全車両に車検証が付属しているため、車検証の申請が不要である。車両として設置するため、建築確認申請も不要です。耕作放棄地や市街化調整区域など、建設が困難な場所への設置も可能です。 商品概要 ①YC-1 (12ftサイズ) 本体サイズ(mm):L3,660✕W2,430✕H654 最大積載量:2,500kg 車両重量:700kg ②YC-2 (20ftサイズ) 本体サイズ(mm):L6,120✕W2,430✕H671 最大積載量:2,500kg 車両重量:800kg ■販売価格(税前) 12ft:本体価格 1,050,000円 20ft:本体価格 1,150,000円 別途費用:リジットジャッキ、車検費用、配送費用、ナンバー登録費用 オプション:ステップ、コーナーキャスティング 関連リンク YADOKARI、トレーラーハウス用シャーシ(車台)大好評販売中! – YADOKARI.net|小屋・タイニーハウス・空き家・移住・コンテナハウスからこれからの暮らしを考え実践するメディア

迫力あるオートバイ風Eバイク「ブロンクスバギー」に、小柄な人でも乗りやすいステップスルーモデルが登場予定

2023年1月24、25日に東京都立産業貿易センター台東館で開催されたサイクルパーツ合同展示会。レインボープロダクツジャパンのブースでは、ブロンクスバギーの新モデル「ブロンクスバギー ステップスルー」が展示されていた。 ブロンクスバギーと言えば、オートバイ風Eバイクの中でも有名なモデルの1つ。自転車らしさを排除したデザインや、比較的割安な価格、一般的な自転車店で購入できるため、人気車種となっている。 従来のブロンクスバギーは、70年代のミニバイクを意識した車体デザインだったため、小柄な人や女性が乗るのには難しいという問題があった。 今回展示されていたステップスルータイプは、またぎやすいステップスルー仕様となったモデル。このモデルは、車体デザインをステップスルーにしただけでなく、サドル高を低くし、全体的にコンパクトな車体となっている。車体のデザインから、ホンダの原付スクーター「ズーマー」をイメージする人もいるだろう。   この投稿をInstagramで見る   ⚜️タクちゃん⚜️(@takushann)がシェアした投稿   この投稿をInstagramで見る   スタジオピロ MasatakaMiyano 宮野政崇(@studio_pirro)がシェアした投稿 ズーマー長年に渡りカスタムベースとして注目されており、ブロンクスバギー ステップスルーもカスタムモデルとして注目されるだろう。但しサドル高は、男性が乗ると低すぎるため、サドル高を変更できるスペーサーがあれば乗りやすくなるだろう。 ブロンクスバギー ステップスルーは、2023年発売予定とのこと。価格は通常モデルのブロンクスバギーと同価格帯とのことなので、予想価格は20万円台前半だと思われる。 関連リンク BRONX BUGGY | 全てが新しいBRONXの電動自転車ブロンクスバギー (bronx-cycles.com)

灯台に登って、サウナを体験する日本初「灯台サウナ」フォトレポート

北海道函館市の江差三崎灯台活用協議会は、2023年1月14日、全国初の「灯台サウナ」イベントを開催しました。このイベントは、「海と灯台プロジェクト」の一環で、新しい灯台活用モデル事業」(主催:海の文化創造フォーラム)の一環で、灯台の意義を高め、海洋文化を次世代に継承していくことを目的としています。   午前11時から、灯台とサウナに関する講演が行われました。まず、江山岬灯台活用協議会のスタッフが、灯台の役割や江山岬灯台の歴史について説明しました。「鎖国をしていた江戸時代、日本近海は夜になると真っ暗になり、『暗黒の海』と呼ばれた。明治時代、北海道庁は北海道開拓のために洋式の江差岬灯台を建設した。灯台は船の安全な航行を守り、さまざまな物資や人、文化の輸送を可能にした。私たちは灯台から大きな恩恵を受けてきたのです」 次に、サウナ専門家で『日本サウナ史』の著者である草内洋平氏が、北海道が日本のサウナ発祥の地であるという驚きの歴史を紹介。江戸時代末期、遭難者の送還や貿易交渉のために日本を訪れたロシアのアダム・ラクスマンが、冬の根室市でサウナに入ったことがきっかけだと説明した。草内が「サウナは海を通じてもたらされました。その海を守っているのが灯台です」 参加者は、初めて聞く話に深い関心を寄せていた。 灯台マニアになった参加者は、江差岬灯台に向かった。北海道は比較的暖かい冬だというのに、気温は3度しかなく、海からの風はまだ冷たい。それでも、灯台のふもとにあるテントサウナを見たとき、彼らは興奮した。珍しいね」「面白いね」と笑顔で話していたようです。 テントサウナと露天風呂を交互に利用した後、いよいよ灯台のバルコニーへ。海の絶景と潮風がもたらす解放感・非日常感は、ととのう(サウナ用語で「気持ちよくなる」の意味)ための最高のエッセンスです。「海を通じてサウナがもたらされた」というストーリーも思い出され、"感動のととのい体験"となりました。 サウナでたくさん汗をかき、すっきりしたところで、"サ飯 "と呼ばれる食事をした。今回は、サウナの後に食べるフィンランド料理の「サーモンクリームスープ」と、ホタテの形が灯台に似ていることから名付けられた「灯台ツブ」の特別メニューが用意されました。北海道産の鮭と牛乳を使った「鮭のスープ」、食感と風味が良い「灯台のつぶ」ともに、参加者から高い評価を得ました。 自らも参加者としてイベントを楽しんだ草彅氏は、終了後、「最高でした!海外では灯台を改修してホテルにしている事例があります。灯台の活用方法として、サウナはアリですね。」と語りました。また、恵山岬灯台に隣接する「ホテル恵風」の温泉やサウナも素晴らしいと高評価し、うまく組み合わせることで、より参加者の満足度が上げられるとアドバイス。 当協議会は今回の試験実施をふまえ、全国のサウナ愛好家をひきつける可能性があると考え、来年度、一般客向け有料イベントやホテル宿泊客向けオプションプログラムとしての実施を検討するとのことです。 関連リンク 海と日本PROJECT【日本財団】 (uminohi.jp)