デイリーアーカイブ Nov 7, 2024

手頃な価格の小径カーゴEバイク「ターン・クイックホール」HSDと比較する

2023年1月20日、東京都調布市にある味の素スタジアムで行われた「ワイズロード社員試乗会」。ロードバイクやクロスバイク、Eバイクなどワイズロードで取り扱うブランドを集めて、商品知識を深めるための社内イベントで、様々なブランドが出展していた。今回、ピックアップするのはターン・クイックホールD8だ。 クイックホールD8は、32万7800円(税込)と、ターンで一番安いEバイク。車体(フレーム)は、高強度と高耐久性に優れた構造で、ヨーロッパ有数の自転車試験所である「EFBE Prüftechnik GmbH」にて、フレームとフォークが最大150kgの車両総重量に対応できる試験に合格している。 ここで気になるのが、同ブランドのHSDとは一体何が違うのかということだろう。HSDとクイックホールは、一見すると非常によく似ている。ボッシュ製モーターを搭載し、沢山の荷物を積むことができる便利なEバイクだが、車体設計は大きく違うのがわかるだろう。 積載量に関しては、HSDが耐荷重170kgなのに対しクイックホールが150kgで、HSDの方が若干積載量が多い。両モデルとも前後に荷台を装着できるため積載性能に関しては大きくは違わない。 https://youtu.be/bmwDbjar8ac 車体設計で特徴的なのがHSDは、ハンドルポストが折りたたみ式になっており、折りたたむとかなりコンパクトになる。これによりワゴン車や小型エレベーターに簡単に搭載でき、狭いアパートで保管する場合にも、HSDを直立させれば、鉢植えと同じようなスペースで保管することができる。保管や車載にこだわるのなら、HSDだろう。 車体関連でクイックホールの利点なのが車体重量。シンプルなクイックホールはHSDよりも数キロほど軽い。 ライディングポジションに関しては、HSDがアップライトなライディングポジションであるのに対し、クイックホールはHSDよりも多少前傾したライディングポジションとなっている。見晴らしの良さならHSD、ちょっと前傾姿勢となっているライディングポジションが好きな人にはクイックホールだろう。 https://youtu.be/DNhNjYpfBwk また、HSDはおりたたみ式ハンドルポスト、調整可能なステム、サスペンションフォークなど、クイックホールと比較してプレミアムな機能を満載している。 モーターに関してはボッシュ アクティブラインプラス(定格出力250W、最大トルク50Nm)を搭載。バッテリーはボッシュ パワーパック300(容量300Wh)を搭載している。 価格に関してはクイックホールが有利だ。HSDの価格は443,000円(税込、以下同) と高価な一方、クイックホールは327,800円とHSDよりもお手頃な価格を実現。ボッシュモーターを搭載したEバイクの中ではリーズナブルなモデルだ。 HSD P9: Compact Cargo Electric Bike | Tern Bicycles Quick Haul D8: Best Affordable Compact Electric Cargo Bike | Tern Bicycles

トレーラーハウス向けコンテナも載せられるオリジナルシャーシ YADOKARIから

株式会社YADOKARIは、2023年1月23日(月)より、12ftサイズと20ftサイズの2種類のオリジナルシャーシを販売開始することを発表しました。 シャーシとは、既製品のコンテナを設置したり、セルフビルドのトレーラーハウスを作ったりするための車両ベースのことです。YADOKARIのシャーシは車検付きなので、確認申請の必要がなく、希望の場所に車両として設置することができます。 シャーシの大きな特徴として、ISO規格のコンテナ(12ft、20ft)を積載するためのコンテナロックあります。凸部を手動で回転させてコンテナを固定する「ツイストロック方式」のため、シャーシと上部を分離することができます。すでにコンテナを製造している業者は、このシャーシを接合することで、モバイルトレーラーハウスに改造することができます。 さらに、シャシーには格納式リジットジャッキが付属。移動時にはリジッドジャッキを折りたたむだけでよいので、運搬が楽になるのが特徴です。また、ジャッキの側面にあるハンドルで簡単に水平を調整することができます。 また、最大車高を低く設計し、上物設置時の乗り降りを容易にしました。天井の高いスペースが必要な場合に最適です。 全車両に車検証が付属しているため、車検証の申請が不要である。車両として設置するため、建築確認申請も不要です。耕作放棄地や市街化調整区域など、建設が困難な場所への設置も可能です。 商品概要 ①YC-1 (12ftサイズ) 本体サイズ(mm):L3,660✕W2,430✕H654 最大積載量:2,500kg 車両重量:700kg ②YC-2 (20ftサイズ) 本体サイズ(mm):L6,120✕W2,430✕H671 最大積載量:2,500kg 車両重量:800kg ■販売価格(税前) 12ft:本体価格 1,050,000円 20ft:本体価格 1,150,000円 別途費用:リジットジャッキ、車検費用、配送費用、ナンバー登録費用 オプション:ステップ、コーナーキャスティング 関連リンク YADOKARI、トレーラーハウス用シャーシ(車台)大好評販売中! – YADOKARI.net|小屋・タイニーハウス・空き家・移住・コンテナハウスからこれからの暮らしを考え実践するメディア

迫力あるオートバイ風Eバイク「ブロンクスバギー」に、小柄な人でも乗りやすいステップスルーモデルが登場予定

2023年1月24、25日に東京都立産業貿易センター台東館で開催されたサイクルパーツ合同展示会。レインボープロダクツジャパンのブースでは、ブロンクスバギーの新モデル「ブロンクスバギー ステップスルー」が展示されていた。 ブロンクスバギーと言えば、オートバイ風Eバイクの中でも有名なモデルの1つ。自転車らしさを排除したデザインや、比較的割安な価格、一般的な自転車店で購入できるため、人気車種となっている。 従来のブロンクスバギーは、70年代のミニバイクを意識した車体デザインだったため、小柄な人や女性が乗るのには難しいという問題があった。 今回展示されていたステップスルータイプは、またぎやすいステップスルー仕様となったモデル。このモデルは、車体デザインをステップスルーにしただけでなく、サドル高を低くし、全体的にコンパクトな車体となっている。車体のデザインから、ホンダの原付スクーター「ズーマー」をイメージする人もいるだろう。   この投稿をInstagramで見る   ⚜️タクちゃん⚜️(@takushann)がシェアした投稿   この投稿をInstagramで見る   スタジオピロ MasatakaMiyano 宮野政崇(@studio_pirro)がシェアした投稿 ズーマー長年に渡りカスタムベースとして注目されており、ブロンクスバギー ステップスルーもカスタムモデルとして注目されるだろう。但しサドル高は、男性が乗ると低すぎるため、サドル高を変更できるスペーサーがあれば乗りやすくなるだろう。 ブロンクスバギー ステップスルーは、2023年発売予定とのこと。価格は通常モデルのブロンクスバギーと同価格帯とのことなので、予想価格は20万円台前半だと思われる。 関連リンク BRONX BUGGY | 全てが新しいBRONXの電動自転車ブロンクスバギー (bronx-cycles.com)