デイリーアーカイブ Oct 25, 2024

日本の自転車産業促進の新たな場「Japan Bike Show」開催決定 事前来場登録がスタート

一般財団法人自転車産業振興協会は、有明GYM-EX(ジメックス)にて、日本の自転車産業促進と販売に携わるプロフェッショナル達のビジネスマッチング展示会、第1回「Japan Bike Show」を開催します。事前来場登録が行っています。 健康増進のツールや経済的な交通手段として人気が高まっている自転車市場は、シェアサイクルの普及により「個人所有」だけでなく「社会的所有」にも注目が集まるなど、大きな転換期を迎えています。このような時代の中で、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性を秘めており、自転車産業に携わるプロフェッショナル達のビジネスマッチングの場となるのが「Japan Bike Show」です。144社・団体、314小間の出展が決定しており、ロードバイクやMTB、e-BIKE(電動アシスト自転車)、シティサイクル、子供車などの完成車・フレームに加え、周辺用品、パーツ、アイウェアやヘルメットなど幅広いアイテムが展示され、自転車市場のトレンドを目にすることができます。 会場には自転車産業関係者だけでなく、他業種からの来場も想定されており、ツーリズムや次世代モビリティ分野、健康・福祉分野への自転車の活用など、新たなビジネスチャンスの創出を目指します。また、海外からの出展・来場者を招致し、日本製品のPRと共に、海外マーケットの情報を収集できる場としても活用いただけます。さらに、様々な講座も開催され、多様なスペシャリストによるコンテンツが展開されます。 「Japan Bike Show(ジャパンバイクショー)」は、2024年9月18日(水)から19日(木)まで、東京都江東区有明1-10-1にある有明GYM-EX(ジメックス)で開催されます。開催時間は、10:00から17:00まで(最終日は16:00まで)です。本展示会は、一般財団法人自転車産業振興協会が主催し、一般社団法人自転車協会が特別協賛、経済産業省、国土交通省道路局自転車活用推進本部、警察庁、公益財団法人JKA、特定非営利活動法人自転車活用推進研究会(順不同)が後援します。 Japan Bike Show 自転車販売店のための完成車・パーツ展示会

Cycle Aid Japan ツール・ド・ちば2024が10月5日に開催決定、参加者募集開始

ツール・ド・ちば2024実行委員会は、18回目を迎えるサイクリングイベント「Cycle Aid Japan ツール・ド・ちば2024」を10月5日(土)に開催すると発表しました。千葉県木更津市のイオンモール木更津をスタート・フィニッシュ会場とし、袖ケ浦市、市原市、君津市、富津市をサイクリングで巡る、千葉の魅力がつまったロングライドイベントです。参加者の募集は7月13日(土)に開始し、9月1日(日)まで行います。 コースはロングコース(約125km)とショートコース(約95km)から選ぶことができ、秋の緑豊かな丘陵地帯や海を望みながら、初心者から上級者までそれぞれのレベルで楽しめる内容となっています。大会当日は、イオンモール木更津で交通安全イベントやステージパフォーマンス、キッチンカーなども同時開催されるため、フィニッシュ後も楽しめるイベントが盛りだくさんです。 サイクリングイベント「ツール・ド・ちば」の目的は、美しい自然と人情あふれる房総路を自らの体力と気力で走ることで、スピードを競わず交通法規と大会規定を守り、完走した人を賞するものです。健康な方であれば、自らの体力・気力に合わせてコースを選び、小学校5年生以上の方ならどなたでも参加できます。ただし中学生以下の参加には保護者の伴走が必要です。 ロングコースは約125kmで、イオンモール木更津駐車場特設会場(木更津市)をスタートし、ひらおかの里農村公園(袖ケ浦市)、市原市旧里見小学校(市原市)、君津市立おらがわ(君津市)、イオンモール富津駐車場(富津市)を経て、イオンモール木更津駐車場特設会場(木更津市)でフィニッシュします。一方、ショートコースは約95kmで、イオンモール木更津駐車場特設会場(木更津市)をスタートし、ひらおかの里農村公園(袖ケ浦市)、君津市立おらがわ(君津市)、イオンモール富津駐車場(富津市)を経て、イオンモール木更津駐車場特設会場(木更津市)でフィニッシュします。 参加料は、ロングコースの場合、大人15,000円、小中学生7,500円、ショートコースの場合、大人12,000円、小中学生6,000円(すべて税込み)となっています。定員は600人で、ロングコースが400人、ショートコースが200人です。 | Cycle Aid Japan ツール・ド・ちば2024 (tour-de-chiba.jp)

ZF 48Vの新型Eバイク用モーター「CentriX」発表 小型化と出力・トルクを両立

ドイツのフリードリヒスハーフェンで開催されたEurobike 2024の展示会で、ZFグループは最新の48ボルト駆動のEバイク用システム「CentriX」を初公開しました。 ZFバイクエコシステムは、eモーター、バッテリー、コントロールユニット、アプリ、クラウド接続を含む包括的なシステムで、その中核を成すのはCentriXドライブユニットです。このコンパクトなミッドモーターはわずか2.5キログラムの重さで、90Nmの強力なトルクを提供ししているのが特徴です。 ZFは「SACHES RS」というモーターを発表しています。SACHES RSは最大出力700W、最大トルク112Nmという高出力、高トルクが特徴ですが、新モデルのCentriXは、コンパクトと出力・トルクを両立しており、現在の大手メーカーの流れを追従しているのが特徴です。 ZFのマイクロモビリティ事業部門責任者であるダニエル・ハーター氏は、CentriXドライブユニットのコンパクトで軽量な設計の重要性を強調しました。「これにより、自転車メーカーは、軽量サポートモーターを搭載したeバイクと同じ重さと外観を持つ高性能eバイクを顧客に提供できるようになります」と述べました。 このシステムを採用する最初のメーカーの一つが、プレミアム自転車メーカーのRAYMON Bicyclesです。彼らは、2025年初めにZF駆動システムを搭載したフルサスペンションeマウンテンバイク『Tarok』を発売する予定です。このモデルは160ミリメートルのサスペンショントラベルを備え、オフロードサイクリング愛好者に向けたE-MTBなのが特徴です。 ZFバイクエコシステムの特筆すべき特徴であるCentriXドライブユニットは、高トルク密度と小さな設置スペースを提供します。その円筒形デザインは、ミッドモーターとギアステージを統合しており、直径88ミリメートル、幅118ミリメートルの寸法で、0.33リットルのドリンク缶よりわずかに大きい程度です。デレイラーギアとハブギアの両方に対応しており、その汎用性を高めています。 ZFは、CentriX 90(90ニュートンメートルのトルク、最大出力600ワット)とCentriX 75(75ニュートンメートルのトルク、最大出力450ワット)の2つのバージョンを提供しています。これらのオプションは、マウンテンバイクやトレッキングバイクからグラベルバイクや通勤用バイクまで、幅広いeバイクタイプに対応しています。 ZFバイクエコシステムの48ボルトアーキテクチャは、定格250Wの出力を提供。バッテリーは504または756Whのリチウムイオンバッテリーで、レールシステムを使用してダウンチューブに取り付けられ、充電のために簡単に取り外すことができます。 システムの中枢であるコアコントローラーは、トップチューブに組み込まれ、直感的なLEDディスプレイを通じてバッテリー残量などの情報を提供します。オプションとして、リモートコントロールやタッチ機能付きの高解像度2.8インチカラー表示をハンドルバーに接続することも可能です。コントローラーには、磁気ばね接点(ポゴピンコネクタ)を使用してスマートフォンなどのデバイスを充電するためのインターフェースも備えています。 Bluetooth接続により、自転車とZFのアプリがリンクし、ナビゲーション、ルート記録、自転車の状態更新、オーバーザエアのソフトウェア更新が可能になります。将来的には、デジタルZFバイクエコシステムにさらなる快適性と安全機能が追加される予定です。オープンシステムとして設計されているため、サードパーティ製品のインターフェースと統合オプションを提供し、自転車メーカーは簡単に統合と設置が可能だと謳っています。 Sachs RS - Drive Unit - ZF CentriX - Drive Unit - ZF