デイリーアーカイブ Mar 9, 2025
欧州系キャンピングカーで注目「フィアット デュカト」に注目
近年注目されているキャンピングカー。キャンピングカーのベース車と言えば、軽ワンボックスカーから、マイクロバスまで様々な物があります。今年注目されているキャンピングカーのベース車両がフィアット・デュカトでしょう。フィアット デュカトは、ステランティスの商用車部門であるフィアット プロフェッショナルが生産するバンタイプの商用車。欧州では小型商用車のベストセラーとして知られているデュカトは、日本市場では、マニアックな存在ながらキャンピングカーのベース車両として並行輸入されていたことで知られている。2022年に正規輸入が発表され、キャンピングカー市場への供給を目指し、キャンピングカーの製造・販売を手掛けてきた企業を中心に展開します。
「ジャパンキャンピングカーショー2023」(2月3日~6日、幕張メッセ)では、フィアット・デュカトをベースとしたキャンピングカーが多数展示されていただけでなく、ベース車両のデュカトが展示されていました。
日本のキャンピングカーベース車で有名なのがトヨタ・ハイエーススーパーロング(写真右)。キャンピングカーに限らず、配送やトランポなど様々な場面で活躍している車ですが、エンジンが床下にあるキャブオーバータイプのため、エンジンの熱や騒音が車内に入りやすい、前席に乗降する際、よじ登る感覚に近いため乗降性が悪い、ボンネットがほとんど無いため衝突安全性能は低いと言った欠点があります。
デュカトはハイエーススーパーロングよりも一回り大きい車体が特徴です。これは、デュカトのような欧州向け商用バンは、荷物を運搬するための小型バンやキャンピングカーとして使うだけでなく、ボディを変更してトラックやマイクロバスとして使うのもあるため、トヨタ・ハイエーススーパーロングというよりは、トヨタ・コースターや三菱・ローザといったマイクロバスサイズなどのライバルと言えます。
ハイエーススーパーロングと比較した場合、デュカトの利点はエンジンが車内になく、ボンネット前にあるため衝突安全性能、騒音、振動面で有利な所。デザインもフロントガラスを斜めにしてフロントボンネットを飛び出さないようにしたワンモーションフォルムにすることで、スマートなイメージを演出しています。
フロントのボンネットに搭載されており、前輪を駆動するフロントエンジン・フロントドライブ方式を採用。前席に乗車する際の段差は大きいですが、ハイエースなどのキャブオーバー車と比較すると乗りやすくなっているのは利点です。また、エンジンをボンネット前端に入れたことで、前席が回転対座シートとなっています。
ハイエースなどの後輪駆動仕様の商用車とは違い、前輪駆動により荷室はステップが無く平らなのが特徴。荷室高は全高2525ミリのL2H2の場合、1970ミリと、平均的な日本人なら立つことができるスペースを実現しています。
ハイエーススーパーロングよりも大きい車体サイズなどを考えると、日本国内ではハイエーススーパーロングの代替になるというより、新たな客層をつかむことができるモデルと言えるでしょう。
文:松本健多朗
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FIAT DUCATO (デュカト)|FIAT PROFESSIONAL (fiat-auto.co.jp)
SUVやミニバンにジャストサイズなルーフラック INNOから
カーメイトは、ルーフキャリアブランド『INNO』より、高級SUVやミニバンに向けた新製品『INNOエアロラック120』を発売しました。
現在のルーフラック市場には選択肢が少ない大型、ミドルSUV向けに設計されたNNOエアロラック120は、車高を抑えつつ多くの荷物をフレキシブルに積載することができるルーフラックを謳っています。
デザインは、躍動感を演出するスラント形状サイドパネル、リア側に向けてルーフが下がっているデザインの車両に対して、ラックが後ろに傾いて見えることがないよう、リアに向けて上昇する形に設計されている。また、車の後ろ姿を引き立たせるリアパネル、飛行機の翼をイメージした立体的なデザインのコーナーパーツが採用されています。
本体には、サビに強く軽量なアルミを使用しており軽量化を実施。サイズアップによる加重がルーフへの負担にならないよう、製品重量は約12㎏に抑えられており、Mサイズのコンテナボックスが最大8個積載可能となっています。
カラーはマットブラックのみで、製品サイズはH120×W1245×D1670(mm)で、最大積載量は75㎏。希望小売価格(税込)は85,800円で、2023年1月24日から発売されています。
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EVOL ミニベロEバイク「AERITH」を公式サイトで公開 BMXスタイルの街乗りEバイク
アサヒサイクルのEバイクブランド「EVOL」の公式サイトで、ミニベロEバイク「AERITH」を公開しました。
ミニベロEバイクのAERITHの特徴は、20×2.35インチと太いタイヤとBMXハンドルを装着している所。近年流行しているファットタイヤのファッションEバイクをイメージしていると思われますが、AERITHは、実際に走行した際の実用性を重視し奇をてらったデザインではなく、堅実なデザインとなっています。
モーターはバーファン製のリアインホイールモーターを搭載。バッテリーはシートポストバッテリーで36V6.5Ah、234Whと街乗りで必要十分の容量です。シートポストを止めるクランプ部にはロック機構も標準装備され、バッテリーの盗難防止対策もされています。他にもサイドスタンドや前荷台、前ヘッドライトといった実用的な部品も装着されています。AERITHの価格は198,000円(税込)です。
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evol-bikes – evol(エヴォル)は全く新しい自転車ブランド