デイリーアーカイブ Jan 23, 2025
電動アシスト自転車は都市部と地方部の両方で、仕事、教育、買い物へのアクセスを改善する役割を果たす可能性がある オランダから
LEVA-EUによると、オランダの交通政策に関する知識機関であるKennisinstituut voor Mobiliteitsbeleidが発表した報告書によれば、電動アシスト自転車は都市部と地方部の両方で、仕事、教育、買い物へのアクセスを改善する役割を果たす可能性があるとされています。
LEVA-EUは、欧州で唯一、小型電気自動車(LEV)のみを対象とした業界団体。同団体は、持続可能なモビリティにおけるLEVの重要性を深く確信しており、LEVの市場導入と普及を促進するために、LEV を管理する迷路のような規則と規制の案内などを行い、市場参入と発展を促進させると謳っています。
最近公表した報告書「都市と地方のオランダにおける交通とアクセシビリティの発展」では、2018年から2040年までの期間で、成長する都市部、衰退する都市部、成長する地方部、衰退する地方部の4つのタイプの地域における交通とアクセシビリティの発展について調査しています。
これらの地域で仕事、教育機関、商店へのアクセシビリティは異なりますが、研究者たちはそのアクセシビリティの認識に大きな違いは見られないとしています。地方部では施設の数が少なく、それらへの距離が長いにもかかわらず、地方部の住民は都市部の住民と比べてこれらの施設へのアクセスが低いと感じていないのです。これは、車の所有、車の利用に十分な収入、活動をスマートに計画または代替するためのインターネットアクセスが関与している可能性があります。また、希望する活動に対する居住地の意識的な選択も関係しています。報告書で最も重要なメッセージは、アクセシビリティの解決策を探る際に住民の認識を考慮に入れ、客観的に特定された問題やボトルネックが実際にそう感じられているかどうかを確認することです。
キムによれば、地方部では自動車が最も重要な交通手段であり続けるでしょう。人口減少により定期的な公共交通が圧力を受けているため、それに依存する人々のための小規模な公共交通に置き換えられる可能性がありますが、20キロメートル以内の距離については、電動アシスト自転車によっても一部置き換えられるでしょう。自転車道や高速自転車道は、都市部との接続を改善する必要があります。
一方、都市部では、生活環境の質を向上させるために、車の削減が重要であり、公共交通機関、自転車、歩行が優先されます。電動自転車は、都市部でも地方部でもアクセシビリティを改善する手段として役立つことができます。特に地方部では、電動自転車は通常の公共交通機関に代わる選択肢として機能し、長距離の移動にも対応できます。
これらの研究結果は、電動アシスト自転車が将来の交通政策において重要な役割を果たすことができることを示唆しています。都市部と地方部の両方で、電動自転車はアクセシビリティを改善し、住民の生活の質を向上させる手段として期待されています。政策立案者は、都市部と地方部のニーズに応じて、電動自転車を含む交通インフラの整備や公共交通機関の改善に取り組むことが重要です。
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E-bikes might improve accessibility for rural residents(LEVA-EU)
Carstayがバンライフ・ガレージ「Mobi Lab.」でキャンピングカー改造支援、ちゃんじろー夫婦がバンライフ旅を開始
国内最大級のキャンピングカーレンタル・カーシェアと車中泊スポットなどバンライフの予約プラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社は4月21日、同社公式アンバサダーで車中泊インフルエンサーの中西次郎氏とグェン・ド・クィン・チャン氏の「ちゃんじろー夫婦」が、神奈川県横浜市旭区の“バンライフ・ガレージ”「Mobi Lab.」を利用して日産キャラバンE25をキャンピングカーに改造し、地方の移住先を探すバンライフ旅を開始したことを発表しました。
「Mobi Lab.」は、自身で車をキャンピングカー仕様に改造するためのDIYスペース「シェアガレージ」とバンライフの経験やキャンピングカー製造の業界専門スタッフから改造に関するアドバイスとサービスなどが受けられるCarstayの施設です。
ちゃんじろー夫婦は、「Mobi Lab.」で使用できる工具をレンタルし、キャンピングカーを自作。専門スタッフからアドバイスを受けながら、完成予定を約2週間短縮し、製作費用も約60万円と当初の予定よりも30万円以上削減しました。
今後、ちゃんじろー夫婦は約2年間のバンライフを送り、日本の地方を旅しながら移住先を決める予定です。また、Carstayは「Mobi Lab.」でキャンピングカー製造の事業化も視野に入れ、バンライフの体験からキャンピングカーの自作・改造を支援し、日本のバンライフ文化の中心拠点になるよう取り組んでいます。さらに、「Mobi Lab.」では、キャンピングカーのメンテナンス・修理や車中泊向けの暖房器具「FFヒーター」、ソーラーパネルや電装系統などのパーツ取り付けなどのサービスも提供しています。
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CarStay Mobi Lab
ジャイアント、台湾環島サイクリングイベント「2023 FORMOSA 900」日本騎士團ツアー開催:台湾1周約900Kmを11日間で楽しむ
株式会社ジャイアントは5月2日、2023年11月11日から19日まで台湾全土で開催される国家的規模の環島サイクリングイベント「2023 FORMOSA 900」に、「日本騎士團」として公式参加できるツアーを4年ぶりに開催すると発表しました。今回のツアーでは、台湾1周約900Kmを9日間で環島する公式日程に、前後1日ずつの移動日を加えた全11日間となります。
ツアータイトルは「2023 FORMOSA900 GIANTオフィシャルツアー」で、ツアー日程は2023年11月10日(金)日本出発から11月20日(月)日本帰着(10泊11日)です。ツアー参加費は480,000円で、基本料金には2-3名での相部屋利用、燃油サーチャージ、空港税等が含まれています。シングルルーム指定料金は、基本料金プラス60,000円です。今回のツアーは羽田国際空港発着および広島国際空港発着のみとなります。
旅行費用には往復の国際線航空運賃、空港-台北市内ホテル間の移動、サイクリングガイド、サポートカー等の随行車両による手荷物運搬、サイクリング中の補給用飲料や軽食などが含まれます。ツアーの最少催行人数は18名です。
ツアー参加資格は、満12歳以上で心身ともに健康な方で、満18歳未満の方は保護者の同行が必要です。参加者の持参する自転車についてはブランドを問わず、GIANTおよびLivでなくても参加が可能です。
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2023 FORMOSA 900 GIANTオフィシャルツアー 詳細