デイリーアーカイブ Apr 20, 2025
イグス、廃プラスチック製自転車「igus 」で世界ツアーを開始 – 2025年に日本上陸予定
ドイツに本社を構えるイグス(igus GmbH)は、創業60周年を記念して、廃プラスチックを使用したサステナブルな自転車「igus(イグスバイク)」のワールドツアーを開始します。
このツアーは2024年10月 15日にケルンでスタートし、2025年春には日本に到着する予定です。ツアーでは、約16カ国・地域を巡り、同社の理念や環境への取り組みを広く発信します。
igusは、主に海洋から回収された漁網などの廃プラスチックを原材料として製造されています。プラスチック開発企業として、イグスはその技術力を生かし、パートナー企業であるMTRL社と共に「プラスチック廃棄物を循環型の移動手段へ変える」というコンセプトの下、4年の歳月をかけてこの自転車を開発しました。完全プラスチック製のこの自転車は、耐久性に優れており、メンテナンスもほぼ不要。潤滑剤を使わないため、環境にやさしく、錆や腐食に対する強い耐性を持っています。これは、イグスの主力技術である「モーション・プラスチック」(可動部分に使われるプラスチック)と、環境配慮の理念を体現する製品であり、同社の象徴とも言えるものです。
ワールドツアーのキックオフイベントは、同社の新工場があるケルンで開催されました。この新工場は22,000平方メートルに及ぶ広さを誇り、最新の環境技術が導入されています。
イベントにはイグスの代表であるフランク・ブラーゼ氏が参加し、igusの初走行が披露されました。ドイツ国内では、イグスの顧客や、ハンブルク港、ライン川などの象徴的なスポットを巡り、その後アジアへと輸送されます。日本を含む各地では、都市部やサイクリングスポット、提携企業を訪問しながら、プラスチックリサイクルの重要性やサステナブルな未来に向けたメッセージを発信する予定です。
イグスは2023年6月にフランクフルトで開催された自転車展示会「Eurobike 2023」にも参加しており、リサイクル素材で作られた部品や再利用可能なパーツを発表しました。同社は、すでに自転車フレームやクランクセットといった高機能プラスチック製の製品ラインを拡充し、今後も新たな製品を市場に投入する計画です。これにより、自転車産業におけるCO2削減やリサイクルの推進に貢献することを目指しています。
トイファクトリー、フィアット デュカト向けサスペンション『101T-SR』を発売 キャンピングカーに最適な乗り心地を提供
株式会社トイファクトリーは、欧州で人気のLCV(ライトコマーシャルビークル)であるフィアット デュカト向けに、独自開発したサスペンションシステム「101T-SR オリジナル足回りサスペンションアイテム」を新たに発売すると発表した。同社はハイエースをベースとしたキャンピングカーの製造台数で国内トップの実績を持ち、フィアットプロフェッショナル正規ディーラーとして日本仕様のフィアット デュカト車両の販売やキャンピングカー架装を手掛けている。
https://youtu.be/APb66mtUjcM
デュカト向け「101T-SR オリジナル足回りサスペンションアイテム」
「101T-SR」は、フィアット デュカトの走行安定性と乗り心地を大幅に向上させることを目指して開発された。特に日本の道路事情に合わせ、デュカトがキャンピングカーとして利用される際に生じる課題を解決する。例えば、デュカトは車高が高いためカーブでのロールが大きく、商用車特有の乗り心地も課題となっていた。さらに、ブレーキの制動力が強すぎることでホイール汚れや急な制動が気になるという声にも応えている。
アジャスタブルリヤスタビライザー:車体のふらつきを軽減し、直進安定性や旋回性能を向上させる。車両への穴開けが不要で、3段階の調整が可能。
ハイブリッドサスペンションキット:コイルオーバー式ショックアブソーバーと純正リーフスプリングを組み合わせたサスペンション。キャンピングカー特有の重量による沈み込みを緩衝し、荷物の有無にかかわらず快適な乗り心地を実現。
強化ブレーキパッド:「Low Dusts」と「High Performance」の2種類を用意し、ダスト汚れを抑えつつ制動力やペダルタッチを改善。
ホイールガイドバー:タイヤ交換をスムーズにするためのサポートツールで、ホイールの安定保持をサポートする。
トイファクトリーは、この製品がデュカトの走行性能や乗り心地を向上させ、より快適なキャンピングカーライフを実現するとしている。サスペンションアイテムの価格や詳細については「EURO-TOY」公式サイトで確認でき、取付はトイファクトリー岐阜本店およびEURO-TOY相模原店で受け付けている。
キャンピングカー&トラベルトレーラー専門店のトイファクトリー
京都初のロードバイク買取専門サイト『京都TOPチャリーズ』がオープン サイクリング愛好者のニーズに応える専門査定サービス
株式会社コクメイは、京都市とその周辺地域においてロードバイクの買取に特化した専門サイト「京都TOPチャリーズ」を開設した。近年、サイクリング人気の高まりに伴い、ロードバイク愛好者の間で買い替えやグレードアップを希望するケースが増加している。このため、コクメイはロードバイク買取において専門知識を持ったスタッフが適正価格で査定を行うサービスを開始し、ユーザーがよりスムーズに愛車を売却できる環境を整えた。
京都TOPチャリーズでは、国内外の主要ブランドを幅広く取り扱っており、代表的なブランドにはANCHOR(アンカー)、Specialized(スペシャライズド)、Trek(トレック)、Cannondale(キャノンデール)、Bianchi(ビアンキ)、Colnago(コルナゴ)、Pinarello(ピナレロ)などが含まれる。これらのメーカーのロードバイクについて、パーツ仕様やカスタマイズ内容を考慮し、専門スタッフが精確な査定を実施する。また、ヴィンテージバイクや希少モデルも査定対象であり、愛好者からの多様なニーズに応える体制を整えている。
ロードバイクに加え、クロスバイクやマウンテンバイク(MTB)、ミニベロ、電動アシスト自転車なども買取可能で、幅広い車種に対応している。コクメイは京都市を中心に、ネット型リユースショップとしてコレクション品や専門分野に特化した買取店舗の展開も進めており、今後も買取事業を強化する方針である。
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