デイリーアーカイブ Jan 1, 2025

BESV、アートと融合した次世代e-Bikeを限定リリース――天野タケル&ベン・アインとのコラボモデルが登場

株式会社BESV JAPANは、2024年9月24日、次世代プレミアムe-Bike「BESV(ベスビー)」の特別なアーティストモデルを、<限定30台>のリミテッドエディションとして2モデル同時にリリースすることを発表しました。これらのモデルは、現代アートとe-Bikeが融合する『MAISON BESV』プロジェクトの一環として、アーティストの天野タケル氏とベン・アイン氏とのコラボレーションにより誕生しました。 今回のコラボレーションでは、アートのクリエイティビティをe-Bikeに取り入れることで、単なる移動手段を超え、ファッションアイテムや自己表現の一部としての新しいライフスタイルを提案しています。『MAISON BESV』は、アートとテクノロジーの融合を目指し、アーティストのインスピレーションを形にした特別なe-Bikeを展開しています。 天野タケル氏による「VENUS」モデルは、彼の代表作である「Venus」をベースに、鮮やかなパステルカラーを用いて繊細な女性美を表現した特注デザインが施されています。黄色を基調としたオリジナルボディカラーには、アーティスト自身のサインがプリントされ、フレームには限定台数の証となるエディションNo.が記されています。価格は30万円(税込、以下同)で、生産台数はわずか30台のため、予約制での販売となります。 一方で、「DRAWING」モデルは、天野タケル氏のアクリルスプレードローイングによって大胆な色彩がアルミフレームに描かれた唯一無二の1台です。このモデルは、色彩の混ざり合いやドリップ効果によって躍動感が感じられるアート作品となっています。こちらも特別なアート作品として、価格はお問い合わせが必要です。 もう一つのモデルは、イギリスのストリートアーティスト、ベン・アイン氏とのコラボレーションによるものです。彼の代表的な「サーカスフォント」を使って、BESVのアルミフレームに独自のレターデザインが施されました。モノトーンの配色で、モダンな雰囲気を持つこのモデルも、価格は30万円(税込、以下同)で、限定30台での販売となり、ベン・アイン氏のユニークな美学を体現しています。 これらの特別なアーティストモデルは、2024年10月1日10時から専用ページにて予約が開始され、先着順で販売されます。製品の出荷は11月中旬を予定しています。 MAISON BESV | BESV JAPAN(ベスビー ジャパン) | 電動アシスト自転車

ヤマハ CROSSCORE RC/WABASH RTの新型モデル登場 旧型モデルとの違いは?

ヤマハ発動機は、2024年モデルのCROSSCORE RC/WABASH RTを発表した。 「WABASH RT」は、「いろいろ使えそう。ONもOFFも。」をコンセプトに、オンロードでの快適性とオフロード(林道・砂利道などの未舗装路)での走破性を求める人をターゲットにしたグラベルロードスタイルのEバイク。一方で、「CROSSCORE RC」は、「365days,1bike」をコンセプトに、通勤から仲間とのレジャーライドまで1台で楽しみたい方をターゲットに、街中でのコミューティングから郊外のロングライドまで快適に走行できる点に注力したクロスバイクタイプのEバイクとなる。 2024年モデルのCROSSCORE RC/WABASH RTの一番の特徴は、新型モーター「PWseries S2」を搭載したことだろう。 従来モデルのCROSSCORE RC/WABASH RTに搭載されていた「PWserise ST」と比較して、従来モデルに比べ、550g軽く、約20%小型化しながらも、最大トルク向上を実現したと謳っている。 旧モデルの「PWserise ST」は、同価格帯のEバイクに搭載されているBosch Active Line Plus、Shimano STEPS E6180などと比較して、力強さやスムーズなアシスト、このクラスでは静かなモーター音でトップクラスの性能を持っている。 今回の「PWseries S2」は、「PWserise ST」と比較すると、音は明らかに小さく無音に近い状態まで持っていっている。アシストの力強さに関しては「わかる人間はわかるようになっている」と思えば良い。単純な力強さ”感”をアピールするのであれば、アシストのON/OFFをわかりやすくした荒い感覚のほうが、アシストの力強さはわかるが「PWserise ST」のように元々がスムーズなアシストを売りにしている場合、電動アシスト自転車・Eバイクに精通していないと、アシストの力強さはわかりにくい。個人的には、PWseries S2はアシストが緻密になったという印象がある。 PWseries S2は、ヤマハ発動機のフラグシップEバイク「YPJ-MT Pro」に搭載されているモーター「PW-X3」の雰囲気を感じることができると感じた。 外観はカラーチェンジに加えて、フロントフォークにヘッドライトを装着。従来モデルではヘッドライトをハンドルに装着していたが、フロントバッグやスマートフォンホルダーの装着に支障を来すため、この変更はプラスだろう。 ヤマハ発動機初のコネクテッドEバイク「CROSSCORE RC Connected」が登場 CROSSCORE RCに関しては、新たにCROSSCORE Connectedがラインナップに登場した。 CROSSCORE Connectedは、ヤマハ発動機初のコネクテッドEバイク。スマートフォンに「YAMAHA e-Bike Link」アプリを入れて車体を接続させることで、メンテナンス方法や推奨点検時期の通知、作業履歴の管理、取扱可能な店舗の情報など、長期間安全に走行するために必要なサポート機能を提供するメンテナンスノート、走行距離または経過時間をもとに経過を表示。メンテナンス方法の確認やメンテナンス内容を記録することができるメンテナンス指示、任意の期間での走行データを記録し、振り返ることができるライドログ、安全運転をした時や、ライトオン、走行での疲労による危険を避けるための通知などを行うセーフティライドアシストなどを装備している。 https://youtu.be/NM1RR6FUa5I https://youtu.be/xx_qnAqQAAw 他にもKmootと接続することで簡易ナビゲーション機能や、アプリで詳細な情報を表示するe-SYNC connectionとの連携を行うこともできる。 コネクテッドEバイクには様々な物が存在するが、スペシャライズドのターボSLのように、接続しないとアシスト調整ができないなどの機能があるため実質的にスマートフォンが必要となる場合や、ホンダ・スマチャリ搭載車のように、スマートフォンで接続しないと電源を入れることができないという”スマホ依存”が多い中、ヤマハ発動機のコネクテッド機能の特徴は、コネクテッド機能をプラスアルファの存在として使っている事だろう。 そのためか、ディスプレイはハンドル中央部に大型タイプを装備。コネクテッドEバイクの多くはスマートフォンをハンドルに装着するのが主流となっているが、振動や雨による故障やスマートフォンホルダーとの相性、走行中の操作などの問題があるため、大型タイプのディスプレイで対応するのも1つの考え方としてはあり。ただ、個人的にはボッシュ・Eバイクシステムのように小型ディスプレイ仕様も用意してほしい所。 また、コネクテッド機能をオプションにするのではなく専用車種のCROSSCORE Connectedのみの展開になったのは、一先ず様子を見て後々の展開を考えていると思われる。個人的には、30万円を超えるEバイクならコネクテッド機能の装備は当たり前になりつつあるため、WABASH RTにも装着すべきだろう。 YPJ - スポーツ電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)

スズキ、新型「スペーシア ギア」を発売 アウトドア志向のデザインと専用装備でアクティブな軽ハイトワゴンを提案

スズキ株式会社は、2024年9月20日、新型軽乗用車「スペーシア ギア」を発売しました。「スペーシア ギア」は、2018年の初登場以来、広い室内空間とアクティブなデザインを融合させた軽ハイトワゴンとして人気を博しており、今回のモデルはアウトドアに特化した専用装備とデザインが特徴です。 今回の新型「スペーシア ギア」は、「アウトドアライフに欠かせないアクティブ軽ハイトワゴン」をコンセプトに掲げ、2023年にフルモデルチェンジを果たした「スペーシア」および「スペーシア カスタム」の優れた機能性を引き継ぎつつ、アウトドア愛好者に向けた専用の装備とデザインを追加しています。エクステリアは「10マイルアドベンチャー」をテーマに、日常生活の中でも気軽にアウトドア気分を味わえるようなスタイルを追求しています。 外装は、「スペーシア ギア」ならではの丸型LEDヘッドランプやメッキブロックのフロントグリルが、力強く個性的な印象を与えています。さらに、サイドドアやホイールにもオレンジのアクセントを施し、遊び心を演出しています。また、アウトドアシーンでの使用を考慮し、撥水加工シートや防汚ラゲッジフロア、ルーフレールといった装備が標準搭載されています。 内装には、アウトドアギアを意識した「道具感」を表現したデザインが採用され、シートの表面には山やタイヤのパターンをモチーフにした意匠が施されています。シートバックには、サコッシュバッグを連想させるメッシュポケットを採用し、遊び心を加えた細部へのこだわりも感じられます。 快適性においても、後部座席には「マルチユースフラップ」が搭載され、オットマンモードや荷物ストッパーモードなど、アウトドアや日常生活での多用途な使用を可能にしています。また、寒冷地でも快適な運転をサポートするステアリングヒーターも標準装備されています。 安全面では、「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準搭載し、さらにアダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援機能も導入されており、安心・安全なドライブをサポートします。さらに、新型「スペーシア ギア」は、経済産業省が推進する「サポカーS ワイド」や「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)」認定車として、高い安全基準を満たしています。 スペーシアギアの価格は195万2500円(税込)からです。 新型スペーシア ギア|スズキ (suzuki.co.jp)