デイリーアーカイブ Nov 1, 2024
パナソニック 2023年モデルの電動アシスト自転車を発表 カルパワーアシストを幅広いモデルに搭載
パナソニック サイクルテック株式会社は5月25日、2023夏モデルとして10種類の新型電動アシスト自転車を順次発売すると発表しました。発売されるモデルには業界最軽量の2軸モーターを搭載したカルパワードライブユニットが付属し、より快適な走行を可能にします。新ラインアップには、"押し歩きモード"を搭載した小径20型モデル「ビビ・L・20・押し歩き」や、コンパクトで取り回しの容易な軽量(17.4 kg)モデル「プロム」も含まれます。
電動アシスト自転車は日常生活での用途、如何にも買い物や子どもの送迎に広く利用されており、近年では学生の通学や高齢者の運転免許自主返納後の移動手段としても選ばれています。
この新型モデルは、カルパワードライブユニットの技術進化により、坂道などでのペダリングを滑らかに補助し、起動時には荷物の有無や地形を検知してアシスト力を調整します。中速域でのスピードも向上し、さらに快適な走行を実現します。
押し歩きモードを搭載した「ビビ・L・20・押し歩き」は、改正道路交通法施行後、自転車を押し歩き補助する機能が注目を集めています。これにより押し歩き時のアシスト速度を調整することが可能となり、より使いやすさが向上しています。
さらに、新たに発売されるコンパクトな電動アシスト自転車「プロム」は、一般的な電動アシスト自転車に比べ約10kg軽量で、乗車中だけでなく駐車時にもその軽さを実感できます。商品名の「プロム」はフランス語の「promenade(散歩道)」から名付けられ、近所を気軽に散策するのに最適な製品となっています。
「ViVi(ビビ)」シリーズの新車種3車種では、ビビ・L・押し歩き(BE-FLW631)は、26インチタイヤを搭載しており、走行距離は約46-83 kmで、バッテリー容量は12.0 Ahです。フレームカラーはパールココアブラウンとディープブルーメタリックが選択可能で、価格は146,000円(税込み、以下同)で、発売日は2023年8月1日です。
ビビ・L・20押し歩き(BE-FLW031)はモーターやバッテリー、価格、発売日が同様ですが、タイヤサイズが20インチになっています。最後に、3輪自転車のビビライフ(BE-FU831)は前18インチ、後16インチタイヤを搭載し、走行距離は約56-99 km、バッテリー容量は16.0 Ahで、価格は232,000円です。発売日は2023年6月1日です。
スポーツ&ファッションモデルの新車種5車種では、街乗り小径タイプのプロム(BE-FPR011)は、20インチタイヤ、走行距離約50-96 km、バッテリー容量12.0 Ah、価格は140,000円です。また、BE-FPR031モデルは内装3段変速付きで価格が145,000円になります。
BMXスタイルの街乗り電動アシスト自転車のEZ(BE-FZ031)は20インチタイヤ、走行距離約31-55 km、バッテリー容量8.0 Ah、価格147,000円です。ビーチクルーザースタイルのBP02(BE-FZC631)は26インチタイヤ、走行距離約46-78 km、バッテリー容量12.0 Ah、価格163,000円。
お洒落系小径電動アシスト自転車のグリッター(BE-FGL031)は20インチタイヤ、走行距離約42-80 km、バッテリー容量12.0 Ah、価格135,000円です。最後に、折りたたみ電動アシスト自転車のオフタイム(BE-FW071)は前18インチ、後20インチタイヤ、走行距離約30-53 km、バッテリー容量8.0 Ah、価格158,000円です。これら全てのスポーツ&ファッションモデルは、2023年6月1日に発売予定です。
ビジネスモデルのパートナー・DX(BE-FGD631)およびパートナー・U(BE-FGU431)は、それぞれ26インチと24インチタイヤを搭載し、走行距離は約46-81 km、バッテリー容量16.0 Ahで、価格は209,000円です。これらのビジネスモデルも、2023年6月1日に発売予定です。
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パナソニックサイクルテック
ヤマハ発動機PAS30周年を祝う限定Eバイク「YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY」
ヤマハ発動機のメディア向け試乗会で限定モデル「YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY」が公開された。
YPJ-MT Proは2020年7月に発表したヤマハ発動機初のフルサスE-MTB。「YPJシリーズ」のフラッグシップモデルとして、「Fun and Exciting unusual experience」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をポイントに開発されたYPJ-MT Proは、メインフレームの上下(トップチューブ/ダウンチューブ)が、それぞれ2本に分かれたYAMAHA Dual Twin Frameや、スピード、ケイデンス、トルク、傾斜角を測定するクワッドセンターを搭載したヤマハ・PW-X2モーターを搭載し、高評価を得ていることで知られている。
2022年9月には、2023年モデルを発表。2023年モデルはカラーチェンジだけでなく、部品グレードの向上や、PW-X2モーターよりも小型化、高トルク化を行ったPW-X3モーターを搭載した。
YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARYは、ヤマハ発動機が電動アシスト自転車を商品化し、30年を記念し、特別限定カラーリングと記念エンブレムを装備したモデル。特別カラーの「Factory Silver」は、車体にシルバー塗装を行ったのではなく、未塗装の車体にポリッシュ加工を施し、クリア塗装を行っている。また、30周年記念エンブレムはフレームのトップチューブに装着されている。
他にも、フレームにはヤマハ発動機のイメージカラーであるブルーのアクセントを施している。ハイポリッシュシルバーとブルーのアクセントカラーは、2019年の東京モーターショーで公開された「YPJ-YZ」を思い浮かべる人もいるだろう。YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARYはYPJ-YZよりもシンプルなカラーリングのため、カッティングシートなどを駆使してYPJ-YZ仕様にするのも面白いかもしれない。
YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARYは、全国の「YPJ Pro Shop」にて30台限定の抽選販売となる。応募期間は6月1日から6月30日まで。価格は75万9000円(税込み)と、Eバイクの限定モデルでは非常に安いため、争奪戦となるだろう。
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YPJ-MT Pro 30th ANNIVERSARY
333architectsがキャンピングカーブランド「vanhotel」設立 自社設計した車両をレンタル開始
株式会社333architects(トリプルスリーアーキテクツ)が新規事業として「vanhotel」を2023年7月に開始することを発表しました。
コロナ禍がもたらした社会変化の中で、生活の質を向上させる動きが見られ、それが個々の生活環境や働き方に影響を与えています。特に、モビリティとプライベート空間を兼ね備えたキャンピングカーは、需要が増している分野の一つとなっています。しかし、現在のキャンピングカーは車両としての要素が強く、空間としての満足度が一部で問題視されているとのこと。
vanhotelは建築設計事務所としての経験と知識を活かし、キャンピングカー内の空間の質の向上を目指しています。内装材やディテールにこだわった設計は、これまでキャンピングカーに手を出さなかったミレニアル世代をターゲットに、新たな価値提案を行います。
vanhotelは、40代から60代の既存ユーザーに加えて、20代から30代のミレニアル世代も利用しやすいように1泊2日(最大36時間)63,000円からでレンタル可能となっています。宿泊代、レンタカー代、物品レンタル代などを考慮すると、比較的手頃な価格帯となっています。また、ホテルのような形式でチェックインとチェックアウトが行えるため、時間単位ではなく泊数単位で利用することが可能です。
vanhotelのキャンピングカーは、神奈川県横浜市西区伊勢町にある333architectsから借りることができます。高速道路やアクアラインを利用すれば、箱根や千葉県木更津まで約1時間圏内という立地で、ランドマークタワーの望める豊かな公園の前でお待ちしています。
333architectsは通常、横浜市西区で建築設計事務所として住宅や店舗などの設計を行っています。そんな中、自由に動きつつも暮らす空間を持つキャンピングカーに着目し、自社の建築設計やインテリアデザインの経験を活かし、キャンピングカーの内装を設計・デザインすることを思い立ちました。
新型コロナウイルスの影響でキャンピングカーのプライベート空間の需要や快適に移動できる空間の需要が増加しており、これに対する新しい提案としてvanhotelを設立。ここでは、個々のニーズに合わせたフルオーダーメイドの空間を提供することを目指しています。
そのため、建築や内装デザインの知見を生かし、こだわりを詰め込んだ上質な「ホテル」をキャンピングカーをベースに作り上げます。これを「vanhotel」/バンホテルと名付け、レンタルを開始する予定です。また、今後は、マイキャンピングカーを建築家と一緒に作り上げるサービスを目指しています。建築家が自宅を設計するのと同じように、キャンピングカーの内装を一から設計し、ユーザーのこだわりを反映した車両を提供することを構想しています。
現在、応援購入サービス「Makuake」にて、5月24日(水)より先行予約を開始しているとのことです。
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株式会社トリプルスリーアーキテクツ