デイリーアーカイブ Oct 31, 2024
シェアサイクルをLINEで簡単に利用できる「HELLO CYCLING for LINE」全国展開を開始
OpenStreet株式会社は、2023年6月6日(火)、自社の提供するシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を利用できるLINEミニアプリ「HELLO CYCLING for LINE」の対応エリアを全国に拡大したことを発表しました。
「HELLO CYCLING」はOpenStreetが提供するシェアサイクルプラットフォームで、ユーザーはスマートフォンやパソコンからステーションの検索、自転車の利用予約、決済までの一連の手続きを簡単に行うことができます。また、全国約6,500ヶ所のステーション(2023年6月時点)であればどこでも自転車を返却することができます。
これまで一部地域で実証実験を行っていた同ミニアプリは、通常の「HELLO CYCLING」の利用に必要だったアプリのダウンロードや会員登録を必要とせず、LINEアプリ上で自転車の予約や決済、返却までを行うことができます。
この新たな対応エリア拡大により、全国のユーザーがより簡単にシェアサイクルを利用できる環境が整備され、移動の利便性向上が期待されます。「LINEミニアプリ」は、各種サービスを提供する企業が自社サービスを「LINE」上で提供できる新たなプラットフォームであり、重要なお知らせを無料で通知することや、顧客の属性情報や行動データを活用した販促活動を行うことが可能となっています。
利用者は初回利用時に「LINE」に登録されているユーザー情報の一部をOpenStreetに提供することに同意することで、サービスを利用することができます。また、決済方法はLINE Payやクレジットカード支払いを選択できます。
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OpenStreet株式会社
BRUNO カーゴバイクタイプEバイク「e-tool」の子育て応援キャンペーンを実施
ダイアテックは、BRUNOのEバイク「e-tool」の子育て応援キャンペーンを実施すると発表した。
e-toolは、キャンプ、BBQ、家族での自転車旅行など、多岐にわたるニーズやシーンに対応可能な設計が特徴のカーゴバイクタイプのEバイク。アルミ製の車体は最大積載重量50キログラム以上の堅牢なリアキャリアを装備し、さらに子供との旅行にも配慮した設計となっている。子供乗せを取り付けることが可能で、スチール製の正立スタンドも標準装備されている。
e-toolはカーゴバイクタイプだが、全長170センチメートルに抑えることで、家庭の部屋での保管も容易にできるよう配慮されている。車体重量は最軽量仕様で18.9キログラム、子供乗せと正立スタンドが装備された場合でも23キログラムに留まる。
モーターはシマノ製ドライブユニット「STEPS E5080H」を搭載しており、504Whバッテリーと組み合わせることで、エコモードで後続距離140キロメートル、パワーモードで80キロメートルの走行が可能。
今回は、BRUNOは「子育て応援キャンペーン」としてe-toolをキャンペーン限定価格249,700円(税込み、以下同)で販売すると発表した。これは、通常価格である299,200円の車体本体に、OGKのUrban Ikiチャイルドシート(18,343円)、BRUNOオリジナルフェンダー(5,808円)、BRUNOフロントバスケット(10,780円)を含む、合計334,131円分のオプションが装備されている。
なお、オプションのカラーは車両ごとに指定され、キャンペーン車両の台数には限りがあり、キャンペーンは在庫がなくなった時点で終了となる。また、全てのBRUNO販売店の在庫車両がキャンペーン対象となるわけではなく、キャンペーン対象車両の在庫の詳細については各BRUNO取扱販売店に問い合わせることが必要だ。
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BRUNO e-tool 【子育て応援キャンペーンスタート】
HPベロテクニック、3輪リカンベントEバイク「デルタTX」を発表 高い利便性とチョッパーのデザインが融合
フランクフルト・アム・マインに本拠地を構える自転車メーカー、HPベロテクニックは6月13日、新型電動スクータートライク「デルタTX」を発表した。
乗り降りのし易さと快適なシートが特徴のこの新型車両は、スクータートライクとしては一風変わった外観を持っている。その背景には、同社が開発したレーシングスポーツトライクの技術とデザインが組み込まれていると謳っており、その産物として登場したのが、全年齢層が楽しめるライフスタイルチョッパーとのことだ。
デルタTXは、シニア世代向け三輪車のコンセプトを新次元に引き上げることを目的として開発され、都市部でのクルージングやショッピングなど、様々なシチュエーションでその性能を発揮する。また、チョッパー独特のカジュアルなライディングポジションを楽しむことも可能だ。
リアトライアングルにはスプリングを配置して軽量かつ安定した乗り心地を実現。また、数分で3つのパーツに分解可能な構造で、運搬時にも便利なのが特徴だ。アルミフレームと幅広タイヤによる安定性と信頼性、そして最大25kgのペイロードに対応する後部プラットフォームキャリアも装備している。
HPベロテクニックのマネージングディレクターであるポール・ホランツ氏は、「デルタtxは、交通の危険を感じる人々やスポーティすぎると感じる人々にとって、魅力的な代替品となる。」と新型車両の開発について述べている。また、ホランツ氏は、「デルタtxがHPベロテクニックの3輪デザインの哲学を変えるものではなく、魅力的なデザインと考え抜かれた技術、そして確かな乗り心地を両立させることで、新たなユーザーグループにアピールすることを目指している。」と語っている。
デルタtxの分割式構造は、シートを取り外し、ハンドルバーとメインフレームを分解することで数分でパーツに分解可能であり、モーターやバッテリーはフロントセクションに固定されているため、運搬時にはハンドルバーに取り付けられた荷物ラックに収納できる。また、低重心設計により多くの荷物を積載可能で、後輪の間には広々としたスペースが確保され、標準的なドイツのビール箱さえも収納できる。さらに、オプションのバッグホルダーやハンドルバーバッグ、トレーラーヒッチを追加することで、さまざまな荷物の輸送が可能だ。
そして、デルタTXはHPベロテクニックが長年にわたり開発してきたシート技術も活用しており、エルゴメッシュとエルゴメッシュプレミアムのメッシュシートが搭載されており、シートの調整や個々の背中の形状にも対応可能だ。また、旋回インジケーターなどのアクセサリーも取り揃えられている。
デルタTXは、ブルーフラッシュとスパークリングアイアングレーの2つのカラーバリエーションで、2024年初頭から5990ユーロ(日本円で約91万7000円)で販売される予定。日本での展開は不明となっている。
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HP Velotechnik