デイリーアーカイブ Jan 19, 2025

観光特化系電動キックボードシェアリングサービス「Route」立命館大学と連携し、鳥取砂丘での実証実験を開始

株式会社Workplaysは、2023年8月1日から鳥取砂丘で電動キックボードシェアリングサービス「Route」の実証実験を開始します。この取り組みは、立命館大学経営学部の徳田昭雄教授と岡部周平教授のゼミとの連携の下行われます。 「Route」は観光特化型の電動キックボードシェアリングサービスで、山陰地方の観光地での使用を想定し、"あなたの旅をもっと自由にする観光インフラをつくる"というミッションのもと2022年11月よりサービスを展開しています。地方観光における移動の問題を解決し、訪れた人々がより多くの場所を訪れやすくなるように支援します。 今回の鳥取砂丘での実証実験では、鳥取砂丘の東側、西側、多鯰ヶ池周辺を周遊する新たな観光インフラとして電動キックボードの導入を行います。鳥取砂丘の広大な敷地内にポート(駐輪場)を設け、観光客が砂丘を周遊するための新たな手段として電動キックボードを活用してもらうことを目指します。 実証実験では、鳥取砂丘周辺での移動の便利さ、地方観光地での導入の影響、観光地での最適な利用価格、安全性やヒヤリハットの発生の有無などを検証します。そして、新たな観光コンテンツとしての電動キックボードの可能性を試します。 この取り組みは立命館大学との共同プロジェクトの一環であり、PBL(課題解決型学習)として、「学生と実務家による新しい価値の共創プロジェクト」と位置づけられています。これにより、電動キックボードがただの移動手段ではなく、より多くの人々が体験したくなる魅力的な移動手段となるように、大学生視点での検証を行うことができます。 鳥取砂丘での実証実験結果を踏まえて、2023年7月1日に施行された改正道路交通法に基づく「特定小型原動機付自転車」としての展開を目指します。同時に、若年層を中心に電動キックボードの正しい理解を深めてもらい、安心して利用してもらえるようにするための啓発活動も計画しています。 関連リンク Route(ルート)| 山陰の観光型電動キックボードシェアリングサービス (routeride.jp)

ホテル日航つくば 2023年10月に『サイクリスト 語り会わ“ナイト”』ツアー第4弾を開催

ニッコー・ホテルズ・インターナショナルが運営するホテル日航つくば(茨城県つくば市)は、2023年10月8日から9日にかけて、「サイクリスト語り会わ“ナイト”」ツアーの第4弾「自転車のまち土浦で美味しい旅時間」を開催します。予約は2023年7月31日から始まります。 このツアーは、サイクリングを通じて地元の魅力を発見し、その体験を共有する場を提供することを目的としています。これまで3回開催され、初級者やソロサイクリストが交流する場となっています。今回のツアーでは、つくば市近郊の土浦市を舞台に、自転車で楽しみながら地元の秋の味覚を堪能する旅を提案します。 霞ヶ浦の湖畔を出発し、市川蓮根のれんこん畑で収穫体験と試食、日本初の駅直結のサイクリング拠点施設「りんりんスクエア土浦」でのランチなど、自転車旅の楽しみを提供します。電動アシスト自転車もレンタル可能なので、体力に自信がない人でも快適にサイクリングを楽しむことができます。 夜は、「サイクリスト語り会わ“ナイト”」で、サイクリスト仲間と茨城の食事やお酒を楽しみながら話す時間を提供します。 ツアーは1泊2日で、サイクリングガイドが同行します。最少催行人員は10名で、最大15名まで参加できます。費用は一人あたり29,500円からで、宿泊費、昼食、夕食、朝食、サービス料、消費税が含まれます。 ホテル日航つくばと株式会社ラール・アワーが主催し、詳細は公式ウェブサイトで確認できます。なお、天候が悪い場合は、サイクリングツアーは中止となり、ホテル内でランチイベントやサイクリスト語り会わ“ナイト”が開催されます。 開催概要 【開催日】2023年10月8日(日)~10月9日(月・祝)〈1泊2日〉 【予約開始】2023年7月31日(月)11:00より 【参加条件】サイクリスト ※初心者・中級者向け ※E-bikeレンタルもございます(別途¥3,500) 【旅行条件】最少催行人員:10名/最大人員15名 ■サイクリングガイド 同行(1日目スタート~ゴール間のみ) 【料金】1名様 ¥29,500~(2名1室)/¥31,500~(1名1室) ※料金には、1泊室料、昼食・夕食・朝食、サービス料、消費税が含まれます。 【特典】ガイド付きサイクリングツアー、駐車場無料(8:00~翌18:00) 【企画】 ホテル日航つくば お問い合わせ:TEL. 029-861-1166 【主催】株式会社ラール・アワー 〒305-0043 茨城県つくば市大角豆2011-214 TEL. 029-869-4041 茨城県知事 登録番号 第4号 総合旅行業務取扱管理者/菊池真由美 公式サイト:https://rallhour.com/about/ ツアー紹介ページ:https://rallhour.com/tour/2708/ 行程 10月8日(日) ~1日目~ [9:00 りんりんポート土浦/集合・オリエンテーション]…[9:30 出発]…霞ヶ浦湖畔で爽やかな風を感じながらのライド~つくば霞ヶ浦りんりんロード〈一部〉での快適ライド~…「10:00 市川蓮根 着」2022年れんこんグランプリ 最優秀賞を受賞したれんこん畑で収穫体験とれんこん料理の試食…[11:30 りんりんスクエア土浦 着]日本初の駅直結のサイクリング拠点施設の利用体験とホテル特製ランチでのランチタイム…[12:45 土浦まちかど蔵 着]江戸時代後期に建造された蔵が残る風情ある街なみを散策(フリータイム)…[13:45 上高津貝塚公園 着/休憩]宍塚古墳群や上高津貝塚などの遺跡群が点在する宍塚大池で休憩タイム…[15:00 ゴール ホテル日航つくば 着]到着後チェックイン/フリータイム]…[18:00 懇親会『サイクリスト 語り会わ”ナイト”』 茨城の食材をふんだんに使用した料理や地酒を楽しみながらサイクリスト同士で思い出を語り合いましょう…[20:00 終了・解散] 10月9日(月・祝) ~2日目~ [6:30~ 朝食後・解散 フリーライドや近隣の観光をお楽しみください] ※チェックアウト11:00 (お荷物のお預かり及び追加料金でのレイトチェックアウトが可能です。お問い合わせください) 関連リンク 秋のサイクリングツアー・自転車のまち土浦で美味しい旅時間 – 株式会社ラール・アワー rall.hour Inc. (rallhour.com)

ポラロイドから着想を得た1人乗りEV!KGモーターズが公共交通の課題を解決する新ビジョンを披露

KGモーターズ株式会社は、超小型電気自動車(EV)の量産と販売を目指し、2023年7月24日に自社のYouTubeチャンネルで成長戦略として「ミニマムなMaaS」のビジョンを発表しました。同社の目指すモデルは、1人乗りに特化した「ミニマムモビリティ」と呼ばれるEVで、人口減少時代の交通課題を解決する新しいアプローチとされています。 ミニマムモビリティは、一人乗りセンターポジションを追求した小型EVで、80年代のポラロイドカメラをイメージしたレトロなデザインと前後対称の近未来的なデザインが特徴です。2023年の東京オートサロンでコンセプトモデルを発表し、量産販売を2025年に予定しています。また、事前モニター登録では5800件の申し込みを獲得しました。 スペックは、全長は2,450mm、全幅は1,090mm、全高は1,500mmで、定格出力は0.59kW、ピーク出力は5kWです。航続距離は100kmで、充電にはAC100Vで5時間を要し、乗車定員は1名です。販売価格は100万円を切ることを目標に開発中です。 KGモーターズは、このミニマムモビリティによって、ドライバー不足や乗客の減少、それに伴うコスト高騰や財源不足という公共交通機関の現状の課題を解決しようと考えています。特に、大型車による自動運転は乗車率の低下やコストの問題、ユーザーの利便性の低さといった問題があると指摘しています。 それに対してKGモーターズの解決策は、1人乗り小型車による自動運転です。これによって、パーソナルな移動が可能となり、車両の維持費や償却コストも大型車と比べて安く抑えられます。さらに、エネルギー効率も高く、電気代も抑えられます。 KGモーターズは、完全自動運転によるミニマムモビリティのロボタクシーを提供することを考えていますが、その普及のステップとして、自動運転LEVEL4段階の「ワンウェイ型シェアリングサービス」を戦略的に行います。これによって、ユーザーは目的地への運転は自ら行い、車の迎車と返却のみを自動運転で行うことができ、小型であることから他の交通の妨げになりにくいという強みを活かした社会実装を目指します。 さらに、KGモーターズが主体となって行うのではなく、ミニマムモビリティ(自動運転モデル)を購入したオーナーが貸し出せるプラットフォームを作り、手数料収入を得るビジネスモデルを考えています。これにより、各オーナーの課題に合わせて最適な導入が可能となり、新たな交通インフラとして普及させていくとのことです。 関連リンク KG Motors(KGモーターズ) (kg-m.jp)