デイリーアーカイブ Apr 19, 2025
14インチ折りたたみ自転車 Renault al-fdb140 ultra light 7とFIAT AL-FDB140との違い
FIAT AL-FDB140と言えば、14インチのシングルギアの折りたたみ自転車として知られている。Dahonフレームでコンパクトに折りたたむことが可能で、短距離系折りたたみ自転車として安価に買うことが出来る自転車として知られている。
参考:FIATブランドの格安トレンクルタイプの折り畳み自転車 FIAT AL-FDB140 – シクロライダー
このような安く買える短距離系折りたたみ自転車は、あまり無いため購入するユーザーは多く、店独自のコンプリートモデルを販売している所も存在する
参考:サイクルショップカンザキ伊丹店小径車入荷ブログ FIAT AL-FDB140のオリジナルコンプリート車のご案内
人気があるためか、FIAT AL-FDB 140を輸入しているGicから、FIAT AL-FDB140のハイエンドバージョンとも言えるRenault al-fdb140 ultra light 7が登場した。新宿バイシクルフェスタで試乗した時、Gicの人からFIAT AL-FDB140との違いを聞いて、意外と違いが多かったためまとめてみた。
フレームの違い
FIAT AL-FDB140とRenault ULTRA LIGHT7は両方共アルミフレームを採用している。ただ、Renaultのほうが、軽量化を重視しているため、フレームは違うようだ。ホイールベースなどのジオメトリ系統は同じらしいが、くわしい数値が両方とも書いてなく、写真だけを見るとRenaultのほうがホイールベースが長いように見える。
クランクの違い
FIATは安価にするためコスト削減としてスチーム製クランクを採用しているのに対し、クランク長が160mmと短いのに対し、RenaultはCNC製に見えるアルミ製クランクに、通常の大人用自転車に採用しているほどの、通常の長さのクランクを採用している。
ボトムブラケットの違い
FIATは従来型のボトムブラケットを採用していて、チューンアップが可能。Renaultは、リヤハブにフリーホイールがないため、ボトムブラケットは専用品を採用している。
リアハブの違い
Renaultのリアハブはフリーがない固定式を採用しているため、チューンアップは難しい。FIATは通常のフリーホイール付きのリアハブを採用している。
チューニングベースとしては良いFIAT。最初から軽量仕様だが、チューニングベースとして使いにくいRenault ULTRA LIGHT
RenaultはFIATよりも軽量で高価な部品を採用していて、短距離使用といった想定する使い方をするのなら、FIATよりもRenaultのほうが軽く、細部に良い部品を採用しているためRenaultが良いが、チューニングベースとして見るとRenaultは専用品のリヤハブにボトムブラケットを採用しているので、チューニングベースならFIATが良いだろう。GicではRenault AL-FDB140 ULTRA LIGHT 7は軽さをこだわっているが、このような専用品の搭載をアピールしてFIAT AL-FDB140との違いを打ち出していくべきだ。
参考:軽量・コンパクトなフォールディング RENAULT ULTRA LIGHT 7 ゼロから始める折りたたみ自転車ライフ/ウェブリブログ
FIAT AL-FDB140より前後長が伸びている、本モデルについては DAHON OEM ではないとのこと、シートポストは回り止めの加工なのか、チューブに溝が入った形状をしている等を見ると、Renault ULTRA LIGHTはFIATのアップグレード版ではなく、フレームから違うようだ。
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RENAULT(ルノー) ULTRA LIGHT 7...
マウンテンバイクに採用していたマスタッシュハンドル
いま試しているハンドルにマスタッシュハンドルがある。口髭の意味を持つマスタッシュハンドルは、普通に見ればロードバイク用のハンドルに見える。日東は二種類のマスタッシュハンドルをラインナップしていて、B307AAはハンドルの取り付け径が、フラットハンドル用の25.4mmを採用している。
形状的にはロードバイク用の26.0mmを採用するのが普通に感じるが、フラットハンドル用なのが不思議だと思っていたら、どうやらマウンテンバイクにマスタッシュハンドルを採用したものがあったとのこと。
http://www.sheldonbrown.com/bridgestone/から引用
ブリヂストンのマウンテンバイクに、マスタッシュハンドルが採用された時代があり、それもレーシング用のモデルに採用されたようだ。調べてみると理由は以下のような理由とのことだ。
日東が作ったマスタッシュバーというハンドルがあります。もともとはマウンテンバイクの24時間耐久レースのために開発されました。低速で原野をばんばん走るレースです。長くなるとポジションを可変しないといけない。ノーマルのマウンテンバイクのハンドルでは腰に来ます。いくら角をつけても可変度が少ない。そこで、腰に来る負荷を減らすために斬新なハンドルをつくりました。
当然、未舗装ですから、ドロップの前傾姿勢は不要。下りで80キロも出るはずはないですから。それよりも安定性。さらに乗車姿勢を可変できること。アイデアはアメリカの世界チャンピオンから出ました。それで何度も優勝したので、ブリジストンがハンドルも含めて完成車にして輸出。もう10年近く前(編集注 文公開時は2002年)にです。
http://www.freeml.com/travelcycling/262から引用。形状やロードバイク用のブレーキレバーを使用しないといけなかったりするのを見ると、砂利道も走れるグラベルロードバイクに合っているように感じるが、ブレーキ性能の向上や補助ブレーキレバーの登場で、砂利道ではどちらが有利か気になる所で、乗りながらどの位違うか考えている所だ。
日東 B307AA ハンドル シルバーアルマイト
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ガイド付きサイクリングツアーが面白いと思う理由
ポタリングからしまなみ海道等のまったりなサイクリングから、1日300キロや獲得標高5000m等の比較的硬派なサイクリングまで、いろいろなサイクリングを行ってきたが、ガイド付きサイクリングツアーは今までやったことがなく、八ヶ岳サイクリングが初めてのガイドツアーありのサイクリングだった。このガイドツアーが初めてのガイドツアー付きのサイクリングだったが、普通のサイクリングと比べていい部分を見つけることができた
他の雑な思考が抜け、純粋に楽しむことが出来る
普通のサイクリングでは、帰るルートや補給地点を事前に探したりするなどをしないといけないが、ガイドツアーではガイドが知っていて、このような不安感がない。意外とこのような不安がなくなると、楽しい所だけに集中して行うことができる。
ガイドのお薦めの場所を見ることで、最初から良質な体験を手に入れることができる
通常の自転車旅では、自分で体験を探さないといけない。体験を探すのは意外と時間がかかり、上手く見つけることができない場合もある。
ガイド付きのサイクリングツアーでは、お勧めの場所がわかっているため、最初から良質な体験を得ることができ、時間を有効活用することができる。
初めてスポーツ自転車に乗る人や、マンネリ化が気になる人はサイクリングガイドツアーに行くべき
自転車趣味を始める人には、レンタサイクルなどの至れり尽くせりのサイクリングツアーはお勧めだが、自転車趣味がマンネリ化してきた人にもサイクリングツアーを行うのもいいと思う。
自転車趣味を長く行っていると、どうしてもマンネリ化が発生してしまう。ある意味どうしようもないのだが、マンネリ化の解消の一つにサイクリングツアーは良く、新たな発見によっている刺激が生まれるからだ。