デイリーアーカイブ Oct 25, 2024

公道仕様ロードバイクが広がるかはイメージの問題だろう

@27matuken 日本人ってミーハー気質だから公道仕様ロードバイクは中々受け入れにくいと思います。 こんなのロードバイクじゃないと。 — 旧プレスポ乗り@年越し糞リプ大会中 (@old_prespo) 2016, 1月 8 公道仕様ロードバイクは受け入れ難いという意見があるけど、これは最終的にはイメージの問題だと自分は思っている。自動車やオートバイの世界ではかつてはドン臭い自動車やダサイオートバイだと思われていた物が、カッコ良い自動車やオートバイとして思われる事例がある。今回はダサイ自動車やオートバイのジャンルがどのように変わっていったのかまとめてみた。 250ccバイクブーム 70年代前半の第1次バイクブームの高校生は、400ccまでの普通自動二輪免許という縛りが無かったため、750ccや650cc・500ccに乗れたため大型オートバイに乗り、場所によっては650ccや500ccは学校公認の高校生の通学用オートバイとして使用されていた所もあった。 80年代バイクブームより遥かに過激な1970年代の第1次バイクブームまとめ – シクロライダー ホンダのCB90というオートバイについて質問です。 - 当方20代... - Yahoo!知恵袋 (750が沢山走っていたのは東京や横浜、大阪等の大都会で日本の大半の田舎ではまず見なかった意見もある) 写真の高校生が乗っているオートバイは新車価格21~33万円クラスで排気量は350~500cc。大卒初任給は5~6万円台の時代で全部現役時代のオートバイだ。 大排気量車が簡単に乗れたため車検がない250ccは、500cc(ドリームCB500Four・SS500マッハ3)や650cc(W1スペシャル・XS650)、750cc(ドリームCB750Four)等のオートバイと比べたらパワーが無くナンバープレートに緑の縁取りが無くダサイオートバイとして見られ、金が無い高校生でも250ccを選ばず、250ccの上位版の350ccクラス(CB350・RX350・SS350マッハ2等)を選ぶのが多かった。 その後400cc以下の中免限定免許の登場により、大型オートバイが簡単に乗れない時代になる。そんな中70年代後半からは、400ccと250ccと同一だったオートバイが250cc専用設計(スズキ・RG250、カワサキ・Z250FT、ホンダ・VT250、ヤマハ・RZ250)となりパワー競争でハイパワーを手に入れて第2次バイクブームを引っ張るようになる。 ホンダ・VT - Wikipedia RVブーム(ミニバン・SUV等) ステーションワゴンやミニバンの元となる乗用ワンボックスカーは、RVブーム前はドン臭い車として見られていたが、80年代のアメリカのキャンピングカーブームでRVの名前が日本に入った。RVの名前は日本ではワンボックスカーやSUV等を意味する名前となり徐々にイメージを変えていき90年代にブームは本格化。実用性が高いミニバンは高級車から大衆車まであったセダン系統の車を衰退させ、SUVが高級車となり、乗用車を元にし本格的な悪路道は走れないがカッコ良い車として売るモデル(トヨタ・RAV4、ホンダ・CR-V等)も登場した。乗用車を元にしたSUVは、世界的に流行となり、この手のモデルは色々な会社から多く登場している。 レクリエーショナル・ビークル - Wikipedia History of RV in USA アメリカ キャンピングカーの歴史 ( その他乗り物 ) - ポルシェ旅行記 - Yahoo!ブログ 公道仕様ロードバイクは結局の所はイメージの問題 公道仕様ロードバイクが受け入れるのかはイメージの問題だろう。パワーがなくてダサイナンバープレートが付く250ccはカッコ良いオートバイとなり、RVブームはセダンやハードトップ、クーペと従来存在した車体ジャンル等を崩壊させた。SUVに関してはBMWがSUVとクーペと高級車のイメージを組み合わせたX6というよく分からないものまで存在する。 BMW・X6 - Wikipedia 公道仕様ロードバイクは広がる可能性があると思っている。自転車世界では従来のロードバイクよりも砂利道を走ることができるグラベルロードが登場し、大手の自転車ブランドから登場している。グラベルロードは従来のロードバイクよりも実用性があり公道も走りやすく、個人的にはグラベルロードが一番公道仕様ロードバイクらしいと思う。 今はロードバイクがブームとなっているが、ブームという夢から現実に戻る時、自動車だろうがオートバイだろうが自転車だろうが最後は実用性が高い物が生き残る。公道での実用性は低いロードバイクは、今のままでは現実に戻った時、実用性の低さで消えていく可能性が高い。それはオートバイのレーサーレプリカや自動車のスポーツカーが証明している。 競技仕様よりも難しい公道仕様の自転車の条件とは? – シクロライダー

公道仕様 GIANT Escape R3 完成

某Y氏のGIANT Escape R3が完成した。Progressive RRX-110と同じポジションやギアの構成となっている。タイヤはパナレーサーパセラLX26Cに変更し、前クランクはシマノ・ACERA M3000に変更となった。 注目点はバーエンドバーを使用したブルホーンバー化。RRX-110はロードバイクのため簡単にブルホーンバー化を行うことができたが、Escape R3はフラットハンドルでMTB用Vブレーキのため、安価にブルホーンバーを行うことができない。考えた結果がフラットハンドルに細いバーエンドバーを装着し、バーエンドバーにブレーキレバーを装着した。バーエンドバーはシマノプロの長いタイプで現在は廃盤?GPSやライトは取り外し可能な状態となっている。 この特徴的なハンドルの一番の特徴はブルホーン部分と左右フラット部分の両方でブレーキをかけることができるということ。端部分のフラット部分でもブレーキをかけることができるため、ブルホーンバーとフラットバーのイイトコどりとなっている。ただ、ブレーキ取り付け部のバーエンドバーは六角で固定されているため、乗車する場合は毎回確認が必要だ。Escaoe R3は取り敢えず完成したため、今度は走らせて細かい部分を詰めるようだ。

ロードバイクブームだからこそ公道仕様ロードバイクが必要だ

自転車に詳しいユーザーになると、最初の1台はクロスバイクから初めて、ロードバイクに以降したほうが良いという。これはクロスバイクに乗りスポーツ自転車に慣れるようにしてロードバイクに乗った時に慣れるようにしたほうが良いという考えだ。しかし、ロードバイクブームになると普通の人がいきなりロードバイクを購入するようになる。 参考:デローザさん太郎一号 • ロードバイクを買ってみました 上記のサイトのロードバイク購入記は、普通の人がスマートフォンを買うような感覚でロードバイクを買うような感じとなっている。ただロードバイクはスマートフォンと比べたら遥かにシビアな物だと思っていて、いきなり買うのではなくて試乗やレンタサイクルで必ず体験することを薦める。 一部ベテランユーザーから見て、ロードバイクを初心者に薦められない物として見ているのはロードバイクの特徴がいきなり乗るとしんどくてやめてしまう問題を知っているからだ。ロードバイクの特徴と言えば、細いタイヤ・前傾姿勢・ドロップハンドル・重いギア比でこれらは舗装路を速く走るための競技仕様の物で、決して普通の人が楽に走るための公道仕様の物ではない。   自転車ロードレースまんがの傑作「弱虫ペダル」この作品に大きな影響を受け、、ロードデビューしたビギナーが、「現実の大変さ」に「こんなはずじゃなかった、、」と悲嘆にくれてるケースがちらほら出てきている、、そうなんですね。 ま、、これはSNS上の噂の域を出ないお話なんですが、、ま、火のない所に煙は立たぬです。ロード車というのは、、良くも悪くもしっかり走るためにできていますので、色んなモノを切り捨てています。 ロードは楽か?小径はダメか? : 南風そよぐ、、、から引用   ロードバイクの特徴である、細いタイヤ・前傾姿勢・ドロップハンドル・重いギア比はビギナーにとって大変であり、イメージのギャップによって悲嘆にくれているという噂があるようだ。個人的にはロードバイクの特徴である、細いタイヤ・前傾姿勢・ドロップハンドル・重いギア比で悲嘆にくれるユーザーは見えないだけで相当いるのではないかと思う。 対策は2つの方法があり、1つは競技仕様のまま体力や筋力をつけること。そしてもう1つは、ロードバイクの特徴を公道に使いやすく変更して乗りやすくする公道仕様にする方法がある。今年のシクロライダーは、自転車メディアでは殆どやらない公道仕様ロードバイクの作り方を特集する予定です。