デイリーアーカイブ Oct 25, 2024

シマノが殆ど無いツーリング自転車 サンエクシード ランドナー スポルティーフ

今の自転車は、高額な競技用自転車から、安価なホームセンターのママチャリまでシマノ製の部品が何かしら付いているのが殆どだ。 高価格品から低価格品まで幅広いラインナップがあり、あらゆる所に採用されているシマノの部品。ただ、人によっては敢えてシマノ製以外の部品を装着したい人もいると思う。特に近年のシマノ製部品は、現代的な自転車に合う形となっているので、古典的なスタイルを求める人には微妙な評価となっている。 そんな状況で現代の技術を使い、新品で買えるレトロスタイルの自転車部品をラインナップしているのがサンエクシード。クランクやディレイラー、ラージフランジハブを販売しているサンエクシードは、サンエクシードの部品を搭載したランドナーとスポルティーフを販売しているようだ。 参考 http://cyclemm.com/blog/archive_822.htm http://cyclemm.com/blog/archive_828.htm 写真はhttp://cyclemm.com/blog/archive_828.htmから引用で、写真のモデルはスポルティーフ。フレームは日本製でカイセイ022パイプ。変速関連はマイクロシフト、ステム、ピラーは日東、クランク・ホイールはSunXCD、ブレーキはグランコンペと見える部分の殆どにシマノ製が無い。ただ、シマノ製を採用しているところもあり、スペック表ではチェーンとスプロケットはシマノ製のようだ。 多くの古典的ツーリング自転車はフレームデザインは古典的でも、部品の都合上、新しいデザインの部品が多い一方で、サンエクシードのランドナーやスポルティーフは、細部まで古典的なデザインの部品を採用しているため、新車で買える自転車には見えない。個人的に気になるのはシマノ製部品が殆ど無い所で、シフト等はどのような感じなのか気になる所だ。

3Dプリンターを使用して自転車の部品を作る

3DCADから立体的な物をプリントするように、物を作る3Dプリンター。自分も3Dプリンターで物を作ったことがあるが、発展途上の製品だが非常に面白いと思った。 そんな3Dプリンターは色々な物を作られているが、自転車の世界でも個人で色々な物を作っている人がいる。今回は3Dプリンターを使用して自転車部品を作る事例をまとめてみた Volae リカンベントの場合 リカンベントの壊れた部品を3Dプリンターで再生したよ! – うっきーのヤスリがけ日記 チェーン関連のアイドラーという部品が割れてしまったため、3DCADを使用して設計し出力。ベアリングを入れているがどのような素材を使用しているのかが気になる。3Dプリンターで良く見るPLA樹脂だと強度が弱いと言われている。実際にPLA樹脂で作った物を触った時、強い力がかかった物には向かないと思ったが、写真を見る限りではPLA樹脂か? ヤマハ・YPJ-Rの場合 アールズ技術研究所(仮)|アールズサイクル ブログ 電動アシスト自転車のカスタムで有名なアールズサイクルは、3Dプリンターで自転車関連の物を作っている。上記URLではYPJ-R用フロントシングル チェーンデバイスを製作いる。素材はABS樹脂を採用している。 自転車部品の製作の場合 自作パーツ(3Dプリンタ) カテゴリーの記事一覧 - Pedal ! 3Dプリンターライトのひさしや自作のGARMINマウントを作成している。 発展途上で製作するのにお金がかかる3Dプリンターだが、個人で自分が作りたいと思う物を作れるのは非常に凄いことだ。既成品で満足できない人にとっては3Dプリンターは非常に役に立つだろう。 ダヴィンチ 1.0 AiOposted with カエレバ XYZプリンティング 2014-11-13 Amazon楽天市場Yahooショッピングヤフオク!

似ているようで似ていないOX Bike Pecoとトランジットコンパクト

X型フレームでワンタッチに折りたため、折りたたんだら転がすことができるOX Bike Pecoシリーズ。Pecoが登場する前にはブリヂストンサイクルからトランジットコンパクトがあり、Pecoよりも安く買えることで有名だった。安価なトランジットコンパクトはチューンアップするユーザーが多く存在していて、トランジットコンパクトのチューンアップをまとめたサイトも存在している。 参考:X トランジットコンパクト X カスタム そんなトランジットコンパクトで一番の問題となったのがフレーム。トランジットコンパクトはフレームが破損しやすいという事例がネット上にある。 参考:トランジットコンパクト破損のまとめ: @つれづれ えんすぅ日記@ 上記サイトの破損したトランジットコンパクトは、ホイールやクランクを交換しているが、コメント欄を見ると無改造でも発生しているのもあるとのこと。ただ、個人的にはトランジットコンパクトの想定する使用条件から外れた使い方をして、このような感じになったのでは無いかと思う。 トランジットコンパクトは素人から見ても簡易的に見えるフレームの溶接や、補修が効かないプラホイールを見ると、トランジットコンパクトは短距離を走るための自転車で、長距離走行を想定していなく、想定外の使い方をして壊れたと思うのが普通だろう。 これだけチューンアップする人がいるほど支持されたトランジットコンパクトは、新型を登場させず生産中止した。 一方のOX Bike Pecoは、トランジットコンパクトとは違い、スポーツ自転車レベルの溶接がされたアルミフレームに前後サスペンション、ディスクブレーキを搭載し、トランジットコンパクトよりも遥かに本格的にさせ、トランジットコンパクトでは想定していなかった長距離走行も可能な雰囲気がある。 因みに自分が試乗した限りでは小径車輪の特性に注意すればママチャリよりも遠くに行けるポテンシャルは確実にあると思った。トランジットコンパクトをインスパイアした一方で、トランジットコンパクトよりも遥かに本格的なOX Bike Pecoだが、ここまでトランジットコンパクトをインスパイアしているのを見ると、設計者はトランジットコンパクトに乗っていて、トランジットコンパクトの限界を知り、トランジットコンパクトを発展させたモデルを作ったのではないかと思うほどだ。 参考:速すぎる超小径折りたたみ自転車 OX Bike Peco pocchi-9s – シクロライダー