デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

A4サイズに折り畳める電動スクーター「Arma」 Kickstarterで予約を開始

SMZ株式会社はジャパンモビリティショーで注目を集めた電動スクーター「Arma」の予約販売をKickstarterで開始しました。 「Arma」は、世界最小・最軽量クラスで、A4サイズに折り畳める電動スクーターです。このコンパクトなサイズと携帯性は、毎日の移動をより便利で快適にする可能性を秘めています。また、数ステップで持ち運びモードから乗車モードに変更可能なシームレスなトランジション機能を備えており、日本のエンジニアによってデザイン・設計された日本製電動スクーターです。 立ち乗り電動スクーターと言えば、折りたたみ部分がハンドルステムのみが一般的ですが、Armaはハンドルだけでなく車体も折り畳めるように設計することで、コンパクトな車体を実現しています。 「Arma」の主な特徴は、A4サイズの携帯性、シームレスな乗車モードへの変更、そして日本製であることです。2時間でフル充電可能な交換式バッテリーを搭載し、最高速度は24km/h、1回の充電で約11km走行可能です。重量は約4.5kgで、最大100kgまでの耐荷重を備えています。ただし、これらの仕様はプロトタイプに基づくものであり、将来的に変更される可能性があります。 製品化に向けてのタイムラインは、2023年9月から12月にかけてデザインの最終化を行い、2024年1月から5月にプロトタイプのテストを実施します。その後、2024年6月から7月に生産を開始し、8月から10月にかけて出荷を予定しています。 販売地域は主にアメリカを想定していますが、日本の法規制にも対応する方針です。ただし、現状では日本での利用の実現可能性は未定であり、日本での購入は顧客の判断に委ねられています。 価格設定は、Early Bird Special(30台限定)が900ドル(約135,000円)、Kickstarter Special(100台限定)が1,050ドル(約158,000円)、Stretch Goal Reveal(100台限定)が1,125ドル(約170,000円)、Buy One, Get the Second at Half Price(100台限定)が2,000ドル(約300,000円)で2台、Buy Two, Get One Free(100台限定)が2,850ドル(約429,000円)で3台となっています。 SMZ株式会社 (smz-ev.jp)

ランドナータイプのEバイクが日本で誕生 ベルクレッタから

自転車工房ベルクレッタは2023年12月15日、旅自転車の愛好家の間で人気のランドナーをベースにしたEバイク(電動アシスト自転車)、E-ランドナー「シン・ベルクレッタモデル」を開発しました。このモデルは、独自にチューニングされたアシスト比率を採用し、ベルクレッタの特許技術を組み込んで短時間での輪行準備が可能な点が特徴です。 開発の背景として、体力や脚力の低下により長距離のサイクリングや峠越えが困難になる中高年層のサイクリストを支援し、生涯にわたって自転車旅を楽しんでいただくためにEバイク化を図ったとされています。 モーターやバッテリーの詳細なスペックは不明ですが、画像から見るとモーターはミッドマウント。バッテリーはボトルケージ装着タイプとなっています。モーターは独自にチューニングしたアシスト比率により、1回の充電で約100kmのロングライドや総上昇量1,000mのヒルクライムが可能。アシスト比率は日本車両検査協会(JVIA)によって道路交通法基準に適合することが確認されていると謳っています。 車体重量は約15kgに抑えられ、特許技術により輪行準備が短時間で可能。自転車旅における輪行の負担を軽減します。また、従来のE-bikeが電気系統の劣化で使い捨てとなる問題を解決し、フレームが正常であれば最新のアシストユニットに交換可能。これにより長期間の使用と地球環境への配慮を両立したサスティナブルな製品と謳っています。 様々な試作と検証を経て完成したこのモデルは、2024年のハンドメイドバイシクル展で実車が披露される予定です。 関連リンク 自転車工房ベルクレッタ 自転車の修理・販売/横浜市/鶴見区 (velcletta.com)

国内最大級のオーダーメイド自転車展示会「2024ハンドメイドバイシクル展」科学技術館にて1月20日(土)・21日(日)開催決定

自転車文化の普及と啓発を目指す一般財団法人日本自転車普及協会自転車文化センター(東京都品川区)は、2024年1月20日(土)と21日(日)に東京都千代田区北の丸公園内の科学技術館で「ハンドメイドバイシクル展」を開催します。 ハンドメイドバイシクルは、自転車競技者の体格や脚力、使用目的に合わせてビルダーが製作するオーダーメイドの自転車です。このイベントでは、スポーツ用から高齢者・障がい者向けまで、様々な用途の自転車が展示されます。また、39社のビルダーが参加し、高い技術と創造性を持った自転車とパーツを展示する予定です。 国土交通省 自転車活用推進本部、茨城県、福井県も出展し、ナショナルサイクルルートの紹介や、NTN株式会社によるベアリング組み立て体験コーナーなど、多彩なプログラムが用意されています。また、ビルダーやスペシャルゲストを招いたトークショーも開催され、来場者は自転車の魅力について深く学ぶことができます。さらに、水なし洗車体験などの体験イベントも新たに行われる予定です。 ■「2024ハンドメイドバイシクル展」概要 日時:2024年1月20日(土) 10:00~16:50、21日(日) 9:30~16:30 会場:科学技術館1階 1~5号催事場(東京都千代田区北の丸公園2-1) 主催:一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター 後援:自転車活用推進議員連盟、自転車活用推進本部 内容:自転車及びパーツの展示、ビルダーとゲストのトークショーなど 入場料:無料 自転車文化センター (bpaj.or.jp)