デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

自転車に乗りながらのイヤホンは駄目? 使用が駄目な例や認める例に関して紹介

街中を見ると自転車を運転しながら音楽を聞く人はいますが、日本では自転車運転時のイヤホン使用に関しては、多くの都道府県や自治体では、運転中のイヤホン使用を禁止する規則や条例を設けており、これに違反すると罰金が科される可能性があります。 道路交通法には、具体的にイヤホンの使用を禁止する記載はありませんが、安全運転義務違反の可能性が高いとされています。 道路交通法第70条では、車両の運転者には、ハンドルやブレーキなどの装置を確実に操作し、他人に危害を及ぼさない速度と方法で運転する義務が課されています。この条文は、自転車を含むすべての車両に適用されます。 イヤホンを使用している状態で自転車を運転すると、周囲の音が聞こえにくくなり、結果として安全運転を妨げる恐れがあります。万一事故が発生した場合、イヤホンの使用が過失の一因とみなされることがあります。そのため、自転車運転時のイヤホン使用は、安全運転義務に反する行為と判断される可能性が高いのです。 また、都道府県の条例でも使用が禁止される場合があります。例えば埼玉県では、骨伝導イヤホンを含むあらゆる種類のイヤホンやヘッドホンの使用が原則として禁止されています。 そんな中、警察庁は2023年7月にイヤホン又はヘッドホンを使用した自転車利用者に対する交通指導取締り上の留意事項等についてという通達を発表しました。 道路交通法第71条第6号に基づき、都道府県公安委員会は、道路や交通の安全を図るために運転者が遵守すべき事項を定めることができ、この権限に基づいて、公安委員会規則には、イヤホンやヘッドホン(以下「イヤホン等」という)を使用して安全運転に必要な音や声が聞こえない状態での運転を禁止する規定が設けられています。 この規定は、イヤホン等の使用そのものを禁止するものではなく、安全運転に必要な音や声が聞こえない状態での運転を禁止することが目的です。イヤホン等の使用が片耳のみである場合や、両耳であっても音量が非常に低い場合、またはオープンイヤー型や骨伝導型イヤホンのように耳を完全に塞がないタイプの場合、周囲の音や声が聞こえる可能性があるため、違反の成否は個別の事実関係に即して判断されます。 警察官による指導取締りでは、イヤホン等の使用という外形的事実のみに基づく画一的な違反判断ではなく、運転者の反応やイヤホン等の形状、音量から安全運転に必要な音や声が聞こえるかどうかを確認することが求められます。 警察庁は、自転車利用者に対する指導取締りは、交通部門だけでなく地域部門の警察官も含め幅広く行われるため、部門を問わず警察官に対して上記の留意事項に関する指導教育を徹底する必要があるとのこと。 また、自転車利用時のイヤホン等の使用に関する規定の趣旨を正確に国民に伝えるために、SNS、ウェブサイト等の広報媒体や現場での警察官による説明を通じて広報啓発活動や交通安全教育を行う必要があります。この際、周囲の音や声が聞こえない状態での運転の危険性についても周知することが重要となります。 他にも必要に応じて、イヤホン等を例示する文言を削除するなど、規定の見直しを検討することも含まれています。 現在、自転車運転時のイヤホンの使用に関しては、安全運転に必要な音や声が聞こえる状態なら問題ないという見解となっているようです。イヤホンを使用しながら運転する場合は適切なイヤホンを使用して注意しながら運転しましょう。

全日本実業団自転車競技連盟が新たな取組を発表

全日本実業団自転車競技連盟(以下、本連盟)は12月20日、日本自転車競技の更なる強化、普及、育成を目的に、地に足のついた改革を進めていることが明らかになりました。2023年には国内最大規模の38戦を含むJプロツアー17戦の開催を行い、その活動が注目されています。 2024年に向けた大きな飛躍の一環として、8チームの新たなJプロツアーへの加盟が承認されました。これにより、Jプロツアーには全22チーム、約200人の選手が参加し、国内のサイクルスポーツファンに新たな感動を提供することが期待されています。 本連盟は、地域密着型チームの加盟登録を特に歓迎しており、これにより全国に広がるチームネットワークが構築されるとしています。これにより、多くの地域で魅力的な競技開催が可能となり、加盟登録チームや各地の関係者との連携が強化される見込みです。 また、全国各地でのレース実施により、選手に競技機会を提供すると同時に、ファンやジュニア・ユース世代にダイナミックなレース観戦体験が提供されます。 2024年を「連携と挑戦の年」と位置付けた本連盟は、日本自転車競技連盟(JCF)、加盟登録チーム、地域自転車競技連盟とのさらなる連携を目指しています。地域社会や企業、ファンとの関係を深め、国内ロードレースの発展を加速する方針です。 公道を使ったレースの増加や地域に根ざしたレース開催を通じて、スポーツの魅力を広く伝え、自転車競技の楽しさを多くの人々に知らせることを目標としています。透明性と公平性を重視した運営により、選手、ファン、地域社会と共に自転車競技の新たな時代を築いていくことが強調されています。 JBCFサイクルロードシリーズ オフィシャルサイト | JBCF 全日本実業団自転車競技連盟 公式サイト (jbcfroad.jp)

ブリヂストンサイクル 公式オンラインストアで取り扱い商品の拡大を発表

ブリヂストンサイクルは、2023年12月20日より公式オンラインストアの取扱商品を拡大すると発表しました。 新たにラインナップに加わるのは、充実装備の街乗り向けクロスバイク「LB1 DX」、通勤通学向けの「TB1」、買い物向け自転車「エブリッジL」、自動充電機能を搭載した電動アシスト自転車「フロンティア デラックス」、おしゃれな電動アシスト自転車「カジュナe」です。これらに加え、専用オプションパーツも取り扱います。 また、人気の子ども乗せ電動アシスト自転車「bikke MOB dd」と「bikke POLAR e」、お手頃価格の「アシスタU STD」も最新モデルの販売が開始されます。購入車両の受け渡しは東京、埼玉、千葉、神奈川の一部自転車販売店に限られ、走行中に自動で充電する機能についての詳細はブリヂストンサイクルのウェブサイトで確認できます。 この拡大に伴い、公式オンラインストアで購入された方は、特典サービスとして「定期メンテサービス」と「出張修理サービス」を受けられます。「定期メンテサービス」では購入後3回の無料点検が提供され、「出張修理サービス」では購入日から1年間、年3回までの外出先でのトラブル対応が無料で受けられます。 Bridgestone Cycle Online Store(ブリヂストンサイクル公式オンラインストア) (bscycle.co.jp)