デイリーアーカイブ Oct 28, 2024

ヤマハ発動機 小型電動車両用バッテリーマネジメントの新会社を設立

ヤマハ発動機株式会社は、2023年12月に欧州で「ENYRING GmbH」(以下ENYRING)という新会社を設立しました。ENYRINGは、ドイツを拠点に小型電動車両用の交換式バッテリーのサブスクリプションサービスを提供します。このサービスは、顧客の経済的および時間的負担を軽減し、環境への影響も小さくすることを目的としています。 ENYRINGは、ヤマハと戦略的パートナー企業と協力し、主にドイツとオランダで事業を展開する予定です。サービスは、低速の小型電動車両(特に電動アシスト自転車)を対象に、バッテリーの貸し出しを行います。バッテリーステーションを通じて、いつでもどこでも簡単にバッテリーを交換できます。また、使用済みバッテリーは蓄電池として再利用し、最終的にリサイクルして新しいバッテリーとして再生します。 この事業は、日常の移動に新しい価値を提供し、カーボンニュートラル社会実現に向けた活動の一環です。廃棄物の削減、持続可能な天然資源の利用、エネルギー効率の改善を目指す「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」の重要な一部として機能します。 小型電動車両用バッテリーマネジメントの新会社設立~欧州で環境への負荷を軽減するサブスクリプションサービスを展開~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社 (yamaha-motor.com)

ボッシュ 日本市場にEバイク用モーター「アクティブライン スマートシステム」「アクティブラインプラス スマートシステム」を公開

ボッシュは、同社のEバイクシステム公式サイトでにEバイク用モーター「アクティブライン スマートシステム」「アクティブラインプラス スマートシステム」を公開しています。 https://youtu.be/8j3zl4nXbCo?si=J58CjdvawyQfQ1tg スマートシステムは、Eバイクのアシストモードの変更や、個人のライディングデータやフィットネスデータなどのアクティビティの記録などを行うことができるシステム。海外市場では、既に殆どのボッシュEバイクシステムは、スマートシステムを搭載しています。 アクティブラインプラス・スマートシステムは、ボッシュのEバイク用モーター「アクティブラインプラス」のスマートシステム版。最大トルクは50Nmで主にシティライドやサイクリング向けのモーターユニットとして知られています。 アクティブライン・スマートシステムは、従来のアクティブラインにスマートシステムを装着しているだけでなくアシスト可能最大ケイデンス(rpm)も変更。従来のアクティブラインが105rpmだったのに対して、アクティブラインプラス・スマートシステムは120rpmと従来よりも高いケイデンスでもアシストが反応するようになっているようです。 そして、日本市場では新たにアクティブラインスマートシステムが登場。アクティブラインはアクティブラインプラスの下位版で最大トルクは40Nm。日本国外市場では用意されていたモーターで、今回、日本公式サイトで公開されました。アクティブラインもスマートシステムを搭載しています。 関連リンク Bosch eBike Systems | eBike およびペダル用プレミアムドライブ - Bosch eBike Systems (bosch-ebike.com)

ヤマハ発動機 2024年に新たな拠点を横浜に設置 Eバイクの展示スペースも用意

ヤマハ発動機株式会社は、横浜みなとみらい 21中央地区53街区において開発中の「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE(TM))」内に新たな拠点を設置し、2024年春に運用を開始します。新拠点はWEST棟9階のオフィス、EAST棟1階のショールームで構成します。 ヤマハの新しいオフィス(WEST棟9階)は、合計3,360平方メートルの広さで、執務スペースと共創スペースがあります。ここでは、電動化やコネクテッド技術の開発を強化するために首都圏で人材を採用し、新事業の探索やイノベーションの創出を目指す社外共創の場として機能します。 また、EAST棟1階の「Yamaha E-Ride Base」ショールームは、677平方メートルの広さで、180度スクリーンのシアターや電動アシスト自転車の展示スペースを備えています。ここでは、eBikeの体験機会も提供され、ヤマハのブランドを広め、顧客や市場に関する理解を深めるための人材育成の場としても利用される予定です。 ヤマハ発動機株式会社 企業サイト (yamaha-motor.com)