デイリーアーカイブ Jan 14, 2025
後付Eバイク用モーター CYC MOTOR PHOTONが日本のアシスト比率を満たしたと発表
後付Eバイク用モーターであるCYC MOTOR PHOTONが日本のアシスト比率を満たしたと発表した。
oldschoolmtb.jpは、後付けE-Bikeキット「CYC MOTOR」の日本代理店を行っており、同ブランドはアシスト比率を日本の規格であるJISD9115:2018へ対応した後付Eバイク用キット「CYC MOTOR X1シリーズ」を販売していることで知られている。
2023年4月のサイクルモード東京では、新モーターのPHOTONが展示されており従来のX1シリーズと比較してコンパクトと静音化を実現した後付モーターだ。
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https://youtu.be/U2LgTWtc7Kc
PHOTONのアシストは、過去モデルのX1 Stealth Gen 1よりも出力を抑える方向に振っており、余裕をもって規定値内に収まったとのこと。またCYC MOTORの他の後付モーターであるX1 Stealth, X1 Proは日本仕様未対応で公道使用できないモデルとして販売する。CYC MOTOR PHOTONの価格は公開されておらず、要問合せ。
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OLDSCHOOLMTB.JP '90s MTB World
ホンダが電動アシスト自転車(Eバイク)レンタルサービスを正式に開始
ホンダモビリティソリューションズ株式会社は、これまでの事業トライアルを経て、スポーツ型電動アシスト自転車のサブスクリプションサービス「EveryGo e-Bike」を正式に事業化し、2024年1月18日より1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)でサービスを開始しました。
本サービスは、本体価格10万円から40万円台のハイエンドe-Bikeを月額9,900円(税込み)から提供するもので、街乗りに適したミニベロタイプから本格的なマウンテンバイクタイプまで、豊富なラインアップを揃えています。
ホンダモビリティソリューションズの「EveryGo e-Bike」サービスで取り扱われている車種は、DAHON INTERNATIONALの「UNIO」(月額15,950円)、同じくDAHON INTERNATIONALの「K-ONE」(月額15,950円で利用可能)、 Panasonicの「JETTER」(月額9,900円)、Panasonicの「XEALT M5」(月額23,100円)、Ternの「Vektron N8」(月額15,950円)、TREKの「FX+ 2」(月額15,950円)を用意しており、有名ブランドのクロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプ、折りたたみタイプのEバイクを揃えています。
また、今回の「EveryGo e-Bike」の正式事業化に伴い、他のサービスの名称も「EveryGo」ブランドに統一することを発表しました。例えば、2022年11月から提供されている「Hondaのお仕事用バイクサブスク」は、「EveryGo デリバリー」として2024年2月にリブランドされます。このサービス拡充により、フードデリバリーだけでなく、ECによる宅配便の需要増加や配達員不足の解決にも対応していくとのことです。
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ホンダ EveryGo e-Bikeレンタル
ランドナーで有名なグランボア Eバイク市場に参入か?
2024年1月20日と21日に東京都千代田区の科学技術館で開催されている「ハンドメイドバイシクル展」は、日本で最大級のオーダーメイド自転車の展示会で、30年以上にわたって開催されている
このイベントは、国内外の自転車ビルダーやパーツメーカーのユニークでオリジナルな自転車やパーツが展示や自転車ビルダーや特別ゲストによるトークショーが行われる
この、ハンドメイドバイシクル展でも、電動アシスト自転車(Eバイク)が訪れている。今回注目するのはグランボアだ。
グランボアは、日本の自転車ブランドで、特にクラシックなランドナー(旅行用自転車)に特化していることで知られている。
ランドナーはもともとフランスの「ランドヌーズ」という自転車に由来。グランボアの名前は、フランス語で「大きな森」を意味しており、自転車業界の父と呼ばれるポール・ビビ(Velocio)の碑があるフランス・サンテチェンヌの小さな峠にちなんで名付けられている。
グランボアは、このランドナーの伝統とスタイルを維持した自転車や部品類を提供しているが、SNSでは、電動アシスト自転車仕様のランドナーの開発を行っている写真を見ることがある。
今回のハンドメイドバイシクル展では展示されていなかったが、関係者に話を伺った所、ランドナーを電動アシスト自転車化するキットの開発を行っているようだ。
モーターに関しては他社ですでに採用されているCYC MOTORではなく、ロボットアームなどを製造する台湾企業が開発しているミッドモータータイプの後付けモーターとなる。
このモーターの特徴は従来型のクランクをそのまま使用できるようにしている事。このようなクラシックデザインの自転車は、部品のデザインにこだわるが、従来の後付けモーターではデザインが統一せずチグハグになってしまうという問題がある。グランボアが使用するモーターは、そのような問題がないため、拘り派には嬉しいだろう。
この後付けモーターは現在開発中で、2024年中の発表を目指している。後付けモーターキットの予想価格は20万円台から30万円台。
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グランボア