デイリーアーカイブ Jan 11, 2025
あさひが「ルイガノ」「ガノー」ブランドの国内総販売代理権を取得。ルイガノ等は今後どうなるか
自転車チェーン店「サイクルベースあさひ」で知られる「あさひ」が「LOUIS GARNEAU」 「GARNEAU」 の 日本総販売代理権を取得した。
http://www.cb-asahi.jp/news/4966/
CycloWiredによるとアキ・コーポレーションは株式会社あさひと「LOUIS GARNEAU」「GARNEAU」の日本総販売代理契約を結んだとのことで、販売代理権を譲渡したわけではない内容となっている。
http://www.cyclowired.jp/news/node/236801
ルイガノとあさひとの関係は前からあり、サイクルベースあさひ限定モデルを多く出したり、サイクルベースあさひ限定の電動アシスト自転車を出したりしていた。
http://www.cb-asahi.co.jp/louisgarneau/electric/
サイクルベースあさひがLouis GarneauやGarneauに注力していくことで気になるのが、今後の販売。Louis GarneauやGarneauブランドがあさひ専売になるのではないかと思ってしまう。
自転車小売店が自転車販売代理店を行う近い事例としてはシナネンサイクルが挙げられる。親会社が石油製品・LPガスの販売などを行う総合燃料商社「シナネン」で知られているシナネンサイクルは、EASTBOYやAIRWALK、NEWBALANCE(現在は終了)ブランドの自転車を製造し、関東圏を中心とした自転車チェーン店「ダイシャリン」を買収し、武田産業と手を組んでDAHON Internationalの販売代理権を持っているが、他の自転車店にもDahon Internationalの自転車を卸している。サイクルベースあさひのプライベートブランドの自転車の販売店を募集していて、ホームセンターのヤサカに自転車を卸している。
http://dahon-intl.jp/
http://www.cb-asahi.jp/wholesale-business/supply/
今のところわかるのは、アキコーポレーションとルイガノがサイクルベースあさひと日本総販売代理契約を締結だけで、10月頃の発表に注目したほうがいいだろう。
14インチ折りたたみ自転車 Renault Ultra Light 7を導入
低価格で軽量な14インチ折りたたみ自転車で知られているルノーウルトラライト7をついに導入した。
20インチ折りたたみ自転車のTern Link N8は、50キロ相は当のサイクリングをメインに行うのなら良い折りたたみ自転車だが、短距離のポタリングや通勤電車を頻繁に乗り換える場合は重さや大きさが応えた。
そこで、短距離限定のポタリングバイクとしてルノーウルトラライト7を導入した。
ウルトラライト7を選んだ理由は、簡単に持ち運べる軽さと中型コインロッカーに入るコンパクトな折りたたみに惹かれたため。
Tern Link N8は標準で12キロと重く、さらにトローリラックを装着して重くなっている。一方ウルトラライト7は公称重量7.4kgと軽く、片手で軽々と持ち上げることができる。
中型コインロッカーに入ることができるコンパクトさは、電車輪行でも場所を取らない。
走りに関しては、シングルギアながら7.4kgと軽量なため、ママチャリよりも軽々と走ることができ完全にスポーツ自転車といえる。
スピードは出るが14インチタイヤとコンパクトなフレームのため、20インチよりも安定感は低い。20インチの折りたたみ自転車のTern Link N8と14インチの折りたたみ自転車のRenault Ultra Light7では手にかかる力が違い、UltraLight7は片手運転するのは怖い。また14インチだとマンホールや段差に弱く通過するだけでも少し身構えてしまう。
今のところ乗った限りだとULTRALIGHT7は、合う人にとっては非常に良い自転車だが万人受けする自転車ではないと思う。
取り敢えず気になるところはシートポストが短いのと、発展性。この辺については後々調べてどのようにカスタムするか考えていく予定だ
ルノーウルトラライト7のフレームは低価格版と同じグレードという驚愕の事実
実売価格5万円クラスで重量7.4kgと軽量な14インチ折りたたみ自転車として知られるルノーウルトラライト7。個人的に興味があり横浜のインポートバイシクルファクトリーで、低価格版のライト8と見比べたり、店員と軽く話をした。
RENAULT(ルノー) ULTRA LIGHT 7 ホワイト AL-FDB140 【ウルトラ7 超軽量7.4kg 超小型 14インチ折りたたみ自転車 最軽量クラスモデル登場】 前後Vブレーキシステム搭載 大型クランク採用 高さ調整機能ステム搭載 フロントクイックレリーズハブ 11260-1299
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ウルトラライト7の重量は7.4kgなのに対し、ライト8の重量は8.3kgと約1kgの差がある。折りたたんだ状態で実際に持ち上げてみると、ウルトラライト7は軽いと思うのに対してライト8は重いと感じてしまう。店員の話によると、ウルトラライト7はライト8よりも軽い部品を採用して1kg近くの軽量化を行っているが、フレームは基本的には同じと言っていたので驚いた。(折り畳みサイズはライト8のほうが若干長いが基本的には同じとのこと)
ルノー・ウルトラライト7は、公式Webサイトで車体を分解し部品ごとの重量を公開している。
http://www.gic-bike.com/information/2016/ultra_light7_parts.html
公式によれば、ウルトラライト7のアルミ製フレームの重量は1765g。かつて売られていたFIAT AL-FDB140(恐らくDAHON OEMモデル?)のフレーム重量が1730gとのことなので、フレームに関しては、前モデルと比較してそれほど軽量化を行っているわけではないみたいだ。
https://blogs.yahoo.co.jp/potaling/archive/2013/02/19
因みにトレンクルとFIAT AL-FDB140のフレームセットを比較したブログを読むと、フロントフォーク、純正ヘッドパーツと純正折りたたみ金具がセットになった状態では、ハイテンフォークのトレンクル7500と72g差、カーボンフォークのトレンクル6500と比較して308gの差とのことなので、ポテンシャルは高いようだ。
https://blogs.yahoo.co.jp/potaling/63465817.html
ルノー・ウルトラライト7とライト8を比較する時は、実際に車体を持ち上げて1kgの差を確認するべきだ。この手の折り畳み自転車は持ち運びを日頃から行うための自転車なので、1kgの差は非常に大きい。重量をあまり気にしない自分さえ、重量1kgの差は大きく感じた。もし自分がウルトラライト7かライト8のどちらかを買うのなら、多少高価でもウルトラライト7を買うだろう。