デイリーアーカイブ Oct 27, 2024

Bromptonにバネ入りフィンガークランプを入れるとステムやフレームが壊れる問題をまとめてみた

Bromptonのカスタムパーツの一つにバネ入りヒンジクランプというのがある。ヒンジクランプにバネを入れることで、Bromptonの折りたたみを楽にすることができるとのこと。 http://minivelo-road.jp/easy-hinge-clamp-for-brompton 純正のヒンジクランプにバネを入れて似たようなことをする人もいるようだ。 http://hitoriblog.com/?p=18339 しかしバネ入りヒンジクランプを入れることで、ヒンジが閉まらなくなり部品が壊れる事例があるようだ。 http://bicitermini.com/b/2014/05/03/9121/ スプリングを入れてしまうことで、ネジの締めつけにより本来はクランプが締めつけられ、かつヒンジ面圧を必要十分に確保する、という構造のはずが、ヒンジがスプリングを押さえつけてしまい、確実に閉じられていませんでした。そしてヒンジが緩いままでお乗りいただいた結果、画像の右端のヒンジ軸が飛び出してしきてまっております。この部分にもわずかにガタが生じてしまっており、ステムは交換を要する作業となりました。もちろんヒンジクランプは純正へ戻しました。 https://m.facebook.com/photo.php?fbid=510472578992554&set=a.427182037321609.96758.219783294728152&type=1&stream_ref=10 バネのおかげでヒンジクランプがしまらなくなりガタが発生してしまうとのことだ。 個人的な意見としては、もしブロンプトンを所有することになったらバネ入りヒンジクランプは絶対使わないだろう。    

シマノとテクトロのロングアーチキャリパーブレーキの違いはどこにあるのか?

エントリーモデルのスポーツサイクルにはコスト削減のために、テクトロやプロマックスなど、シマノ製ではないブレーキを装着するのが一般的となっている。一般的には、テクトロやプロマックス製のブレーキはシマノ製よりも効きが悪いと言われているが、どのような所に違いがあるのか http://inne.blog109.fc2.com/blog-entry-1181.html 上記のブログではシマノのロングアーチキャリパーブレーキとテクトロ製のキャリパーブレーキの比較を行っている。写真や記事を見て明確にわかるのがピボットからワイヤー固定部分までの距離が違うこと。シマノもテクトロもピボットからシューまでの距離は同じとなっているので、キャリパーのみのレバー比を適正にしているのではないかとのこと。 シマノの場合はロングアーチ用に距離を長くし適正化しているのに対して、テクトロは単純にシュー固定部分を下に延長してロングアーチ化をしたという適当さに驚かされた。因みに、ブログを見ると、テクトロからシマノのブレーキに交換したら、制動力が大きく向上しているのが分かったようだ。 低価格の商品をよく見ると適当な設計を行っている部品がある。今回のロードバイク用ロングアーチキャリパーブレーキはその一例だろう。 SHIMANO(シマノ) キャリパーブレーキ BR-R650 後用アーチサイズ 57mm SMC 枕頭ナット仕様 posted with カエレバ SHIMANO(シマノ) Amazonで調べる 楽天市場で調べる Yahooショッピングで調べる

泥除けとマッドフラップは汚れを人間だけでなく自転車も守ってくれる理由

スポーツ自転車の世界では、あまり注目されない部品の一つに泥除けがある。泥除けは人間の服の汚れを付きにくくするために装着するのが一般的で、主に旧来的なツーリング自転車や街乗り自転車に装着されているのが多い。 スポーツ自転車では泥除けを装着できるモデルと装着できないモデルがわかれている。泥除けが装着できるモデルは、非競技用のクロスバイクなどのモデルが多く、泥除けが装着できないモデルは競技用のロードバイクやマウンテンバイクとわかれている。泥除けが装着できない競技用自転車でも装着できる泥除けはあるが、簡易的な泥除けなので期待はできない。 この泥除けは普通は汚れから人間を守る物だと思うのが普通だが、人間だけでなく自転車も守ってくれるようだ。 http://ameblo.jp/ordina-m3/entry-12254006395.html http://ameblo.jp/ordina-m3/entry-12254568841.html 上記のブログではOrdina M3にフル泥除けを装着している。その泥除けにさらにマッドフラップを装着しているが、マッドフラップのおかげで雪の降る中の濡れた路面を走ってもボトムブラケット付近はほとんど汚れがなかったとのこと。 自転車を趣味にしている人からすればボトムブラケットは交換は必要だが面倒な部品なのはわかると思う。ボトムブラケットは汚れが入りやすく、その汚れで漕いでいる時に音が鳴って耐えなれない事がある。自分もこの問題は何回もありメインマシンであるGIANT Escape RX4のボトムブラケットは1年目で純正からシマノ製に交換している。 フル泥除けとマッドフラップを装着してボトムブラケットに汚れがつかないのなら、ボトムブラケットに入る汚れが非常に少なくなるというのを意味している。 ボトムブラケットを長く使いたいのならフル泥除けにマッドフラップのセットを装着するのが良いはわかったが、問題は輪行などが面倒ということ。輪行を行う場合、泥除けの脱着というのは非常にやっかいで、脱着問題を解決しないと普及しないだろう。