デイリーアーカイブ Jan 15, 2025
BESVから電動アシストロード「JR1」と電動アシストクロス「JF1」が登場
スタイリッシュなデザインを売りにした電動アシスト自転車ブランド「BESV」が、電動アシストロードバイクの「JR1」と電動アシストクロスバイクの「JF1」が登場した。
JR1はBESV初の電動アシストロードバイク。前後油圧ディスクブレーキや後輪インホイールモーターを採用している。各試乗会でJR1が試乗車として乗ることができた。今回、市販車では新たにフルカラー液晶ディスプレイを搭載した。また、スイッチはドロップハンドルを握った状態でも操作ができるデュアルアシストコントロールスイッチを採用した。ヤマハ・YPJ-RやYPJ-ERは、一旦フラット部のハンドルを握り操作する必要があるのを考えると、このスイッチはよく考えている。BESV JR1は様々な試乗会で試乗したことがあるが、市販車を試乗してから再評価するつもりだ。
BESV JR1:メーカー希望小売価格:298,080円(税込)
サイズバリエーション:XS480 / M530
フレーム:アルミニウム
重量:15.7kg (XS) / 16kg (M)
ギア:Shimano 105 11s
ブレーキ:Shimano 105 hydraulic
タイヤ:700x25C(仏式)
全長:1665mm (XS) / 1680mm (M)
バッテリー:36V/7.0Ah リチウムイオンバッテリー
充電時間:約3.5時間
最大走行可能距離:138km / 64km
カラー:Gross White / Matte Black
JF1は、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車。JR1に似たデザインだが、よりアップライトに乗車できる設計となっている。JF1は機械式ディスクブレーキやフロントシングルギアなどを採用し、JR1よりも低価格化を実現した。JR1と同じくフルカラー液晶ディスプレイを搭載した。
BESV JF1:メーカー希望小売価格:248,400円(税込)
サイズバリエーション:XS410 / M455
フレーム:アルミニウム
重量:16.1kg (XS) / 16.2kg (M)
ギア:Shimano Deore 10s
ブレーキ:PROMAX mechanical disc brake
タイヤ:700x35C(仏式)
全長:1745mm (XS) / 1755mm (M)
バッテリー:36V/7.0Ah リチウムイオンバッテリー
充電時間:約3.5時間
最大走行可能距離:115km / 58km
カラー:Gross White / Matte Black
BESV販売店にてニューモデル「JR1」「JF1」の予約受付開始いたしました
電動アシストロードバイク「ヤマハ・YPJ-R」を解説【E-Bike】
2015年、自転車業界で話題になっている自転車と言えば恐らくYPJ-Rだ。ヤマハのWebサイトでは前からサイクルモード2015で試乗できると書いてあり。筆者はサイクルモード2015でYPJ-Rに試乗した。今回は2015年にシクロアシストで公開していた記事を転載する。
取り回しの良さは恐らく電動アシスト自転車の中でトップか
コンセプトがロードバイクのためフレームや部品が軽く、電動アシストユニットやバッテリー容量も軽さを売りにしている。車体重量は15.4kgと電動アシスト自転車の世界では軽量となっている。電動アシストユニットやバッテリーを車体中心部に置いてあるため押し歩きを行うのも苦ではない。
アシストは自然で自転車感がある
YPJ-Rのアシストは、アシストのオンとオフが非常にわかりにくい滑らかなで自然なアシストとなっている。ただ、滑らかなアシストでも前輪駆動方式のBSデュアルドライブの様な発進の悪さは無い。アシスト力自体は従来のヤマハ・PASに採用されているチェーン合力方式が勝っているらしく、自分の体感でもアシスト力自体は強烈に強いとは思わない。しかし、アシストのオンとオフが非常にわかりにくいのに、確実に力を出す滑らかなアシストのおかげで、従来の電動アシスト自転車にあるアシストオフ時やアシスト力が下がるときに感じる、いきなりやって来る漕ぎの重さが無いため、非常に漕ぎやすい。
アシストは平地でも常にアシストしているわけではない?
YPJ-Rには多機能メーターが標準装備されていて、アシスト力を見ることができるモードがある。今回、アシスト力を適時見ながら走っていたが、常にアシストをかけて走っているわけでは無いようだ。試しに軽いギアで発進し、メーターを見たらアシストしていなかった。電動アシスト自転車といえば常にアシストがかかっているような感じがするが、ヤマハ・YPJ-Rは必要な時に応じてアシストをかけている気がする。本当はじっくり乗りながらメーターを見ながら走って観察したいほどだ。
ここで気になるのが航続距離。YPJ-Rの航続距離(標準パターン)は、バッテリー新品、常温15~25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)65kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速機・前2、後11」15km/h、上り坂「変速機・前1、後9」10km/h、下り坂「変速機・前2、後11」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止を行ったときのテストデータとなっているが、この条件で走行している例はあまりないと思う。実際の航続距離はどのようになるかは自分はわからない。
非電動時の走りは電動アシスト自転車として見ると良いレベル
電動アシスト自転車は非電動時の走行は重いのが殆どだが、YPJ-Rは非電動時の走りは電動アシスト自転車として見ると良いレベルで、車体が重いクロスバイクといったところか。
非競技的なコンセプトなのに競技的な考えが残っている車体設計
従来の電動アシストスポーツ車と比べると性能は非常に高く、性能面は非常に良い。しかしコンセプトと車体設計が合っていない。YPJ-Rのコンセプトはカジュアルに使う人のために向けた電動アシストロードバイクなのに対し、荷台が付かない、太いタイヤは履けない、前傾姿勢になりやすいなど競技的な考えが残っている車体設計となっている。非競技的コンセプトの電動アシストロードバイクで行くのなら、De Rosa Milanino E-Roadのようにグラベルロードタイプのほうが、想定ユーザーに合っていると思う。グラベルロードなら荷台は装着可能でもOKで、タイヤは幅を細くしてスピード重視で良いし、タイヤを太くして安定性重視に変えて初心者でも安心して走行できることも可能。非競技的な使い方なら前傾姿勢じゃないほうが良く、ディスクブレーキは安定した制動力もあるし、メカニカルなカッコよさもある。電動アシストの良さを追及するのならロードバイクよりも、グラベルロードやマウンテンバイク、トレッキングバイクやクロスバイクこそ電動アシストをつけるべきだと思う。
ヤマハ・YPJ-Rは、従来型の電動アシスト自転車を知っているほど、日本の電動アシスト自転車の新たな時代を実感する電動アシスト自転車だが、非競技的なコンセプトなのに競技的な考えが残っている車体設計が足かせとなっている。もう一度書くが、電動アシストの良さを追及するのならロードバイクよりも、グラベルロードやマウンテンバイク、トレッキングバイクやクロスバイクこそ電動アシストをつけるべきだ。
注:2018年に、大容量バッテリーを搭載したトレッキングバイク(YPJ-TC)、クロスバイク(YPJ-EC)、グラベルロード(YPJ-ER)、電動アシストマウンテンバイク(YPJ-XC)が登場した。YPJ-Rは大きな変更はなく2018年現在も販売中。
https://www.cyclorider.com/archives/33696
YPJ-Rの動画まとめ
https://www.youtube.com/watch?v=MSnJza4YaR0&t=39s
https://www.youtube.com/watch?v=xqQVHF9rMfE
https://www.youtube.com/watch?v=Y7JV47BEBbs
https://www.youtube.com/watch?v=LnzWbgDRikI
ヤマハ・YPJ-Rがレンタルできるレンタサイクル一覧
ル・サイク土浦店
ル・サイク土浦店 | サイクルスポット/ル・サイク-東京を中心に展開する自転車販売店【東京:神奈川:千葉:埼玉:静岡に102店舗】
場所:茨城県土浦市有明町1-30PLAYatre1階
料金:1日¥3,500
うみかぜサイクル
京急三浦海岸駅から歩いてすぐの所にあるレンタサイクルショップ。
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ActivilityJapanで詳細を見る
AsoViewで詳細を見る
じゃらんで詳細を見る
https://www.miura-umikaze.jp/
場所:三浦市南下浦町上宮田3316-4
料金:1日 ¥3,000
はままつペダル
https://www.hamamatsupedal.com/
場所:浜松市中区旭町37
料金:1日¥3,500
Karuizawa RideTown:E-Bike
軽井沢エリア、中軽井沢エリアなら宅配レンタル対応(有料)。
じゃらんで詳細を見る
AsoViewで詳細を見る
http://karuizawa.ridetown.jp/
場所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東246
料金:8時間¥5,000
サイクルショップ川﨑商会
じゃらんで詳細を見る
http://jitensya.kawacle.jp/rentacycle
場所:岡山県備前市日生町日生889-7サイクルショップ川﨑商会
料金:1日¥2,000
キャノンデールからCAAD12 105とCAAD OPTIMO SORAが先行発売
キャノンデールがアルミフレームのレーシングタイプのロードバイク「CAAD12 105」、低価格のエントリーモデル「CAAD OPTIMO SORA」の2車種を先行販売した。
アルミフレームのレーシングバイク「CAAD12」は、フレーム重量1,100gを切り、キャノンデールが提唱するSAVE マイクロサスペンション機構を搭載。また、フレームは28ミリタイヤに対応し、それに伴いワイドリムを装備した。フレームサイズは7サイズ。コンポーネントはシマノ・105で、ギア比はレーサー向けの仕様となっている。CAAD OPTIMO SORAは、キャノンデールのCAAD12を意識しつつ低価格で購入できるエントリーロードバイク。CAAD12を意識し前傾姿勢で乗るレーサータイプの設計を採用。フロントフォークはコラムをフルカーボン化した。
CAAD12 105:¥190,000
フレーム:CAAD12 SmartForm C1 Premium Alloy SAVE BB30a Di2 Ready
フロントフォーク:CAAD12 BallisTec full carbon SAVE 1-1/8” to 1-1/4” steerer integrated crown race
重量:-
ブレーキ:Shimano 105
ギア(前-後)Cannondale Si BB30a w/FSA rings 52/36-Shimano 105 11-30 11-speed
タイヤ/ホイールサイズ: Vittoria Zaffiro Pro Slick 700 x 25c
CAAD...