デイリーアーカイブ Jan 19, 2025

【ロードバイク】スポーツ自転車の宅配方法まとめ【クロスバイク】

自転車を遠くの場所に移動させるには、公共交通機関を利用して遠くの場所に移動する輪行と宅配がある。宅配の利点は持ち運びをしなくても良いため、疲れないで移動することができる。しかし、自転車を宅配する方法はあまり知られていない。今回、自転車の宅配方法についてまとめてみた。 自転車の宅配方法一覧 梱包の必要が無い家財便 諸事情で自転車の分解ができない、ママチャリなどスポーツ自転車のように車輪が外せない人向けが家財便を使う方法だ。簡単に自転車を送ることができるが、自転車を箱に入れて送る自転車宅配便とは違い、多額の費用がかかるのが欠点だ。 ヤマトホームコンビニエンス らくらく家財宅急便:http://www.008008.jp/transport/kazai/index.html 飛脚ラージサイズ宅配便:http://www.sagawa-exp.co.jp/service/h-largesize/ 自転車宅配便 https://www.youtube.com/watch?v=6TN6TaPNxzc ロードバイクやクロスバイク等のスポーツ自転車は、簡単に車輪を外せる。そこに注目して、自転車を分解し専用の箱に入れて送る方法が登場した。重量は20kgまでの所が多い。スポーツ自転車ユーザーが自転車を宅配する方法として有名な方法だろう。 Cyclo Express:http://cycloexpress.co.jp カンガルー自転車イベント便:http://www.cycle-seino.jp/ 自転車輸送・宅配便サービス(BTB輪行箱ユーザー限定):http://www.j-kowa.co.jp/porter/takuhai.html 飛脚ラージサイズ宅配便 佐川急便が行っている宅配便サービス。3辺合計が160cmを超える荷物(260cm以内)、50kgまでの荷物や複数個口の荷物が対象となるサービスで自転車以外でも使用できる。自転車宅配便で使う輪行箱のサイズに対応している。 飛脚ラージサイズ宅配便:http://www.sagawa-exp.co.jp/service/h-largesize/ サイクリングヤマト便 輪行袋、ハードケース、段ボールを使用できヤマト便相当の値段で運べるのがサイクリングヤマト便。利用するにはCJ+会員の登録が必要だが、輪行袋のみで運べるのが魅力的だ。 サイクリングヤマト便:https://cyclic.ne.jp/lp/index.html 輪行箱一覧 BTB 出典:BTB ダンボール製ながら、海外でも安全運べるのを売りにしている輪行箱だけでなく、ポリプロピレン(PP)ハニカムコアを採用した樹脂製を採用し、1年に何回も遠征する使用回数の多い方や、水に強いためハードケース並の強度を求められる人向けの輪行箱 プレミアム、折りたたみ可能な輪行箱で、折りたたむと1/4まで小さくなり、自転車をなるべく簡単に安く送りたい人向けの折りたたみ輪行箱等をラインナップ。また、BTB輪行箱ユーザー限定の宅配便サービスも行っている。 http://www.j-kowa.co.jp/ BIKE SAND 出典:BIKE SAND 輪行箱の中に自転車を入れるのでなく、自転車を宙吊りにすることで、安全に運べるのが特徴のBIKE SAND。一般的な輪行箱と同サイズのバイクサンド 228と、三辺合計が200cm(74cmx95cmx30cm)以内で、ヤマト便や、飛行機の国際便も機内持ち込み手荷物に対応したバイクサンド 200をラインナップ。 https://www.bike-sand.com/ Cyclo Express 自転車専用の宅配サービスのCycloExpressはダンボール製の輪行箱を販売している。 http://cycloexpress.co.jp/box/ Kabuto 出典:Kabuto 自転車スタンドやラックがメインのKabutoが販売している輪行箱が「バイクパック輪行箱」。自転車の車輪を入れられる中仕切があるのが特徴だ。また、モデルによってはキャスターが装備されたものもある。 http://www.kabuto99.com/ カンガルー自転車便 カンガルー自転車便では、バイクサンドとオリジナルの輪行箱が購入できる。カンガルー自転車便のオリジナル輪行箱は、安価で使えるダンボール製のシンプル輪行箱と、上フタと底フタをプラスチックダンボールで強化したオリジナル輪行箱の2種類がある。オリジナル輪行箱はレンタルサービスも行っている。 http://www.cycle-seino.jp/ premier パネルガードバイクケース   Qbicle バイクポーター https://www.youtube.com/watch?time_continue=16&v=Q8ewTKL-FZI 一般的な輪行箱サイズのスタンダードと、3辺合計が203cmのコンパクトタイプの2種類がラインナップ。素材は防水性に強いプラスチック製ダンボールを採用した。

福島県須賀川市で福島県内初となるシェアサイクルの実証実験を開始

福島県須賀川市のまちづくり会社である「株式会社こぷろ須賀川」と、シェアサイクル運営・運営支援をする「コギコギ株式会社」は、2019年4月26日より、二次交通を補完することによる中心市街地活性化を目的として、福島県内初となるシェアサイクルの実証実験を開始した。 福島県須賀川市は、福島県中通り地域に位置し、人口76,082人(2019年3月現在)、面積279.43K㎡の都市。東日本大震災での甚大な被害からの復旧復興に向けて2013年に須賀川市中心市街地活性化協議会を設立、翌年に認定を受けた須賀川市中心市街地活性化基本計画に基づき、中心市街地の活性化に取り組んでいる。 そうした中、2019年1月、中心市街地の活性化と休日の回遊性向上を目的としたコミュニティ施設「tette」が開業し、開業から3ヶ月で15万人が訪れている。この集客力を周辺に波及させること及び、須賀川駅と中心市街地との公共交通補完を目的として、シェアサイクルを導入することになった。 コギコギは、2011年に設立したシェアサイクル事業およびシェアサイクル事業支援を行う会社。8年間のシェアサイクルの運営および運営支援の経験に基づき、サステナブル(持続可能)なシェアサイクルの普及を目指している。 今回の実証実験は、シェアサイクルのポート設置場所とサービスの利用料金を実証実験期間中に複数回変更することを前提として実施する。これにより、須賀川市におけるシェアサイクルの利用ニーズと運営コストの検証を行い、サステナブルなシェアサイクルの事業モデル構築を目指す。開始当初はシェアサイクルを6ヶ所のポートに20台配置し、利用料金は15分60円を基本とする。 本実証実験は、福島県の「歩いて暮らせるまちづくり強化プロジェクト」に今年度選ばれた須賀川市の事業の一環として行われることにより、福島県、須賀川市、須賀川市商工会議所、こぷろ須賀川の4者によりプロジェクトチームを構成し、須賀川市中心市街地活性化協議会が実施主体、こぷろ須賀川が運営主体、シェアサイクルのシステム提供をコギコギが担う。1年間の実証実験を経て、来年度以降、福島県内の他の都市におけるシェアサイクルの展開も考えているとのこと。 須賀川市シェアサイクルURL:http://cogicogi.jp/smart/port-sukagawa.html

コストパフォーマンス抜群のディスクロードバイク NESTO ALTERNA DISCインプレ

ロードバイクのトレンドの1つと言えばディスクブレーキだろう。自動車やオートバイ、マウンテンバイクのようにブレーキローターで制動し、ハイエンドロードバイクやグラベルロードバイクを中心に普及している。 その一方で、手頃な価格で購入できるエントリーグレードのロードバイクに、ディスクブレーキが搭載されている例は少ない。仮にディスクブレーキが搭載されている場合でも、ほとんどがグラベルロードバイクなのが実情だ。 しかし、そんな状況でも手頃な価格で購入できるディスクロードバイクはある。特に、今回紹介するNESTO ALTERNA DISCは、国内販売中の19万円未満ディスクロードバイクにおいて最軽量(9.0kg)で、シマノ105を搭載し、車体価格が139,000円と、他社では見られない低価格を実現している。 ALTERNA DISCとは、どんなロードバイクか ALTERNA DISCは、NESTOのロードバイク「ALTERNA」のディスクブレーキバージョン。しかし、ALTERNAにディスクブレーキを装着しただけでなく、フレーム、フロントフォーク等の設計を全面的に変えているため、全く別の自転車となっている。 NESTO ALTERNA(税抜き¥89,000) フレームはALTERNAよりもシャープなデザインになっているだけでなく、BBの中心から前輪車軸までを一直線で結んだ線の長さを表すフロントセンターや、BBの中心から後輪車軸までを一直線で結んだ線の長さを表すリアセンターを短くした。レースレプリカ風味ながら安定性を重視したALTERNAとは違い、俊敏性を重視している。 フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。ラフな取扱はできない一方で、軽量なのが特徴だ。 ブレーキはSHIMANO BR-RS305。片押しタイプのワイヤー式ディスクブレーキだ。低価格モデルで使われているTEKTRO Mira(搭載車:Specialized Diverge E5)と比べると制動力に不満はなく、ブレーキをかけた時も価格を考えると軽い力で引くことができる。あとは長期間使用した時のブレーキパッドの片減りだろう。 コンポーネントはシマノ・105。レースユーザーやスポーツライドを行うユーザー向けのグレードだ。クランクなど細かい部分にも105を採用している。フロントのギア(クランク)はSHIMANO FC-R7000 50X34T、リアのギア(スプロケット)はSHIMANO CS-R7000 11S 11-32T。 ホイールはNOVATEC製ハブに流行のワイドリムを装備。ディスクロードで主流の前後12ミリスルーアクスル規格(前12×100mm、後12×142mm)を搭載しているため、ホイールのアップグレードも容易だ。 今回、定例の試乗コースでALTERNA DISCに試乗した感想を一言で表すと、ケチをつける所が無いという事。重いギアを踏んでも良く走り、ブレーキもよく効く。乗り心地に関しては、微振動があるビリビリとした硬さではなく、サスペンションが硬い車のような硬さだ。ディスクブレーキを搭載し、車軸付近の剛性を上げているのと、スルーアクスルの太い中空シャフトで剛性があるため硬い。ただ、グラベルロードのSpecialized Diverge E5(12ミリスルーアクスル、フルカーボンフォーク、タイヤは複数種類仕様)の硬すぎてどうしようもないというわけではない。 15万円以下で購入できる貴重なレースタイプのディスクロードバイク 2019年現在、手頃な価格で買えるディスクロードは種類が少ない。仮にあったとしても、レースレプリカ以外のディスクロードが主流で、グラベルロードが多い。ロードバイクでも、低速での直進安定性を重視したエンデュランスロードのKhodaa-Bloom FARNA700 Discや、アップライトな乗車姿勢のエンデュランスロードバイクのFELT VRぐらいだ。 15万円以下で購入できるレースレプリカタイプのディスクロードと言えば、MERIDA SCULTURA DISC 200ぐらいだろう。こちらはサイズが5種類と多いが、Shimano Soraを採用しているため、コンポーネントのグレードは落ちる。 NESTO ALTERNA DISCは、手頃な価格でスポーツライドを行いたい人に向いている。現在のディスクロードバイクの主流である規格を採用し、ディスクブレーキは制動力も高く、油圧ディスクブレーキにアップグレードも可能だ。もし15万円以下でお薦めのロードバイクを挙げるのなら、ALTERNA DISCはその中の1台に挙げるだろう。